学校の様子

卒業式

 本日、平成28年度第70回の卒業式を行いました。朝から雨が降り肌寒い日でしたが、朝早くからご来賓の方々、保護者の方々がたくさんお越しくださいました。
 卒業式が始まると3名の卒業生が担任の先生と堂々と入場してきました。

【しっかりと前を向いて立派な入場でした】

 卒業証書授与の時には、3人とも真っ直ぐに校長先生を見つめ、緊張と喜びの気持ちが入り交じったような表情で卒業証書をいただいていました。また、授与の前には担任の先生からの言葉をいただき、授与後は自分の夢を発表します。一人一人のよさを見つけ、子どもたちに自信をもたせてくれた担任の先生の言葉や、将来どのように生きていきたいかを子ども自身の言葉で聞いたことで、卒業生の今までのがんばりがみえてきました。


【話をしていると花に囲まれているようだった卒業生】


【楽しい時間を作ってくれていた卒業生】


【やる気いっぱい、元気いっぱい、食事もりもり、何でも全力に取り組んだ卒業生】

 その後、校長先生からお話がありました。校長先生は、子どもたちの夢と未来のお話や、日々の学習は夢につながっていること、目標をもつこと、そして自分らしさを忘れないことを話されました。卒業生のことを近くで見てこられた校長先生から、「3人の卒業生は立派な大人になる」とおっしゃっていただいた時には、本当に嬉しかったことでしょう。


【校長先生の言葉から自信をもらったと思います】

 来賓の方々からも心温まるお祝いの言葉をいただきました。卒業生に「人間力がついた。」とおっしゃってくださる方もいらっしゃいました。子どもたちの成長を見届けてくださる来賓の方々へも感謝の気持ちでいっぱいだったと思います。


  【教育委員会からお祝いの言葉】


 【PTA会長さんからお祝いの言葉】


  【教育長をはじめ来賓の皆様】

【いつも見守っていただきありがとうございます】

【地域からもたくさん応援していただいています】

 【これからもよろしくお願いします】

 別れのことばでは、これまでの思いが溢れだしたようでした。卒業生も在校生も言葉に気持ちを込めて、感謝の気持ちを伝え合っていました。また、卒業生から保護者の方への言葉では、日頃感じている思いを素直に表していて保護者の方々の支えを感じました。保護者の方から卒業生への言葉では、愛情いっぱいの言葉がたくさんあり、またその表情から卒業生のことを大切に思っていることが伝わってきました。


    【大きく成長しました】

 【にこやかな表情が印象的でした】

   【堂々とした佇まいでした】

【1年生:いっぱい遊んでもらいましたね】

【1年生:お姉ちゃんにもたくさんお世話をしてもらいました】

【2年生:卒業生のいいところをいっぱい発見しました】

【2年生:ずいぶんと頼もしくなりました】

【3年生:これからは自分たちがリードする番だという意識がみられます】

【3年生:たくさん遊んで、たくさん思い出を作りました】

【4年生:気持ちのこもった言葉、しっかり伝わったと思います】

【5年生:これからは荒谷小を背負っていくリーダーです】

【夕飯のリクエストに応えてくれた保護者の方】

【地域の素材を生かした料理で諸塚のよさを伝えてくれた保護者の方】

【いつでも一番の味方でいてくださる保護者の方】


【親として教師として、全力で応援してくださった保護者の方】


【「自慢の娘」、一生懸命支えてくださる保護者の方】

 卒業生、在校生、保護者の方々の気持ちが体育館中に満ちた素晴らしい時間となりました。感動的な、そして清々しい卒業式になったと思います。退場の際には、来賓の方々も花道を作ってくださり、みんなに祝福されながら涙をこぼしながらも笑顔で退場をしていました。


   【ステキな卒業式でした】


  【今までありがとうございました】

 来賓の皆様、保護者の皆様、本日はご多用の中お越しくださりありがとうございました。お陰様で、最高の時間を卒業生と過ごすことができました。これからも末永く、卒業生の成長を見守っていただけると幸いです。

