日誌

2023年9月の記事一覧

表彰式がありました

9月28日(木)、7時間目に開かれた清泉会集会の後に夏休みから9月にかけての表彰・紹介が行われました。全校生徒の前での表彰・紹介は、みんなとても嬉しいものです。おめでとうございます。

  〇 第77回都北地区中学校英語暗唱・弁論大会

      暗唱の部 1位     柳田桜子さん(2年)

      弁論の部 2位     中原唯正さん(2年)

  〇 第11回科学の甲子園ジュニア宮崎県予選会(二次予選)

      第1位 Go Home Club  奥村知史さん 新増淳さん 増田陽さん(2年)

      敢闘賞 ビギナーズラック  上村陽希さん 恒松光太郎さん 福田遼さん(2年)

      敢闘賞 ラジエル      石橋彩花さん 江口颯馬さん 奥津至禮さん(2年)

  〇 令和5年度都北西中学1年生大会バスケットボール男子

      優勝(「イ」パート) 中郷・泉ヶ丘合同チーム

                   井手湊人さん 大渡健慈さん(1年)

 

 

 

 

                            

清泉会集会~不易と流行

9月28日(木)7時間目清泉会集会が行われました。9月末から10月はじめにかけて行われるこの集会は前期と後期の清泉会活動の境目となります。つまり、この集会をもって前期の活動が終わり、後期の活動へと引き継がれていくことになります。そこで、集会のはじめに、中心となって働いた第7期執行部の退任挨拶、次を担ってくれる第8期執行部の就任挨拶が行われました。清泉会会長の小河夕莉さんを中心に、しっかりとまとまって附属中全体を率いてくれた第7期執行部の皆さんありがとうございました。そして新執行部となる第8期の執行部の皆さん、会長の中田希來さんを中心に、これからよろしくお願いします。退任就任挨拶後に、9月21日(木)に行われた中央清泉会で各委員会から出された次旬間の目標と具体策が発表されました。第8期清泉会の目標は「学年を超えてつながり、楽しい学校をつくろう」。目標達成を目指し、各清泉会、そして附属中全体で頑張っていきましょう。また、この目標のことはじめとして、同じ趣味をもつ者同士が学年を越えて集まり、活動をするレクレーションも行われました。

日々時は流れ、ものごとは変わっていくものです。しかし、「変わらないこと」「変わらず続けていくこと」は引き継いで、よりよくしようと「変化させていくこと」は向上していくために大切なことです。不易と流行-本質的なものを忘れず、新しい変化を取り入れていくーこれからも附属中は変わらず、前進していきます。

 

 

 

自然科学探究~2年生、海に生きる動物たちから「進化」と「環境」を考える

9月27日(水)6・7時間目の総合的な学習の時間、2年生自然科学探究の出前授業が行われました。今回のテーマは「海に生きる動物たちから『進化』と『環境』を考える」。講師を務めてくださったのは宮崎大学教育学部西田伸先生です。西田先生は多くの標本や貴重な資料をお持ちくださり、授業前には理科室の机の上は展示場のように動物の骨や牙などが並べられています。目の前の「具体物」に、2年生たちからは授業に対する興味関心が一気に高まっていました。授業では、私たちの暮らす宮崎の海岸に打ち上げられた動物たちの話や、実際に骨を見ながら動物がいかに進化しているのか、という話が繰り広げられ、生徒たちは集中して、また、とても楽しそうに授業に臨んでいました。先生は、貴重な骨なども実際に触らせてくださり、間近に見ることができる資料に興味津々。こうしてお話を聞き、手にとって感じた「進化」や「環境」は、生徒たちに強い印象を与え、それらについて深く考えるきっかけとなりました。最後に生徒を代表して平山笑里さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、講師を務めてくださいました西田先生、派遣くださいました宮崎大学に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 

