学校の様子

学校の様子

7月3日(月) 全校朝会

 7月3日(月)、全校朝会がありました。

 校長先生のお話では、「好きなこと」について考えました。将棋で29連勝した藤井聡太さんは、5歳の時から将棋を始め、ブロック遊びやパズル遊び、鉄道、読書、数学、地理など色んなことが好きだったそうです。藤井聡太さんのように、「これもやってみたい、あれもやってみたい」と思い挑戦すること、諦めずに続けることの大切さについてのお話しがありました。子どもたちも、藤井聡太さんの年齢や好きなことを聞いて、とても驚いている様子でした。子どもたちに夏休みに挑戦してみたいことを聞くと、「魚釣りをしたい」、「動物の模型の工作を作りたい」、「ホッピングを100回できるようになりたい」、「みんなと水鉄砲をしたい」などと発表していました。最後に、いろんなことに挑戦をすることで脳のたくさんの神経がつながって、できなかったことができるようになると聞き、子どもたちは、夏休みに挑戦したいことに向けて、胸を高まらせているようでした。

 

 早いもので、1学期の登校する日数は、あと12日間だそうです。7月も、元気に楽しく13人で終業式が迎えられるよう11日を大切にしていきたいと思います。

雨の昼休み

 梅雨に入り、なかなか雨の降らない日が続きましたが、先週あたりから、荒谷小学校周辺でも雨の日が続いています。昼休みは、雨が降ると運動場が使えないので、体育館で遊ぶことになります。でも、子どもたちは、体育館で遊ぶことも大好きなようで、雨が降ると、「やったー!今日は体育館で遊べる」「天下取りがしたい」などと言っています。雨の日も、たくさん汗をかき、元気いっぱいの子どもたちです。



【天下取りは、子どもたちが大好きなボール遊びです。】


【チャレンジデーの日は、職員も一緒に夢中で遊びました。】

全校宿泊学習(むかばき青少年自然の家)

 6月8日(木)、9日(金)は、全校児童13名でむかばき青少年自然の家へ宿泊学習に行きました。むかばき青少年自然の家が目標として掲げている「規律」「協同」「友愛」「奉仕」について事前に学んだ子どもたち。この2日間で何を学ぶのか、何ができるようになるのか、目標をもってこの日を迎えました。

☆★6月8日(木)(1日目)★☆

1日目は、滝トレッキングをしました。晴れたうえに、むかばき山は心地の良い風が吹き、絶好のトレッキング日和でした。

【がんばるぞー!!】

ゴツゴツした石や落ち葉の上を歩いて行くと、次第に段差の大きな岩の道になり、一段登るのも一苦労でしたが、お互い励ましあいながら、滝まで登り切ることができました。

【絶景を目の当たりにして、子どもたちも大喜びでした。】

 そのまま、滝の下で昼食を食べました。岩の上で滝の細かな水滴を浴びながら食べるお弁当は、また格別においしかったようです。



【集合写真のポーズのかけ声「滝トレッキングはたの『しー!』」】


 午後は、館内イニシアティブゲームをしました。グループに分かれて、「破れた新聞を早く元に戻すためにはどうしたら良いか」など、それぞれのポイント箇所にあるお題についてグループみんなで作戦を立て、挑戦して回るというゲームでした。どのお題も難しそうでしたが、「こうしたらどうか」「その方法でやってみよう」などみんなで話し合いながら、夢中でゲームに挑戦していました。





 お風呂に入り、バイキング式の夕食を食べました。子どもたちが大好きなメニューばかりでほとんどの子がおかわりをしていました。




 夜は、日向市2校の学校と合同のキャンドルのつどいがありました。

【4年生が「火の守」をしました。】

 キャンドルのつどい第2部は各学校の出し物発表です。荒谷小学校は、校歌を歌い、ダンスと夢の発表をしました。以前と少し振り付けを変えたダンスでしたが、全身で力いっぱい、汗をたくさんかきながら踊ることができました。


 力いっぱい踊った息を整えながら、大きな声で堂々と夢を発表する子どもたちの姿に、他の小学生もたくさんの拍手を送ってくれました。大人数の前で、大きな舞台で発表をし終えた子どもたちの顔は、笑顔で溢れていました。きっと子どもたちにとっても、達成感や自信を心から感じた思い出深い発表になったことと思います。







☆★6月9日(金)(2日目)★☆

 1日目の疲れを感じさせずパワフルな子どもたち。みんな元気に2日目がスタートしました。


【朝のつどいで3年生が校旗をあげる係をしました。】



【シーツのたたみ方をむかばきの職員の方に教わりました。】

 朝食や部屋の掃除を済ませた後は、追跡ハイキングをしました。「協同」や「友愛」を忘れず、みんなで力を合わせてゴールすることができました。








 あっという間の二日間。いつも一緒の13人ですが、励まし合いながら滝を目指し、協力しながらゲームを解き、団結して発表をし、衣食住を共に過ごして、いつも以上に「仲間」を感じた2日間になったことと思います。全校宿泊学習をとおして、できるようになったこと、感じ考え学んだことが、これからの学習にどう生かされていくのか、子どもたちの成長にどうつながっていくのか、これからも見守り支えていきたいと思います。

どろんこ遊び


 6月6日(火)は、1・2年生が地域の方の田んぼをお借りして、どろんこ遊びをしました。
 はじめは、おそるおそる入っていましたが、「汚れても洗えばいい!」を合い言葉に、先生の指示で泥の中で体育座りをしたり、寝転んだりして、次第に慣れて行き、いつの間にかみんなどろまみれになっていました。田んぼの中のおたまじゃくしを捕まえたり、泥でチョコレート屋さんをしたり、「先生」対「1・2年生」で相撲をしたり、楽しい笑い声で溢れていました。


【晴天で暖かく、絶好のどろんこ遊び日和でした。】


【先生を泥で埋めています。】



【みんなでかけっこをしました。】

プール掃除・芋の苗植え

 5月30日は午前中、プール掃除、午後は芋の苗植えをしました。どちらも年に1回の行事、子どもたちも数日前からとても楽しみにしていたようでした。

 晴天で日差しは強かったのですが、プールの水は冷たく、はじめは「つめたーい」と子どもたちも足をバタバタさせていましたが、いつの間にか夢中になって壁や床の汚れを落としていました。


【いよいよ6月からプールがスタートします。】

 午後からは、芋の苗植えです。この畑は、地域の方の土地ですが、荒谷小の子どもたちのためにと、毎年貸してくださっています。その地域の方は、この日のために、土の耕しや一部の畝づくりなどもしてくださっていました。はじめに、お仕事で来られなかった地域の方へ感謝の気持ちを込めて、大きな声で校歌を歌いました。


【地域の方に支えられての荒谷小学校です。】

畝づくりからスタートしました。4・5・6年の男子が畝を作り、3年生が畝を整え、1・2年生が石を拾いました。



 いよいよ苗植えです。苗の根元を持ちながら土の奥まで苗を植えるのが難しかったですが、次第にコツをつかみ、ほとんどの苗を植えることができました。



 最後は、畑に向かって、大きな声で「おおきくなーれ!おいしくなーれ!」と願いを込めてエールを送りました。子どもたちも、今から秋の収穫が待ち遠しいようでした。

参観日・給食試食会・心肺蘇生法講習会

5月26日は、参観授業、給食試食会、心肺蘇生法講習会がありました。


 4校時は、参観授業です。

 1・2年生は、算数の学習をしました。


複式で先生が1年生の授業をしている間に2年生が学び合いをしています。】


 3・4年生も、算数の学習をしました。

【3年生は、保護者の方と一緒にコンパスを使って学習しました。】

 5・6年生は、社会の学習をしました。


【一生懸命考えながら、時間いっぱい取り組んでいます。】

 参観授業の後は、給食試食会です。この日のメニューは、「ミルクパン、コーンポタージュ、トマトオムレツ、ゆでブロッコリー」と子どもたちの好きなメニューばかり。おいしそうな表情であっという間に食べ終わっていました。保護者の方にも、給食を食べていただきながら、普段通りの子どもたちの様子を見ていただきました。



 昼休みは、「子ども」対「保護者」のドッチボール大会です。子どもも大人も汗をたくさんかきながら、大盛り上がりの対決で、にぎやかな声が体育館中に響いていました。


 午後は、日本赤十字社の講師の方をお呼びしての保護者と5・6年生を対象に心肺蘇生法講習会を行いました。AEDの使い方、心肺蘇生の流れなどを、実技をしながら具体的に指導していただきました。体重30㎏以上、小学校4年生程度の理解力があれば、子どもでも心肺蘇生で命を救うことができるそうです。5・6年生も、実技をしながらしっかりと参加していました。

交通安全教室

 5月24日は、日向警察署諸塚駐在所と交通安全協会の方に来ていただき、横断歩道の渡り方、自転車の点検の仕方などを学びました。

 始めに諸塚駐在所の警察の方から「シートベルトをすることの大切さ」を教えていただきました。車の事故で子どもが被害に遭う原因の多くは、シートベルトをしていなくて、車の外に体が放り出されてしまうことなのだそうです。自分の命を守るため、日頃から後部座席でシートベルトをつけるくせをつけるようご指導いただきました。


 次に、交通安全協会の方々から実際に横断歩道の渡り方や自転車の点検・運転の仕方を教えていただきました。


【自転車の運転の仕方を体験して学びました】


 交通安全教室を通して、子どもたちは「手をまっすぐあげることを気をつけたい。」「これから登下校や買い物のときに生かしたい。」などの感想があがりました。早速、下校時にしっかりと教わったことを守って道路を渡っていました。自分の命を守るため、きまりを守って、しっかり周りを見ることを学んだようです。


 

森林体験学習

 5月23日は森林体験学習で、宇土々呂口に行き、スギの苗植えと森の散策をしました。

【朝から森林組合と諸塚村役場の方に来ていただきました】


 はじめに「林業の仕事について」「森と木の役割」について説明していただきました。伐採された木が形を変えて家具や紙になること、丸太100本で家1棟になることを聞いて、子どもたちも驚いていました。




 次は、いよいよ植林体験です。森林組合の方から「一人10本植えることを目標に」と言われ、子どもたちも意欲満々に取り組み始めました。森林組合の方々は手際よく植えていましたが、実際にやってみると、土の中に根や石があって掘りづらいところがほとんどでした。また、苗木を植えた後に、苗木を支えながら土をかけてしっかり固めるのが難しくて、子どもたちは悪戦苦闘していました。森林組合の方々から、手伝っていただいたり、コツを教えていただいたりしながら、ほとんどの苗木を植えることができました。


【実際に植え方を見せていただきました】


長の本校児童のおじいちゃんに教わりました】


【汗をたくさんかきながら、がんばりました】



 植林体験の後は、水分補給をして休憩です。本校児童のおじいちゃんがオレンジ色の木いちご取ってくださっていて、子どもたちは大喜びで食べていました。




 休憩の後は、森の散策「なぜ?なに?森の再発見ツアー」です。バスで登ってきた道を歩いて下りながら、森の草木や生き物を探しました。見たことのない花を「帰ってから図鑑で調べよう。」と言いながら絵に描いたり、赤い木いちごを探しながら食べたり、森林組合の方々から草木の名前を教えていただいたりしながら散策をしました。





 楽しい時間もあっという間で、バスに乗って学校へ戻りました。

 子どもたちは、以下のような感想を発表していました。

「坂道に苗木を植えるときに足の力を使わないといけなくて難しかった。」

「1年間に1万本も植えていると聞いて、自分なら諦めるくらいの量ですごいと思った。」

「森林組合の方々から、コツを教えてもらって10本植えることができて良かった。」

「わくわく学習に向けていろんなことを知ることができた。」



 最後に森林組合の方が、「みんなの植えた木が40年、50年後に何になるかを考えて、これからも諸塚の良さ、森の大切さを学んで欲しい」と言われました。今回、貴重な体験をさせていただいて、子どもたちは森や自然の大切さ、諸塚の良さを実感したようでした。森林体験学習で感じたこと、学んだこと、考えたことが、これからの「わくわく学習」へどのようにつながっていくのか楽しみです。「わくわく学習」にご協力いただいている地域の皆様、これからもどうぞご声援、ご協力をよろしくお願いいたします。