表彰・卒業式練習

 今日、1校時に卒業式の練習を行いました。はじめに「子どもの詩(薔薇)」の表彰を行いました。これは、1年間を通して諸塚村に投稿した詩の中から、優秀賞と優良賞の子どもたちを表彰するものです。


     【4年生と6年生が表彰されました】

 その後、最後の卒業式の練習をしました。卒業式の予行練習の時に比べると、相手の目を見て、大きな声で発表できるようになっていました。1・2年生の先生からは「目線や姿勢もよくなってきました。さらによくなるために意識してほしいことは、セリフに気持ちを込めることです。」と話されました。気持ちを込めることで、表情も変わり、声も変わり、卒業生と在校生の気持ちが一つになると思います。今まで、一緒に過ごした学校生活を思い出して、一人一人が堂々とそして感謝をこめて思いを伝えて欲しいと思います。


【後ろから見てくださる保護者の方々にも、子どもたちの思いが伝わることでしょう】

みんデー

 先週の金曜日は、昼休みに「みんデー」を行いました。「みんデー」とは「みんなで遊ぶ日(day)」の略です。今回は6年生のリクエストでとび縄を使った遊びとおにごっこをしました。おにごっこでは「何おににする?」と子どもたちで相談し、お別れ遠足では「王様おにごっこ」をしましたが今回は「増えおに」というおにごっこをしました。「増えおに」は、はじめにおにが2人います。おににタッチされた人はおにになり、おにがどんどん増えていくおにごっこです。おにが少ないうちは、運動場を広く使ってゆったりと逃げられるのですが、おにが増えてくるとはさみうちをしてきたり、じりじりと包囲網を作られたりして逃げ場がなくなります。おにに追いかけられる時の恐怖感、逃げ切れなかった時の悔しさ、おにになって誰かを当てる喜びなど、遊びの中で色々な気持ちを体験できる「増えおに」でした。卒業式まであと2日となりました。今日はどのような昼休みを過ごすのでしょうか。


  【おには誰にする?】【おにになったら帽子は後ろ向きです】


【運動場に「ねこエモン」が描かれていました】

お誕生日給食

 昨日は校長先生のお誕生日でした。いつもは検食をしてくださる校長先生ですが、この日は子どもたちとランチルームで給食を食べてくださいました。子どもたちは校長先生と給食が食べられることに興奮しているようで、いつもよりも張り切って給食時間を迎えていました。校長先生と話したくて仕方ない子どもたちは、「校長先生は何歳になったんですか?」と話しかけていたり、剣道の話をしたりしていました。

 【牛乳でかんぱーい!!】【校長先生に聞きたいことがいっぱい】

 特別感のあるお誕生日給食を、賑やかに過ごした子どもたちでした。

卒業式予行練習

 今日の2~3校時に卒業式の予行練習を行いました。今日の予行練習のめあては「安心・感動・感謝の気持ちをもって行う」ことです。

     【一人ひとりめあてをもって臨みました】


【「別れのことば」、自信をもって言えるようになっています】

 予行練習を終えて、さらに伸ばすことができるところや課題を確認しました。その後、課題である目線や拍手の仕方について校長先生からお話がありました。「目線を合わせることで、気持ちを伝えられたり、気持ちを読み取ったりすることができます。」、「伝えようと思って伝えないと気持ちは伝わりません。」等、卒業生を思う気持ちについてのお話でした。一人一人が感謝の気持ちをもって、卒業式に臨んで欲しいと思います。


  【卒業式は6年生の素敵な笑顔がみたいです】


   【自慢の6年生を気持ちよく送り出しましょう】

卒業式練習

 今日の1校時は、体育館で卒業式の練習を行いました。今日は、「安心」をテーマに練習を行いました。「安心」とは、卒業生も在校生も、そして卒業式にお越しくださった方々も「安心」して卒業式に参加できるようにするために、立腰、所作などをていねいに行おうというものです。ピーンと張り詰めた雰囲気の中、卒業式の流れを確認しました。子どもたちの姿を見て教頭先生が、「卒業式のような雰囲気で素晴らしい。」と話してくださいました。