キャリア探究~1年生福祉教育体験活動③「聴覚障がい者のコミュニケーション」

9月27日(水)6・7時間目に行われた1年生の福祉の学習の3回目は、「聴覚障がい者のコミュニケーション」の授業でした。講師を務めてくださったのは、NPO法人手話ランゲージ所属の大橋正敏様原田香津子様です。授業前に内田陽菜さんがお二人を教室まで案内しました。授業の最初に聴覚障がい者と意思疎通を図る方法を考えてみました。手話、口話、ジェスチャー、筆談、指文字などさまざまな意見が出ました。今回は、その中でも手話や口話、ジェスチャーを中心に学習していきました。手話での挨拶や名前、その他日常使う言葉の表し方。口話での列ごとの伝言ゲームは、どの列もきちんと伝えられず、口話の難しさを体感しました。ジェスチャーでの場面演技では、多くの生徒が挙手して希望しました。代表が前に出て原田様に実際にジェスチャーで伝えようと頑張りました。最近のニュースで流される記者会見などでは、必ず手話通訳の方の映像も映されるようになっています。社会に根付きつつあるさまざまなコミュニケーションについて、理解を深め使えるようになると、さらに自分自身の視野や世界を広めることに繫がります。今回の学習がその一つのきっかけになったのではないでしょうか。授業の終盤では幾つかの質疑応答の後、最後に生徒を代表して安藤結貴さんがお礼の言葉を手話を交えて述べました。お忙しい中、授業をしていただいた大橋様、原田様、ご協力いただいた都城市社会福祉協議会の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 

学級旗が教室に飾られました

都泉祭体育の部で活躍した附属中学校1年から3年までのそれぞれの学級旗が、教室の後方の出入り口の上に飾られました。この学級旗は、文化清泉会の発案で製作されました。ご存じのように、附属中学校はひと学年ひとクラスしかありませんので、体育の部は各クラスが赤・白・青の三つの団に分かれることになります。そこで、赤・白・青の三つに分かれる学級旗を作り、各団にいるときは1年~3年の、例えば赤団の旗を集めて貼り合わせて一枚の旗にできるよう工夫されています。デザインもそれぞれの学級で個性豊かに仕上がりました。教室を尋ねる機会があれば、ぜひご覧ください。

 

  【1年A組の学級旗】           【2年A組の学級旗】

 

  【3年A組の学級旗】

 

附属中の先輩から学ぶ

9月25日(月)3AのC-timeの時間に現高校2年生の北村優羽(きたむらゆう)さんからAIG高校生外交官渡米プログラムに参加した経験の発表会を行ってもらいました。日米の高校生が様々な交流を通して異文化を学び、将来の国際的リーダーを目指していくプログラムです。北村さんはこのプログラムに挑戦し、全国から選ばれたメンバーとともに10日間のアメリカ滞在をしてきました。そこで出会った仲間とは今もつながっていること、英語を自分の言葉で伝えていくことなどたくさんのことを学んだようです。また、この経験を通して、今でも様々なプログラムを自分で見つけてきてチャレンジしていることも話してくれました。身近な先輩の言葉だけに生徒たちの心にたくさんの刺激があったようです。今週金曜日には2AのCタイムでも発表会を行います。

~3A生徒の感想~「北村先輩の話を聞いて、初めてこのプロジェクトを知ったし、初めてこういうのにチャレンジしてみたいなと思った。ただ、まだ私の英語力では困ることがありそうなので、これから勉強を頑張りたい。」

 

日常の風景~9月終わりの朝

日中はまだ30度を超える真夏日で蒸し暑さもあるのですが、朝夕は少し涼しさも感じられるようになりました。9月終わりの泉ヶ丘の秋の朝。体育館と校舎の間から覗く空は、朝日を浴びてほんのりとあかね色です。少しひんやりとした朝の空気の中、ほんのひとときだけ顔を出す彼岸花が、通路脇の花壇の端のあちらこちらに顔を出していました。爽やかな秋がやってきます。泉ヶ丘生、融通無碍(ゆうずうむげ)に、失敗を恐れず挑戦していきましょう。

 