表現集会(5・6年生)

学期に1回、朝の時間に日頃の学習で学んだことを全校の前でクラスごとに発表する「表現集会」。5月16日は5・6年生の表現集会がありました。


 5・6年生は、自分が楽しみ、みんなが楽しく喜ぶような発表をすることをテーマとして内容を考えたそうです。


 はじめに、詩の発表をしました。


【植物の一生について詩にして発表しました】

【クロスカントリー大会に出場したときの気持ちを発表しました】


 次は、音楽で作ったオリジナルのリズムの発表をしました。リズムを表現するときのテーマをそれぞれ考え、それを音符や記号で書いて楽譜を作ったそうです。

【全身を使うことをテーマに発表しました】


強弱をつけることをテーマに発表しました】


 最後は、二人のリズムを同時に発表しました。二人のリズムが合わさると、また違ったリズムになり、別々にしていたリズムが同時に終わった瞬間は、「お~」と見ている人たちから驚きの声があがりました。



 見ていた子どもたちは、「二人のリズムの発表がおもしろかった」「すごかった」「クロスカントリー大会で緊張していても3位をとってすごいと思った」などの感想を発表していました。これまでの学習の成果を堂々と発表した5・6年生。テーマとしていた「自分が楽しみ、みんなが楽しく喜ぶような発表」は、大成功でした。

春の遠足

5月12日は春の遠足で、せせらぎの里(特別養護老人ホーム)と池の窪グリーンパーク、諸塚村体育館に行きました。

早速バスに乗って出発です。バスの中では、歌を歌ったり、しりとりをしたり、ゲームをしたり…。それぞれ到着を楽しみにしていました。


【一人が歌を歌いだすと、いつの間にか全員で大合唱になります】


 多くの子どもたちが遠足の中で一番楽しみにしていた、せせらぎの里訪問では、ダンスや夢の発表、利用者の方々との交流、入浴体験をしました。

 発表では、何度も練習を重ねたダンスを披露したり夢を大きな声で発表したりしました。最後は、全員でせせらぎの里のみなさんへエールを贈りました。




 次は利用者の方々とのすごろくゲームです。すごろくは、事前に授業や昼休みに、「どうしたら利用者の方々と楽しくふれあえるか」を考えながら作成していました。はじめは、子どもたちも緊張している様子でしたが、事前に施設の職員の方々から教えていただいたことを心がけながら、オリジナルのすごろくゲームでハイタッチをしたり、一緒に歌を歌ったりすることを通して、いつの間にかどのグループからも笑顔や笑い声があふれ、楽しい時間を過ごしていました。




 すごろくゲームの後は、入浴体験をさせていただきました。座ったままお風呂に入れる浴槽タイプの機械と寝たままでシャワーを浴びることができるシャワータイプの機械があり、それぞれの利用者の方の身体の状況によって使い分けられているそうです。子どもたちからは、「気持ちいい」「温かい~」などいろいろな感想の声があがっていました。入浴体験を通して、利用者の方々がどのように入浴されているのか、体感して学ぶことができました。



 せせらぎの里の方々との楽しい時間もあっという間に過ぎ、次は池の窪グリーンパークへ行きました。

【途中、絶景の展望台で、学校へ向かって「ヤッホー」と叫びました(学校まで聞こえたそうです)】


 雨が降りそうな天気だったため、予定を変更して先に池の窪グリーンパークのアスレチックで遊ぶことにしました。難しいコースもありましたが、力強くどんどん進んでいく2~6年生、怖がりながらもみんなから応援されることで果敢に挑戦していく1年生、みんなで全コースをゴールすることができました。ゴールするのを待っていたかのように雨がパラパラと降り始め、諸塚村体育館で昼食をとることにしました。



 体をたくさん動かした後は、おいしいお弁当の時間です。


【みんなうれしそうに、おいしそうに食べていました】


【おかずを詰めるのを手伝った子や全部自分で作った子もいました】



 
おやつを食べ、体育館でゲームをして、あっという間に春の遠足が終わりました。帰りのバスの中も行きと同様、にぎやかで、子どもたちの溢れるエネルギーを感じました。色々な人と関わったり、自然の中で活動したり、夢中で過ごし、たくさんのことを感じた思い出深い一日になったことと思います。

寿会の方々との交流~ふれあいグランドゴルフ・給食

 5月9日は、寿会の方々とのふれあいグランドゴルフ・給食がありました。子どもたちは、この日に向けて、事前にグランドゴルフの練習をしたり、寿会の方々との時間をどういう目標で過ごすのか考えたりして、心待ちにしていました。


【はじめに集合写真を撮りました】

グランドゴルフは、今年も雨となり、体育館や廊下のコースを回ることになりましたが、去年より10名ほど多い21名の寿会の方々に参加していただき、大盛り上がりの交流となりました。

【廊下のコースは、ボールが真っ直ぐに進まず、みなさん苦戦していました】

 
 午前中にグランドゴルフを楽しんだ後は、体育館でのふれあい給食です。おいしい給食を食べながら、寿会の方々とグランドゴルフや家族の話をして、あっという間の楽しい時間を過ごしました。

おじいちゃんやおばあちゃんも来てくださいました】


【この日の献立は、黒米ごはん、野菜のつみれ汁、豚肉と厚揚げの炒め物でした】


 給食後は、終わりの会、表彰式をしました。ホールインワン賞は、子どもが1名、寿会の方々はが9名でした。子どもたちからは、「寿会の方々とふれあえて楽しかった」「寿会の方々はホールインワンをたくさん取られていて、すごいなと思った」などの感想発表がありました。寿会の方々とのふれあいを通して、子どもたち一人一人が、いろんなことを感じたり学んだりしたようでした。


【賞状と一緒に記念撮影です】


【最後は、ハイタッチでお見送りをしました】

 

 

 

福祉学習 施設の訪問に向けての事前学習

5月12日の春の遠足で、施設を訪問して、入所されている方々との交流をする予定です。5月2日は、その交流の事前学習として、職員の方々に施設のことや高齢者の方々との接し方について教えていただきました。

はじめに職員の方々の仕事の紹介がありました。学校でいう校長先生、教頭先生、事務の先生、栄養士の先生、調理員さん、保健室の先生が施設にもいらっしゃることを写真で教えてくださいました。学校と施設の一つの大きな違いは、学校の担任の先生は、子どもたちに勉強を教えますが、介護士の方は、利用されている高齢者の方々に色々なことを教えていただくことだというお話がありました。遠足での交流に向け、子どもたちも興味津々なようで、質問タイムでは、「利用者さんの人数」や「夜勤について」の質問が出ました。

 



 その後は、職員の方々が高齢者や子どもの役の実演がありました。「まさばあちゃん」と「さやちゃん」の登場に子どもたちも大喜びです。職員の方々の実演を通して、子どもたちは、高齢者の方々と接するときには、「前から」「大きな声で」「ゆっくり」「笑顔を大切に」話しかけることを学びました。5月12日の春の遠足に向け、子どもたちもしっかりと目標や心構えを持つことができたと思います。

【職員の方々の実演を興味深そうに見ていました】


【一人一人が学習で学んだことや交流に向けての心構えを発表しました】


参観日・PTA総会

 4月25日、3校時は、参観授業でした。1・2年生は学年毎に分かれて国語の学習をしました。1年生は、ひらがなの学習をしました。「え」を書けるようになるまで、消しゴムで何度も消しながら、根気強く頑張っていました。


 4月の始業式で「教頭先生との国語を頑張りたい」と目標を発表していた2年生。45分間、集中して学習に取り組んでいました。


 

3・4年生は、音楽の学習をしました。はじめに「やきいもグーチーパー」の歌に合わせて保護者の方とじゃんけんをしました。歌の練習では、お腹に力を入れ、強弱をつけながら歌うことを意識していました。



5・6年生は、算数の学習をしました。内容が一段と難しくなる5・6年生ですが、基礎問題で学習した後は、応用問題を解き、確実な習得を目指して、集中して取り組んでいました。




 午後は、PTA総会がありました。お忙しい中、大勢の方にご出会していただき、ありがとうございました。PTA総会で協議が進められ今年度の各部の活動計画の見通しももつことができました。地域の皆様・保護者の皆様・学校が今まで以上につながり、有意義なPTA活動が進められるよう、今年度もどうぞよろしくお願いいたします。



 PTA総会後は、PTAの方々にご協力いただき、こいのぼりをあげました。高くあがったこいのぼりに子どもたちも大喜びです。子どもたちの健康や成長を心から願う保護者や地域の方々の思いがあっての荒谷小学校であることを改めて感じました。

表現集会

 学期に1回、朝の時間に日頃の学習で学んだことを全校の前でクラスごとに発表する「表現集会」があります。今日は、3・4年生の表現集会がありました。

 表現集会の歌「たのしいね」を踊って、表現集会がスタートです。

【「たのしいね、チャチャチャ、表現集会は~」】


 いよいよ3・4年生の発表です。「さて、私は誰でしょう」と自画像のお面で登場しました。

【赤、白、黄、青のみを組み合わせて色を作って塗りました】

 はじめに、3・4年生でリコーダーの演奏をしました。

【「これからもリコーダー名人を目指し、練習を頑張ります」】

 3年生は、国語で習っている「すいせんのラッパ」の暗唱をしました。


【身振り、手振りをつけて、堂々と発表していました】


 4年生は、春の俳句を発表しました。


【桜の情景が浮かぶ、きれいな俳句を発表しました】

 
 短い練習期間で、立派な発表をした3・4年生、見ていた全員が楽しく、笑顔いっぱいになりました。

スケッチタイム

 毎週月曜日、昼休み後に15分間の「スケッチタイム」を設け、それぞれ描きたいものをスケッチしています。今年初のスケッチタイムは、晴天で暖かく、絶好のスケッチ日和となりました。

学校の運動場周辺は、満開のつつじやテントウ虫、蝶々など春の生き物たちでいっぱいです。すぐに描きたいものが見つかる児童もいれば、時間をかけてじっくりと選んでいる児童もいました。


【1年生は初めてのスケッチタイム、花やテントウ虫を描きました】


つつじの花を左手で持ちながら、花びら1枚1枚丁寧に描きました】


理科で習った「おしべ」や「めしべ」もしっかり観察しながら描きました】

のびのびタイム

 週金曜日の朝は「のびのびタイム」を設け、10月までの間、運動会に向けて一輪車の練習をしています。今日は、今年度初の「のびのびタイム」でした。

 2~4年生は、乗ってこぎ始めるまでに少し時間がかかりましたが、すぐに感覚を思い出し、あっという間に運動場を何周も回っていました。久しぶりのはずなのに、はじめからスムーズに乗れる5・6年生はさすがです。


【すぐに体が温まり、上着を脱いで半袖で何周も回っていました。】


 1年生と転入してきた2年生は、初めての一輪車体験でした。2年生にお手本になってもらい、練習の仕方を教わりました。まずは、鉄棒をつたいながら一輪車をこぐことを目標に練習スタートです。

【お手本の2年生がとても頼もしい、かっこいい姿を見せてくれました。】

1・2年生:校内探検 3~6年生:クラブ活動

 5時間目、1・2年生は、校内探検をしました。理科室では、2年生が、目を閉じている1年生の手を引いて誘導し、人体模型を「じゃーん!!!」と披露しました。目の前に出てきた人体模型にびっくりの1年生でしたが、しばらくすると興味深そうに理科室の中を見ていました。

