日誌

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ここは3年生の教室です

 校内を回っていると、3年生の教室から楽しそうな声が聞こえてくるではありませんか。しかも、英語。教室をのぞいてみると、子どもたちがALTのロバート先生と英語の学習をしていました。教科書を見て、びっくり。今日の学習は、「What do you like?」、つまり、あなたは何が好きですかという内容です。小学3年生でもうこのような英語を学習するんですね。昔、中学1年生で学習していた内容を小学3年生で学習していて、正直、びっくりしました。それでも、子どもたちは、ロバート先生と一緒におはじきゲームをしたり、チャンツ(リズムに合わせて英語の単語や文章を繰り返し発音することで、自然な英語のイントネーションやリズムを習得する方法)をしたりして、とても楽しそうでした。子どもたちが大人になる頃(10年後)、日本の人口の10人に1人は外国人になっていると言われています。将来、子どもたちの身近なところに外国人がいて、その方々とコミュニケーションを図りながら生活をしたり、仕事をしたりしていかなければならないことを考えると、このような英語の学習も自然な流れだと改めて納得したところでした。

塗装ボランティア(塗魂ペインターズ)の皆様に感謝!

 運動会を5月に実施したので、本年度は水泳指導を9月下旬まで行うこととしています。このことを喜んでいる子どもが多いようです。8月までは、プールサイドのタイルの熱から子どもたちの足の裏を守るために、先生が話をする時は、プールの淵に足をおかせるなどの配慮をしていました。そのような中、校区内の塗装会社から子どもたちの足の裏を熱から守るために、ボランティアでプールサイドのタイルに遮熱塗装をしたいとの申し入れがPTA会長を通じて学校にありました。聞くところによると、この遮熱塗装作業は校区内の塗装会社だけでなく、遠くは長崎県や熊本県の塗装会社の協力も得て行われたとのことでした。もちろん、その方々はボランティアです。とてもありがたいことです。おかげさまで、プールサイドの見た目もよくなり、子どもたちの足の裏を熱から守ることができるようになりました。暑い中の作業になりましたが、遮熱塗装作業にかかわったボランティアの皆様(塗魂ペインターズの方々)に心から感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

 

 

避難訓練(地震を想定して・・・)

 9月1日は、防災の日です。上長飯小ではこの日にあわせて、毎年地震を想定した避難訓練を実施しています。今回の避難訓練のねらいは、子どもたちが授業中に地震が起こった時に身の安全を確保するための方法を学ぶものでした。これまでの避難訓練は、地震を感じたら子どもたちは机の下にもぐって、自分の頭や体を落下物から守り、地震が収まったら、先生の指示により運動場に避難していました。しかし、子どもたちが生活している校舎は、耐震化が図られており、安全な場所になっています。このことから、地震が収まった後、運動場に避難することはやめています。地震は今回の避難訓練のように、授業中に起こるとは限りません。子どもだけで家にいる時、学校の行き帰り、公園で友だちと遊んでいる時、運動場にいる時などいろいろなケースが考えられます。子どもたちが自分の命を自分で守るために、日頃から今、自分がいるところで地震が起きたら、どこに避難するかを考えさせておく必要があると思います。どこにいても大切なことは、壊れそうな建物や壁の近くから離れること、上から物が落ちてきそうなところには近づかないこと、自分の頭を守ることの3つだと思います。ご家庭でも保護者不在の時に、地震が起こった時の対応について、お子さんと話をしておかれることをお勧めします。

 

暦の上では、秋ですが、、、

 今日は8月29日。本当に毎日暑いですね。暦の上では、8月下旬から9月上旬までを秋らしくなってきたことを意味する「新秋」と言います。しかしながら、秋らしさを感じることはありません。むしろ、夏真っ盛りといった感じさえします。学校では、児童玄関に子どもたちに熱中症指数を基にしたマークを示すことで、外での活動の可否や注意事項を伝えています。また、下校時は、熱中症対策として子どもたちに必ず水筒の水を飲んで下校するように指導しています。今週は午前中授業で昼休み時間がないので、子どもたちの外遊びに制限をかける必要はなかったのですが、来週からは通常の校時程に戻るので、このままの状況が続けば、子どもたちが昼休みに外で遊ぶことを制限せざるを得なくなると思います。この暑さが早く収まって、子どもたちが安心して外遊びができるようになってほしいものです。

校内点検!~ 揃っているか?

 2学期がスタートして3日目。欠席の子どもが少なく、子どもたちは落ち着いて生活しています。なぜ、そのように考えるのか。それは廊下の棚の中、トイレのスリッパ、誰もいない教室の机といす、靴箱の靴のかかと、ぞうきんや掃除道具の後始末などの状況を見てみると、きちんと揃えられているからです。画像のとおりです。本当に大したものです。新しい学期を迎え、各学級において先生が1学期までできていたことを改めて確認した結果だと思われます。このように、身の回りのいろいろなものが揃えられなくなった時、その学年や学級の子どもたちの状況は黄色信号と考えてよいでしょう。心がきちんと落ち着いているからこそ、身の回りのいろいろなものがきちんと揃えられるのです。「小変(小さな変化)」は、「大変」な状況になる前兆と考えてよいと思います。上小の2学期は、上々の滑り出しです。