中央清泉会がありました

9月になり、各学級では10月からの新しい学級組織編成がそれぞれ進められました。清泉会活動の次の旬間は、新しい清泉会執行部の組織で運営していくことになります。9月21日(水)7時間目に、これまでの執行部と新しい執行部のメンバーが一堂に会し、中央清泉会が開かれました。なかなか時間が生み出せないため、現在の旬間の振り返りWeb上で行い、今回の中央清泉会は、現在のメンバーの退任挨拶と新執行部の紹介及び引継、そしてこれからの旬間の具体的対策をについて話し合うことが中心となりました。現在の執行部(第7期)のみなさんは半年間でさまざまな日々の活動や行事等に中学生全員がどう取り組んでいけばよいか三つの学年が意見を出し合って進めていけるよう、積極的に舵取りの役割を果たしてくれました。特に、7月に行われた「いのちの授業」は忙しい中にも充実した、全校生徒の心に残る内容の取組でした。ありがとうございました。第8期の執行部は、現2年生が3年生に相談しながら執行部の中心を担っていくことになります。伝統を受け継ぎつつ、新たな気持ちで臨んでほしいと思います。今回の中央清泉会を受け、9月28日(木)には清泉会集会が開かれます。

 

 

第77回都北地区中学校英語暗唱・弁論大会

9月20日(水高城生涯学習センターで第77回都北地区中学校英語暗唱・弁論大会が行われました。附属中からは暗唱部に2Aの柳田桜子さんが参加し、「The Little Prince」を感情豊かな表現力で発表しました。弁論の部では2Aの中原唯正さんが参加し、「The Power of Nakama」の題で、バスケットボール部のメンバーに助けられ事を堂々と発表しました。2人とも、以下の通り入賞し、10月16日に行われる令和5年度宮崎県中学校英語暗唱弁論大会に参加します。

暗唱の部 1位 柳田桜子さん   弁論の部 2位 中原唯正さん

 

立会演説会が行われました

9月20日(水)7時間目高校生徒会の「立会演説会」が行われました。今回は、生徒会長への立候補が二人あり、その二人が演説を行いました。公約を立て、自分の思いを全校生徒の前で堂々と述べ、投票を呼びかける。附属中出身の先輩の姿もあり、大変嬉しく思いました。また、生徒会総務を務めるメンバーの自己紹介も、それぞれ個性のある話しぶりでした。附属中3年生からは、前期に引き続き、冨吉創太さんがメンバーに入っていて、「高校と中学をつなげていきたい」と挨拶をしました。頼もしい限りです。附属中の生徒たちは、学校のことを思い、自分たちの手で改善していこうという意欲に溢れた先輩方の姿を目にすることができました。一年後の、そして数年後の自分たちのあるべき姿を考えてほしいと思います。投票はWeb投票となり、9月21日(木)16:45が締め切りです。自由投票ですが、中学生も自分のもつ一票を大切に投票してほしいと思います。

 

 

 

自然科学探究~2年生、火山について学ぶ

9月20日(水)5・6時間目に、2年生は総合的な学習の時間の自然科学探究で出前授業を受けました。今回のテーマは「火山について」です。講師としておいでくださったのは、宮崎大学教育学部・山北聡先生です。日本は火山がとても多く、それにより恵みを受けることもあるのですが、被害を受けることも往々にしてあります。授業では、最初に地図に火山の位置をかき込み、どれだけ多くの火山があるのか認識することから始まりました。日本や世界の火山の種類や、カルデラ、火砕流……。耳にするけれど詳しくは知らない言葉が次々と出てきます。意識して話を聞くと、日本という土地についてよく知ることができます。「死都日本」という本の紹介もあり、自分たちの暮らす日本の火山のことや地質のことに興味・関心をもつことができました。最後に生徒を代表して増田陽さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、授業をしてくださった山北先生、派遣くださいました宮崎大学に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

キャリア探究~1年生福祉教育体験活動②「高齢者擬似体験」

9月20日(水)5・6時間目1年生「福祉体験教育活動」の2回目となる「高齢者擬似体験」に臨みました。今回講師としておいでいただいたのは、都城医療センター附属看護学校の5名の先生方です。前回の福祉講話で、「だんのらしをあわせに」という言葉を学びましたが、今回の体験では、まさに高齢者の日常生活を擬似体験できる貴重な機会となりました。「高齢者の特徴を知る。」「高齢者との生活をイメージできる」という目標の下、四つのグループに分かれて、順番に体に装具をつけ、手袋をつけ、重りをつけ、ゴーグルをかけ、さまざまな日常の活動を行っていきます。「見えない。」「上手く動かせない。」「歩けない。」「起き上がれない。」など、あちらこちらから声が聞こえます。高齢者の特徴を身をもって理解できたのではないでしょうか。また、相手に思いやりの心をもちさりげない気遣いをしていくことがとても大切であることも学ぶことができました。高齢者との関わりで配慮したいこととして、①落ち着いた穏やかな雰囲気づくり ②相手のペースに合わせる ③言葉や文章を選ぶ ④相手の自尊心を傷つけない といったことを教えていただきました。これからの福祉教育体験活動や日常の生活で活かしていけることばかりでした。また、生徒たちは準備や片付けをみんなで協力して積極的に行っていました。最後に生徒を代表して川﨑隆生さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、多くの準備をしていただき講師を務めていただいた都城医療センター附属看護学校の先生方、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