不思議なことや興味の湧くことがいっぱいの1・2年生。校内探検は、これからもまだまだ続きます。

実は、1週間前に2年生もびっくりしたそうです。】

【「どうやってちょうちょは、ぺちゃんこになっているんですか?」】


【三角フラスコを触りました。「落とすと割れるんですか?」「かるーい」】


3~6年生は、クラブ活動の年間計画を立てました。


【部長は6年生、副部長は、5年生(1学期)と4年生(2学期)の2人に決定しました。】

 はじめに、全員でやりたいことを出し合いました。全員手が上がり、1番人気だったのは「昔の遊び」、そのほかに「ボール遊び」「ピタゴラスイッチ」「ラケット遊び」「調理」が人気でした。「ボール遊びは、室内と屋外と2回する」「トランプとさいとうさんゲームを組み合わせて、室内のゲーム遊びとする」など、話し合いながら活動内容を具体的に決めていきました。これからのクラブ活動がとても楽しみなようでした。

相手の意見をしっかりと聴き、自分の意見をしっかりと伝えていました。】


入学式

4月11日(火)に、平成29年度第71回入学式を行いました。

 1年生の入学をずっと心待ちにしていた8人の在校生、保護者や新入児童の関係者の方々、たくさんの来賓の方々に見守られ、心温まる入学式を行うことができました
 

 はじめに「新入生氏名点呼」がありました。4名の新入生は、担任の先生に名前を呼ばれると、体育館に響き渡る元気な声で返事をしました。



 
 校長先生や教育委員会の方、
PTA会長さんからお祝いの言葉をいただきました。

 校長先生と新入生との間で、①毎日、元気に登校すること、②元気にあいさつすること、③友だちと仲良く、楽しく勉強することの3つの約束を交わしました。新入生4名とも、校長先生のお話をしっかりと聞き、元気よく返事をしていました。教育委員会の方からは、「友だちと仲良く、あいさつのできる小学生」になるため、「ふれあいの心や大きな夢」を大切に勉強に励むよう、祝福と激励のお言葉をいただきました。PTA会長さんからは、「1年生を在校生や先生、保護者や地域の方々などたくさんの人が見守っている」という温かい言葉をいただきました。


 在校生の歓迎の言葉では、これまで「新入生を祝福、歓迎する気持ち」を大切に取り組んできた練習の成果を存分に発揮し、元気いっぱい思いの溢れる発表をしました。


 最後は、1年生が「ちかいのことば」を発表しました。大きな声でゆっくりと落ち着いて発表しました。


 今日から全校児童13名での出発となりました。保護者の皆様、地域の皆様、今年度も荒谷小の子どもたちのために、ご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

新任式・転入生紹介・始業式

4月6日(木)は、平成29年度のスタートの日。早速、新任式、転入生の紹介、そして始業式が行われました。

1校時は新任式・始業式です。保育所生も参加して新しく荒谷小学校へいらっしゃった先生方をお迎えしました。今年は、教頭先生、担任の先生、保健室の先生の3名がいらっしゃいました。
転入生紹介では、2年生1名、保育所生2名、立派に自己紹介しました。

【在校生も温かいまなざしで見守っています】

始業式、まずは校長先生から「本当の仲間」についてのお話しがありました。昨年度、202日中、全員が登校した日数は「166日」、この数字は全員が病気をしなかった数という意味だけでなく、「みんなと勉強をしたい」「みんなに会いたい」という気持ちから生まれた数字でもあることを話してくださいました。そして、これから荒谷小学校のみんなが「本当の仲間」になるためには、①困ったときに「ねぇ、教えて」と言えること、②仲間の話を心で聴くことが大切であることを教えてくださいました。

 
 児童代表の言葉では、6年生が発表をしました。「リーダーシップを心がけて、いろんな行事を頑張ること、1年後のゴール、中学生に向けて漢字などの勉強を頑張ること」を発表しました。

【堂々としていて頼もしい限りです】

 最後は2~5年生の一言発表がありました。


【2年生】

教頭先生との国語を頑張りたい。新しい先生との算数を頑張りたい。

算数を頑張りたい。みんなとなかよくなりたい。

3年生のようにかけ算や筆算ができるようになりたい。1年生に学校のことを教えたい。



3年生】

理科と社会を頑張りたい。生活で1年生にしいたけのことや返事、立腰を教えたい。

理科と社会を頑張りたい。すばやくあいさつが言えるようになりたい。



4年生】

今年の漢字は「考」。勉強もリーダーシップも考えて行動したい。

今年の漢字は「基」。これから上級生になるために基礎基本をアップしたい。


【5年生】

小さなことにも目を配りたい。一つひとつを全力で頑張りたい。すばやく判断できるようになりたい。


 9名全員が、やる気のみなぎる発表をしました。この1年、荒谷小の子どもたち一人一人がどう成長していくのか、どう「本当の仲間」となっていくのか非常に楽しみです。

 最後は、今年度、初の給食の様子です。いろんな会話が飛び交い、とても楽しく食べることができました。

修了式

 3月24日(金)の3校時に修了式を行いました。今年度最後の日、子どもたちはどのような思いでいるのでしょうか。
 はじめに、校長先生からお話をいただきました。「166」という数字を出して、この数字が何の数字かを子どもたちに問いかけられました。子どもたちの多くがこの数字の意味を理解していたようで、自信をもって手を挙げる子どもがたくさんいました。この数字は、この1年間、全員が学校に登校した日の合計です。学校に登校する日は202日ありました。そのうち166日が全員登校した日なので、かなりの日数を11名全員で過ごしたことになります。校長先生は「なぜ、こんなに学校に来られたんだろう?」と子どもたちに考えさせました。すると「みんなに会いたいから」「みんなと遊びたいから」等と子どもたちが答えました。学校に来ることが楽しい、学校に行きたい!と思える子どもたちが育っていることがとても嬉しく思いました。

  【この日も欠席無しの元気な子どもたちでした】
 
 その後、「修了証」の意味についてお話しくださいました。「修了証」の「修」は身に付けるという意味があるそうです。子どもたちは、国語や算数、音楽や体育など、学習すべきものをしっかりと身に付けることができたので、修了証を貰うことができました。1年間、一生懸命学習してきた証です。大切にして欲しいと思います。

 それから、一言発表を行いました。毎回、学期のはじめと終わりに一言発表を行いますが、今日は1年の締めくくりです。子どもたちが自分なりの言葉で1年間をふりかえりました。

【1年生】
◯ 学習発表会の「なばたろう」が楽しかったです。その理由は見てくれている人が笑ったからです。これからは、家でお手伝いをしたり、人にやさしくしたいです。

【2年生】
◯ あいさつを大きな声ですることを意識しました。意識をすると大きな声がでてきました。これからは、漢字の書き順を正しくしていきたいです。また、一輪車でアイドリングが10回できるように練習したいです。
◯ かけ算をがんばりました。あがり、さがりを10秒で言えるようになりました。また、弟と遊んだりお風呂にいれたりしてお世話もできました。これからは二重跳びができるように練習したいです。


【自分の意見をきちんと整理して発表できました】

【3年生】
◯ 今年1年の漢字は「教」でした。寿会の方々や先生方、1・2年生に色々と教える場面がありました。また、誰かに何かを教えると笑顔になってくれて嬉しかったです。4年生になったら、みんなを引っ張るために5・6年生をお手本にしたいです。それがリーダーシップにつながると思います。
◯ 今年1年の漢字は「努」でした。運動会ではリレーの練習をしてミス無く走ることができました。長距離走では、最高記録を出すことができました。わくわく学習では、設計図が思いつかなかったけど、諦めずにしたら乗り越えることができました。4年生になったら、引っ張る力を身に付けたいです。また、優しい言葉を使いたいです。

【4年生】
◯ 今年1年の漢字は「引」です。その理由の1つ目はふりかえりで、意見をまとめたり、呼びかけることができたからです。2つ目は、体育のベースボールで声を掛け合い守備をすることができたからです。3つ目は、掃除で役割を決めたり、みんなを手伝うことができたからです。5年生になったら、色々なところに目を配れるリーダーになりたいです。

【次の学年への意欲が強く感じられました】

【5年生】
◯ 運動会では副団長として、高学年の地力をつけることができました。また、立腰や時間を意識することで集中力が高まり宿題もしっかりできました。そして、やる気もアップしました。

【いよいよ今度は6年生、期待しています】
 
 その後、1年生の作文発表です。1年生はこの1年で、字がすらすら読めるようになったり、しいたけのことをたくさん知ったりしました。しかし、「は」と「へ」の使い方が難しかったり、小さい「っ」の使い方が難しかったりしたそうです。そこで、これからはたくさん本を読んでしっかりと使えるようにしたいと発表していました。また、友達に対しては相手の気持ちをよく考えて、友達の心を大切にしたいと発表していました。そして新しい1年生のお手本になりたいと頼もしい言葉で締めくくりました。


【作文もとっても上手になりました】

 それぞれの子どもたちが、できるようになったことや次の学年での目標を掲げていました。特に3~5年生は、いよいよ自分たちの出番だという意気込みが感じられました。子どもたちの姿を見ていると、次年度もきっと活気溢れる荒谷小にしてくれると感じました。無事に修了式を終え、今感じることは、子どもたちや学校を支えてくださった保護者の皆様、地域の皆様への感謝です。皆様の支えがあるからこそ、荒谷小の子どもたちはのびのびと成長し、充実した学校生活を送ることができていると思います。1年間本当にありがとうございました。そして、次年度もどうぞよろしくお願いいたします。

卒業式

 本日、平成28年度第70回の卒業式を行いました。朝から雨が降り肌寒い日でしたが、朝早くからご来賓の方々、保護者の方々がたくさんお越しくださいました。
 卒業式が始まると3名の卒業生が担任の先生と堂々と入場してきました。

【しっかりと前を向いて立派な入場でした】

 卒業証書授与の時には、3人とも真っ直ぐに校長先生を見つめ、緊張と喜びの気持ちが入り交じったような表情で卒業証書をいただいていました。また、授与の前には担任の先生からの言葉をいただき、授与後は自分の夢を発表します。一人一人のよさを見つけ、子どもたちに自信をもたせてくれた担任の先生の言葉や、将来どのように生きていきたいかを子ども自身の言葉で聞いたことで、卒業生の今までのがんばりがみえてきました。


【話をしていると花に囲まれているようだった卒業生】


【楽しい時間を作ってくれていた卒業生】


【やる気いっぱい、元気いっぱい、食事もりもり、何でも全力に取り組んだ卒業生】

 その後、校長先生からお話がありました。校長先生は、子どもたちの夢と未来のお話や、日々の学習は夢につながっていること、目標をもつこと、そして自分らしさを忘れないことを話されました。卒業生のことを近くで見てこられた校長先生から、「3人の卒業生は立派な大人になる」とおっしゃっていただいた時には、本当に嬉しかったことでしょう。


【校長先生の言葉から自信をもらったと思います】

 来賓の方々からも心温まるお祝いの言葉をいただきました。卒業生に「人間力がついた。」とおっしゃってくださる方もいらっしゃいました。子どもたちの成長を見届けてくださる来賓の方々へも感謝の気持ちでいっぱいだったと思います。


  【教育委員会からお祝いの言葉】


 【PTA会長さんからお祝いの言葉】


  【教育長をはじめ来賓の皆様】

【いつも見守っていただきありがとうございます】

【地域からもたくさん応援していただいています】

 【これからもよろしくお願いします】

 別れのことばでは、これまでの思いが溢れだしたようでした。卒業生も在校生も言葉に気持ちを込めて、感謝の気持ちを伝え合っていました。また、卒業生から保護者の方への言葉では、日頃感じている思いを素直に表していて保護者の方々の支えを感じました。保護者の方から卒業生への言葉では、愛情いっぱいの言葉がたくさんあり、またその表情から卒業生のことを大切に思っていることが伝わってきました。


