学校の様子

彩を添えたリーフレット

 今日の5校時、日向の印刷会社の方がお越しくださいました。手に持っておられるのは、5・6年生がわくわく学習で作成しているリーフレットの印刷見本です。今日は、その見本を子どもたちに見せて、誤字・脱字を訂正したり、写真の配置の確認等をしたりするためにお越しくださったのです。
 リーフレットは、写真も鮮明に写っており、色塗りをしたところも鮮やかに印刷されていました。また、子どもたちの思いを込めた文字もきれいに印刷されていました。初めて見る印刷の見本に子どもたちは、「すごーい!」「神楽の写真かっこいいね!」等と喜びいっぱいの様子でした。

       【色鮮やかな見本ができていました】

 早速、修正をするために図書室で作業を始めました。印刷会社の方も一緒に立ち会ってくださり、アドバイスをくださっていました。1年間学習してきたことが形になり、学習発表会の発表に向けて意欲もますます向上したのではないでしょうか。学習発表会では、これまでの学習の過程や学びをポスターセッションで発表します。
 2月12日(日)の学習発表会、たくさんの方々のお越しをお待ちしています。


【プロの方から直接助言していただける貴重な時間でした】

保育所生と合同練習

 今日の3校時に、体育館で保育所生と学習発表会の合同練習を行いました。まずは、保育所生と「ふるさと」を歌いました。身体を揺らしながら、一生懸命声を出す小学生、しっかり歌詞を覚えている保育所生、高い音が多くて声を出すのが大変ですが精一杯歌いました。


【保育所生が入ると一気ににぎやかになります】


  【本番も大きな声で歌ってくださいね】


 【のびのびと歌っていました】 

 合唱は保育所生と一緒に行いますが、合奏は小学生だけで行います。鍵盤ハーモニカ・リコーダー、大太鼓と小太鼓、そしてトライアングルを役割分担して演奏します。途中、音楽主任の先生から「みんなは、どんな気持ちで演奏したい?」と子どもたちに質問がありました。「感謝の気持ちをもって演奏したいです。」「諸塚があるから荒谷小があると思って演奏したいです。」等、子どもたちはそれぞれに思いがあることを伝えていました。すると「その気持ちを演奏に込めてみてください。音が変わってくるから。」とアドバイスがありました。子どもたちのその後の演奏は、伸びやかで美しい音色になっていたように思います。

【上学年のリコーダー 低い音、高い音様々な音を奏でます】

【下学年の鍵盤ハーモニカ たくさん練習して上手に弾けるようになりました】

【1年生は大太鼓も叩きます。6年生は小太鼓とトライアングルを掛け持ち】


 最後に、小学生だけでもう一度合唱の練習を行いました。ここでも音楽主任の先生が「強弱をつけていきましょう。また、みんなはどんな色の歌声を届けたい?」と質問をされました。すると「黄色!」と答える子どもたち。「じゃあ、一番声を大きく出すところは、黄色い声が体育館中に舞い上がるイメージで歌ってみてください。」と話されました。この言葉を聞き、子どもたちの表情はとても柔和なものになっていました。子どもたちが感謝の気持ちをこめて歌う「ふるさと」、お越しいただくたくさんの皆さまの心に届くといいなぁと思います。


【子どもたちの歌声を引き出してくれます】

凧あげ

 1月20日(金)に諸塚小で行われたM2学習で1・2年生は凧を作りました。諸塚小校区の地域の方を講師にお招きして、凧の作り方を教えてもらっていました。その日は、途中まで凧を作り残りはそれぞれの学校で仕上げることになっていました。
 子どもたちの凧もできあがり、今日の1時間目に1・2年生が運動場で凧あげをしました。1年生が凧に描いた絵は恐竜やクジラで、2年生は花やネコを描いていました。それぞれ個性あふれる仕上がりになっていました。
 凧をあげる時に、運動場を走り回って凧をあげる子どもがいたり、凧糸を巧みに動かしながらゆったりと凧をあげる子どもがいたりしました。わずかに吹く冷たい風をうまく捉えて、一人ひとり違う凧あげを楽しんでいました。


         【大きな凧が出来上がりました】


       【色とりどりの凧が風に乗っていました】

 

「分かる」と「できる」をつなげる

 今日の5校時、箕舞の練習を行いました。今日も、地域の方3名に講師としてお越しいただきました。今日のめあては「『分かる』と『できる』をつなげる」ことです。舞い手の子どもたちは、衣装を着て練習をし、お囃子の子どもたちは、6年生が下級生に教えながら唄いました。


【はじめに衣装合わせ 男の子はねじり鉢巻きをします】


【色々な方々に声をかけていただき、練習スタートです】


【男の子は力強く、女の子はしなやかに舞います】

 今日は、特に杵を持つ男子の動きに焦点をあてて練習をしました。舞う際にまっすぐ円を描くように舞うのではなく、外を向いたり内を向いたりしてジグザグに舞うことがポイントだそうです。「まっすぐ舞ってしまうと、箕の子どもたち(女子
がついていくのが大変だからです。」と講師の方がおっしゃっていました。


