学校日記(平成25年1月~令和4年3月)

きょうの日知屋っ子

安全見守りボランティアの方へのお礼

 3月1日(火)に、いつも登下校の見守りをしてくれているボランティアの方々を招いてお礼の会を開きました。
 13名の方が参加してくれ、この一年を振り返ってのお話や最近の情報を教えていただきました。本当は、体育館に全校児童を集めて実施する予定でしたが、インフルエンザが治まらず長続きしたため、お礼の言葉やボランティアの方のお話は放送で行いました。会の終わりに、ボランティア委員会が用意した鉢植えの花をプレゼントすることができ、大変喜んでいただきました。
 雨の日、風の日も暑い日、寒い日も毎日のように見守りをしてくださる学校の応援団の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。



今年度最後の参観日

  2月25日(木)に今年度最後の参観日を行いました。
 どの学年も学年最後の参観日ということで、子どもたちの成長した姿が分かる学習内容にしていました。
 1年生は、この1年間でできるようになったことを自分の得意分野で発表していました。2年生は、生まれたときから今までの成長の足跡を調べて発表していました。3年生は、総合的な学習の時間で学んだ様々な体験活動をまとめて発表していました。4年生は、ちょうど二十歳の半分に当たる十歳にちなんで二分の一成人式をしました。5年生は、国語の学習で6年生に贈る漢字一文字についての発表をしていました。6年生は、国語で学習した「自分史」について調べたことを発表していました。
 保護者の皆さんもたくさん参観していただき、今年度最後の参観日にふさわしい内容で締めくくることができました。






あいさつ総選挙

 2月に入り、あいさつの輪を広げようということで「あいさつ総選挙」という取組を児童会の生活運営委員会の子どもたちが考え実施しました。
 本校には、あいさつ合い言葉として「明るく元気に、いつでもどこでも、人より先に、毎日つづけよう」が年度当初に指導されています。このあいさつ合い言葉のとおりよくあいさつができている子どもたちを賞賛し、もっともっとあいさつのよい日知屋小にしようと考え、この「あいさつ総選挙」をすることにしました。全校の子どもたちから、特にあいさつががすばらしいと思う子どもを投票で選んでもらい、上位の子どもにはオリジナルの「あいさつ名人バッジ」を授与することにしました。
 今回、初めての取組でしたが、17日(水)に、校長先生より投票数の多かった上位12名の子どもたちに「あいさつ名人バッジ」が授与されました。バッジを受け取った子どもたちは、目を輝かせ、これからもあいさつをがんばるぞという気持ちが伝わってきました。あいさつの輪がどんどん広がってくることを期待しています。

来年度入学児童との交流会

 今年の4月から本校に入学する子どもたちと1年生との交流会を開きました。
 先日、保護者説明会を実施し、入学までの準備や小学校生活についての話をしましたが、今日は、実際に来年度入学する児童を学校に招き、授業の参観とふれあい活動をしました。
 インフルエンザ等が心配されましたが、幼稚園や保育園の先生が引率してきたり、保護者が直接連れてきたり、約25名ほど子どもたちが参加してくれました。
 内容は、授業参観と交流活動の2部構成で行いました。授業の様子を参観した園児たちは、緊張した様子で見ていましたが、1年生の子どもたちは元気よく手を挙げ、成長した姿を見せてくれました。交流活動では、ジャンケン列車やこおり鬼などを一緒になって遊びました。園児たちの顔には笑顔がもどり、帰るときには、にこにこした顔であいさつしてくれました。




地域クリーン活動

  毎年恒例の「地域クリーン活動」を2月8日に行いました。
 この活動は、日頃から遊んでいる地域の公園の清掃活動や花植を行うボランティア活動です。この取組は、各地区の区長さんのご協力を得て、地域の高齢者クラブの方にも参加を呼びかけ、高齢者との交流も含めたクリーン活動になっています。
 年度に一回の取組ですが、地域の方は楽しみにしており、子どもたちと一緒にごみ拾いや花の植栽を楽しんでいました。


3年生 保育園児と交流会

 3年生は、総合的な学習の時間に保育園・幼稚園との交流会を計画しています。今年度も2月5日(金)に日知屋保育園と交流会を行いました。インフルエンザ等の時期で日知屋幼稚園とは今回交流できませんでしたが、3年生の41名を日知屋保育園が受け入れてくださいました。
 子どもたちは、この日のために園児を喜ばせるゲームを考えたり、手作り賞品を作ったりして準備してきました。たくさんのゲームコーナーを設け、保育園児との楽しい交流を図ることができ、保育園の子どもたちも大喜びでした。