    【大きく成長しました】

 【にこやかな表情が印象的でした】

   【堂々とした佇まいでした】

【1年生:いっぱい遊んでもらいましたね】

【1年生:お姉ちゃんにもたくさんお世話をしてもらいました】

【2年生:卒業生のいいところをいっぱい発見しました】

【2年生:ずいぶんと頼もしくなりました】

【3年生:これからは自分たちがリードする番だという意識がみられます】

【3年生:たくさん遊んで、たくさん思い出を作りました】

【4年生:気持ちのこもった言葉、しっかり伝わったと思います】

【5年生:これからは荒谷小を背負っていくリーダーです】

【夕飯のリクエストに応えてくれた保護者の方】

【地域の素材を生かした料理で諸塚のよさを伝えてくれた保護者の方】

【いつでも一番の味方でいてくださる保護者の方】


【親として教師として、全力で応援してくださった保護者の方】


【「自慢の娘」、一生懸命支えてくださる保護者の方】

 卒業生、在校生、保護者の方々の気持ちが体育館中に満ちた素晴らしい時間となりました。感動的な、そして清々しい卒業式になったと思います。退場の際には、来賓の方々も花道を作ってくださり、みんなに祝福されながら涙をこぼしながらも笑顔で退場をしていました。


   【ステキな卒業式でした】


  【今までありがとうございました】

 来賓の皆様、保護者の皆様、本日はご多用の中お越しくださりありがとうございました。お陰様で、最高の時間を卒業生と過ごすことができました。これからも末永く、卒業生の成長を見守っていただけると幸いです。

表彰・卒業式練習

 今日、1校時に卒業式の練習を行いました。はじめに「子どもの詩(薔薇)」の表彰を行いました。これは、1年間を通して諸塚村に投稿した詩の中から、優秀賞と優良賞の子どもたちを表彰するものです。


     【4年生と6年生が表彰されました】

 その後、最後の卒業式の練習をしました。卒業式の予行練習の時に比べると、相手の目を見て、大きな声で発表できるようになっていました。1・2年生の先生からは「目線や姿勢もよくなってきました。さらによくなるために意識してほしいことは、セリフに気持ちを込めることです。」と話されました。気持ちを込めることで、表情も変わり、声も変わり、卒業生と在校生の気持ちが一つになると思います。今まで、一緒に過ごした学校生活を思い出して、一人一人が堂々とそして感謝をこめて思いを伝えて欲しいと思います。


【後ろから見てくださる保護者の方々にも、子どもたちの思いが伝わることでしょう】

みんデー

 先週の金曜日は、昼休みに「みんデー」を行いました。「みんデー」とは「みんなで遊ぶ日(day)」の略です。今回は6年生のリクエストでとび縄を使った遊びとおにごっこをしました。おにごっこでは「何おににする?」と子どもたちで相談し、お別れ遠足では「王様おにごっこ」をしましたが今回は「増えおに」というおにごっこをしました。「増えおに」は、はじめにおにが2人います。おににタッチされた人はおにになり、おにがどんどん増えていくおにごっこです。おにが少ないうちは、運動場を広く使ってゆったりと逃げられるのですが、おにが増えてくるとはさみうちをしてきたり、じりじりと包囲網を作られたりして逃げ場がなくなります。おにに追いかけられる時の恐怖感、逃げ切れなかった時の悔しさ、おにになって誰かを当てる喜びなど、遊びの中で色々な気持ちを体験できる「増えおに」でした。卒業式まであと2日となりました。今日はどのような昼休みを過ごすのでしょうか。


  【おには誰にする?】【おにになったら帽子は後ろ向きです】


【運動場に「ねこエモン」が描かれていました】

お誕生日給食

 昨日は校長先生のお誕生日でした。いつもは検食をしてくださる校長先生ですが、この日は子どもたちとランチルームで給食を食べてくださいました。子どもたちは校長先生と給食が食べられることに興奮しているようで、いつもよりも張り切って給食時間を迎えていました。校長先生と話したくて仕方ない子どもたちは、「校長先生は何歳になったんですか?」と話しかけていたり、剣道の話をしたりしていました。

 【牛乳でかんぱーい!!】【校長先生に聞きたいことがいっぱい】

 特別感のあるお誕生日給食を、賑やかに過ごした子どもたちでした。

卒業式予行練習

 今日の2~3校時に卒業式の予行練習を行いました。今日の予行練習のめあては「安心・感動・感謝の気持ちをもって行う」ことです。

     【一人ひとりめあてをもって臨みました】


【「別れのことば」、自信をもって言えるようになっています】

 予行練習を終えて、さらに伸ばすことができるところや課題を確認しました。その後、課題である目線や拍手の仕方について校長先生からお話がありました。「目線を合わせることで、気持ちを伝えられたり、気持ちを読み取ったりすることができます。」、「伝えようと思って伝えないと気持ちは伝わりません。」等、卒業生を思う気持ちについてのお話でした。一人一人が感謝の気持ちをもって、卒業式に臨んで欲しいと思います。


  【卒業式は6年生の素敵な笑顔がみたいです】


   【自慢の6年生を気持ちよく送り出しましょう】

卒業式練習

 今日の1校時は、体育館で卒業式の練習を行いました。今日は、「安心」をテーマに練習を行いました。「安心」とは、卒業生も在校生も、そして卒業式にお越しくださった方々も「安心」して卒業式に参加できるようにするために、立腰、所作などをていねいに行おうというものです。ピーンと張り詰めた雰囲気の中、卒業式の流れを確認しました。子どもたちの姿を見て教頭先生が、「卒業式のような雰囲気で素晴らしい。」と話してくださいました。

【とっても寒い体育館でしたが、集中力を切らすことなく練習に臨みました】

 2校時は、6年生が卒業証書授与の練習をしました。練習の後、校長先生が子どもたちに「何を考えて卒業証書をもらってる?」と尋ねると「練習を始めた頃は緊張したけど、今は自信をもってできます。」「みんなが私のことを見てると思ってドキドキします。」「どちらの足を動かしたらいいか意識しながらしています。」と三者三様の答えが返ってきました。それらの思いを聞いた校長先生は「当日は、何かを間違えても気にすることはありません。今までみんながしてきたことを普通に見せればいいのです。卒業式まであと9日です。1日1日を大切に過ごしてください。」と声をかけられていました。それを聞いた6年生は、安心した表情を見せていました。
 
 6年生の門出の日を、感謝の気持ちをもってお祝いできるようにこれからも練習が続きます。

すこやか授業(1・2年生)

 昨日の2校時、1・2年生のすこやか授業が行われました。すこやか授業とは、いじめ未然防止の取組の一つで、「授業の中で児童に居場所をつくる。」「わかる授業を行い、主体的な学習態度を養う。」「共に学び合うことの意義と大切さを実感させる。」「言語活動を充実させ、言語力を育てる。」「学ぶことの意義を理解させ、家庭での学習習慣を確立させる。」「学習規律を徹底させる。」という授業づくりの視点をもって授業公開を行うものです。
 昨日は生活科の学習でした。はじめに、しいたけの原木に袋をかけに行きました。しいたけ博士がおっしゃっていた通り、3月になるとしいたけがたくさん出てきました。袋かけがなかなか追いつかないようです。また、今日は「どんこ」のしいたけを3つ収穫しました。


【強風でも袋が飛ばない秘密は、しいたけにひっかけて袋をかけることだそうです】

 その後、教室で「しいたけについてふりかえり、学んだことからクイズをつくろう」というめあてで授業が始まりました。まず、1・2年生が今まで書いてきた「しいたけ日記」をもとに、しいたけのお世話をふりかえりました。原木をたてたり、ふせこみをしたり、水をあげたりして、たくさんのお世話をしてきた1・2年生、実際に自分たちが経験したことなので、はっきりとその時のことを覚えていました。


【絵と文章で分かりやすく記録を残していました】

 そして、2グループに分かれて学んだことを生かしてクイズを作ります。テーマは「ふせこみ」と「ふくろかけ」です。まずはクイズを考え、そして答えを考えます。できる人は三択にも挑戦します。あるグループでは、このようなクイズができていました。「しいたけにふくろをかけるのはなぜでしょう。①おいしくなるため②かんそうしないため③きれいな色にするため。」正解は「②かんそうしないため」です。スムーズにクイズができるグループもあれば、クイズの問題を考えたものの答えが分からないグループもありました。それでも、しいたけについてはずいぶんと詳しくなっている1・2年生、キンモクセイの花が咲いてからは毎日水やりをして、観察をしています。そして、しいたけ博士をはじめとしてたくさんの方々にも関わっていただきました。そのおかげで、しいたけについて自信をもって発表できたり、新たな課題を見つけることができたりしたようです。意欲的な1・2年生の姿は、きっと他の学年の子どもたちにも輝いて見えていることでしょう。


    【このクイズ作りは、今後も行うそうです】

感謝のお別れ遠足

 

 3人の6年生と過ごす日も残りわずかです。「感謝の気持ちを伝え合うことを通して、互いを尊重し合う態度を育む」「集団活動を通して、バスマナーや施設の使い方など社会性を育む」という目的で3月3日(金)にお別れ遠足を行いました。絶好の遠足日和で、暖かい日差しの中、学校を出発しました。学校から荒谷バス停までは美化活動をしながら歩いて行きました。「前、ここで帽子を落として拾ってもらいました」「ここには、ハチの巣箱がいっぱいあるんですよ」「ここのお地蔵さんの前を通るときは手を合わせます」等、荒谷方面に下校する子どもたちは、通学路のエピソードをたくさん話してくれました。今は中ノ又方面に下校するため、「ここ、こんなにきれいになってる!」と山の法面を見て驚いていました。

【1年生の足取りも軽く、会話も弾んでいました】

 また5・6年生担任の先生が、途中にブナの木やクヌギの木などを見つけると、それらの木を紹介したり、枝打ちがされている木を見たり、地拵えを行った跡を見つけて観察したりしました。その他にも、砂防ダムを見てその役割を考えたり、バス停近くの土砂災害に関する看板を用いて危険箇所を確認したりしました。美化活動に加え、林業のことや自然のことについても学びながら歩きました。
 そして、いよいよバスに乗ります。毎週、習字のためにバスに乗る子どもたちが多いので、バスの乗り方をよく知っていました。また、バスに乗ってくる方たちにも「こんにちは!」と元気よくあいさつをしていました。


【約30分、バスに揺られました】

 石峠レイクランドに到着すると、はじめにお別れ会をしました。まずは1・2年生の発表です。まずは「ありのうた」という歌を歌いました。初めて聞く「ありのうた」、この歌を選んだ理由は何だろう?と思っていると、次に「ありのうた」の替え歌を歌い始めました。歌詞の中には「◯◯ちゃんはピアノが上手」「◯◯ちゃんは運動が得意」「◯◯ちゃんは笑顔でにこにこ」等、6年生のいいところを歌に表していました。その後、「6年生クイズ」をしました。学習発表会での「なばたろう」に出てくるようなクイズで、6年生のことをよく調べたクイズでした。

【「ありのうた」、上手に替え歌を作っていました】


 【6年生クイズ、正答率ナンバー1は5・6年生の担任の先生でした】

 次に、1~5年生の発表です。1~5年生は南川の祭りで披露した「Iam natural ◯◯◯」を踊りました。途中からは6年生も参加して全校児童でリズムよく踊っていました。


     【秋祭りの賑やかさが戻ってきたようなダンスでした】


【6年生も振り付けがバッチリでした】

 その後3~5年生から、6年生に賞状を贈りました。


【4月からはこの4人が上学年になります】

 発表の最後には、1~5年生から今までお世話をしてくれた6年生に対してエールを送り、6年生からもエールを返してもらいました。1~5年生の発表は、6年生のことをよく考えて作られたものでした。6年生も、一緒に笑ったり、喜んだりしてくれて、1~5年生も嬉しかったことでしょう。


              【エール交換】

 次に6年生の発表です。6年生は①コント②ダンス③歌④メッセージ(歌)を発表しました。①コントでは、3人で考えた手作りのコントがとても面白くて、1~5年生は声を出して笑っていました。


          【テンポのいいコントでした】


【昨年流行したダンスも完璧に踊っていました】

 6年生の発表を見ている1~5年生は笑ったり、一緒に踊ったりして、一体感のある発表になりました。最後に6年生から1~5年生へ、そして職員へもメッセージのプレゼントをしてくれました。


【一人一人にメッセージを書いてくれていました】



    【メッセージ(歌)では「栄光の架け橋」を歌いました】


【6年生の思いがしっかり伝わりました】

 お別れ会が終わった後は、宝探しをしました。今回は、教頭先生が3つのルートに分けてくじを隠してくださいました。さあ、くじを見つけることができたでしょうか?