【細かい動きを教えてくださいました】

 全部で3回通し稽古をしました。3回目には子どもたちの動きも軽快に柔らかくなっていました。
 最後のふりかえりでは「今日は囃子で3年生がいなかったので、3年生の分を唄いました。すごく難しくてて、いつも唄っている3年生はすごいんだなぁと思いました。」「『分かる』と『できる』をつなぐことができました。」「今日舞った箕舞を、来年は他の人も舞うことになるので、教えてあげたいです。」「吉野宮祭りでも舞うので今回の学びを生かしたいです」「囃子を下級生が受け継いで欲しいです。」等と発表をしていました。
 5・6年生の担任の先生から「『分かる』と『できる』をつなげることができましたね。これは、みなさんが目と耳を使って考えて練習をしたからです。また、『つなぐ』という点では、受け継ぐという視点で考えている人がたくさんいました。学習発表会では、恩返しのつもりで箕舞を舞ってください。」とお話がありました。
これらをお聞きになった講師の方々からは「昔は私たちも箕舞を舞っていました。婦人会も舞っていましたが、今はみなさんだけです。受け継いでいってくれることに感謝をしています。」「感動して涙が出ました。ありがとうございました。」「かぜをひかずに本番も頑張ってください。」とうれしいお言葉をいただきました。


  【講師の先生方、熱心なご指導ありがとうございました】

 地域の方々の思いを背負って子どもたちは箕舞を舞います。また、元気なお囃子も見どころの一つです。学習発表会では、子どもたちの箕舞にも応援をよろしくおねがいいたします。


※ 各クラスの発表の練習も頑張っています。

【1・2年生の「なばたろう」】

   【どんな発表なのか楽しみです】

すこやか授業(5・6年生)

  今日の2校時に5・6年生のすこやか授業(国語)が行われました。すこやか授業とは、いじめ未然防止の取組の一つで、「授業の場で児童に居場所をつくる。」「わかる授業を行い、主体的な学習態度を養う。」「共に学び合うことの意義と大切さを実感させる。」「言語活動を充実させ、言語力を育てる。」「学ぶことの意義を理解させ、家庭での学習習慣を確立させる。」「学習規律を徹底させる。」という授業づくりの視点をもって授業公開を行うものです。
 今日は、わくわく学習で学んだことを作文にしていました。子どもたちは、本論を書いており、それぞれめあてを立てていました。
【めあて】
○ 相手が分かりやすく理解しやすいように書く。
○ 資料などの事実を使って自分の考えを書こう。
○ 本論をもっと詳しく分かりやすく書こう。
○ 資料を生かして自分の考えを書く。

 はじめに、前時に書いた作文をペアで読み他者評価を行いました。その時の手がかりとして事実と自分の考えに着目すること、特に文末表現に注目することを指導されていました。


【お互いの作文を読んで、いいところや疑問に思うところ等を率直に出し合いました】

 友達のアドバイスを受けた後、もう一度作文を書き直したり、書き加えたりしました。わくわく学習で自分が作ったリーフレットを見ながら作文を書いている子どもや、図を見ながら作文を書いている子どももいました。作文を書く上で、自分たちで必要な資料を選ぶ力や作文を書こうとする意欲を感じ取ることができる子どもたちの姿がありました。

   【作文に集中】
 
 およそ20分間作文を書いたら、再度他者評価をしました。「あとがきの前に調べた内容をもうちょっと入れるともっと分かりやすくなるんじゃない?」とか「取材の雰囲気が伝わる表現があるので、僕でも納得しました。」等と、自分の思ったことをしっかり相手に伝えていました。
 最後に、担任の先生が、修正する前の作文と修正した後の作文を読み比べてその違いを子どもたちに感じさせていました。子どもたちはふりかえりで、「言いたいことを整理して書くことができました。作文を客観的に聞くと、ひきつけられる作文になったなぁと思いました。一生懸命やった甲斐がありました。」「表現が分かりにくくなっているところがあるので、作文を修正していきたいです。」「○○さんにアドバイスをもらったので、あとがきの前に神楽の内容を入れていきたいです。」「事実と考えを整理しながらかけました。また、○○くんにアドバイスをすることで、自分の作文とのつながりを見つけられたので、それを生かしていきたいです。」と発表していました。

 この授業では、担任の先生はポイントを話す程度で、大部分は子どもたちが自分で学習を進めていました。5・6年生は、率直に考えを伝え合える子どもたち、そしてそれを素直に聞き入れられる子どもたちです。学習の中で友達のよさを見つけたり、自分の成長が言葉として表現されたりすることで、学習への意欲が高まっているように感じました。また、普段から友達のことを考えて行動したり、声をかけあったりする5・6年生の豊かな関係が学習にも反映され、より充実した学習になっているのだと思います。

食に関する指導後の給食は?

 今日の給食時間、各クラスを訪ねてみました。
 5・6年生は、担任の先生が声をかけなくても自然と正しい箸の持ち方をして食べていたそうです。また、「あ、こうやって持つんだった。」と思い出しながら箸を動かしている子どももいて、意識して正しい箸の持ち方をする姿が見られました。

【正しい箸の持ち方はこれだ!】

 3・4年生も箸の持ち方を確認しながら動かしていました。「3年生の3学期に箸の持ち方を教えてもらって、4年生の1学期にはできるようになっていました。」と話す子どももいました。練習を続ければできることが友達の姿からも分かり、やる気が湧くのではないかと思います。

【お手本がそばにいて心強いです】

 1・2年生もこれから練習を重ねて正しい箸の持ち方を習得していくと思います。1・2年生教室では、担任の先生が献立を読んでくださったり、一口メモを読んでくださったりしていました。

