学校の様子

学校の様子

クリスマスツリーの登場

  今日の昼休み、1・2年生の担任の先生が「昼休みに1・2年生がクリスマスツリーの飾り付けをするから、したい人はおいでね」と3~6年生に話していました。その後すぐに、玄関前のツリーには多くの児童が集まり、飾り付けをしていました。4人いるサンタさんの飾りをどうやってバランスよく飾るかを男子が考え、ああでもないこうでもないと話しながら楽しそうに飾っていました。
 クリスマスツリーが飾られると、一気にクリスマスの雰囲気になりました。見ているだけで胸がわくわくするものですね。
 
       【ビフォー】             【アフター】
 
【最後まで飾りのために残っていたのは男子児童でした】

12月の全校朝会

 今朝はこの冬一番の寒さだったそうです。それでも、子どもたちはにこにこしながら「朝、うちの近くで雪?が降っていました」と言ったり、「さむーい!野川谷はあんまり風が吹かないんですよ。中の又と荒谷は風が強いんですよ」と言ったりして元気に登校していました。
 
 今日の朝の時間は、全校朝会が行われました。
 まず、校長先生が表彰の紹介をしてくださいました。それは宮崎日日新聞からいただいた「学校賞」です。本校は若い目やみんなの作文等にたくさん投稿し、新聞にも多く掲載していただいています。その取組が認められ「学校賞」をいただきました。新聞に掲載された作文等は、校長先生が感想を書いてろうかに掲示してくださっています。それが子どもたちも嬉しい様子で、お客さんが来られると、よくそれらの作文のことを話しています。
 
 【賞状と盾もいただきました】                【掲示版いっぱいに貼られています】
 
                 【まだまだあります】
 
 今回の「学校賞」受賞、子どもたちの励みにもなりますし、職員も大変嬉しく思っています。それらの作文を読むと、子どもたちは色々な体験をする中で様々なことを考え、心が動かされたんだなぁと分かります。子どもたちの表現力の豊かさには目を見張るものがあります。
 
 その後、人権についてのお話がありました。今回は、荒谷小出身の中学生が書いた作文を読んで考えました。この中学生は、小学生のころから自分の課題である部分を認識していました。しかし、なかなか克服できなかったようです。今でも完全に克服したわけではないようですが、自分のそばには温かく見守ってくれる人がいて、サポートしてくれる人がいると気づいたそうです。そして「みんなが自分の存在を認めてくれたように思えた。自分の気持ちに寄り添ってくれることが嬉しかった」と書いていました。この中学生は、自分の課題から逃げることなく正面から向き合い、その課題を乗り越えています。今では、小学生が憧れる先輩の一人です。
 その後、自分に自信がもてなくなる時に、どのような考え方をすればよいか3つの考え方を教えてくださいました。
 
 ① ありのままを認める(受け入れる)
  ・ 目線を上げて、肩を開き、口角を上げる
 
 ② 好きな単純作業に没頭する
  ・ 好きな作業(そうじ・草取り・キャッチボール等)にのめりこむことで自分に力が戻ってく  
   る
 
 ③ 未来の自分から語りかけてみる
  ・ わたしたちを取りまく出来事、それ自体に「良い」、「悪い」もなく、意味づけしているの
   はわたしたち自身。全てを乗り越えた10年後の未来のあなたは、悩んでいる今の自分
   にどんな笑顔でなんと励ますでしょうか。
 
 この話を聞いて、自分が悩むこと、落ち込むこと、途方に暮れること等は当然誰にでもあることなんだと思い、そのような自分でもきちんと受け入れ、未来に向かって進めるよう少しずつ努力していこうという気持ちになりました。
 
       【みんなも知っている中学生の先輩。かっこいいですね】
 
 次に、養護教諭の先生からかぜの予防についてのお話がありました。「耳にあって、鼻にあって、口にないものは?」というクイズから始まり、耳や鼻には毛があり、ほこりやばい菌を体内に入れさせないようにするが、口には毛がなく、口を開けておくとたくさんのばい菌やほこりが入ってくることを説明しました。そして、かぜをひかないようにするためには口と鼻がポイントであり、すぐにできるかぜの予防として「鼻呼吸」が効果的であることを話しました。ぜひ、お子さまの普段の様子を見ていただき、無意識のうちに口が開いているようであれば声をかけていただけると有難いです。どうぞよろしくお願いいたします。
 