 【当たった!鼻付きめがね】

 これらの景品は、保護者の方や地域の方のおかげで準備することができました。そこで、全員で諸塚に向かって大きな声で「ありがとうございます!!」とお礼を言いました。諸塚にいらっしゃった皆様に子どもたちの声が聞こえたでしょうか?


【とっても素直な子どもたちです】

 お昼になると、全員でお弁当の時間です。今日は「弁当の日」でもあり、子どもたちは、朝早くから起きておかずを作ったり、つめたりしてお弁当を作ってきていました。「おねえちゃんがオムライスを作ってくれました。僕はウインナーを焼きました」「しょうがやきを作りました」「全部作りました」等、それぞれお弁当作りに関わってきた様子を話してくれて、嬉しそうに食べていました。


【くるくるサンドイッチ、おいしそう】【みんなでおいしく「いただきまーす」】

 昼食後は、世界農業遺産専門家会議委員の方や会社を経営されている方とのふれあいを行いました。子どもたちは学習発表会で発表した内容を中心に、堂々と自分の学習内容を話していました。「山と畑のつながりって諸塚にもあるの?」と質問があったり、「都会にはないものがここにはある。ここで育つことはすごいことです。」と言葉をかけていだいたりして、また更に自信を深めた子どもたちでした。


 【新たな出会いがありました】

 その後、全校児童で陣取りをしたり、王様おにごっこをしたりしました。遊具がなくても、広場があるだけで十分に楽しめる子どもたち、何事にも一生懸命取り組む子どもたちは、遊びも全力でした。

 友達、家族、地域の方々、新たな出会い、たくさんの感謝の気持ちをもって過ごすことができた充実したお別れ遠足でした。

全校朝会

 昨日、朝の時間に全校朝会を行いました。今年度最後の全校朝会、毎回校長先生から子どもたちにお話をしていただきますが、今日は今まで話されたことをふりかえりました。


   【心に残るお話がたくさんありました】

 まず、4月の始業式の日には「夢」についてのお話がありました。「夢」を実現するためには、目標を立ててそれに向かって努力することが大切であるとお話しされました。また、5月には「夢」に加え、感謝の気持ちをもつことの大切さもお話しくださいました。この時に、校長先生直筆の「夢」が配られ、各教室に掲示をしています。
 
【掲示し続けることで、「夢」と「感謝」を意識し続けることができました】

 6月の全校朝会では「朝のさいころ」のお話をされ、8月の2学期始業式の日には「心」についてのお話をされました。また、運動会が終わった10月は「頑張った先にあるもの」、12月は「未来」についてお話しくださいました。そして、1月には「自分らしさ」についてのお話がありました。常に、子どもたちのがんばりをほめてくださり、今頑張っていることが未来に、夢につながっていることを教えてくださいました。
 子どもたちも職員も、今月はどんなお話かなぁと楽しみにしていたと思います。校長先生のお話を聞くことにより、自分たちの今を再確認し、未来を見つめることができました。

 次に生徒指導主事の先生からお話がありました。あいさつや返事、時間の使い方、ろうか歩行など、当たり前にできるよう確認をしました。


【一つ一つのことをていねいにすることが大切です】

 あっという間に過ぎる3学期ですが、1日1日を大切にして残りの時間を過ごして欲しいと思います。

学習発表会2

 学習発表会の終盤は「わくわく学習」の発表です。
 まず、1・2年生は、劇「なばたろう」を発表しました。「ももたろう」のストーリーを参考にした「なばたろう」、伝説のしいたけ博士が住んでいる南川国を目指して旅に出ます。「なばたろう」は、旅の途中で「玉切りの◯◯」や「こまうちの◯◯」「ふせこみの◯◯」など、しいたけ作りに詳しい仲間に出会います。その時に歌う歌が「なーばたろさんなばたろさん、お腰ににつけた乾燥しいたけ、一つ私にくださいな。」という歌です。3~6年生や保育所生も、劇の途中で出てくる歌に合わせて一緒に歌いました。また、伝説のしいたけ博士の役は、本当のしいたけ博士に演じていただきました。しいたけ博士は、春にはしいたけについての学習でお世話になり、夏、秋と定期的にしいたけの原木の様子を見に来てくださり、冬にはこま打ちの指導もしてくださいます。1年を通じてお世話になっているしいたけ博士ですので、1・2年生も一緒に劇に出てもらえて嬉しそうでした。


【しいたけについて意欲的に学ぶ姿を見てもらうことが、しいたけ博士に感謝の気持ちを表すことにつながると思います】

 その後、3~6年生のポスターセッションです。それぞれの子どもたちが自分で決めたテーマに沿って1年間学習してきたことを発表しました。質疑応答を含めて1人10分の持ち時間です。学習をしてきた過程や学習を通して学んだこと、将来の夢との関わりなどを元気よく発表していました。


【1人で10分間のポスターセッションは初めての経験でした】


  【自分が経験して学んだことだから、自信をもって発表できます】

【発表を支える友達との息もピッタリ】

【わくわく学習を通して夢が明確になりました】

【女性にスポットを当てて諸塚村を応援】

 質疑応答では、「校区外の方へ取材をする時に大変だったことは?」という質問に、「質問に対する答えをもらった時に『つまり』を使ってその方が言いたいことを確認しました。」と答えていたり、「将来諸塚村に帰ってきたいと思いますか?」という質問には「将来帰ってきて諸塚で介護士になりたいです。また、青年や婦人会にも入りたいです。」と答えていたりする子どももいました。どの子どもも、質問に対してじっくりと考えて答えを出す姿がみられました。今まで一つ一つ学習を積み重ねているため、予想していなかった質問でもそれまでの経験と重ね合わせて答えることができていたと思います。

 最後に閉会式を行い、校長先生から講評をいただきました。まず、子どもたちの学びに対する姿勢についてお話がありました。「子どもたちは、学習してきたこと、考えたことを伝えたい・見せたいという気持ちがあります。この学習発表会で、1年のまとめの発表ができたと思います。そして、地域の方々への感謝の気持ちが伝わったと思います。」それから「在児家庭ではない地域の方々が学習発表会を応援にきてくださるのが荒谷のよさだと思います。また、箕舞の指導や応援隊からのつながりが広がり、学びが深まりました。」と地域の方々へのお礼の言葉がありました。講評の結びには、「この学校は理想の教育ができる学校です。」と話され、本当にその通りだと思いました。


【保護者の方・地域の方々への感謝の気持ちで溢れた講評だと感じました】


【荒谷小を応援してくださるたくさんの方々がいてとても心強いです】

 学習発表会が終わると、体育館後方からいい香りがしてきました。1・2年生の乾燥しいたけが入っている豚汁の香りです。お父さん方が朝早くから作ってくださった豚汁や、各家庭から持ってきてくださったおにぎりをお昼ごはんに昼食会の始まりです。


【あつあつの豚汁、しょうがの風味が食欲をそそりました】

 昼食会では、学習発表会にお越しくださった方々の中から感想をいただきました。

   【林業関係の方や青年の方】


    【婦人会や林業女子の方】

   【前校長先生や宮崎大学の先生】

【不在児家庭の方や村外出身者の方】

 様々な立場から子どもたちの発表についてお話しくださいました。
◯ 「荒谷小を世界遺産にしたい。」
◯ 「林業のことをほめてくださるので、家族がしている林業の仕事をかっこよく思えたり誇りに思えたりするようになった。」
◯ 「地域の循環が学校の循環とマッチしている。子どもたちは肌で感じて学んでいると思う。」
◯ 「青年はみんなの期待に添えるよう、先輩と話したり後輩に伝えたりするという中間の役割を担っている。これからもがんばりたい。」
◯ 「林業小町やひなたもりことコラボレーションしたい。」
◯ 「林業から広がりを見せている。社会を支えているのは『人』だと学習を通して学んでいる。この地域にこの学校があることが大切だと感じている。」
◯ 「地域が子どもを守っている。自分の子どものように思っている。このことが子どもたちの誇りになる。」

 など、嬉しいお言葉をたくさんくださいました。それらの感想を聞いて、最後に子どもたちがふりかえりました。

◯ 間違えないで楽しくできた。
◯ 目標の感謝の気持ちをもって発表することができた。じいじ、ばあばが聞いてくれて自信がもてた。
◯ 大勢の人の前で発表ができた。将来は青年団に入団したり、林業女子になりたいという夢が強いものになった。絶対に夢を叶える。
◯ 荒谷小は世界遺産になる学校だと思った。

【それぞれ達成感を味わったようです】

 子どもたちは、一生懸命学習してきたことを、きちんと聞いてくださる保護者の方や地域の方々にとても感謝していると思います。子どもたちの成長を見届けてくださる温かさ、荒谷・南川の方々の元気も感じられた学習発表会でした。
 お忙しい中お越しくださって、本当にありがとうございました。

学習発表会1

 2月26日(日)に学習発表会を行いました。インフルエンザの流行により、2週間延期した学習発表会ですが、多くの方々にお越しいただきました。

 毎年恒例の、お父さん方による豚汁作りは7時30分頃から始まりました。各家庭で前もって材料を切ってきてくださっていたため、スムーズに調理が進んでいました。

    【家庭科室からいい香りが漂ってきました】

 そして、いよいよ学習発表会のスタートです。まずは保育所生の踊り・ダンスです。

【年少・年少々さんは魔法使いに変身】


【年中・年長の女の子はあでやかな着物姿】【「えい!やあ!」と元気のいい年長さん】

 にこにこ笑顔や真剣な表情で、堂々とした発表を見せてくれました。

 その後、各学級の発表です。
 1・2年生は一輪車に英語、そして算数の発表をしました。算数の学習で、かさを調べる方法として「水を飲んでみたらどちらが多いか分かるんじゃない?」と言って1年生が水を飲んで調べるという発表をしました。まさかそんな調べ方で分かるはずがないと大人は思うのですが、実際に子どもたちは真剣にそのように担任の先生に提案したそうです。面白い発想があるなぁと子どもたちのひらめきには感心します。


  【自然体で発表ができました】


           【1年生は初めての学習発表会】

         【大きな声を出せるようになった2年生】

 3・4年生の発表はリコーダーや詩、社会の学習の発表でした。学習発表会前は、体育館に加えて図書室でも練習を重ねてきた3・4年生、とても元気のよい発表でした。詩の発表では、家族を題材にした詩を発表した児童が詩を読む際に、会場にいる家族に呼びかける演出がありました。ほほえましい光景で、きっと家族の方は喜んでくださったのではないでしょうか。


 【元気をもらえる発表でした】

     【3年生、リコーダーもとっても上手でした】

【4年生、発表をリードするような大きな声でした】

 その後は、5・6年生の発表です。まず、6年生が弓の唱経を歌いました。会場からは、「初めて最初から最後まで聞いた」と話す声も聞こえてきました。そして5年生は読書感想文の発表をしました。その後のわくわく学習の発表につながるような発表でした。


 【美しい4人のハーモニー】


【5年生、難しい本にも挑戦しました】 【6年生、堂々とした発表です】


     【日頃の学習の成果を立派に発表しました】

 前半が終わり、次は保育所生の「おむすびころりんすっとんとん」です。場面が変わる時には、自分たちで背景を変えたり、並ぶ時は隣の人との間を考えて立ったりするなど、子どもたちが考えて動いている姿が印象的でした。


【おじいさんとおむすび、そしてねずみたちのユーモア溢れる劇でした】

 劇の次は「箕舞」です。この日のために、2回も来校され、ご指導くださった地域の方たちに感謝の気持ちを表すため、そして伝統文化を受け継いでいく気持ちを伝えるという思いが子どもたちにはあります。舞い手はお互いに動きを確認しながら舞い、囃子も大きな声で舞い手を支えて「箕舞」を作り上げました。


      【先輩から後輩へと脈々と受け継がれています】


【ご指導くださった方も近くで応援してくださっていました】

 それから、保育所生の合奏やミラクルパワーズによる演奏も行われました。子どもたちも大人も、学習発表会に向けて一生懸命練習をしてきました。保育所生は鍵盤ハーモニカにカスタネット、タンバリンにトライアングル、大太鼓とそれぞれ役割分担をして演奏しました。ミラクルパワーズでは、在児家庭でない地域の方々も多く参加してくださっています。その方々が音頭をとって進めてくださるからこそ、今年も演奏ができたと思います。ありがとうございます。


【大きな音を出すために元気よく楽器を演奏しました】



        【地域の一体感が表れた演奏でした】

 この学習発表会には「懐かしの先生紹介」というプログラムがあります。毎年、異動された先生方が学習発表会にきてくださり、感想をお話しくださいます。今年度も2名の先生がお越しくださいました。


       【昨年度までいらっしゃった先生方です】

 お2人の先生は、子どもたちの発表に対してエールを送ってくださいました。久しぶりの再会に子どもたちも保護者の方・地域の方々も元気が出たことでしょう。荒谷小を離れても、つながってくださっていることをありがたく思います。
 学習発表会の中盤の最後のプログラムは合同合唱・合奏「ふるさと」です。地域の方々に対する感謝の気持ち、憧れの気持ち、荒谷・南川に対する自分たちの思いをこの発表に表現しました。

【20人の子どもたちの気持ちが一つになりました】

これなあに?