【大豆ってどうやってできるの?と話題になりました】

 それぞれの学級で給食に関して工夫をしたり、事後指導を行ってくださっていたりしていました。そのことが、子どもたちの食に対しての興味・関心を高めることにつながると思います。これからも、自分の身体をつくる食事に対して関心をもち、そして感謝をしながら食べてほしいと思います。

食に関する指導

 給食感謝集会の後は、全校学活を1校時に行いました。今日は1年に1回の栄養教諭の先生による食に関する指導です。テーマは食事のマナーでした。
 まず、食事のマナーとはどのようなものがあるかを考えました。
○ 時間を守って食べる。
○ 姿勢よく食べる。
○ 箸を正しく持って食べる。
○ 食器を持って食べる。
○ バランスよく食べる。

 これらの食事マナーの中で、今回は箸の持ち方の指導をしていただきました。早速出てきたのは、栄養教諭の先生オリジナルの箸です。この箸は1本が青くもう1本が赤いお箸でした。色が違うお箸にはどのような意味があるのでしょう。


【信号を思い出してね】

 実は上の箸は青く下の箸が赤いこのお箸は、青いお箸は動かしてもいいお箸で、赤いお箸は動かしたらいけないという意味を色で表しているのです。信号を思い出してみると、青は「すすめ」赤は「とまれ」です。その決まりを箸でも応用しているものです。実際に、そのお箸を使って箸の持ち方を確認しました。


    【青い箸は鉛筆を持つように持ちます】

 持ち方を確認した後は、正しい持ち方で大豆をつかみ皿にうつす練習をしました。栄養教諭の先生は、子どもたちの様子を見ながら「焦らなくても大丈夫よ。できるようになるから。」と声をかけられていました。また「下の箸の位置を変えればできるよ。」と具体的なアドバイスをもらいながら、一生懸命大豆をつかんでいました。


【どの子どもも、正しい持ち方を習得しようとやる気満々でした】

 その後、栄養教諭の先生から「正しい箸の持ち方で食事をするときれいに食べられます。すると、周りで食べている人も気持ちよく食事ができます。」と正しい箸の持ち方によって、食事の雰囲気をよくすることができることを教えていただきました。

 最後に、マナーの一つである「いただきます」「ごちそうさま」をテーマにした紙芝居を読んでくださいました。

【感謝の言葉は色々な人に届いていくのですね】

 学習後のふりかえりではこのような意見が出ました。
○ 食事のマナーで「時間を守って食べる。」「正しい箸の持ち方で食べる」が守れていないことがありました。今日の給食ではこれらのマナーを守って食べたいです。また、家でも今日学習したことを生かしたいです。
○ 箸の持ち方は今日練習をして少しできました。
○ 1年かけて正しい箸の持ち方ができるようになりました。これからも正しい箸の持ち方を意識して食べたいです。
○ 上の箸を動かすということを知ることができてよかったです。
○ 「いただきます」や「ごちそうさま」が野菜を作っている人や卵をとっている人にまで届くことが分かりました。
○ 給食感謝集会ではたこ焼きが出るかもしれないと聞いたので嬉しかったです。また、箸の持ち方を再確認できてよかったです。



【たくさんのことを学習しました】

 今回の食に関する指導では、普段の食事のマナーを振り返る機会になりました。その中でも箸の持ち方を全校児童で再確認することで、今日からの給食でも一斉に取り組めます。「絶対できるようになる。」という先生の言葉で子どもたちも諦めずに挑戦し続けると思います。本日はありがとうございました。

給食感謝集会

 今日、朝の時間にランチルームで給食感謝集会を行いました。今日は、調理員の先生と中学校の栄養教諭の先生、そして野菜の配達をしてくださる地元の商店の方をお招きしました。


【とっても元気な3名の先生方です】

 はじめに校長先生のお話です。「今日は給食に携わる3名の方がお越しくださっていますが、その他にどのような方々が給食に携わっていると思いますか?」と子どもたちに質問をされました。すると子どもたちは、「生産者」「消費者」「○○くんのお母さん」等と答えていました。その他に「動物を育てている人や牛乳を運んでくれる人、食材を運搬してくれる人などたくさんの方々が携わってくれています。今日の給食の時間には、どうやって給食ができたのかを考えながら食べてください。」とお話しくださいました。


【多くの方々の努力のおかげで給食が出来上がります】

 次に、「荒谷小給食ベスト3」と、「あったらいいなこんな給食」を発表しました。「荒谷小給食ベスト3」では、第1位が揚げパンとハヤシライスでした。第2位がカミカミサラダ、第3位がフルーツヨーグルトとしいたけ南蛮でした。この結果から「2年前のランキングでは、ハヤシライスは第3位でした。今年は第1位だったことから、ずっと人気の献立であることが分かります。また、2年前は好きな給食が10個でしたが、今年は13個の給食が出てきました。このことから、みんなが給食をもっと好きになっていることが分かります。」と説明がありました。「あったらいいなこんな給食」では第1位がホットケーキ、お好み焼き、たこ焼き、パフェでした。第2位がじゃがバター、そば、牛丼、ベーコンでした。これらのメニューを見て、中学校の栄養教諭の先生に実現しそうなメニューを尋ねました。すると、「たこ焼きはできそうです!」とうれしい答えが返ってきました。


【たこ焼き いつか食べられるといいですね】

 その後、ほたきゅう(保健体育給食委員会)の子どもたちから感謝のメッセージ発表とプレゼント贈呈を行いました。給食調理員の先生には、「給食のおかげで色々な味を知ることができました。例えばナンなどの違う国の食べ物が食べられました。」「朝早くから給食を作ってくれる○○先生に感謝をすることを忘れずに大事にマナーよく食べます。」等と感謝の気持ちを伝えました。