収穫のよろこび「餅つき」

  2月5日(金)の午後に5年生は、毎年恒例の「餅つき」をしました。1学期に田植えを行い、夏の暑い時期には草取りや水の管理、秋には稲刈りと稲の生長を観察しながら収穫した餅米だけに、子どもたちは餅つきをとても楽しみにしていました。
 当日は、保護者の方はもちろん地域のお年寄りの方も2人参加していただき、餅つきがスムーズに進められるようアドバイスしていただきました。子どもたちの中には初めて餅つきを体験する子どももいて、危なっかしい手つきの子どももいましたが、無事に終わることができました。試食する時の子どもたちは、みんな笑顔でした。この米作り学習には、毎年JAの方にもご協力いただいており本当に感謝しています。





小中連携の取組「教えて!先輩」

 小中連携の一環として、卒業を間近に控えた6年生に、中学校から生徒を招いて、中学校生活について説明してもらう授業を2月5日(金)に行いました。名称を「教えて先輩」として、昨年度本校を卒業し、ほぼ一年間が過ぎようとしている中学1年生が5名訪問してくれました。事前に提出していた質問事項に対して、自分なりの回答を書いて、自分の言葉で6年生の子どもたちに伝えてくれました。
 一通り話を聞いた後での質問タイムでは、積極的に中学校生活についての質問があり、中学生もその疑問に一つ一つ丁寧に答えてくれました。この取組は初めてでしたが、6年生の子どもたちにとっては、不安を少しでも解消するのに役立ちました。中学生にとってもとても良い経験になったのではないかと思います。



なわとび集会

 2月3日(水)の5校時に「なわとび集会」を開催しました。以前この掲示板でお知らせしましたが、業間時間に実施した「わくわくタイム(なわとび運動)」の成果を発表する場として、この「なわとび集会」を計画しました。日知屋小にとっては、初めての試みということでしたが、子どもたちは意欲的に取り組み、長なわ跳び競争では「八の字跳び」の回数を競い合い、大いに盛り上がった集会になりました。
 集会の内容は、チャレンジタイムと長なわ跳び競争の2部に分かれており、チャレンジタイムでは、短なわでいろいろな跳び方に挑戦し、決められた時間内に跳び続けるという個人技の発表でした。学年に応じて、難易度は違っていましたが、最後まで跳び続けることができた子どもには、チャレンジ賞が授与されました。
 長なわ跳び競争は、団体戦で3分間に何回跳ぶことができたかを競い合いました。この競技は、学級のチームワークが大切です。どの学級も「わくわくタイム」や昼休みの時間に一生懸命練習して記録を伸ばしてきました。もちろん学年差がありますので、学年に応じてハンディポイントつけました。結果は、優勝が6年2組、準優勝が3年1組でした。 終了後の子どもたちの顔には、達成感が漂っていました。




学校保健委員会

 1月の参観日に学校保健委員会を開催しました。学級懇談会の後、約1時間程度でしたが、宮崎市立木花中学校の先生を講師としてお招きし、食を通した子育ての在り方について、実際の体験談をもとにお話ししていただきました。先生のお話の中から、心に残った内容について紹介します。
 子育ての目指すところは、我が子の自立です。将来、親に頼らず自分の力で生きていくための素地を幼い子どものうちから育てることが大切です。そのために、親としていろいろな仕掛けを子どもにしていくことが大切です。
 講師の先生は、幼児と小学生の3人の子どもさんに朝ごはん作りをさせていました。まず作り方を教えた後は、自分たちの力で朝ごはんを作らせます。朝ごはんを作るには、早く起きなければなりません。早寝早起きの習慣がつきます。次に、段取りが必要です。前日に煮干しを水に浸しておき出汁を用意するとか、味噌汁の実を何にするのか等、見通しを持つ力がつきます。また、包丁など道具をつかうことによってスキルが上達します。さらに、食に興味を持つようになり、男女関係なく家事をすることに抵抗がなくなります。
 朝ごはんを作らせるという経験をさせることにより、子どものもっている目に見えない様々な能力が開発され、自信となり、そのことが、やがて将来の自分に役立つことになります。親の仕掛けは、弁当作りでもいいし、お遣いをさせること、家の手伝いをさせること等、何でもいいのです。但し、親の根気と継続させる覚悟が必要です。子どもの自立に向けて根今何をしなくてはならないのかについて考えさせられるお話でした。是非とも各家庭でもご一考ください。