学校の様子
第3回親子であいさつ登校&5・6年生の地域ボランティア清掃
門川小学校では、保護者があいさつする姿を児童に見せることで、児童の率先あいさつ(先出しあいさつ)のきっかけとするとともに、地域全体の人間関係を豊かにすることを第1目標として、親子であいさつをしながら登校する取組を継続して行っています。
第2回目は、10月の運動会当日でしたが、今回の第3回目は、3月11日(月)~3月15日(金)で各家庭が実施可能な日に行ってくださるようにお願いしました。その期間内で特に、昨日の3月14日(木)は、5・6年生の地域ボランティア清掃と重なりました。
5・6年生は、通学路に落ちているゴミを拾いながら登校しました。また、この日に親子であいさつ登校を実施してくださった5・6年生の保護者の皆様は、お子さんと一緒にあいさつだけでなく、ゴミ拾いまでしてくださいました。
今回の活動をとおして、児童は、「率先あいさつ(先出しあいさつ)」の意識を高ることができたとともに、地域のゴミ問題にも関心をもつことができたと思います。
この1週間、親子であいさつ登校に参加してくださった保護者の皆様、朝のお忙しい時間帯、地域に誇れる学校づくりのために、ありがとうございました。
さて、拾ったゴミを各自白いビニール袋に入れて登校してきた5・6年生は、1校時にそれに関する学習を行いました。
門川町役場の環境水道課の2名を講師に、燃えるゴミと燃えないゴミの分別の仕方について学習しました。児童は、とても理解が早く、すぐに学級ごとに45Lごみ袋の中に分別することができました。
分別作業後は、少しの時間しか設定できませんでしたが、講話を頂きました。
海洋プラスチック問題(特にマイクロプラスチック)のお話でした。プラスチックを体内に取り込んだ魚や鳥を食べることで、人間の体の中にもプラスチックが知らないうちに蓄積されていく危険性があるという内容でした。そして、ゴミになる物を捨てるのは一瞬だけど、それは、ずっと残り続けるということ。そのため、ゴミになる物が落ちたから、風で吹き飛ばされたからという理由で「もう、知らない。」ではなく、しっかりと拾って欲しいということでした。そして、ゴミを拾うということは、「ぼく・私は、世界の環境を救うヒーロ・ヒロインだ!!」と思ってほしいと強く訴えていました。
分別したゴミは、門川町役場の環境水道課の2名の皆様が、軽トラックに乗せて、門川町の清掃工場に運んでくださいました。
門川町役場の環境水道課の2名の皆様、お忙しい中にゴミの分別の仕方の説明や講話、分別したゴミの運搬など、どうもありがとうございました。児童は、これまでの自分のゴミに対する考えを振り返ることができたと思います。また、門川町(特に門川小学校校区内)のゴミ問題に関心が高まったと思います。
手話を知ろう
3月4日(月)の2~3校時は、「門川手話サークル」に所属する4名の方に来校いただき、5年生が手話について学びました。
5年生は、総合的な学習の時間に「福祉」について学んでおり、今回は耳が不自由な方とのコミュニケーションの1つとして手話を学ぶことになったのです。
まず、「聴覚障がいって、どんな障がい?」「聞こえないって、どんなこと?」「コミュニケーションについて」「手話通訳の仕事(手話通訳派遣事業の活動、イベント等での手話通訳活動)について」の講話をいただきました。
次に、手話の学習でした。初めての手話ということで、次の1)~5)ことを教わりました。講師の先生が何度が黒板前でやって見せ、その後、児童の間を回って、指の方向や傾き、動き、手の甲の方を相手に見せるのか手の平の方を相手に見せるのか等を丁寧に、やさしく教えてくださいました。
1)家族の名称
父、母、兄、弟、姉、妹、祖父、祖母
2)数の表し方
一、二、三、四、五、六、七、八、九、十、百、千、万
3)簡単なあいさつ
おはよう、こんにちは、こんばんは、はじめまして、よろしくお願いします、ありがとう、
すみません、さようなら、今日、どうしました?