【ビビンバも大好きだそうです】

 次に栄養教諭の先生への感謝のメッセージです。「ワクワクドキドキする給食を考えてくださってありがとうございます。私は『秋の味カレー』が心に残っています。なぜなら秋の実りであるさつまいもやしめじ、しいたけなどが入っていたり、名前も『なるほど』と思えたりと楽しませる工夫があったからです。」等と心を込めて気持ちを伝えました。


【給食のおかげで午後の学習も張り切って取り組めます】

 最後に地元の商店の方へのメッセージです。「諸塚学校給食の日では諸塚産の野菜をたくさん探してきてくれます。心に残っているのは『すきやきに』です。糸こんにゃくが短くてつるつるしていておいしかったからです。」「習字の時には、お店でバスを待たせてもらっています。その時には、無言で宿題をします。」等と、給食以外でもお世話になっている地元の商店の方に感謝の気持ちを伝えました。


【お店で買い物をする時もお世話になっています】

 最後に、お越しくださった3名の先生方から一言いただきました。
 給食調理員の先生からは「校長先生のお話を真剣に聞くみんなの態度が素晴らしいと思いました。みんなからは元気をもらっています。これからもおいしい給食を作ります。」とお言葉をいただきました。
 栄養教諭の先生からは「中学校で献立を作っていますが、七ツ山小や荒谷小のみんなはどんな給食が好きかなぁなどと色々考えながら献立を作っています。みんなが大きく元気な身体に成長できるように、献立作りを頑張ります。」とお言葉をいただきました。
 地元の商店の方からは「好きな給食に『カミカミサラダ』が入っているのにびっくりしました。献立を作ってくださる先生や調理員の先生が工夫していらっしゃるんだろうなぁと思っています。」とお言葉をいただきました。


     【嬉しいお言葉をいただきました】


【おいしい野菜をありがとうございます】

 今回の給食感謝集会では、子どもたちが率直に思っていることや、感謝の気持ちを言葉に乗せて伝えられたと思います。そして、この3名の方々の他にも数えきれないくらいの人たちが給食を作るために働いてくれていることを心に留め、感謝して給食をいただきたいと思います。3名の先生方、朝早くからお越しくださりありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

箕舞の練習

 1月25日(水)の5校時に地域の方々を講師に招き、箕舞の練習を行いました。1年生は初めて見る箕舞ですが、他の学年の子どもたちにとっても久しぶりに舞ったり唄ったりするので始めはどのような動きだったのかを確認しながら舞いました。


  【練習を繰り返して動きや唄を確かめます】


    【動きのコツを教えてくださいました】

       【2~6年生が舞います】

 1時間練習をして、少しずつ思い出してきた様子の子どもたち。ふりかえりでは、「今までみんなが箕舞を踊る姿を見て憧れていました。今日、箕舞が踊れたので夢が叶いました。完璧を目指すために練習をしたいです。」「スラスラ唄えるように家で練習をしたいです。」「初めて舞ったけど、やってみたら簡単にできました。」と発表していました。子どもたちにはそれぞれ箕舞に対する思いがあるようです。次回は2月1日(水)に最後の箕舞の練習が予定されています。それまでに練習を重ねて、元気よく堂々と舞えるようにして欲しいです。

 講師にお越しくださった3名の方、社会部の方、本日はありがとうございました。

読み聞かせ

 1月25日(水)の朝の時間に読み聞かせが行われました。今回は地域の方がお越しくださり、「せんたくかあちゃん」「くすのきだんちはゆきのなか」「うんちっち」の3冊の絵本を読んでくださいました。
 「せんたくかあちゃん」では、たらいと洗濯板で洗濯をする「かあちゃん」は、何でも洗濯をしてしまいます。服はもちろんのこと、くつや傘、猫や犬まで洗濯をしようとします。慌てて「かあちゃん」から逃げ出しますが「とまれ!」の一声に身体がしびれて動けなくなってしまいます。そうして、みんなは洗われました。そんな時、空から雷様がおへそを取りにやってきました。怖い雷様でも「かあちゃん」はへっちゃらです。さっきと同じように雷様も洗ってしまいました。すると、雷様はしわが伸び、きれいに洗いすぎたのか目も鼻もなくなってしまいました。そこで子どもたちは雷様に優しい顔を書いてあげました。優しい顔に生まれ変わり雷様は空に帰って行きました。しかし、ある日空から雷の音が聞こえます。何かが起こりそうな雷の音、一体に何が起こったのでしょう。パワフルな「かあちゃん」に、朝から元気をもらえる1冊でした。その他の2冊も「これ読んだことなーい。」「これは読んだことある、面白いよ!」等と話しながら楽しく聞いていました。


【読み聞かせは物語の世界に入り込める豊かな時間です】

 今回お越しいただいた地域の方は、朝子どもたちが練習をしている「ふるさと」の曲を大変誉めてくださいました。「学習発表会での合唱も楽しみにしています。」と声をかけてくださり、子どもたちもうれしかったと思います。
 寒い中お越しくださり本当にありがとうございました。

