日誌

2017年4月の記事一覧

異学年交流活動

 本学園の特色ある活動の一つが、幼稚園生から9年生までの全学園生で行う異学年交流活動です。全学年を縦割り班にした「じぃ~ぞ班」がその母体。「じぃ~ぞ」とは地域の宇納間地蔵尊の「お地蔵様」が由来だとか。
 本日、そのじぃ~ぞ班の顔合わせ会を行いました。

 一人一人自己紹介をした後、第1回目の活動である「歓迎遠足」(5月2日実施予定)に向け、気持ちを高めました。歓迎遠足では、じぃ~ぞ班対抗のウォークラリーが計画されています。チームワークが大切ですが、さてさて中学生がうまく幼稚園生までをリードできるか・・・。とても楽しみです。

初めての参観日

 今日22日(土)は、今年度第1回の学園参観日を実施しました。幼稚部から中学部までの一斉参観日です。小学部のみや中学部のみの参観日も設定していますが、年間に数回地域の方もお招きしてのオープンスクール形式での全校参観日です。
 新学期が始まっての初めての参観日。子どもたちは少し緊張気味でしたが、どの学年も落ち着いた参観授業を行っていました。授業は、幼稚園が「制作」活動を、小学部は全学年「国語」を、中学部は7年生が「数学」8年生が「道徳」9年生が「学級活動」をそれぞれの教室にて行いました。
 
8年生の教室入り口には、こんなプレートが掲げてありました。
 参観授業の後学級懇談会、そしてPTA総会が開催されました。宮本教頭先生と宇都宮教頭先生の下準備とPTA役員の皆様のご協力により、予定されていた審議がすべて滞りなくなされました。
 校長の学校経営ビジョン説明においては、次の3つをお願いしました。
① 宮崎県が目指す「日本一の読書県」実現に向けての家庭読書(家読)の充実
② 学力向上のための家庭学習の場づくりと見届け
③ 親の背中で語るキャリア教育の推進を目指すPTA活動への積極的な参加協力
 美郷北学園PTAとして3年目を迎えます。活動が定着し、美郷北PTAならではの取組ができますよう、現会員はもとよりOBの皆様もご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

朝の光景

 新学期が始まって2週間が経ちます。
 幼稚部、小学部、中学部のそれぞれが、落ち着いた雰囲気で過ごした2週間でした。小学部1年と7年(中学部1年)でのプロブレムやギャップは、一貫校の本学園ではまず見られません。上級生の姿をしっかりと見る機会が日常的に多くあるからでしょう。何はともあれ、好調なスタートに胸をなで下ろしているところです。
 ところで、本学園の特色ある活動の一つに「JRC活動」があります。アンリ・デュナンの遺志を受け継いだ「青少年赤十字」の取組です。本学園では、基本的にはボランティア活動に重点を置いていますが、毎朝のボランティア清掃もその一つです。
 朝、登校した子どもたちから順に箒を手に手に教室前の廊下や渡り廊下、玄関先をはいたり、ペットボトルに水を汲み植木鉢やプランターの花に散水したりと、自分にできるボランティアに取り組みます。個人の時間がなかなかとれない中で、子どもたちには定着してきた活動です。キャリア教育を標榜する本学園では、勤労精神も大切に育てたいと考えています。

美郷の恵みに感謝

 今日17日(月)の給食は、「地産地消献立・美郷の日」でした。これまでもこのコーナーでご紹介してきましたが、毎月1回地域の食材をふんだんに使ったうれしいメニューが立てられます。子どもたちも職員も大変楽しみにしている給食です。
 さて、今日のメニューは・・・

【じとっこの炊き込みごはん 牛乳 きびなごフライ スナップえんどうのマリネ あおさ汁】
でした。美郷産の食材は、地頭鶏、豆腐、スナップえんどう、椎茸でした。中でもスナップえんどうは、北郷産で最近生産者が力を入れている作物の一つだそうです。時代とともに消費者の好みに合わせて、多様な作物作りにチャレンジしていらっしゃる農家の皆様には感心するばかりです。
 今日もおいしい給食に感謝します。ごちそうさまでした。

全学園生がそろいました。

 昨日12日(水)に「入学式」を、本日13日(木)には「入園式」を実施しました。
 新1年生13名と幼稚園ほし組(年中組)7名が新しく仲間入りし、全学園生105名となります。5年生と6年生に転入があったため、うれしい「複式学級解消」が実現されました。幼稚園2学級、小学部7学級(うち特別支援学級1)、中学部3学級の12学級でのスタートとなります。職員は、幼稚部4名、小学部16名、中学部14名、調理員6名の40名の大所帯となります。全職員で子どもたちを支援していきたいと思います。

【新1年生 入学式】

【ほし組 入園式】
 4・3・2のブロック制を採っている本学園では、ほし組と新1年生の入園・入学式のみを行っています。7年生(新中1年生)は、中学部の制服を着て新1年生と入学式に手をつないで入場しました。校長式辞の中で全体へのお披露目をしましたが、新しい気持ちで臨めたようです。

【新7年生と学級担任、副担任】入学式の後で記念写真。
 本年度の職員(業務の都合上、調理員を除く)です。平均年齢42歳の勢いと実力のある充実したスタッフです。心強いばかりです。全職員「一丸」となって開校3年目にチャレンジしていきます!

平成29年度がスタートしました!

 今日4月10日(月)は、美郷町公立小中学校の始業の日でした。
 子どもたちは、体育館に登校した後事前指導を受けて「新任式」「始業式」に臨みました。ほし組(幼稚園年中)と新1年生がまだそろっていませんが、全員そろうと105名の全学園生となります。新任式では、新しくおいでいただいた先生方をご紹介しました。

小学部教頭 宮本 一郎 先生(宮崎市立清武中学校から)
中学校体育 原口 朗 先生(宮崎市立本郷中学校から)
中学校理科 原口 亜希子 先生(宮崎市立宮崎西中学校から)
中学校国語 加治屋 慶史 先生(川南町立唐瀬原中学校から)
栄養教諭 黒木 亜紀 先生(綾町立綾小学校から)
 このほか、広島大学教育学部を卒業されたばかりの 時松 尚也 先生の合計6名の先生方です。お一人お一人に新任のご挨拶をいただきました。
 引き続き、始業式を行いました。

 3名の代表児童生徒が新学期の抱負を発表した後、ブロックリーダーとなる4年生・7年生・9年生の紹介が行われました。自分たちの果たすべき役割をしっかりと自覚し、「がんばろう」という意欲にみなぎっています。頼もしい限りです。

 校長講話では、1年間の目標をしっかりともつこととその実現に向けた具体的な手立てを準備し実行すること(構えをもつこと)を話しました。また、学園の教師と子どもたちの合い言葉である「気風創造」を今年も目指すこと、そのサブテーマに「わたしたちが創る理想の学園」を添えたことを伝えました。
 開校3年目を迎えた美郷北学園です。保護者や地域の皆様、全国でご活躍のOBの皆様のご期待に添えるよう、全職員一丸となって邁進して参ります。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。