支援訪問授業が始まっています

9月から、本校では県教育委員会の先生方が授業を見に来られ、授業づくりについて話し合って更によりよくしようという、「支援訪問授業」が始まっています。9月13日(水)3年生国語の授業、そして9月20日(水)には1年生数学の授業が行われました。1年生「一次不等式」の授業では、「クラス代表を選挙で選ぶとき」という身近な場面を設定し、一次不等式を活用して解決に導くことができることを個人やグループで主体的・積極的に考えたり話し合ったりしながら学んでいました。今後、10月~12月にかけて、他の教科の支援訪問授業が行われます。先生方も一生懸命勉強しています。

 

キャリア探究~キャリアチャレンジデイ2023 On-line Meets

9月15日(金)5・6時間目2年生では「キャリアチャレンジデイ2023 On-line Meets」の授業が行われました。これに向けて、8月下旬から計画的に事前学習を行ってきて迎えた当日。昨年度・一昨年度もこの授業に参加させていただいたのですが、今年度がこれまでと異なっているのは、7月に職場体験学習を経験した上でのOn-line Meetsであるという点です。職場体験では地元の企業・職場での学習で、地域に密着した様々な経験をさせていただきました。今回は、地元では経験できない大企業の講師の方から講話をいただいて、こちらからも質問できるというすばらしい機会となりました。野村ホールディングス株式会社のお話では、お金を循環させることで人々の生活を豊かで実りあるものにしたいという思いのもと、仕事に邁進されていることがよく分かりました。阪急阪神ホールディングス株式会社のお話では、お客様に安心や夢・感動をお届けするという理念が多角的経営のなかに息づいているということがお話の随所から窺えました。住友ファーマ株式会社のお話では、人々の健康で豊かな生活のため世界に医療用医薬品を届ける、ということに誇りをもって挑戦されていることが伝わってきました。大手化学会社のお話では、石油をもとに作られる多岐にわたる製品を世界に届け貢献しているというお話に感銘を受けました。生徒たちは、どの会場でも堂々と質問し、受け答えをしていました。中には追加で質問をする生徒もいて、積極的な姿勢にはすばらしいものがありました。また、奈良県と栃木県の中学校も同時に参加していて、全国を結んでこうして授業ができ、まさに「今、ここ」だからこそできる貴重な経験となりました。

こうした授業を経験できるのも、コーディネイトしていただいた株式会社キャリアリンクの方々企業の講師の方々、教室を使わせていただいた本校定時制等、多くの協力があってのことです。本当にありがとうございました。生徒たちはこの日の経験を活かし、事後授業、そして、10月に実施予定の企業講話につなげ、更に学習を深めていくことと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

学力推移調査が行われました

9月12日(火)~14日(木)に本年度の学力推移調査2年生・3年生のふた学年で行われました。これは、全国の中高一貫校で希望する学校が参加する学力調査の一つで、国語・数学・英語の3教科で行われます。本校では自分自身の学力状況を把握し、学習に活かしていくために継続的に参加しています。やや難易度が高いとあって、生徒たちは45分のテスト時間をめいっぱい使って、一生懸命取り組んでいました。今後、1月に1年生~3年生の3学年で調査を受ける予定です。なお、1月の3年生の調査は、1教科60分での実施となります。