新入学児童体験入学

 1月24日(火)に、次年度の入学予定の保育所生5名を対象に新入学児童体験入学を行いました。4時間目の途中に、3・4年生が保育所に迎えに行きました。すると、5名の保育所生はランドセルを背負って集団登校のように1列で学校にやってきました。
 まずは、3・4年生と一緒に学校探検をしました。「ここが保健室です。けがをした時には手当てをしてもらいます。病気の時はベッドで寝ることもあります。」と4年生が説明すると「歯の検査で来たことある!」と、保健室をぐるりと見渡しながら言っていました。

【分かりやすい言葉で説明をしていました】

 給食の時間には、ランチルームで全員で給食を食べました。献立は、むぎごはん、チキンカレー、ツナサラダ、牛乳、やきやきクレープでした。しっかりと食器をもって食べていたり、どのおかずもまんべんなく食べていたりして、マナーのよい保育所生でした。

【保育所生の食べっぷりを見て、小学生も刺激を受けていました】

【後片付けの仕方を6年生が教えてくれました】

 昼休みは全員で外で遊び、清掃も一緒にしました。小学生は、「隙間がないように拭くんだよ。」と教えてあげていたり、ほうきの使い方を教えてあげていたりしました。保育所生に手取り足取り教えていた子どもたちの表情はいつもよりずっとお兄ちゃん・お姉ちゃんになっていました。


     【教室を隅々までそうじしました】
    
    【要所要所で小学生が声をかけます】


 【きれいになったかな?】

 そして5校時は1・2年生と一緒に国語の学習です。鉛筆の持ち方を教えてもらい、直線をなぞったり、曲線をなぞったりしました。その様子を1・2年生は横で見守り「ここを書くんだよ」「うん、それでいい!」等と声をかけていました。


 【保育所生も小学生も楽しそうに取り組んでいました】

【1・2年生から保育所生へのメッセージも堂々と発表しました】

 お昼から保育所生と一緒に過ごした小学生はあらゆる場面で保育所生の様子を気にかけて行動していました。また、いつもは学校の中で一番年下の1年生も、今日はとても頼もしい姿をみせてくれました。幼かった1年生が立派に成長したことを、新入学児童体験入学の姿を見て感じることができました。
 
 春になればピカピカの1年生になって荒谷小に入学してくる保育所生、子どもたちも職員もみんなの入学を楽しみに待っていますよ。

給食感謝集会に向けて

 1月27日(金)に、本校で給食感謝集会を行います。この日は、給食調理員の先生と、中学校の栄養教諭の先生、毎日野菜を配達してくださる地元の商店の方をお招きします。その給食感謝集会を運営するのが、ほたきゅう(保健体育給食委員会)です。今日の6校時は、委員会活動で給食感謝集会の準備をしました。「好きな給食」と「あったらいいなこんな給食」をランキング形式でまとめました。「2年前はれいとうみかんが3位やったっちゃー。」とか「去年カツ丼が出たよね。」「わー、それ覚えてなーい。もっと味わって食べればよかったー。」等と給食を思い出しながら作業を進めていました。


【給食の話題は尽きませんでした】

 ふりかえりでは、「『好きな給食』や『あったらいいなこんな給食』をまとめている時に、給食の先生方に感謝の気持ちが芽生えました。」「心を込めて表紙をデザインすることができました。」「2年前と今の『好きな給食』の違いを考えたり、今回の意見の特徴を考えたりすることができました。」「見ている人が見やすいように大きな字で分かりやすく書きました。」等の発表がありました。それぞれ、感謝の気持ちをもったり、相手意識をもったりして作業をしていたことが分かりました。作業はまだあと少し残っています。給食に携わる先生方に感謝の気持ちが伝わるように準備をしっかりとしていきたいと思います。

怒りを鎮める時間

 今日は、朝の時間に地域の方による読み聞かせが行われました。その前に、地域の方からお話がありました。

【テーマは「怒り」です】

 まず、「みんなは毎日何かに怒りますか?」と質問がありました。すると「うーん、毎日は怒らない。」「2日に1回かな?」と答える子どもたち、「叱ることはあっても怒ることはあまりないですね。」と5・6年生の担任の先生。すると「人間には4つの感情があって、それを『喜怒哀楽』といいます。その「『怒』が怒るということです。では、『怒り』を鎮める時間はどれくらいかかると思いますか?」と子どもたちに投げかけました。子どもたちは口々に「30秒!」「1分!」「40分!」「2~3時間!」と答えていました。「このことについては、読み聞かせの最後にもう一度お話をするので、自分がどれくらいで『怒り』が鎮まるかを考えておいてください。」と話され、読み聞かせがスタートしました。

 今日は「うちのかぞく」「もうぬげない」「いちにちおばけ」の3冊の絵本を準備してくださっていました。その中でも「いちにちおばけ」では、おばけが怖い男の子が、もし自分がおばけになれば怖くなくなるかな?と考え、様々なおばけに変身します。「いちにちからかさおばけ」や「いちにち口さけ女」、「いちにちカッパ」に「いちにちミイラ男」などです。それぞれのおばけに変身した男の子がおばけより怖いと感じたのは・・・?ユーモアたっぷりのおばけたちに大喜びの子どもたちでした。


  【みんなはどんなおばけになってみたい?】

 最後に、「怒り」を鎮める時間についてのお話の続きがありました。「普通の『怒り』は6秒でおさまります。『怒り』を感じたら、6秒我慢してみてください。すると怒らなくても済むことも多くあると思います。」とお話しくださいました。子どもたちは、予想した時間よりもかなり短い時間だったことに驚いていました。6秒で感情的にならないで済む、冷静に考えられると思うと、今日から実践してみたいと思いました。

