日誌

校長室より

上田原 熊野神社②

いよいよ熊野神社上宮に向け、山を登ります。最初の坂が急で、心が折れかけましたが、その後の傾斜はそこまでありませんでした。しかし、道ではなく、岩場をひたすら上っていく道でした。

 

最初はこのような草むらを分け入るように進む道でした。




途中に水の湧き出る、井戸のようなところがありました。


休憩中です。暑い夏の日でしたので、汗だくになりながら登っていきました。


歩いて行ったのは、沢のようなところで、所々水が流れている場所もありました。

雨が降ると、登った道も水が流れるそうです。



後半は岩の側面の様なところを登っていきました.


そして、はしごを登るといよいよ熊野神社上宮です。


この後、とんでもない光景が待っていました。

熊野神社上宮の様子は、来週お知伝えします。

上田原 熊野神社上宮①

このホームページ上でもお知らせしたように、2021年5月15日(土曜日)宮崎日日新聞に熊野神社上宮についての記事が記載されました。「熊野神社上宮(高千穂田原町) 断崖絶壁に社殿鎮座」

かねてより、この場所に行ってみたかったのですが、早速、田原小学校PTA三役の皆様方がセッティングしていただき、熊野神社上宮に行くことができました。

まずは、熊野神社についての説明です。

88代目嵯峨天皇の時代に熊野から勧請したと伝えられ、1610年、次いで1756年に再建されました。御祭神は伊弉冊命(いざなみのみこと)、事解男命(ことさかおのみこと)、速玉男命(はやたまおのみこと)の熊野三神、そのほかに医薬の神様・少彦名命(すくなひこなのみこと)、食物の神様・保食命(うけもちのみこと)が祀られており、医療や飲食関係の事業を起こす方にご利益があるとされます。

境内には病苦を癒し苦悩を除く、薬師如来堂もあり、今では珍しい同じ敷地内に神社と寺がある場所でもあります。」【高千穂町ホームページより】


上田原地区にある熊野神社




境内には、薬師如来像も建っています。




熊野神社上宮には、PTA会長 副会長2名 副会長のお父様、お子さん2名、高千穂警察署署長様、そして、案内をしていただいた地元の方と私(田原小校長)の9名で登りました。

登る前に記念写真!! 皆さん、このときは余裕でした・・・


上宮への道はなかなか険しいものでした。登山(?)の様子、上宮の様子は、また、次号でお知らせします。新聞の記事のとおり、壮大なものでした。感動しました!!! 

熊野神社上宮

 

収穫された野菜たち

1学期に植えた野菜が大きく育ちました。一部は子ども達に持ち帰らせたものもあったのですが、2学期になって収穫された野菜もありました。

この野菜を給食に使ってもらいました。

自分たちで育てた野菜の味はおいしかったことでしょう。

調理員の方々、毎日おいしい給食をありがとうございます。

 

食べ頃に育ったキュウリ キュウリはたくさん育ちました。



ナスも大きく育っています。



その他にも、ピーマンやオクラなども育ちました。

今回は、その中からキュウリを「きゅうりとわかめの酢の物」に、ピーマンとナスを「厚揚げと豚肉の味噌炒め」に入れてもらいました。

2学期開始!!

2学期が始まりました。

田原小学校の子ども達は全員元気に登校しました。

夏休み中も、大きな事故や怪我もなく元気に過ごしてくれていたことが窺えます。本当にうれしいことです。2学期は、大きな行事がたくさんありますが、目標をもって元気に過ごしてほしいところです。

 

保護者の皆様方、地域の皆様方、また2学期もよろしくお願いいたします!!

 

2学期はじめの8月27日の子ども達の様子です。

6年生は早くも全開モードです!! 詩の学習をしていました。


教頭先生と算数の授業をしています。解き方について真剣に話し合っていました。


ICT、タブレットを使っての算数の授業です。色々な解き方がタブレットに映し出されていました。



夏休みの学習のふり返りをしています。分からないところも丁寧に教えてもらっていますね。



運動会で歌う歌の歌詞を覚えています。もうすぐ運動会ですね。



図画工作科で、トンボの絵を描いていました。もうすぐ秋ですね。

このように、田原小学校は学校が始まり今日で3日目を迎えますが、全員登校が続いています。

2学期も元気にいろんなことに挑戦してほしいですね。

1学期終了

1学期終了

今日で1学期が終了しました。

私が一番うれしかったことは、全員が元気に学校生活を送ってくれたことです。

大きな事故や怪我もなく、全員が小さなゴールを迎えられたことは、本当にうれしいことです。これも、子ども達の学校生活を温かく見守ってくれた、保護者の皆様方、地域の皆様方のおかげだと思っています。本当に感謝です!!