キャリア探究~キャリアチャレンジデイに向けて④

2年生が都泉祭準備期間から並行して続けてきた「キャリアチャレンジデイ2023 On-lineMeets」の準備も、いよいよ最終段階です。9月13日(水)・14日(木)と2日続けて質問事項のまとめと、事前確認を行いました。生徒たちは講師として参加くださる四つの企業の授業(阪急阪神ホールディングス・野村ホールディングス・住友ファーマ・大手化学関係)に4班に分かれて参加し、5時間目に一つの企業、6時間目にもう一つの企業のお話を聞くことになります。ですから、ひと教室に10名程度で二つの企業のお話を聞けるという贅沢な授業となります。さらに奈良県と栃木県の中学校からも参加しますので、オンラインで全国が繫がる大規模な授業です。最終確認では、質問事項や質問の仕方、位置取りなど、細かく確認をしていました。9月15日(金)5・6時間目に行われる授業が楽しみです。

  

キャリア探究~1年生福祉教育体験活動①「福祉講話・車椅子体験」

9月13日(水)6・7時間目、1年生ではこの日から「福祉教育体験活動」がスタートしました。本校では、1年生と3年生で福祉学習に取り組みます。特に、1年生ではこの日を皮切りに8回に渡って福祉について学んでいきます。13日は、「福祉講話・車椅子体験」で、都城市社会福祉協議会川﨑様・橋本様ウエルライフ日高様・南崎様に講師としておいでいただき、20名ずつのふたつのグループに分かれて、学習しました。「福祉講話」では、「『ふくし』ってなんだろう」という基本的な考え方から入り、福祉にはいろいろな分野があること、身のまわりにはいろいろな人がいること、すべての人が毎日安心して幸せな気持ちで過ごせるようにすること、といったことを順序立てて分かりやすく学んでいきました。特に高齢になると起こる変化については、体だけではなく心の面も配慮していく必要があることは、これからの福祉の学習に役立つ学びとなりました。「車椅子体験」では、車椅子の使い方や使う際に注意することの説明を受けた後、二人組になって双方が乗り手と押し手となり、車椅子の準備、乗り降り、段差や坂の上り方下り方などを実体験しました。校内でルートを決めて体験していきましたが、想像していたより大変だった、段差に苦労したといった声が聞かれました。ちょうど、この日の道徳の時間にも「福祉」をテーマとした学習をしていた1年生たちは、お話や体験を通して、より福祉学習への意識が高まったことと思います。

この日、講師の案内を黒木菫さん・長倉史拓さんが、授業終わりのお礼の言葉を池田愛佳さん・平峯楓士さんが行いました。講師を務めてくださった皆様に、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

キャリア探究~キャリアチャレンジデイに向けて③

2年生は来たる「キャリアチャレンジデイ On-line Meets」(9月15日実施予定)に向けて、9月8日(金)6時間目3回目の事前学習に取り組みました。前回までの学びを踏まえ、「企業の方への質問を考えよう」というのが今回の学習の中心となりました。授業をしてくださる四つの企業について調べを深め、質問内容をまず個人で考え、その後班で話し合いました。多くの質問はできませんので、「どのような質問であれば深くお話を伺えるか」ということを念頭に置いて考えていきます。当日は、奈良県と栃木県の中学校もオンラインで参加しますので、質問が重ならないように工夫する必要もあります。あと一週間でOn-line Meets本番です。しっかりと取り組んでいきましょう。

      

 

 