合奏練習

 今年度の学習発表会は2月12日(日)に計画しています。学習発表会のねらいは、「荒谷小学校の歴史を知ったり、保護者や地域の方々と発表を通してかかわったりすることで、愛校心や郷土愛とともに自信や自己肯定感をもつことができるようにする」ことです。学習発表会の終盤には合同合唱・合奏があります。今年度の曲目は嵐の「ふるさと」です。
 今日の5校時は全校音楽で、「ふるさと」を鍵盤ハーモニカやリコーダーで熱心に練習をしていました。


【1年生は担任の先生がつきっきりで鍵盤ハーモニカの猛特訓】


【2・3年生は自分たちで練習を進め、時々全体で合わせて演奏していました】


【4~6年生はリコーダーの吹き方を教えあっていました】

 2年生と一緒に練習をしていた3年生は「○○ちゃんの方が僕より覚えるのが早い。」と驚いていました。学習発表会まで残り1か月を切りました。練習を積み重ねて、当日は心のこもったハーモニーを奏でてくれると思います。

第4部消防団・消防本部との避難訓練

 

          【第4部消防団】

 1月16日(金)の5校時に火災の避難訓練を行いました。毎年この避難訓練には、第4部消防団の皆様がお越しくださいます。今年度は、第4部消防団の13名の皆様に加え、消防本部からも1名お越しくださいました。
 今回は理科室からの火災を想定した避難訓練を行いました。小学生は玄関側の階段から外に出て運動場のイチョウの木を目指しました。保育所生は村道を通り、校門から運動場に避難をしてきました。避難後、校長先生から講評をいただきました。まずは避難の仕方についてです。①ハンカチ等でしっかり口をふさぐ②運動場に出てきたら小走りで避難する(少しでも早く火災現場から離れる)ことをご指導いただきました。次に、火の取り扱いについてです。火遊びを決してしてはいけないことを子どもたちと確認しました。


       【命を守るための学習です】

 その後、消防団・消防本部の方からお話がありました。「『お・は・し・も』(押さない・走らない・しゃべらない・戻らない)の中で一番大切なものは『戻らない』です。大事なものを忘れたとしても、決して火災現場には戻らないでください。」と話されました。また、「煙は天井に沿って流れます。煙は1秒に1~3m広がります。階段だったら1秒に5~6m煙が上がります。」と煙の特徴についても教えてくださいました。すばやい避難、ハンカチで口を覆って避難することの大切さが煙の特徴からも理解できました。


【このような学習の積み重ねが命を守ることにつながります】

 その後、消火体験をしました。消火器を使って、燃えている火を消します。消火器の使い方は①安全ピンを真上に引き抜く②ホースを火元に向ける(ホースの先を持つ)③レバーをにぎるです。消火器からは、約30秒間粉が出るそうです。早速6年生から順に消火体験をしました。


    【勢いよく粉が出てきました】


   【消えるかな】

 消火器を実際に使ってみると、安全ピンがすぐに抜けずに焦りました。また、レバーをにぎる時も強くにぎらないと粉が出てこず、思った以上に力のいる作業だと感じました。消防本部の方によると、消火器で消せる火は、自分の身長より小さい火だそうです。自分の身長より大きい火の場合は、すぐに避難することが大切です。

 その後、第4部消防団の皆様の操法訓練を見せていただきました。第4部消防団は、先日行われた諸塚村の出初式でも優勝をしています。毎年のように優勝している第4部消防団の操法訓練は何度見てもかっこよく、子どもたちはキラキラした目で見つめています。

 【荒谷・南川を守る第4部消防団、頼もしいです】

 今回は、消防本部の方が解説を聞きながら操法訓練を見学しました。

◯ 小型ポンプは諸塚村には各地区に置いており全部で約70台ある。
◯ 火事の現場は、機械の音やサイレンの音で声が聞こえないため、手信号で合図をする。
◯ 火を消す時には他の消防のホースもたくさんあるため、自分のホースを見失わないようにホースに沿って走ることが鉄則である。無駄な動きをしないように最短距離で走る。
◯ 消火後は、手や足、腰などを触りながら確認し、けががないかをチェックする。

 解説があることで、いつもとは違う視点で操法訓練を見ることができ、学びも深まりました。

 それから、消防本部の消防車の中を見学しました。消防車の中にはたくさんの道具が入っていました。


【きれいに整理された消防車の中には見たことのない道具がいっぱい】

 最後に、子どもたちの質問・ふりかえりの時間です。「出動する回数は1年に何回ですか?」という質問に、「平成28年1月~平成28年12月31日までに諸塚村での火災はゼロでした。」と回答がありました。また、荒谷・南川地区に関しては2年間火災はゼロだそうです。その他にも「女性消防団についてどう思いますか?」という質問には「心強いです。女性だけで火を消すこともあるので、ぜひ火の消し方などの知識をもって欲しいです。」と話されていました。ふりかえりでは、「かっこよかったです。」「消防団に入りたいと思っています。」「『聞く』ことの大切さを学びました。消防団のみなさんはリーダーの指示をしっかり聞き、すばやく的確に動いていていました。」とふりかえっていました。


【保育所生も寒い中よくがんばりました】

 避難訓練後、第4部消防団の方々は図書室で休憩をされ、学校文集を読んでいらっしゃいました。消防団の方々が小学生の頃の文集もあり、「作文の題名が『からいもねり』と。おもしろい!」とご自身の作文を読んで小学生の頃を懐かしんでおられました。