【とっても寒い体育館でしたが、集中力を切らすことなく練習に臨みました】

 2校時は、6年生が卒業証書授与の練習をしました。練習の後、校長先生が子どもたちに「何を考えて卒業証書をもらってる?」と尋ねると「練習を始めた頃は緊張したけど、今は自信をもってできます。」「みんなが私のことを見てると思ってドキドキします。」「どちらの足を動かしたらいいか意識しながらしています。」と三者三様の答えが返ってきました。それらの思いを聞いた校長先生は「当日は、何かを間違えても気にすることはありません。今までみんながしてきたことを普通に見せればいいのです。卒業式まであと9日です。1日1日を大切に過ごしてください。」と声をかけられていました。それを聞いた6年生は、安心した表情を見せていました。
 
 6年生の門出の日を、感謝の気持ちをもってお祝いできるようにこれからも練習が続きます。

すこやか授業(1・2年生)

 昨日の2校時、1・2年生のすこやか授業が行われました。すこやか授業とは、いじめ未然防止の取組の一つで、「授業の中で児童に居場所をつくる。」「わかる授業を行い、主体的な学習態度を養う。」「共に学び合うことの意義と大切さを実感させる。」「言語活動を充実させ、言語力を育てる。」「学ぶことの意義を理解させ、家庭での学習習慣を確立させる。」「学習規律を徹底させる。」という授業づくりの視点をもって授業公開を行うものです。
 昨日は生活科の学習でした。はじめに、しいたけの原木に袋をかけに行きました。しいたけ博士がおっしゃっていた通り、3月になるとしいたけがたくさん出てきました。袋かけがなかなか追いつかないようです。また、今日は「どんこ」のしいたけを3つ収穫しました。


【強風でも袋が飛ばない秘密は、しいたけにひっかけて袋をかけることだそうです】

 その後、教室で「しいたけについてふりかえり、学んだことからクイズをつくろう」というめあてで授業が始まりました。まず、1・2年生が今まで書いてきた「しいたけ日記」をもとに、しいたけのお世話をふりかえりました。原木をたてたり、ふせこみをしたり、水をあげたりして、たくさんのお世話をしてきた1・2年生、実際に自分たちが経験したことなので、はっきりとその時のことを覚えていました。


【絵と文章で分かりやすく記録を残していました】

 そして、2グループに分かれて学んだことを生かしてクイズを作ります。テーマは「ふせこみ」と「ふくろかけ」です。まずはクイズを考え、そして答えを考えます。できる人は三択にも挑戦します。あるグループでは、このようなクイズができていました。「しいたけにふくろをかけるのはなぜでしょう。①おいしくなるため②かんそうしないため③きれいな色にするため。」正解は「②かんそうしないため」です。スムーズにクイズができるグループもあれば、クイズの問題を考えたものの答えが分からないグループもありました。それでも、しいたけについてはずいぶんと詳しくなっている1・2年生、キンモクセイの花が咲いてからは毎日水やりをして、観察をしています。そして、しいたけ博士をはじめとしてたくさんの方々にも関わっていただきました。そのおかげで、しいたけについて自信をもって発表できたり、新たな課題を見つけることができたりしたようです。意欲的な1・2年生の姿は、きっと他の学年の子どもたちにも輝いて見えていることでしょう。


    【このクイズ作りは、今後も行うそうです】

感謝のお別れ遠足

 

 3人の6年生と過ごす日も残りわずかです。「感謝の気持ちを伝え合うことを通して、互いを尊重し合う態度を育む」「集団活動を通して、バスマナーや施設の使い方など社会性を育む」という目的で3月3日(金)にお別れ遠足を行いました。絶好の遠足日和で、暖かい日差しの中、学校を出発しました。学校から荒谷バス停までは美化活動をしながら歩いて行きました。「前、ここで帽子を落として拾ってもらいました」「ここには、ハチの巣箱がいっぱいあるんですよ」「ここのお地蔵さんの前を通るときは手を合わせます」等、荒谷方面に下校する子どもたちは、通学路のエピソードをたくさん話してくれました。今は中ノ又方面に下校するため、「ここ、こんなにきれいになってる!」と山の法面を見て驚いていました。

