*整理をしていましたら、52年前の梶山小児童の作文を目にすることができました。
紹介させていただきます。
私たちの学校(52年前の6年生児童作文)
私たちの学校は、もう今年で100周年になります。 この長い年月の間、祖父母や父母、お姉さん、お兄さん、私たちがいろいろなことを学びました。 この勉強によって社会へ出て、いろいろなことに役立ちます。
また、私が今の学校を誇りに思うことがたくさんあります。 健康優良学校、県一位であることです。 これは、保健活動や学校の校庭などがとてもきれいで、清潔だからだと思います。 こうして、県一になれたのも先生方が中心になって、私たち生徒が一生懸命学校の掃除をしたり、 保健活動でも夜の歯磨き、かんぷ摩擦、歯科・眼科の治療、保健に関する調査や、それなどを載せる保健だよりなどをがんばったりしたからです。
そのほか、小さなことでも色々とあります。 挨拶や、便所の下駄の並べ方などです。 こんな小さなことでも、少しずつきれいにすることのできる学校は、 立派な学校だと私は思います。
貯金活動でも立派です。 毎月2回ほど、学校の子供郵便局に貯金します。 この貯金は、みんなお小遣いを節約したり、 おじさん、おばさんなどからもらったお金を貯金するのです。 こういうふうに、何年も前にできた色々な活動は、 昔から少しずつ積み重ねてきたからこそ、 こんなに立派になっているんだと思います。
学校林もあります。 この山は毎年、父母が夏休みに暇を見て、暑い中をやぼなぎをしてくれます。 三学期の別れ遠足は、いつも細目の学校林です。 学校林の木の様子を中野の人が調べていて発表してくれます。 造林部長さんの方からも木の様子などを教えてくれます。 それから、木に巣箱をかけたり、杉の木を植えたりします。 これだけでもとても楽しみです。
私たちの子供や孫が学校に入学し、学校の役に立つのだと思うと、とても楽しみです。 この学校林でもずいぶん前から 木を植えて学校の役に立つようにと思って、私たちの祖父母や父母が 学校林に木をたくさん植えたのだと思います 。
私たちの学校をますます立派な学校にするためには、たくさんすることがあります。健康優良校県一位でしたが 、これをもっと立派な悪いところの一つもない学校にすること、貯金活動にしても無駄遣いをしないと 口で言うだけではなく実行するようになるなど いろいろなことを祖先に負けないように 立派にしていきたいと思います。
私たちは今年で卒業するので、大事なことを一つでも 梶山小の歴史に残るようにしたいと思います。