4)指文字の表し方
5)自己紹介の仕方
最後は、児童からの質問でした。「手話はだいたい何個ぐらいあるのですか。」「手話は、国によって違うのですか。」「手話をする上で気を付けないといけないことは、何ですか。」「手話通訳の仕事をしようと思ったきっかけは、何ですか。」「手話通訳の仕事のやりがいと難しさは、何ですか。」等の質問がありました。それらについても丁寧に、児童の分かりやすいように答えてくださいました。
4名の講師の皆様、お忙しい中、約90分間もの長い時間、5年生のために熱心にご指導いただきありがとうございました。児童は、講師の先生の豊かな表情からも、手話は手先だけの動きではなくて、表情や口の動きもとても大切だということが分かったと思います。
お別れ集会・お別れ遠足
3月1日(金)は、お別れ集会及び、お別れ遠足が行われました。
まず、8時25分~9時10分は、運営・集会委員会の5年生児童が司会・進行をしながら、お別れ集会を行いました。
《ねらい》
1~5年生…6年生の卒業を全校児童で祝い、卒業生の活躍を祈る。
6年生…6年間を振り返り、学校に対する感謝の気持ちや将来への新たな期待をもつ。
1年生は、「ありがとうの花」の歌を、踊りながら楽しく全員で歌いました。
2年生は、「お・め・で・と・う」を頭文字にして、6年生へメッセージを送るとともに、「ウンパッパ」を全員で振り付けをしながら歌いました。
3年生は、「冬さん さようなら」の曲を、3年生から学習が始まったリコーダーで上手に演奏しました。
4年生は、先日の2分の1成人式において保護者に披露した「水平線」を、いろいろな楽器を使って上手に合奏しました。
5年生は、音楽を続いたので、「いのち」と「出発するのです」という、卒業を間近に控えた6年生にとって、ふさわしい2編の詩を、しっとりと群読しました。
6年生は、下級生からの発表のお礼として、卒業式で歌う「絆」を合唱しました。まだ、練習途中だということだったのですが、美しい歌声が体育館に響き渡り、下級生はうっとりとしていました。
お別れ集会が終わると、トイレ等を済ませ、運動場に全校児童が集合しました。そして、生活指導担当の先生から交通安全についての諸注意があり、9時40分に、約1.8㎞先にある門川町海浜総合公園(多目的広場)に出発しました。1年生は6年生が、、2年生は5年生が横について一緒に歩きました。
現地に到着すると、敷地内をカラーコーンで6つに分け、各学年が遊んだり、お弁当を食べたりする場所を確保しました。
自分たちの場所の確保ができたら、早速、学年・学級の時間になりました。
6年生は、現在MLBのロサンゼルス・ドジャースに所属している大谷翔平選手からいただいたグローブを用いて、キャッチボールをしました。「このグローブ、とても軽い。」「軽くて、使いやすい。」等の声が聞かれました。その他の学年の児童は、ドッジボール、ドッジビー、短なわ、長なわ、だるまさんが転んだ、花いちもんめ、鬼ごっこ等の遊びを楽しんでいました。遊具は一切設置されていない場所でしたが、児童は自分たちで遊びを考えました。先生たちも、児童の中に入って、一緒に楽しんでいる姿がとても印象的でした。
風は強かったですが、晴れの天気に恵まれました。平素とは異なる生活環境の中での集団活動をとおして、児童と児童、児童と教師相互の人間的な触れ合いを深め、楽しい思い出をつくることがことができたと思います。
今回の遠足は、「お弁当の日」でもありました。保護者の皆様には、お子様に実態にあった「お弁当の日」の取組をしてくださったことと思います。そして、遠足の準備等、どうもありがとうございました。
今年度4~6年生の最後の授業参観
2月27日(火)は、令和5年度4~6年生の最後の授業参観でした。
4年生は、10才を迎える学年ということで、ご家族を前にして2分の1成人式を体育館で行いました。
オープニングで運動会で披露した「エイサー”三線の花”」を再度披露しました。その後、児童一人一人がご家族へ感謝の言葉を伝え、10才の記念に作った色紙を手渡しました。また、音楽科の時間を中心に、頑張って練習してきた合奏「水平線」や合唱「10才のありがとう」を披露しました。さらに、10才の今、自分が伝えたいこと(将来の夢など)を具体的に発表しました。参観された保護者の中には、これまでのいろいろな思い出が浮かんできたのでしょう、目をウルウルされていた方もいらっしゃいまいた。とても感動的な式でした。
5年生は、「いいところ探し~なりたい自分になるために~」の学級活動をしました。最初に、自分のいいところ探しをしました。自分のいいところはどんなところなのか、じっくり自分の言動を振り返ったり、友達や家族から見たいいところを教えてもらったりしました。ちょっと恥ずかしがっている児童もいましたが、自分の長所を知るよい機会だったと思います。その上で、これからどんな人になりたいのか考えました。そして、なりたい自分になるためにはどんなことをこれから頑張らないといけないのか、自分で考えたり友達からアドバイスをもらったりしました。