【1年生の足取りも軽く、会話も弾んでいました】

 また5・6年生担任の先生が、途中にブナの木やクヌギの木などを見つけると、それらの木を紹介したり、枝打ちがされている木を見たり、地拵えを行った跡を見つけて観察したりしました。その他にも、砂防ダムを見てその役割を考えたり、バス停近くの土砂災害に関する看板を用いて危険箇所を確認したりしました。美化活動に加え、林業のことや自然のことについても学びながら歩きました。
 そして、いよいよバスに乗ります。毎週、習字のためにバスに乗る子どもたちが多いので、バスの乗り方をよく知っていました。また、バスに乗ってくる方たちにも「こんにちは!」と元気よくあいさつをしていました。


【約30分、バスに揺られました】

 石峠レイクランドに到着すると、はじめにお別れ会をしました。まずは1・2年生の発表です。まずは「ありのうた」という歌を歌いました。初めて聞く「ありのうた」、この歌を選んだ理由は何だろう?と思っていると、次に「ありのうた」の替え歌を歌い始めました。歌詞の中には「◯◯ちゃんはピアノが上手」「◯◯ちゃんは運動が得意」「◯◯ちゃんは笑顔でにこにこ」等、6年生のいいところを歌に表していました。その後、「6年生クイズ」をしました。学習発表会での「なばたろう」に出てくるようなクイズで、6年生のことをよく調べたクイズでした。

【「ありのうた」、上手に替え歌を作っていました】


 【6年生クイズ、正答率ナンバー1は5・6年生の担任の先生でした】

 次に、1~5年生の発表です。1~5年生は南川の祭りで披露した「Iam natural ◯◯◯」を踊りました。途中からは6年生も参加して全校児童でリズムよく踊っていました。


     【秋祭りの賑やかさが戻ってきたようなダンスでした】


【6年生も振り付けがバッチリでした】

 その後3~5年生から、6年生に賞状を贈りました。


【4月からはこの4人が上学年になります】

 発表の最後には、1~5年生から今までお世話をしてくれた6年生に対してエールを送り、6年生からもエールを返してもらいました。1~5年生の発表は、6年生のことをよく考えて作られたものでした。6年生も、一緒に笑ったり、喜んだりしてくれて、1~5年生も嬉しかったことでしょう。


              【エール交換】

 次に6年生の発表です。6年生は①コント②ダンス③歌④メッセージ(歌)を発表しました。①コントでは、3人で考えた手作りのコントがとても面白くて、1~5年生は声を出して笑っていました。


          【テンポのいいコントでした】


【昨年流行したダンスも完璧に踊っていました】

 6年生の発表を見ている1~5年生は笑ったり、一緒に踊ったりして、一体感のある発表になりました。最後に6年生から1~5年生へ、そして職員へもメッセージのプレゼントをしてくれました。


【一人一人にメッセージを書いてくれていました】



    【メッセージ(歌)では「栄光の架け橋」を歌いました】


【6年生の思いがしっかり伝わりました】

 お別れ会が終わった後は、宝探しをしました。今回は、教頭先生が3つのルートに分けてくじを隠してくださいました。さあ、くじを見つけることができたでしょうか?


 【当たった!鼻付きめがね】

 これらの景品は、保護者の方や地域の方のおかげで準備することができました。そこで、全員で諸塚に向かって大きな声で「ありがとうございます!!」とお礼を言いました。諸塚にいらっしゃった皆様に子どもたちの声が聞こえたでしょうか?