 こま打ちが終わった後、1・2年生が花壇の前に座り込んでいます。「○○先生、これは何ですか?」と花壇の花からにょきっと生えているものを指さして質問をしていました。「虫を食べる花じゃない?」「草じゃない?」等と想像する1・2年生。一体この花、もしくは草は何なのでしょう?1・2年生が答えを見つける日を楽しみにしています。

【触ってみたり、のぞいてみたりしていました】

こま打ちの後

 全校児童でのこま打ちが終わった後は、1・2年生がふせこみの続きをしました。まずは、原木にたっぷりと水をかけます。その後、ブルーシートで原木を覆い水分が飛んでいかないようにします。


【今日は2年生が水やり当番で1年生が蛇口当番でした】


    【原木さん、ゆっくりやすんでね】

 この原木にしいたけがはえてくるのは、来年の秋だそうです。1年生が3年生になった秋ということになります。その頃年長さんは2年生、この原木を使ってしいたけの学習をしているのかなぁと思い浮かべるとワクワクしてきます。

しいたけ博士とこま打ち体験

 今日の5校時は、年に一度のしいたけのこま打ちをしました。毎年、このこま打ちにはしいたけ博士が来てくださいます。そして、保育所の年長さんも参加します。その理由は、小学校に入ってしいたけの学習をする時に、こま打ちの体験がとても役に立つからです。

【今年もご指導よろしくお願いします】

 まず、子どもたちが今日のこま打ちのめあてを発表しました。

【めあて】
○ 安全にする。
○ 今日のこま打ちで打った原木を、1年生や年長さんに育てて欲しいという気持ちを込める。 
○ こまを作った人、原木を切った人、原木を育てた人、苗木を育てた人など、色々な人に感謝の気持ちをもって取り組みたい。
○ 下級生に教えながら、自分でもこま打ちの手順を再確認しながらしたい。

 それぞれの子どもたちが、自分なりのめあてをもって、こま打ちの学習がスタートです。はじめに、しいたけ博士からしいたけについてのお話がありました。「今年はしいたけがはえないと思いますが、それは荒谷小だけではありません。しいたけを作っている方々に聞くと、どこもしいたけがはえてこないと言っています。その原因は気温です。暖かかったり、寒かったりして気温差が激しいのでしいたけが出てくるのを躊躇しているようです。3月になったらどっとはえてくると思います。」と教えてくださいました。

 お話の後は、早速こま打ちを始めました。下級生と上級生のペアや、保育所生と小学生のペアを作って行いました。


   【保育所生に教えながらこま打ちをしました】


【家でもこま打ちをする子が多く、手際よく進みました】

【こま打ち初体験の1年生】【年中・年少の保育所生も見学に来ました】

 「これ○○ちゃんの木よ。」と運んできてくれる子どもがいたり、保育所生が打ったこまに仕上げをしてくれる子どもがいたりして、みんなで協力しながらこま打ちを行っていました。そして、6年生は原木にドリルで穴を開ける体験もしました。原木に直角にドリルを当て、等間隔に穴を開けていきます。6年生は思い切りがよく、みるみる穴を開けていきました。


    【勢いよく回るドリル、6年生の初挑戦】


     【先生方も初挑戦】


【こま打ちの仕方も学びました】

 こまを打った33本の原木が出来上がりました。次に、これらを校舎の裏に運びます。そして、地面に置いてしばらくふせこみをします。「なぜ原木を地面に置いておくのでしょう?」としいたけ博士から質問がありました。すると3年生が「地面に置いておくと水がまきやすいから。」と答えました。それを聞いたしいたけ博士は「ほぼ正解!さすが1~2年生の時に学習しただけあるね!」と誉めてくださいました。実は今回使った原木は11月に切ったものだそうです。そのため、原木から水分が抜け軽くなっています。そこに、湿ったこまを打ってそのままにしておくと、こまの水分が抜けてしまい菌が原木に回らなくなるそうです。そのため、ふせこみをして、地面の水分を吸収させ、原木が乾燥しないようにするようです。


         【大事に運びました】


【校舎裏に原木が集まりました】

 全校で取り組むしいたけのこま打ちの作業はこれで終わりです。最後にふりかえりをしました。

【ふりかえり】
○ けがをせずにこま打ちをすることができた。来年は下の子に分かりやすく教えてあげたい。
○ 安全に教えることができた。また、保育所生が打った後の仕上げもしてあげることができた。
○ 教える中で、昨年の経験を生かすことができた。例えば、自分が先にこまを打って正しい打ち方を見せて教えるということ。
○ 思いを込めてこま打ちをすることができた。家でする時も協力しながらしたい。
○ めあてを達成できた。また、将来、自分が切った原木を荒谷小に届けたい。そして、今回のようにこま打ちをしてもらいたいと思った。

 これらのふりかえりを聞いて、しいたけ博士が「めあてとまとめをしっかりもって取り組んでいることがすごいです。また、下級生や保育所生に対する優しさもみられました。日曜日の学習発表会では、みなさんのそのような姿を見に行きたいです。」とお話しくださいました。
 しいたけのこま打ちを通して、人とのつながり(林業に関する方々とのつながり・先輩後輩とのつながり)や安全について学んだ子どもたちでした。しいたけ博士、本日はお忙しい中お越しくださりありがとうございました。


【ふせこみをした原木は4月末~5月くらいに組んでおくとよいとアドバイスをいただきました】 

学習発表会リハーサル

 2月26日(日)は学習発表会です。そのため、今日の2~4校時に学習発表会のリハーサルを行いました。
 1・2年生は、できるようになったことの発表をします。一輪車や英語など、1・2年生の成長した姿が見られるのを楽しみにしています。 
 3・4年生もできるようになったことを発表します。リコーダーの演奏や詩の発表など見どころ満載です。
 5・6年生は神楽の「弓の唱経」を歌います。戸下や南川の神楽を彷彿とさせるような雰囲気になるのかもしれません。

 【保育所生の年少児・年少々児は魔法使いに変身】


  【年中・年長の女の子は当日着物を着ます】

  【年長の男の子は、当日袴姿で登場します】

  【1・2年生の発表、今日は冒頭のみ練習しました】


【3・4年生はリコーダーからスタートです】


【5・6年生、どんな構成か楽しみです】


 【箕舞 囃子に合わせて舞いました】

 わくわく学習の発表では、1・2年生はしいたけの学習を通して学んだことを、劇「なばたろう」で表現します。これまでたくさんの方々から教わったしいたけの知識が楽しい劇になっているため、保育所生も楽しく見ていました。3~6年生のわくわく学習の発表は、ポスターセッションです。一人ひとりテーマが違いますが、どの子どもも諸塚のことを考えて学習をしてきました。どの発表もじっくり見たくなる内容だと思います。

 今回のリハーサルを通して、さらによい発表にするためのポイントとして①目線②拍手の仕方③声の大きさがあげられました。目線は一定の方向を向くこと、拍手をするときは気持ちを込めてすること、大きな声でゆっくり、はっきりとした声で発表することなどを確認しました。ふりかえりでは、「心の中では地域の人への感謝をもって発表していたけれど、それが目線や声に出ていませんでした。本番では、目線や声にも感謝の気持ちを表して発表したいです。」「当たり前のことができていない自分に腹が立ちました。でも、その姿が自分の本当の姿だと思いました。今日から、当たり前のことが当たり前にできるように努力して、立派な中学生になれるようにしたいです。」と発表していました。この学習発表会のリハーサルは、発表の流れを確認するだけではなく、日ごろの自分たちの行動をふりかえり、改善するきっかけになる時間になったようです。


【一つ一つの行動に心を込めます】

「おもちゃまつり」

 今日の1・2校時に「おもちゃまつり」を行いました。この「おもちゃまつり」は2年生が1年生におもちゃの作り方を説明して、1年生に楽しんでもらうものです。この日のために、各学校の2年生がおもちゃの材料を準備したり、説明文を書いたりしてきていました。おもちゃの材料は、紙コップや色画用紙、ストローに糸等、身近にあるものばかりです。おもちゃは、「糸電話」「フーフーボール」「フリスビー」「ダンボールごま」など全部で6種類ありました。
 早速1年生は2~3人のグループに分かれて、作ってみたいおもちゃのブースに行きました。糸電話を作った子どもは、担任の先生と一緒に遊んでいて、先生から小さな声で名前を呼ばれると「聞こえたー!!」と言って、とっても嬉しそうな表情をしていました。
 2年生は、準備した説明文をもとに1年生に作り方を教えていました。それ以外にも「画用紙は何色がいい?」「何を書きたい?」等と、声をかけながら作業を見守っていました。

   【糸電話作り】     【ダンボールごま作り】

【2人で協力して説明をしました】


【まゆ玉転がし、うまく転がるかな?】【フーフーボールは息の加減にコツがあります】

【保育所生も制作したり見学したりしました】

 あっという間に2時間が終わり、ふりかえりの時間になりました。「今日は、練習した説明がきちんと言えてよかったです。また、1年生が『楽しい』と言ってくれたのがうれしかったです。」「1年生が楽しく遊んでくれたり、保育所生も遊んでくれたのでよかったです。」等とふりかえっていました。しっかりと準備をして臨んだ2年生、ルールを守って取り組んだ1年生のおかげで、どの子どもたちも生き生きとした表情で取り組みました。きっとこの「おもちゃまつり」、子どもたちの思い出に残る時間になったことでしょう。

M2学習

 今日は、村内の1・2年生が荒谷小に集まりM2学習を行いました。同じように3・4年生は諸塚小で、5・6年生は七ツ山小でM2学習を行いました。
 1・2年生は3校時に体育を行いました。今日のめあては「リズムにあわせてなわとびをしよう」でした。1・2年生混合のグループを作り、音楽に合わせて4種類の跳び方を考えました。

【今日は、ぽかぽか陽気でした】

 いつもとは違う環境の中で、荒谷小の子どもたちはどのような行動をするのか見ていると、「まずは、かけあし跳びをしよう!」という他校の友達の言葉に、「あ!それできる!!」と言って跳んで見せる子どもがいたり、先生の言葉にしっかりと耳を傾けている子どもがいたりしました。普段とあまり変わりない子どもたちの姿が見られて安心しました。


【どんな組み合わせがいいかな?】

 その後、グループごとに発表をしました。前跳びや後ろ跳び、横跳び、かけ足跳び等いろいろな跳び方を組み合わせて跳んでいました。あるグループは前奏を利用してアレンジを加えていたり、最後にはポーズをとったりして、それぞれの工夫が光る発表でした。