          【お宝発見!】

 毎年、子どもたちのために時間を割いてお越しくださる第4部消防団の皆様、そして消防本部の方、今回もたくさんのことを学んだ避難訓練になりました。寒い中、本当にありがとうございました。

         【来年もよろしくお願いします】

人気メニューにぽっかぽか

 今日はALTの先生が来校されました。ALTの先生は、毎回給食を一緒に食べてくださいます。今日は、昨日「ほたきゅう」の子どもたちが楽しみにしていた「ポークハヤシライス」と「かみかみサラダ」です。他の学年の子どもたちにも大人気のメニューで、給食時間はいつもよりも会話が弾んでいました。ALTの先生の隣に座った子どもが、「◯◯先生、カバって英語で何て言うんですか?」と尋ねると他の子どもも「フクロウは何て言うんですか?」「リスは何て言うんですか?」など質問をしていました。また、1・2年生の担任の先生に「シマウマって何て鳴くんですか?」と聞いている子どももいました。すると「『わん』と鳴くよ」とおっしゃっていました。予想していなかった答えに「えー!『わん』って鳴くんだ!?」と興奮した様子の子どもたち、「わん!わん!」と鳴き真似をする子どももいました。


【かみかみサラダにはアーモンドも入っていて歯ごたえ抜群でした】


【色々な動物を英語で教えてもらいました】

【シマウマの鳴き声、実際に聞いてみたいですね】

 給食を食べた後は、クイズ係からクイズの答えが発表されました。今回のクイズは「ごまを簡単にすると何の遊びになる?」でした。さて、子どもたちは答えが分かったでしょうか?


【毎週水曜日の下校の時間にクイズを出し、木曜日の給食時間に答えを発表します】

 答えは「こま」です。「ごま」の「゛」を取ったら「こま」になるからです。今回は1年生がクイズに正解していました。今日は、いつもに増して給食時間の終わりまで楽しい雰囲気でした。大好きな給食を楽しみ、会話を楽しみ、子どもたちの心がぽかぽか温まった給食時間でした。

穏やかな昼下がり

 今日の昼休み、ほたきゅう(保健体育給食委員会)のメンバーが、明日の給食の食材を栄養黒板に貼る作業をしていました。通常は1人で行うのですが、6年生は自主的に2人で役割分担をしてしていました。すると栄養黒板に献立を書いていた児童が「やったー!明日はポークハヤシライスだって!」と喜んでいました。また、食材カードを探している児童は「カミカミサラダも出るよ!たくさん食べたいなぁ」と話していました。子どもたちにとって給食は元気の源です。今日も残さず給食を食べて、昼休みは外でめいっぱい遊んでいました。

【地道な作業ですが、楽しみを見つけながらやってくれます】

 また、教頭先生は花の世話に一生懸命です。午前中には「風が強くなる前に花に水をやってきます」とおっしゃって寒い中外に行かれていました。午後からは、花の苗を大きく成長させるために花を摘んでおられました。子どもたちが元気よく過ごしている荒谷小にはこのような穏やかな時間が流れています。

【たくさんの花の苗、満開になる日が待ち遠しいです】

感動 始業式

 今日は3学期始業の日です。今日も子どもたちは元気に学校に登校してきました。そして、2校時に体育館で始業式を行いました。
 まずは校長先生のお話です。今日のお話のテーマは「自分らしさ」です。「『自分らしさ』とは何ですか?」と尋ねられた時に、即座に答えることができる人はあまりいないかもしれません。「自分らしさ」を大切にしている人は、自分に正直な人だそうです。例えば、嘘をついて自分をよく見せようとしている人は自分に正直とは言えません。また、「自分らしさ」を大切にしている人は、自分を大事にできる人であり、周りの人たちを大切にできる人だそうです。なりたい自分になれるよう、「自分らしさ」を見つめ、自分にできることを少しずつ積み重ねていって欲しいと思います。

【自信をもって「自分らしさ」を話せるようになりたいですね】

 次に、児童代表のことばです。今回は3年生が「3学期はもっと」という作文に気持ちを込めて発表しました。「最後までやり抜く力をつける」「あいさつ、優しい言葉遣いをする」「体力をつける」という3つの目標を立てた3年生、「体力をつける」ために、昼休み外で元気に遊ぶことや朝のトレーニングを精一杯すること、剣道の稽古に一番に取りかかることなどを続けていくそうです。これまでの生活を振り返り、できていることと課題を整理し、意欲に満ちた3学期を迎えられたんだなぁと感じました。


 【堂々とした発表でした】

 次に一言発表です。まずは1・2年生が発表しました。1・2年生は学習面と生活面に分けて目標を立てていました。

【1年生】
◯ 忘れ物をしない。二重跳びができるようになる。
◯ 漢字を上手にかけるようになる。みんなに優しくする。

【2年生】
◯ かけ算を完璧にする。特に8の段・9の段を練習する。弟の子守りをしっかりする。
◯ 一輪車で「その場乗り」ができるように毎日練習する。大きな声であいさつをする。