【とっても素直な子どもたちです】

 お昼になると、全員でお弁当の時間です。今日は「弁当の日」でもあり、子どもたちは、朝早くから起きておかずを作ったり、つめたりしてお弁当を作ってきていました。「おねえちゃんがオムライスを作ってくれました。僕はウインナーを焼きました」「しょうがやきを作りました」「全部作りました」等、それぞれお弁当作りに関わってきた様子を話してくれて、嬉しそうに食べていました。


【くるくるサンドイッチ、おいしそう】【みんなでおいしく「いただきまーす」】

 昼食後は、世界農業遺産専門家会議委員の方や会社を経営されている方とのふれあいを行いました。子どもたちは学習発表会で発表した内容を中心に、堂々と自分の学習内容を話していました。「山と畑のつながりって諸塚にもあるの?」と質問があったり、「都会にはないものがここにはある。ここで育つことはすごいことです。」と言葉をかけていだいたりして、また更に自信を深めた子どもたちでした。


 【新たな出会いがありました】

 その後、全校児童で陣取りをしたり、王様おにごっこをしたりしました。遊具がなくても、広場があるだけで十分に楽しめる子どもたち、何事にも一生懸命取り組む子どもたちは、遊びも全力でした。

 友達、家族、地域の方々、新たな出会い、たくさんの感謝の気持ちをもって過ごすことができた充実したお別れ遠足でした。

全校朝会

 昨日、朝の時間に全校朝会を行いました。今年度最後の全校朝会、毎回校長先生から子どもたちにお話をしていただきますが、今日は今まで話されたことをふりかえりました。


   【心に残るお話がたくさんありました】

 まず、4月の始業式の日には「夢」についてのお話がありました。「夢」を実現するためには、目標を立ててそれに向かって努力することが大切であるとお話しされました。また、5月には「夢」に加え、感謝の気持ちをもつことの大切さもお話しくださいました。この時に、校長先生直筆の「夢」が配られ、各教室に掲示をしています。
 
【掲示し続けることで、「夢」と「感謝」を意識し続けることができました】

 6月の全校朝会では「朝のさいころ」のお話をされ、8月の2学期始業式の日には「心」についてのお話をされました。また、運動会が終わった10月は「頑張った先にあるもの」、12月は「未来」についてお話しくださいました。そして、1月には「自分らしさ」についてのお話がありました。常に、子どもたちのがんばりをほめてくださり、今頑張っていることが未来に、夢につながっていることを教えてくださいました。
 子どもたちも職員も、今月はどんなお話かなぁと楽しみにしていたと思います。校長先生のお話を聞くことにより、自分たちの今を再確認し、未来を見つめることができました。

 次に生徒指導主事の先生からお話がありました。あいさつや返事、時間の使い方、ろうか歩行など、当たり前にできるよう確認をしました。


【一つ一つのことをていねいにすることが大切です】

 あっという間に過ぎる3学期ですが、1日1日を大切にして残りの時間を過ごして欲しいと思います。

学習発表会2

 学習発表会の終盤は「わくわく学習」の発表です。
 まず、1・2年生は、劇「なばたろう」を発表しました。「ももたろう」のストーリーを参考にした「なばたろう」、伝説のしいたけ博士が住んでいる南川国を目指して旅に出ます。「なばたろう」は、旅の途中で「玉切りの◯◯」や「こまうちの◯◯」「ふせこみの◯◯」など、しいたけ作りに詳しい仲間に出会います。その時に歌う歌が「なーばたろさんなばたろさん、お腰ににつけた乾燥しいたけ、一つ私にくださいな。」という歌です。3~6年生や保育所生も、劇の途中で出てくる歌に合わせて一緒に歌いました。また、伝説のしいたけ博士の役は、本当のしいたけ博士に演じていただきました。しいたけ博士は、春にはしいたけについての学習でお世話になり、夏、秋と定期的にしいたけの原木の様子を見に来てくださり、冬にはこま打ちの指導もしてくださいます。1年を通じてお世話になっているしいたけ博士ですので、1・2年生も一緒に劇に出てもらえて嬉しそうでした。