 【日ごろの練習の成果が出ました】


 【とっても楽しそうに跳んでいました】

 ふりかえりでは、「前はひっかかっていた跳び方も、今日はひっかからずに跳べて嬉しかったです。」と発表がありました。リズムに合わせて、楽しく跳べた子どもがたくさんいたようでした。
 M2学習は明日で年度最後です。たくさんの友達とふれ合って、いろいろな体験をして欲しいと思います。

「弁当の日」に向けて

 3月3日(金)はお別れ遠足です。晴れたら学校から荒谷のバス停までゴミ拾いをしながら歩き、その後路線バスに乗って石峠レイクランドまで行く計画です。そのお別れ遠足の日に、子どもたちにお弁当作りに関わってもらおうと、今日の朝の時間に「弁当の日」についての指導をしました。
 まずは、健康に過ごすために心がけていることを尋ねました。すると「手洗い・うがい」「早寝・早起き」「運動」「マスクをつける」「食事」などの答えが返ってきました。その中の「食事」について、「お家で食事を作ってくれるのは誰ですか?」と尋ねました。すると、ほとんどの子どもたちが「お母さん」や「おばあちゃん」と答えていました。5・6年生は時々食事を作る手伝いをするようですが1~4年生はあまりそのような経験はないようです。
 諸塚の子どもたちは中学校を卒業すると、親元を離れて生活をすることになります。その時に「食事」に関して、子どもたちが自立できるようにしておくことが必要だと考えます。例えば、食べ物に興味をもっていたり、料理の方法を知っていたり、食べ物を選択する力を備えていたりすることです。そして、食事に関わる全てのことに感謝の気持ちをもつことが必要だと思います。そのような子どもたちを育てるための一つの方法として「弁当の日」を設定しました。自分にできることを考えて、少しでも弁当作りに関わって、「食事」の大切さ・ありがたさを感じて欲しいと思います。


【お弁当作りを通して学びを深めましょう】

うれしい雪

 昨夜から雪が降っていたようで、今朝は荒谷小も雪化粧をしていました。

      【とてもきれいな景色でした】

 【雪を払ってあげていました】

 子どもたちは、登校後雪遊びをしたようです。「今まで雪が降っているのは見たことがあるけど、積もってるのを見たのは初めてです。」と1年生が話していたり、3年生は雪に覆われた運動場を見て「あー、この上で寝てみたい。」と言ったりしていました。それに対して5年生が「膝くらいまで積もらんと寝られんよ。」等と楽しそうに話しながらも、名残り惜しそうに教室に帰っていきました。


【みんなとびっきりの笑顔でした】

 雪が積もると、雪が寒さを吸収してくれるか、少しだけ柔らかな心地良い寒さに感じます。毎年のように雪が積もりますが、やはり雪が積もる日は特別で心が弾むは子どもも大人も同じなのかもしれません。

それぞれの学習

 今日の午後、子どもたちの学習の様子を見に行きました。2階に上がると、「カチャカチャ。」「ジャー。」という音が聞こえます。手洗い場を見てみると、1年生と2年生が筆や水入れなどを洗っていました。1年生が「なば木やしいたけのかさの色塗りをしました。」と話していました。早速1・2年生教室に行ってみると、立派な原木としいたけが置いてありました。しいたけの軸をガムテープで巻いた本物そっくりのしいたけもあり、細かいところまでていねいに作業をしていることが分かりました。学習発表会で使う小道具が順調に出来上がっているようです。


【劇 なばたろう にどのような形で出てくるのか楽しみです】

 3年生は、一昨日と同じように理科の学習で体重計を使って重さを測っていました。一昨日学習した子どもが「次は片足で立ってみて。」とか「今度は力を入れてみて。」等と言葉をかけながら、重さの変動がないかを確かめていました。今日は2人で理科の学習だったので、とても嬉しそうにしていました。


【2人でニコニコしながら学習をしていました】

 5・6年生は算数の学習をしていました。今日は5年生の復習をしていました。そのため、5年生も6年生も同じ方向を向いて問題を解いていました。どの子も集中して取り組んでいて、ピーンと張り詰めた緊張感のある教室でした。


【鉛筆の持ち方も意識していました】

 今日は風が強く寒い1日ですが、子どもたちは元気にそれぞれの学習に取り組んでいます。

学習発表会の延期

 2月12日(日)に計画していた学習発表会ですが、インフルエンザの流行のため2月26日(日)に延期することにしました。そのため、12日(日)は学校を休みにし、13日(月)は通常の授業を行います。


【今日も発表の練習をがんばりました】

理科の学習

 今日の5校時、ランドセルを背負った3年生と担任の先生が保健室にやってきました。今日はけがや病気での来室ではなく、学習のために保健室にやってきたようです。「理科の実験で重さを測りたいので体重計を貸してください。」と言って、早速実験をしました。
 人は姿や形が変わったら体重が変わるのかどうか?を実験するそうです。まっすぐ前を向いて立った時の体重と、片足立ちをして立った時の体重、座った時の体重、足に力を入れた時の体重など色々な方法を試していました。

【まっすぐ立つ】    【片足立ち】

   【座り込む】      【足にグッと力を入れる】

 どのような方法で体重計に乗っても、体重計の数値は変わりませんでした。実験前の予想では、姿を変えれば体重は変わると考えていたようで、この結果に驚きの表情を見せていました。その後、ランドセルを背負って体重計に乗りました。


【およそ2キロ体重が増えました】

 今日は、インフルエンザによりクラスの友達がお休みしているため、担任の先生と1対1の学習でした。少し恥ずかしそうでもあり、楽しそうにもしていた3年生でした。

彩を添えたリーフレット

 今日の5校時、日向の印刷会社の方がお越しくださいました。手に持っておられるのは、5・6年生がわくわく学習で作成しているリーフレットの印刷見本です。今日は、その見本を子どもたちに見せて、誤字・脱字を訂正したり、写真の配置の確認等をしたりするためにお越しくださったのです。
 リーフレットは、写真も鮮明に写っており、色塗りをしたところも鮮やかに印刷されていました。また、子どもたちの思いを込めた文字もきれいに印刷されていました。初めて見る印刷の見本に子どもたちは、「すごーい!」「神楽の写真かっこいいね!」等と喜びいっぱいの様子でした。

       【色鮮やかな見本ができていました】

 早速、修正をするために図書室で作業を始めました。印刷会社の方も一緒に立ち会ってくださり、アドバイスをくださっていました。1年間学習してきたことが形になり、学習発表会の発表に向けて意欲もますます向上したのではないでしょうか。学習発表会では、これまでの学習の過程や学びをポスターセッションで発表します。
 2月12日(日)の学習発表会、たくさんの方々のお越しをお待ちしています。


【プロの方から直接助言していただける貴重な時間でした】

保育所生と合同練習

 今日の3校時に、体育館で保育所生と学習発表会の合同練習を行いました。まずは、保育所生と「ふるさと」を歌いました。身体を揺らしながら、一生懸命声を出す小学生、しっかり歌詞を覚えている保育所生、高い音が多くて声を出すのが大変ですが精一杯歌いました。


【保育所生が入ると一気ににぎやかになります】


  【本番も大きな声で歌ってくださいね】


 【のびのびと歌っていました】 

 合唱は保育所生と一緒に行いますが、合奏は小学生だけで行います。鍵盤ハーモニカ・リコーダー、大太鼓と小太鼓、そしてトライアングルを役割分担して演奏します。途中、音楽主任の先生から「みんなは、どんな気持ちで演奏したい?」と子どもたちに質問がありました。「感謝の気持ちをもって演奏したいです。」「諸塚があるから荒谷小があると思って演奏したいです。」等、子どもたちはそれぞれに思いがあることを伝えていました。すると「その気持ちを演奏に込めてみてください。音が変わってくるから。」とアドバイスがありました。子どもたちのその後の演奏は、伸びやかで美しい音色になっていたように思います。

【上学年のリコーダー 低い音、高い音様々な音を奏でます】

【下学年の鍵盤ハーモニカ たくさん練習して上手に弾けるようになりました】

【1年生は大太鼓も叩きます。6年生は小太鼓とトライアングルを掛け持ち】


 最後に、小学生だけでもう一度合唱の練習を行いました。ここでも音楽主任の先生が「強弱をつけていきましょう。また、みんなはどんな色の歌声を届けたい?」と質問をされました。すると「黄色!」と答える子どもたち。「じゃあ、一番声を大きく出すところは、黄色い声が体育館中に舞い上がるイメージで歌ってみてください。」と話されました。この言葉を聞き、子どもたちの表情はとても柔和なものになっていました。子どもたちが感謝の気持ちをこめて歌う「ふるさと」、お越しいただくたくさんの皆さまの心に届くといいなぁと思います。


【子どもたちの歌声を引き出してくれます】

凧あげ

 1月20日(金)に諸塚小で行われたM2学習で1・2年生は凧を作りました。諸塚小校区の地域の方を講師にお招きして、凧の作り方を教えてもらっていました。その日は、途中まで凧を作り残りはそれぞれの学校で仕上げることになっていました。
 子どもたちの凧もできあがり、今日の1時間目に1・2年生が運動場で凧あげをしました。1年生が凧に描いた絵は恐竜やクジラで、2年生は花やネコを描いていました。それぞれ個性あふれる仕上がりになっていました。
 凧をあげる時に、運動場を走り回って凧をあげる子どもがいたり、凧糸を巧みに動かしながらゆったりと凧をあげる子どもがいたりしました。わずかに吹く冷たい風をうまく捉えて、一人ひとり違う凧あげを楽しんでいました。


         【大きな凧が出来上がりました】


       【色とりどりの凧が風に乗っていました】

 

「分かる」と「できる」をつなげる

 今日の5校時、箕舞の練習を行いました。今日も、地域の方3名に講師としてお越しいただきました。今日のめあては「『分かる』と『できる』をつなげる」ことです。舞い手の子どもたちは、衣装を着て練習をし、お囃子の子どもたちは、6年生が下級生に教えながら唄いました。


【はじめに衣装合わせ 男の子はねじり鉢巻きをします】


【色々な方々に声をかけていただき、練習スタートです】


【男の子は力強く、女の子はしなやかに舞います】

 今日は、特に杵を持つ男子の動きに焦点をあてて練習をしました。舞う際にまっすぐ円を描くように舞うのではなく、外を向いたり内を向いたりしてジグザグに舞うことがポイントだそうです。「まっすぐ舞ってしまうと、箕の子どもたち(女子
がついていくのが大変だからです。」と講師の方がおっしゃっていました。


【細かい動きを教えてくださいました】

 全部で3回通し稽古をしました。3回目には子どもたちの動きも軽快に柔らかくなっていました。
 最後のふりかえりでは「今日は囃子で3年生がいなかったので、3年生の分を唄いました。すごく難しくてて、いつも唄っている3年生はすごいんだなぁと思いました。」「『分かる』と『できる』をつなぐことができました。」「今日舞った箕舞を、来年は他の人も舞うことになるので、教えてあげたいです。」「吉野宮祭りでも舞うので今回の学びを生かしたいです」「囃子を下級生が受け継いで欲しいです。」等と発表をしていました。
 5・6年生の担任の先生から「『分かる』と『できる』をつなげることができましたね。これは、みなさんが目と耳を使って考えて練習をしたからです。また、『つなぐ』という点では、受け継ぐという視点で考えている人がたくさんいました。学習発表会では、恩返しのつもりで箕舞を舞ってください。」とお話がありました。
これらをお聞きになった講師の方々からは「昔は私たちも箕舞を舞っていました。婦人会も舞っていましたが、今はみなさんだけです。受け継いでいってくれることに感謝をしています。」「感動して涙が出ました。ありがとうございました。」「かぜをひかずに本番も頑張ってください。」とうれしいお言葉をいただきました。


  【講師の先生方、熱心なご指導ありがとうございました】

 地域の方々の思いを背負って子どもたちは箕舞を舞います。また、元気なお囃子も見どころの一つです。学習発表会では、子どもたちの箕舞にも応援をよろしくおねがいいたします。