都泉祭2023~「泉ヶ謳歌(いずみがおか)」~3日目・体育の部

朝から見上げる空。雲は多いですが、青空が覗いていました。9月6日(水)、2日遅れにはなりましたが、「都泉祭・体育の部」が晴れやかに市営陸上競技場で実施されました。開会式の選手宣誓では、赤白青三つの団の団長が団旗を背に、最高の体育の部にしよう、と決意の言葉を述べました。競技の最初を飾るのは、中学生によるアトラクションです。3年生ダンス委員を中心に、一生懸命練習に取り組んできました。「おとわっか」「VERY NICE」「アイドル」の曲に合わせて中学生全員の力を合わせて競技のスタートを華やかに盛り上げました。続いての中学生の登場は、中学生全員によるリレーです。各団2チーム、学年を取り払って作戦を立ててバトンを繋いでいきます。一人50メートルを激走する中学生たち。高校生の先輩方の応援を受け、頑張りました。見事、赤団が1位でゴールしました。午前中三つ目の出場は、中学生団技「台風の目」です。横に渡した棒を4人で運び、途中のコーンを回って持ち帰り、待機している生徒たちの下をくぐらせてバトンタッチ。途中バランスを崩してやりなおしをしたり、待機生徒のジャンプのタイミングが合わなかったりと、いろんな出来事が起こりますが、みんなで力を合わせて乗り越え、三つの団とも無事ゴールできました。最後に逆転して青団が勝利を得ました。高校生の先輩方の応援が力になりました。そして、お昼。数年ぶりに保護者にも来ていただいての都泉祭ですので、陸上球技場の周辺では家族でお弁当を囲んでくつろぐ姿も多く見られました。午後の最初は、長く練習を重ねてきた各団によるアトラクションが行われました。中高生全員が出場しますので、見応え十分。白・赤・青の順番に実施されました。各団、曲に合わせて隊形を変えながらフィールドを上手く使って多人数ならではの演技を披露します。どの団も、すばらしい出来上がりでした。会場中から大きな拍手が贈られました。中学生最後の出場は団対抗リレーです。赤団・隅夏波さん大渡健慈さん青山桜咲さん新増淳さん井阪菜々子さん重留啓秀さん、白団・後藤稟子さん弓削海翔さん柳田桜子さん山崎真侍さん山元紗羽さん冨吉創太さん、青団・萬壽瑛那さん重留悠吾さん佐澤和奏さん中原唯正さん小河夕莉さん山口大輝さんが代表として出場。団対抗リレーは、中学生がスタートですのでいっそう力が入ります。中高全員が見守る中、大きな声援を受け、力走しました。閉会式。優勝、応援の部優勝、共に赤団と結果は決まりましたが、いちばんすばらしいことは、この日までの過程を含めて全員が頑張り抜いたことではないでしょうか。夏休み明け、そして毎日の猛暑、熱中症・感染症対策……。困難はあっても、工夫と知恵と努力で、みんなで頑張りました。都泉祭3日間は無事終了しました。全員に大きな拍手を送りたいと思います。そして、都泉祭開けの日々も、この期間で得た己が成長を、ぜひ活かしてほしいと思います。この3日間、ご観覧くださいました保護者の皆様、ご家庭で応援くださいました保護者の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

  

  

 

日常の風景~中休みの1日

落ち着かない台風のため日々天気予報は変わり、周囲の状況を鑑みて順延になった都泉祭体育の部。そのため、都泉祭の間に1日の中休みの日が生まれました。9月5日(火)は、午前中3時間の授業、そして午後は主に団活動の練習が行われました。午前中は2時間目は中学校合同体育で、アトラクションの総仕上げ等を行いました。3時間目は、当初都泉祭後に予定していた学級活動での後期役員に向けての話し合いの時間がもたれました。本校は、学級役員・係活動は前後期制で、10月からは後期役員の活動期間となります。また、清泉会執行部も、3年生から2年生へと中心を移し、3年生のサポートの下、2年生が主に活動を推進していくことになります。いろいろな意味で、変化と成長の時期、ということです。

     

 

午後の団活動の練習は、団ごとの練習の総仕上げでした。雨で十分な練習ができなかった日もあったので、各団にとってありがたい時間だったのではないでしょうか。

明日、9月6日(水)は、都泉祭の最後を飾る体育の部です。もてる力を精一杯出しましょう!

都泉祭2023~「泉ヶ謳歌(いずみがおか)」~2日目

校内では早朝からキッチンカーの準備に業者の方が来られている2日目の朝。9月3日(日)、都泉祭2日目は学校で行われる文化の部。都泉祭実行委員会の新しい試みとして今年は地元の食材を用いたキッチンカーの導入が行われました。地産地消への関心を高め、総合的な探究の時間「郷土探究」の学習に活用したいという考えからの導入です。