【口を閉じて、口角を上げるともっといいですね】

給食にグラタン

 今日は、気温はそんなに低くありませんが風の強い日でした。そんな日の給食は、チキンライス、たまごスープ、グラタン、牛乳でした。この身体が温まりそうな献立には、おかわりにたくさんの子どもが並びました。
 そのような中、子どもたちの興味はグラタンにありました。今年度初めて出るグラタン。アルミの容器に入っていて、焼き目がついてとってもおいしそうでした。グラタンを一口食べた5年生の児童が「ん、なんだかアルミの味がする!」と言っていました。「えー、うそー、そんな味せんよ」という友達に、「スプーンでアルミのところをぐるーっとしてん、アルミの味になるよ!」と新たな発見をしたような嬉しそうな表情で話していました。そして、あっという間にグラタンを食べ終えていました。その後、牛乳を飲んで「うーん、母の味がする。グラタンを食べて牛乳を飲むと母の味です」とも言っていました。他の児童が「おふくろの味やろ」とも言っており、和やかな時が流れていました。12月もおいしい給食・そして地元のおいしい食材をいただいて、子どもたちは生き生きとしています。いつもありがとうございます。
 
【食欲をそそるこの色どり、おいしかったです】【楽しい会話が生まれますね】

諸塚村青少年育成村民大会・諸塚村PTA研究大会

 11月29日(土)に、諸塚村中央公民館で、平成26年度諸塚村青少年育成村民大会・諸塚村PTA研究大会が行われました。
 その大会では、6年生の児童が青少年意見発表の場で自分の夢について発表しました。お花屋さんになりたい児童が、花に興味をもつきっかけとなったことや、花に対しての思い、諸塚村に咲いている花を生かしてやってみたいこと等を気持ちを込めて発表していました。
 
【大勢の前での発表、「緊張しました」と話していました】
 
 この女子児童は、昼休みに自主的に花壇の花々に水をあげたり、草取りをしたりしてくれます。本当に花が好きなんだなぁと思います。
 
 その後、「子ほめ表彰」が行われました。本校からは6年生3名が表彰されました。奉仕賞やリーダー賞、あいさつ賞、体育賞をいただいていました。3人しかいない6年生ですが、それぞれのカラーがあり、その3人が自分の持ち味を十分に発揮してくれています。おかげで、荒谷小は6年生のリーダーシップのもと、まとまりのある学校になっていると思います。
 
          【いいところがいっぱいある6年生!いつもありがとう】
 
 その後、本校の研究主任の先生が発表をしました。その内容は、本校が進めている研究についてでした。この研究は「ふるさとに誇りをもち 自ら学び、豊かな人間性をもった、たくましい子ども」を育てるために行っているもので、その中心となるものの1つとしてわくわく学習(ウッジョブ諸塚)が位置づけられています。そのウッジョブ諸塚について、教師が放った3本の矢、そして4本目の矢を紹介し、子どもたちのわくわく曲線と照らし合わせながら、効果を検証していったものです。現段階は学習の途中でありますが、これから学習の終盤に入り、2月にはこれらの学習をまとめたものを学習発表会で発表します。本校の目指す子ども像に近付けるよう、これからも教職員が一丸となって指導にあたっていきたいと考えています。
 
  【教師もわくわく】

3・4年生公開授業

 今日の2時間めに3・4年生の公開授業が行われました。これは「いじめ防止のための年間計画(行動計画)」に位置づけられているもので、授業づくり視点を基に授業公開するものです。
 今日は算数の授業でした。3年生は「二等辺三角形の角の大きさをくらべよう」、4年生は「平行な直線を書こう」というめあてを立てて授業が行われました。そして、今日は3・4年生の授業を5・6年生も授業参観しました。その理由は、複式指導の中で行われるにっこりトーク(話合い活動)をより充実させたいからのようです。3・4年生のにっこりトークの方法やガイドの役割を学び、自分たちの学習に生かそうと一生懸命メモをとっていました。
 

【授業の前には枠が板書され、授業の流れが分かります】【5・6年生も真剣です】
 
【3年生は1人なので、いつもは先生とににっこりトークをします】【4年生も集中しています】
 
 普段、子どもたちは別のクラスの授業を見ることはありません。そのため、授業中の3・4年生のしっかりとした姿に驚いていたようです。5・6年生は、自分たちの授業のヒントになるものを学ぶ時間にもなったと思います。教師と同じように、授業をよりよいものにしようとする5・6年生の姿、とても嬉しく思います。
 
【この日は5・6年生も参加したにっこりトークでした】