「こうなりたい!」と、まずは具体的なイメージをもち、それに向かって努力すること・・・とても素敵なことだと思います。この世に同じ人は一人もいません。一人一人によさがあって、一人一人が大切な存在なのです。
6年生は、国語科でした。詩「いのち/小海 永二」を用いて、作者の伝えたいことについて考えました。
《いのち/小海 永二》
花です/虫です/からだです
鳥です/草です/こころです
それらはみんないのちです
いのちは/どれも/ひとつです
いのちのふるさと
地球もひとつ
風が吹き/雲の流れる地球のうえに/要らないものなどありません
互いに支えているんです/見えない手を出し 声を出し/互いに支えているんです
どれもひとつで/どれにもひとつ/全部が大事ないのちです
児童は、静かな雰囲気の中で、自分で考えたり、グループになって友達の意見を聞いたりして、「命は大事である。」「命は一つである。」「地球にあるものすべて大切で、要らないものなどない。」「命あるもの全てが、お互いに大切に思って、支え合って生きている。」「自分の命や他の人の命を危なくするようなことは、絶対にしてはいけない。」ということを作者は、強く伝えたかったのではないかという結論になり、学習の最後には、再度この詩を味わいながら、声に出して読みました。
卒業を控えた6年生、自分の命や他の人の命の重みを改めて感じることができたと思います。
4~6年生の授業参観も、1~3年生の授業参観に続いて、児童の成長を感じていただけた学習内容だったと思います。年度末が迫るお忙しい時期だったとは思いますが、たくさんのご家族の皆様が来校してくださり、ありがとうございました。
第3回門川町立門川小学校学校運営協議会
2月26日(月)の19時00分~20時30分は、「第3回門川町立門川小学校学校運営協議会」が行われました。
門川小学校の協議の柱は、①防災教育(危険回避能力の育成)、②あいさつ(コミュニケーション力の育成)の2つであり、年間をとおしてこの2つの班に分かれて、協議・熟議を進めてまいりました。
3回目の今回は、1年間の振り返りと今後の見通しについて、各班で協議・熟議を行いました。
防災教育班では、下校時避難訓練において、「児童によるその場に応じた自主的な避難の様子が見られ、より、実践的な避難訓練になった。」「計画の段階から学校運営協議会委員も加わって、先生たちと一緒に実施方法を考えることができた。」など、嬉しいご意見がありました。そして、次年度に向けて、「学校のノーメディアデイの時に家族で防災会議をぜひ行ってほしい。」「親子で通学路を歩き、実際に大地震が来たときに、いま通った道がどうなるのか親子で想像力を働かせ、危機意識をもって、避難経路を親子で話し合ってほしい。」などのご意見をいただきました。
あいさつ班では、「年々、先出しあいさつが向上してきている。気持ちがよい。」「地区の方々にあいさつエピソードを募集したところ、たくさんの返信があった。地区の方々にも、あいさつの励行に興味をもってくださっている。」という感想をいただきました。そして、「地区によって、あいさつ運動に差がある。」「あいさつ運動を展開するにあたって、どのように児童へ指導をしているのか、学校の指導方法を具体的に示してもらえると、地域も一緒になって児童に接することができる。」という次年度への向けた意見もいただきました。
令和6年度も、防災とあいさつの2本柱で、児童の向上的変容をより一層図っていき、地域とともにある学校・地域に誇れる児童の育成を推進してまいります。
学校運営協議会委員の皆様、令和5年度も、どうもありがとうございました。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
27   | 28 1 | 29   | 30   | 31   | 1   | 2   |
3   | 4   | 5   | 6 2 | 7   | 8   | 9   |
10   | 11   | 12 1 | 13 1 | 14 1 | 15   | 16   |
17   | 18   | 19   | 20   | 21 1 | 22   | 23   |
24   | 25 1 | 26 1 | 27   | 28   | 29   | 30   |
電話番号
0982(63)1027
FAX
0982(63)1759
本Webページの著作権は、門川小学校が有します。無断で、文章・画像などの複製・転載を禁じます。