2日目は、校内の各所で、学年・学級単位、文化系を中心とした部活動、生徒会の委員会活動等の展示・発表が行われました。まず最初に校内の部の開会式が放送で行われ、1年生・待木玲香さん2年生・日野あかりさん3年生・坂元希成さん岡元英理奈さんが、それぞれの展示発表の紹介をしました。開会式が済むと、すぐ展示発表の活動に移りました。1年生「自然科学探究発表」を1A教室と中学校図書室で実施。2年生「職場体験学習発表」を2A教室で実施。3年生「修学旅行発表」をセミナーⅡA教室で実施。1年生は個人発表の形式で、発表者は白衣を着て、1学期からテーマを決め、夏休みに主に実験などをして仕上げた自然科学分野の研究発表を一人3分で発表しました。入学後に取り組み始めたばかりの自然科学探究ですが、夏休みを中心に生徒たちが真摯に取り組んできたことがよく伝わってきました。2年生は2Aの教室に、今年度久しぶりに行われた職場体験学習(原則一職場ひとり)について作った新聞が掲示されていました。さらに、グループ毎に職場体験学習の内容を個人が一人2分で発表し、質疑応答を受ける活動も実施。発表も展示も同時に取り組む幅の広さが感じられました。3年生は展示の形式で行いました。昨年度まで感染症で延期・中止・変更された修学旅行だったため、「行く予定の東京」という架空の旅行の紹介となっていましたが、今年度からは久しぶりに「実際に体験してきた東京」を紹介できるので、体験に基づいた充実した内容となりました。シンデレラ城や雷門の模型、動画、出店で売られている物の模型、ミュージカルのポスター、点描アートなど、多岐にわたる創作物が所狭しと展示・紹介され、修学旅行での満足度が肌で感じられました。午前中、9時頃から書道部による書道パフォーマンスが中庭で行われました。中学生の書道部も参加しました。1年生・井上結月さん瓦田佳子さん2年生・石橋彩花さんの3名が、高校生に混じって袴姿で大きな用紙に素敵な文字を描き、すばらしい書道アートができあがりました。10時過ぎには体育館で図書委員会主催のビブリオバトルが行われ、1年生待木玲香さんが出場しました。積極的な話術で本を紹介し、みんなの関心をぐっと引きつけ、優勝を勝ち取りました。おめでとうございます。また、12時過ぎから2年生・瀬口佳蓮さん日野あかりさんIzumi Artist stage(学校の部)で、二人で合わせて3曲の歌を披露しました。きれいな歌声で堂々と歌い上げました。学校全体を見て回ると、高校1年生作の階段アートは、クラス毎に個性が光り、学校全体が明るく感じられて楽しい雰囲気を醸し出してくれました。高校2年生は学級毎に教室をイベント会場として、動画あり、ビックリハウスありと、工夫を凝らした展示を行っていて、中学生も楽しんでいました。各部活動も、合同展示やイベントを行っていて、義友会館には中学生の美術部・書道部の作品が展示されていました。美術部の合同作品は、平和への願いが込められた美しい作品でした。いろんな場所に楽しみが詰まった2日目。昼のキッチンカー前で暑い中並んだことも、校内の各所で食べたお昼も、よい思い出になったのではないでしょうか。最後の高校の教頭先生の講評にもあったように、すばらしい文化の部2日間でした。その陰には、高校の先輩方の力がいたるところにあったということを、胸に刻みましょう。附属中から高校理数科に進学した先輩たちも、いろいろな場所で大活躍していたことも嬉しいことでした。そして、将来、皆さんも先輩方のように泉ヶ丘をもり立てていけるよう、積極的に何でも取り組んでほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

都泉祭2023~「泉ヶ謳歌(いずみがおか)」~1日目

夏休みが明けたのがずいぶん前のような気持ちになります。9月2日(土)から、本年度の「都泉祭」が開幕しました。今年度の3日間は、9月2日(土)MJホールで文化の部1日目、9月3日(日)学校で文化の部2日目、9月6日(水)市営陸上競技場で体育の部という予定になっています。特に、天候状況により、3日目が当初の予定から変えざるを得なくなり、各所不都合・御迷惑をおかけしたかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。