【しいたけについて意欲的に学ぶ姿を見てもらうことが、しいたけ博士に感謝の気持ちを表すことにつながると思います】

 その後、3~6年生のポスターセッションです。それぞれの子どもたちが自分で決めたテーマに沿って1年間学習してきたことを発表しました。質疑応答を含めて1人10分の持ち時間です。学習をしてきた過程や学習を通して学んだこと、将来の夢との関わりなどを元気よく発表していました。


【1人で10分間のポスターセッションは初めての経験でした】


  【自分が経験して学んだことだから、自信をもって発表できます】

【発表を支える友達との息もピッタリ】

【わくわく学習を通して夢が明確になりました】

【女性にスポットを当てて諸塚村を応援】

 質疑応答では、「校区外の方へ取材をする時に大変だったことは?」という質問に、「質問に対する答えをもらった時に『つまり』を使ってその方が言いたいことを確認しました。」と答えていたり、「将来諸塚村に帰ってきたいと思いますか?」という質問には「将来帰ってきて諸塚で介護士になりたいです。また、青年や婦人会にも入りたいです。」と答えていたりする子どももいました。どの子どもも、質問に対してじっくりと考えて答えを出す姿がみられました。今まで一つ一つ学習を積み重ねているため、予想していなかった質問でもそれまでの経験と重ね合わせて答えることができていたと思います。

 最後に閉会式を行い、校長先生から講評をいただきました。まず、子どもたちの学びに対する姿勢についてお話がありました。「子どもたちは、学習してきたこと、考えたことを伝えたい・見せたいという気持ちがあります。この学習発表会で、1年のまとめの発表ができたと思います。そして、地域の方々への感謝の気持ちが伝わったと思います。」それから「在児家庭ではない地域の方々が学習発表会を応援にきてくださるのが荒谷のよさだと思います。また、箕舞の指導や応援隊からのつながりが広がり、学びが深まりました。」と地域の方々へのお礼の言葉がありました。講評の結びには、「この学校は理想の教育ができる学校です。」と話され、本当にその通りだと思いました。


【保護者の方・地域の方々への感謝の気持ちで溢れた講評だと感じました】


【荒谷小を応援してくださるたくさんの方々がいてとても心強いです】

 学習発表会が終わると、体育館後方からいい香りがしてきました。1・2年生の乾燥しいたけが入っている豚汁の香りです。お父さん方が朝早くから作ってくださった豚汁や、各家庭から持ってきてくださったおにぎりをお昼ごはんに昼食会の始まりです。


【あつあつの豚汁、しょうがの風味が食欲をそそりました】

 昼食会では、学習発表会にお越しくださった方々の中から感想をいただきました。

   【林業関係の方や青年の方】


    【婦人会や林業女子の方】

   【前校長先生や宮崎大学の先生】

【不在児家庭の方や村外出身者の方】

 様々な立場から子どもたちの発表についてお話しくださいました。
◯ 「荒谷小を世界遺産にしたい。」
◯ 「林業のことをほめてくださるので、家族がしている林業の仕事をかっこよく思えたり誇りに思えたりするようになった。」
◯ 「地域の循環が学校の循環とマッチしている。子どもたちは肌で感じて学んでいると思う。」
◯ 「青年はみんなの期待に添えるよう、先輩と話したり後輩に伝えたりするという中間の役割を担っている。これからもがんばりたい。」
◯ 「林業小町やひなたもりことコラボレーションしたい。」
◯ 「林業から広がりを見せている。社会を支えているのは『人』だと学習を通して学んでいる。この地域にこの学校があることが大切だと感じている。」
◯ 「地域が子どもを守っている。自分の子どものように思っている。このことが子どもたちの誇りになる。」

 など、嬉しいお言葉をたくさんくださいました。それらの感想を聞いて、最後に子どもたちがふりかえりました。

◯ 間違えないで楽しくできた。
◯ 目標の感謝の気持ちをもって発表することができた。じいじ、ばあばが聞いてくれて自信がもてた。
◯ 大勢の人の前で発表ができた。将来は青年団に入団したり、林業女子になりたいという夢が強いものになった。絶対に夢を叶える。
◯ 荒谷小は世界遺産になる学校だと思った。