1学期間、ありがとうございました。

 

これから、長い夏休みを迎えますが、夏休みならではの体験ができればと思っています。

また、2学期、元気な子ども達の姿を待っています!!

 

1学期の締めくくり 担任の先生から通知表をいただいています。









人形広場

河内郷大橋の高森側の方に地元の人たちが「人形広場」と呼んでいる広場があります。ここには、高千穂に来られる方々を歓迎するかのような、大きな人形が飾られています。一つは、天鈿女命(あめのうずめのみこと)そして、もう一つは手力男神(たぢからおのかみ)です。

 どちらも、天岩戸(あまのいわと)神話のなかに出てくる神様です。

須佐之男命(すさのおのみこと)の乱暴を恐れた天照大神(あまてらすおおみかみ)は、天岩戸にこもってしまったそうです。困った神々は、天岩戸から出てもらうために神事を行い、その中で天鈿女命(あめのうずめのみこと)が踊り出したところ、神々が爆笑しました。天照大神が外の様子を不思議に思い、天岩戸を細めに開いたとき、手力男神が手をとって引き出したという神話です。(『古事記』より)

手力男神は、このため筋力の神と称えられ、スポーツの神とされることもあるそうです。

 

手力男神(たぢからおのかみ)の人形↓



天鈿女命(あめのうずめのみこと)の人形↓ どちらも田原の子ども達を温かく見守ってくれています。


田原周辺の観光地など紹介したマップもあります。高千穂に来た際には是非お寄りください。

田原村役場リニューアル

以前お伝えした、旧田原村役場跡の玄関部分が新しくなりました。建物自体は昭和2年に建てられており、文化庁の登録有形文化財に指定されている、歴史を感じさせる建物です。

以前よりもきれいに、そして存在感のある建物となっています。

このような、歴史を感じさせる建造物は大切にしていきたいものです。




以前の役場跡の玄関の様子はこちら↓

田原小農園

田原小学校では、たくさんの花々が美しく咲いています。

花々だけではなく、野菜なども植えています。

まず、学校近くの地域の方の田んぼをお借りして、稲を植えています。

それぞれの学年でも野菜を植えています。大地の恵みをいただけるのが楽しみです。

 

全校で田植えをしました。稲が順調に育っています。



キュウリやナス、オクラなども植えています.


このキャベツはモンシロチョウの観察用に育てています。

五ヶ所小学校

前回、紹介した五ヶ所高原から1kmほど大分方面に行ったところに、旧五ヶ所小学校があります。

五ヶ所小学校は、明治8年に開校した歴史のある学校でした。標高も780mあり、(田原小学校は475m)田原小よりさらに300m高いところにあります。児童数減少に伴い、残念ながら平成22年に閉校となりました。今も校舎、運動場は残っており、かつては子ども達の歓声で包まれていた様子が目に浮かびます。






五ヶ所小学校からさらに奥に入ったところに、祖母山の登り口もあり、この地では毎年5月に山開きの神事やイベントも行われているそうです。

   ちなみに、ここも田原小学校校区になります。

五ヶ所高原 三秀台②

前回、紹介した五ヶ所高原 三秀台には、ウォルター・ウエストンという方を讃えた碑が建っています。ウォルター・ウエストン氏はイギリス人宣教師であり日本に三度長期滞在し、日本各地の山を登った登山家でもあり、日本アルプスの名付け親でもあるということです。高千穂町にも滞在し、祖母山にも登山し世界に紹介したと言うことで、記念碑が建てられたようです。

五ヶ所高原ではウエストン祭が毎年行われています。ちなみに、このウエストン祭は長野県上高地や新潟県糸魚川市など、全国各地で行われているようです。




 

 

 

また、平和記念碑も建てられており、昭和20年B―29が祖母山付近の親父山に墜落炎上し乗組員12名が亡くなったと言うことです。また、日本兵が操縦する戦闘機、隼もこの高原近くの河内の山中に墜落したと言うことです。日米両国の若い命が戦争によって失われたことを改めて思い、恒久の平和と両国の友好を願いこの碑が建てられたそうです。

 

 

このように自然に囲まれた、心安らぐ場所です。

この景観のある場所も田原小学校の校区になります。