※ 各クラスの発表の練習も頑張っています。

【1・2年生の「なばたろう」】

   【どんな発表なのか楽しみです】

すこやか授業(5・6年生)

  今日の2校時に5・6年生のすこやか授業(国語)が行われました。すこやか授業とは、いじめ未然防止の取組の一つで、「授業の場で児童に居場所をつくる。」「わかる授業を行い、主体的な学習態度を養う。」「共に学び合うことの意義と大切さを実感させる。」「言語活動を充実させ、言語力を育てる。」「学ぶことの意義を理解させ、家庭での学習習慣を確立させる。」「学習規律を徹底させる。」という授業づくりの視点をもって授業公開を行うものです。
 今日は、わくわく学習で学んだことを作文にしていました。子どもたちは、本論を書いており、それぞれめあてを立てていました。
【めあて】
○ 相手が分かりやすく理解しやすいように書く。
○ 資料などの事実を使って自分の考えを書こう。
○ 本論をもっと詳しく分かりやすく書こう。
○ 資料を生かして自分の考えを書く。

 はじめに、前時に書いた作文をペアで読み他者評価を行いました。その時の手がかりとして事実と自分の考えに着目すること、特に文末表現に注目することを指導されていました。


【お互いの作文を読んで、いいところや疑問に思うところ等を率直に出し合いました】

 友達のアドバイスを受けた後、もう一度作文を書き直したり、書き加えたりしました。わくわく学習で自分が作ったリーフレットを見ながら作文を書いている子どもや、図を見ながら作文を書いている子どももいました。作文を書く上で、自分たちで必要な資料を選ぶ力や作文を書こうとする意欲を感じ取ることができる子どもたちの姿がありました。

   【作文に集中】
 
 およそ20分間作文を書いたら、再度他者評価をしました。「あとがきの前に調べた内容をもうちょっと入れるともっと分かりやすくなるんじゃない?」とか「取材の雰囲気が伝わる表現があるので、僕でも納得しました。」等と、自分の思ったことをしっかり相手に伝えていました。
 最後に、担任の先生が、修正する前の作文と修正した後の作文を読み比べてその違いを子どもたちに感じさせていました。子どもたちはふりかえりで、「言いたいことを整理して書くことができました。作文を客観的に聞くと、ひきつけられる作文になったなぁと思いました。一生懸命やった甲斐がありました。」「表現が分かりにくくなっているところがあるので、作文を修正していきたいです。」「○○さんにアドバイスをもらったので、あとがきの前に神楽の内容を入れていきたいです。」「事実と考えを整理しながらかけました。また、○○くんにアドバイスをすることで、自分の作文とのつながりを見つけられたので、それを生かしていきたいです。」と発表していました。

 この授業では、担任の先生はポイントを話す程度で、大部分は子どもたちが自分で学習を進めていました。5・6年生は、率直に考えを伝え合える子どもたち、そしてそれを素直に聞き入れられる子どもたちです。学習の中で友達のよさを見つけたり、自分の成長が言葉として表現されたりすることで、学習への意欲が高まっているように感じました。また、普段から友達のことを考えて行動したり、声をかけあったりする5・6年生の豊かな関係が学習にも反映され、より充実した学習になっているのだと思います。

食に関する指導後の給食は?

 今日の給食時間、各クラスを訪ねてみました。
 5・6年生は、担任の先生が声をかけなくても自然と正しい箸の持ち方をして食べていたそうです。また、「あ、こうやって持つんだった。」と思い出しながら箸を動かしている子どももいて、意識して正しい箸の持ち方をする姿が見られました。

【正しい箸の持ち方はこれだ!】

 3・4年生も箸の持ち方を確認しながら動かしていました。「3年生の3学期に箸の持ち方を教えてもらって、4年生の1学期にはできるようになっていました。」と話す子どももいました。練習を続ければできることが友達の姿からも分かり、やる気が湧くのではないかと思います。

【お手本がそばにいて心強いです】

 1・2年生もこれから練習を重ねて正しい箸の持ち方を習得していくと思います。1・2年生教室では、担任の先生が献立を読んでくださったり、一口メモを読んでくださったりしていました。

【大豆ってどうやってできるの?と話題になりました】

 それぞれの学級で給食に関して工夫をしたり、事後指導を行ってくださっていたりしていました。そのことが、子どもたちの食に対しての興味・関心を高めることにつながると思います。これからも、自分の身体をつくる食事に対して関心をもち、そして感謝をしながら食べてほしいと思います。

給食感謝集会

 今日、朝の時間にランチルームで給食感謝集会を行いました。今日は、調理員の先生と中学校の栄養教諭の先生、そして野菜の配達をしてくださる地元の商店の方をお招きしました。


【とっても元気な3名の先生方です】

 はじめに校長先生のお話です。「今日は給食に携わる3名の方がお越しくださっていますが、その他にどのような方々が給食に携わっていると思いますか?」と子どもたちに質問をされました。すると子どもたちは、「生産者」「消費者」「○○くんのお母さん」等と答えていました。その他に「動物を育てている人や牛乳を運んでくれる人、食材を運搬してくれる人などたくさんの方々が携わってくれています。今日の給食の時間には、どうやって給食ができたのかを考えながら食べてください。」とお話しくださいました。


【多くの方々の努力のおかげで給食が出来上がります】

 次に、「荒谷小給食ベスト3」と、「あったらいいなこんな給食」を発表しました。「荒谷小給食ベスト3」では、第1位が揚げパンとハヤシライスでした。第2位がカミカミサラダ、第3位がフルーツヨーグルトとしいたけ南蛮でした。この結果から「2年前のランキングでは、ハヤシライスは第3位でした。今年は第1位だったことから、ずっと人気の献立であることが分かります。また、2年前は好きな給食が10個でしたが、今年は13個の給食が出てきました。このことから、みんなが給食をもっと好きになっていることが分かります。」と説明がありました。「あったらいいなこんな給食」では第1位がホットケーキ、お好み焼き、たこ焼き、パフェでした。第2位がじゃがバター、そば、牛丼、ベーコンでした。これらのメニューを見て、中学校の栄養教諭の先生に実現しそうなメニューを尋ねました。すると、「たこ焼きはできそうです!」とうれしい答えが返ってきました。


【たこ焼き いつか食べられるといいですね】

 その後、ほたきゅう(保健体育給食委員会)の子どもたちから感謝のメッセージ発表とプレゼント贈呈を行いました。給食調理員の先生には、「給食のおかげで色々な味を知ることができました。例えばナンなどの違う国の食べ物が食べられました。」「朝早くから給食を作ってくれる○○先生に感謝をすることを忘れずに大事にマナーよく食べます。」等と感謝の気持ちを伝えました。

【ビビンバも大好きだそうです】

 次に栄養教諭の先生への感謝のメッセージです。「ワクワクドキドキする給食を考えてくださってありがとうございます。私は『秋の味カレー』が心に残っています。なぜなら秋の実りであるさつまいもやしめじ、しいたけなどが入っていたり、名前も『なるほど』と思えたりと楽しませる工夫があったからです。」等と心を込めて気持ちを伝えました。


【給食のおかげで午後の学習も張り切って取り組めます】

 最後に地元の商店の方へのメッセージです。「諸塚学校給食の日では諸塚産の野菜をたくさん探してきてくれます。心に残っているのは『すきやきに』です。糸こんにゃくが短くてつるつるしていておいしかったからです。」「習字の時には、お店でバスを待たせてもらっています。その時には、無言で宿題をします。」等と、給食以外でもお世話になっている地元の商店の方に感謝の気持ちを伝えました。


【お店で買い物をする時もお世話になっています】

 最後に、お越しくださった3名の先生方から一言いただきました。
 給食調理員の先生からは「校長先生のお話を真剣に聞くみんなの態度が素晴らしいと思いました。みんなからは元気をもらっています。これからもおいしい給食を作ります。」とお言葉をいただきました。
 栄養教諭の先生からは「中学校で献立を作っていますが、七ツ山小や荒谷小のみんなはどんな給食が好きかなぁなどと色々考えながら献立を作っています。みんなが大きく元気な身体に成長できるように、献立作りを頑張ります。」とお言葉をいただきました。
 地元の商店の方からは「好きな給食に『カミカミサラダ』が入っているのにびっくりしました。献立を作ってくださる先生や調理員の先生が工夫していらっしゃるんだろうなぁと思っています。」とお言葉をいただきました。


     【嬉しいお言葉をいただきました】


【おいしい野菜をありがとうございます】

 今回の給食感謝集会では、子どもたちが率直に思っていることや、感謝の気持ちを言葉に乗せて伝えられたと思います。そして、この3名の方々の他にも数えきれないくらいの人たちが給食を作るために働いてくれていることを心に留め、感謝して給食をいただきたいと思います。3名の先生方、朝早くからお越しくださりありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

食に関する指導

 給食感謝集会の後は、全校学活を1校時に行いました。今日は1年に1回の栄養教諭の先生による食に関する指導です。テーマは食事のマナーでした。
 まず、食事のマナーとはどのようなものがあるかを考えました。
○ 時間を守って食べる。
○ 姿勢よく食べる。
○ 箸を正しく持って食べる。
○ 食器を持って食べる。
○ バランスよく食べる。

 これらの食事マナーの中で、今回は箸の持ち方の指導をしていただきました。早速出てきたのは、栄養教諭の先生オリジナルの箸です。この箸は1本が青くもう1本が赤いお箸でした。色が違うお箸にはどのような意味があるのでしょう。


【信号を思い出してね】

 実は上の箸は青く下の箸が赤いこのお箸は、青いお箸は動かしてもいいお箸で、赤いお箸は動かしたらいけないという意味を色で表しているのです。信号を思い出してみると、青は「すすめ」赤は「とまれ」です。その決まりを箸でも応用しているものです。実際に、そのお箸を使って箸の持ち方を確認しました。


    【青い箸は鉛筆を持つように持ちます】

 持ち方を確認した後は、正しい持ち方で大豆をつかみ皿にうつす練習をしました。栄養教諭の先生は、子どもたちの様子を見ながら「焦らなくても大丈夫よ。できるようになるから。」と声をかけられていました。また「下の箸の位置を変えればできるよ。」と具体的なアドバイスをもらいながら、一生懸命大豆をつかんでいました。


【どの子どもも、正しい持ち方を習得しようとやる気満々でした】

 その後、栄養教諭の先生から「正しい箸の持ち方で食事をするときれいに食べられます。すると、周りで食べている人も気持ちよく食事ができます。」と正しい箸の持ち方によって、食事の雰囲気をよくすることができることを教えていただきました。

 最後に、マナーの一つである「いただきます」「ごちそうさま」をテーマにした紙芝居を読んでくださいました。

【感謝の言葉は色々な人に届いていくのですね】

 学習後のふりかえりではこのような意見が出ました。
○ 食事のマナーで「時間を守って食べる。」「正しい箸の持ち方で食べる」が守れていないことがありました。今日の給食ではこれらのマナーを守って食べたいです。また、家でも今日学習したことを生かしたいです。
○ 箸の持ち方は今日練習をして少しできました。
○ 1年かけて正しい箸の持ち方ができるようになりました。これからも正しい箸の持ち方を意識して食べたいです。
○ 上の箸を動かすということを知ることができてよかったです。
○ 「いただきます」や「ごちそうさま」が野菜を作っている人や卵をとっている人にまで届くことが分かりました。
○ 給食感謝集会ではたこ焼きが出るかもしれないと聞いたので嬉しかったです。また、箸の持ち方を再確認できてよかったです。



【たくさんのことを学習しました】

 今回の食に関する指導では、普段の食事のマナーを振り返る機会になりました。その中でも箸の持ち方を全校児童で再確認することで、今日からの給食でも一斉に取り組めます。「絶対できるようになる。」という先生の言葉で子どもたちも諦めずに挑戦し続けると思います。本日はありがとうございました。