【それぞれ達成感を味わったようです】

 子どもたちは、一生懸命学習してきたことを、きちんと聞いてくださる保護者の方や地域の方々にとても感謝していると思います。子どもたちの成長を見届けてくださる温かさ、荒谷・南川の方々の元気も感じられた学習発表会でした。
 お忙しい中お越しくださって、本当にありがとうございました。

学習発表会1

 2月26日(日)に学習発表会を行いました。インフルエンザの流行により、2週間延期した学習発表会ですが、多くの方々にお越しいただきました。

 毎年恒例の、お父さん方による豚汁作りは7時30分頃から始まりました。各家庭で前もって材料を切ってきてくださっていたため、スムーズに調理が進んでいました。

    【家庭科室からいい香りが漂ってきました】

 そして、いよいよ学習発表会のスタートです。まずは保育所生の踊り・ダンスです。

【年少・年少々さんは魔法使いに変身】


【年中・年長の女の子はあでやかな着物姿】【「えい!やあ!」と元気のいい年長さん】

 にこにこ笑顔や真剣な表情で、堂々とした発表を見せてくれました。

 その後、各学級の発表です。
 1・2年生は一輪車に英語、そして算数の発表をしました。算数の学習で、かさを調べる方法として「水を飲んでみたらどちらが多いか分かるんじゃない?」と言って1年生が水を飲んで調べるという発表をしました。まさかそんな調べ方で分かるはずがないと大人は思うのですが、実際に子どもたちは真剣にそのように担任の先生に提案したそうです。面白い発想があるなぁと子どもたちのひらめきには感心します。


  【自然体で発表ができました】


           【1年生は初めての学習発表会】

         【大きな声を出せるようになった2年生】

 3・4年生の発表はリコーダーや詩、社会の学習の発表でした。学習発表会前は、体育館に加えて図書室でも練習を重ねてきた3・4年生、とても元気のよい発表でした。詩の発表では、家族を題材にした詩を発表した児童が詩を読む際に、会場にいる家族に呼びかける演出がありました。ほほえましい光景で、きっと家族の方は喜んでくださったのではないでしょうか。


 【元気をもらえる発表でした】

     【3年生、リコーダーもとっても上手でした】

【4年生、発表をリードするような大きな声でした】

 その後は、5・6年生の発表です。まず、6年生が弓の唱経を歌いました。会場からは、「初めて最初から最後まで聞いた」と話す声も聞こえてきました。そして5年生は読書感想文の発表をしました。その後のわくわく学習の発表につながるような発表でした。


 【美しい4人のハーモニー】


【5年生、難しい本にも挑戦しました】 【6年生、堂々とした発表です】


     【日頃の学習の成果を立派に発表しました】

 前半が終わり、次は保育所生の「おむすびころりんすっとんとん」です。場面が変わる時には、自分たちで背景を変えたり、並ぶ時は隣の人との間を考えて立ったりするなど、子どもたちが考えて動いている姿が印象的でした。


【おじいさんとおむすび、そしてねずみたちのユーモア溢れる劇でした】

 劇の次は「箕舞」です。この日のために、2回も来校され、ご指導くださった地域の方たちに感謝の気持ちを表すため、そして伝統文化を受け継いでいく気持ちを伝えるという思いが子どもたちにはあります。舞い手はお互いに動きを確認しながら舞い、囃子も大きな声で舞い手を支えて「箕舞」を作り上げました。


      【先輩から後輩へと脈々と受け継がれています】


【ご指導くださった方も近くで応援してくださっていました】

 それから、保育所生の合奏やミラクルパワーズによる演奏も行われました。子どもたちも大人も、学習発表会に向けて一生懸命練習をしてきました。保育所生は鍵盤ハーモニカにカスタネット、タンバリンにトライアングル、大太鼓とそれぞれ役割分担をして演奏しました。ミラクルパワーズでは、在児家庭でない地域の方々も多く参加してくださっています。その方々が音頭をとって進めてくださるからこそ、今年も演奏ができたと思います。ありがとうございます。