さて、9月2日(土)文化の部1日目。開会式では校長先生が扮装されて力強く「みんなの力で都泉祭を盛り上げよう」と宣言されました。意表を突かれた生徒たちは拍手喝采です。最初にダンス部の華やかな演技に圧倒されました。途中、先生方のダンスもあり、中学校職員も頑張っていました。Izumi movieでは部活動を中心とした紹介が上映され、中学校の部活動も紹介されました。中学生が最初に登場したのは、2年生中原唯正さん英語弁論「The Power of Nakama」の披露でした。自分の体験を基に表情豊かに弁論を披露しました。演劇部の演目にはエキストラとして、3年生・甲斐綾華さん1年生・上杉紗南さん小山田安里さん後藤稟子さん萬壽瑛那さんが出場。演劇を盛り上げていました。クラスCMの上映も、楽しめました。1年生から3年生までよいCMができあがっていました。Izumi Artist stage(午前の部)エイサー1年生松山結愛さんが出場しました。高校生の先輩方と共に、伝統芸能を引き継いでいることを嬉しく思います。昼食は、神柱神宮周辺でそれぞれ自由に食事を採りました。もちろん、午後の部はじめのほうに全員の出番がありますので、どの学年も集まって練習に余念がありません。午後の部が開幕、程なくしていよいよ「中学生合唱」です。まず1年生。曲は「この星に生まれて」指揮者・原田竣乃介さん伴奏者・瓦田佳子さん。1年生らしい伸びやかで透き通ったハーモニーが会場に広がりました。次に2年生。曲は「走る川」指揮者・佐澤和奏さん伴奏者・平山笑里さん。2年生になると、男女ともぐっと大人の声に近づいてきます。高校生が歌うことが多い曲なのですが、美しいバランスのとれたハーモニーで聴かせてくれました。3年生はひと味もふた味も違う合唱を響かせました。曲は古来から伝わる早口言葉からできている「トラと信長」という無伴奏の曲です。指揮者西畑宗一郎さん。出だしの音をピアノで示しただけで、指揮のもと、しゃべるだけでも難しい歌詞の連なりを歌として紡いでいきます。会場が息をのむように聴き、終わった瞬間はふっと会場の息が止まったような感覚があり、万雷の拍手を浴びました。今年も、中学生合唱ここにあり、という姿を見せられたかと思います。Izumi Artist stage(午後の部)には2年生石窪大和さんピアノ独奏を披露しました。曲は「Summer」。やわらかなピアノの調べと共に爽やかな夏の涼風が会場を吹き抜けました。中学生の最後の出場は、吹奏楽部のメンバーです。吹奏楽の演奏で、3年生・兒玉結音さん重信凜歩さん松山柚乃花さん2年生・平山笑里さん、福留叶望さんの5人の吹奏楽部員が高校生と一緒に、それぞれの楽器で見事な演奏をつくりあげていました。会場は大変盛り上がり、一つになって音楽を楽しみました。

今年度、保護者の参加もあり、久しぶりに通常の形で実施された文化の部。高校の先輩方のすばらしい演技・発表・運営を目の当たりにして、中学生は学ぶことが満載だったと思います。最後、合唱コンクールの表彰であがった歓喜の声、悔しさの声。頑張ったからこそあがる声です。これからの目指すべき姿が、そこに在るように感じた1日目でした。なお、指揮者賞のひとりに3年西畑宗一郎さんが選ばれました。すばらしい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

都泉祭に向けて~文化の部リハーサル及び準備

9月になりました。泉ヶ丘の9月は都泉祭と共にスタートといった感があります。台風の様子を心配しながら、熱中症・感染症にも十分気をつけながらのここまでの準備の日々。あっという間でした。いよいよ明日から都泉祭が始まります。9月1日(金)は、主に文化の部のリハーサルと準備に一日費やしました。1年生から3年生まで朝から各学年の発表の準備に一生懸命取り組みました。学年によっては発表リハーサルをして最後の仕上げに余念がありません。午後には、各発表会場や展示会場をきれいに作り上げ、効果的に楽しみながら発表を見てもらえるよう工夫を凝らしていました。9月3日(日)学校の部での発表場所は、1年生「自然科学探究発表」で1A教室・中学校図書室の二箇所。2年生は「職場体験学習発表」で2A教室。3年生「修学旅行発表」でセミナーⅡA教室であります。また、午前中の10時20分からはMJホールで9月2日(土)のMJの部の合唱リハーサルが行われ、ホールでの座席や出入り、合唱、退場などをそれぞれ練習しました。高校各学級の合唱担当の先輩方が座席で見守る中でしたが、堂々とリハーサルを行っていました。また、部活動関係や係活動で動く人、個人出場がある人たちも、それぞれの時間に個別に打合せやリハーサルがありました。さあ、準備は万端整いました。当日、ぜひ楽しみにしてください。