 3~6年生は今年のテーマとなる漢字1文字を発表しました。

【3年生】
◯ 「続」:いつも漢字をていねいに書く。諦めない心を伸ばす。(やると決めたことは必ずする。)手洗い・うがいをして元気に学校に来る。

【4年生】
◯ 「考」:計算ミスを減らす。5・6年生と協力して全体をまとめる。二重跳びで連続7回を目指し、達成できたら跳べる回数をだんだん増やしていく。

【5年生】
◯ 「話」:学習発表会での発表やM学習で会話をすること、また、やる気・元気になる言葉をかける。

【6年生】
◯ 「教」:1~5年生に荒谷小のことを教える。中学校のことを教わり、後輩ができたら教わったことを教える。学習発表会で教え合う。

◯ 「縁」:人を大切にする。助け、守り、教える。これまで意識してしたこれらのことをランクアップさせる。すると、人が集まりいい縁ができる。
  「頼」:信頼を大切にする。信じてもらえると自分所の居場所が見つけられる。

◯ 「伝」:学習発表会で女性の活躍を伝える。相手の考えを引き出すために「つまり」を使う。また、指で示して発表するなど、伝え方を工夫する。
  「見」:下級生をしっかり見守る。


 一人一人が、新年の目標を具体的な方法を示しながら発表していました。1・2年生は自分自身の課題を見つけ、できるようになることを目標にしていました。中でも2年生の発表で、自分が立てた目標を必ず達成するんだという強い意志が伝わるような大きな声で発表する姿にはとても感動しました。3・4年生は、自分の課題に加え、次年度へ向けての心構えも目標に表れていました。5・6年生は様々な学習で学んだことを織り交ぜ、周りのことも考えた目標を立てていました。

 一言発表が終わると、校歌斉唱です。「指揮◯◯さん、伴奏◯◯さん」という言葉に、みんなが驚いたと思います。なぜなら、今年度の校歌斉唱はずっとCDを流して歌っていたからです。ゆっくりと伴奏をするピアノの音色が優しく、いつもの校歌斉唱とは一味違った温かい歌声になりました。


【冬休みの間一生懸命練習をしたそうです】


 閉式の言葉では、教頭先生が「素晴らしい発表でした。みんなならできる!」と、力強くおっしゃってくださいました。子どもたちの立派な発表・校歌斉唱に応えてくださったその言葉に、また感動の波が押し寄せました。

 その後、養護教諭の先生から1月の月目標についてお話がありました。1月は「寒さに負けずに体をきたえよう」です。諸塚村内でもインフルエンザが発生しているようです。かぜの予防のために、手洗いうがいに加えて、積極的に体を動かして欲しいとお話がありました。また、屋外と屋内の衣服の着方についてもお話がありました。


【寒いときこそ体を動かして鍛えてください】

 今日の始業式、子どもたち一人一人の思い・決意を聞くことができ、今年も幸先のいいスタートが切れたと思います。3学期はあっという間に過ぎてしまうからこそ、1日1日を大切にして過ごしていって欲しいと思います。

 
       【今年も荒谷小をよろしくお願いいたします】

わくわく学習 取材活動

 今日のお昼に、6年生がCMの取材をするために学校にやってきました。この児童は、林業関係者や婦人会、青年団の方々の取材を続け、それらを受け継いで来たおじいちゃん・おばあちゃんの素晴らしさをCMで発信したいと考えています。今回は、主に消防団の中にいる青年団の方を対象にインタビューをしました。内容は、「青年団を受け継いできたおじいちゃん・おばあちゃんに対する思い」です。


【思いを画用紙に書いてもらいます】

 青年団の方々は「この題は難しいなぁ~」、「なんて書こうかな?」等と話しながらも、真剣に意見を書いてくださいました。林業関係者・婦人会・青年団の取材を通じて思うことが、取材に対して「できない」とおっしゃる方がいないということです。どの方々も快く応じてくださり、貴重な意見をお聞きすることができました。子どもたちのことを思って協力してくださる荒谷・南川の方々の心意気が子ども自身に伝わっています。それは、子どもたちのわくわく学習に対する構えにも表れていると思います。積極的に行動し、アイディアを考え、試行錯誤しながらまとめようとしている子どもたちはとっても生き生きとしています。
 3学期も色々とお世話になるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

出初め式に向けて

 今日も朝から第4部消防団の方々は訓練を行っています。朝は、たき火を囲みながらリラックスした様子でした。中には明日の出初め式の留意点を確認している方がいたり、記録の最終確認をしている方がいたりしました。部長が「終わったら教えて。焦らんでいいから。」と声をかけてくださっていました。また、今日も消防団のOBの方々もお越しくださいました。


       【朝早くても笑顔いっぱいです】


【けがに負けずに訓練します】【部長の気配りに雰囲気が和みます】

【休憩時間に頭で覚えて、訓練では体に覚え込ませます】


    【OBの方々が見届けてくれます】

 訓練が始まると休憩時間の表情とは打って変わり、凜々しい第4部消防団になりました。


 【列が揃っているか確認】    【美しい隊列です】


  【時間が経つのも忘れるくらい見入ってしまします】


【訓練後、個人レッスンも】 【メジャーをもって応援】

 OBの方からは「◯◯と◯◯の間が狭くないけ?」、「足が揃えばあとはできちょる。いいわ!」と声をかけていただいていました。訓練はメリハリのあるもので、回数をたくさんするわけではありません。限られた回数に気持ちを集中して取り組まれています。これまでの積み重ねがあり、その積み重ねにまた訓練を重ね、その上にOBの方々に教えを請う第4部消防団の方々。熱心に取り組む姿や、OBの方々の教えを素直に聞き入れる姿、仲間同士で語り合う姿はやっぱり子どもたちの憧れの存在です。明日の出初め式、応援しています。