【大きな音を出すために元気よく楽器を演奏しました】



        【地域の一体感が表れた演奏でした】

 この学習発表会には「懐かしの先生紹介」というプログラムがあります。毎年、異動された先生方が学習発表会にきてくださり、感想をお話しくださいます。今年度も2名の先生がお越しくださいました。


       【昨年度までいらっしゃった先生方です】

 お2人の先生は、子どもたちの発表に対してエールを送ってくださいました。久しぶりの再会に子どもたちも保護者の方・地域の方々も元気が出たことでしょう。荒谷小を離れても、つながってくださっていることをありがたく思います。
 学習発表会の中盤の最後のプログラムは合同合唱・合奏「ふるさと」です。地域の方々に対する感謝の気持ち、憧れの気持ち、荒谷・南川に対する自分たちの思いをこの発表に表現しました。

【20人の子どもたちの気持ちが一つになりました】

これなあに?

 こま打ちが終わった後、1・2年生が花壇の前に座り込んでいます。「○○先生、これは何ですか?」と花壇の花からにょきっと生えているものを指さして質問をしていました。「虫を食べる花じゃない?」「草じゃない?」等と想像する1・2年生。一体この花、もしくは草は何なのでしょう?1・2年生が答えを見つける日を楽しみにしています。

【触ってみたり、のぞいてみたりしていました】

こま打ちの後

 全校児童でのこま打ちが終わった後は、1・2年生がふせこみの続きをしました。まずは、原木にたっぷりと水をかけます。その後、ブルーシートで原木を覆い水分が飛んでいかないようにします。


【今日は2年生が水やり当番で1年生が蛇口当番でした】


    【原木さん、ゆっくりやすんでね】

 この原木にしいたけがはえてくるのは、来年の秋だそうです。1年生が3年生になった秋ということになります。その頃年長さんは2年生、この原木を使ってしいたけの学習をしているのかなぁと思い浮かべるとワクワクしてきます。

しいたけ博士とこま打ち体験

 今日の5校時は、年に一度のしいたけのこま打ちをしました。毎年、このこま打ちにはしいたけ博士が来てくださいます。そして、保育所の年長さんも参加します。その理由は、小学校に入ってしいたけの学習をする時に、こま打ちの体験がとても役に立つからです。

【今年もご指導よろしくお願いします】

 まず、子どもたちが今日のこま打ちのめあてを発表しました。

【めあて】
○ 安全にする。
○ 今日のこま打ちで打った原木を、1年生や年長さんに育てて欲しいという気持ちを込める。 
○ こまを作った人、原木を切った人、原木を育てた人、苗木を育てた人など、色々な人に感謝の気持ちをもって取り組みたい。
○ 下級生に教えながら、自分でもこま打ちの手順を再確認しながらしたい。

 それぞれの子どもたちが、自分なりのめあてをもって、こま打ちの学習がスタートです。はじめに、しいたけ博士からしいたけについてのお話がありました。「今年はしいたけがはえないと思いますが、それは荒谷小だけではありません。しいたけを作っている方々に聞くと、どこもしいたけがはえてこないと言っています。その原因は気温です。暖かかったり、寒かったりして気温差が激しいのでしいたけが出てくるのを躊躇しているようです。3月になったらどっとはえてくると思います。」と教えてくださいました。

 お話の後は、早速こま打ちを始めました。下級生と上級生のペアや、保育所生と小学生のペアを作って行いました。


   【保育所生に教えながらこま打ちをしました】


【家でもこま打ちをする子が多く、手際よく進みました】

【こま打ち初体験の1年生】【年中・年少の保育所生も見学に来ました】

 「これ○○ちゃんの木よ。」と運んできてくれる子どもがいたり、保育所生が打ったこまに仕上げをしてくれる子どもがいたりして、みんなで協力しながらこま打ちを行っていました。そして、6年生は原木にドリルで穴を開ける体験もしました。原木に直角にドリルを当て、等間隔に穴を開けていきます。6年生は思い切りがよく、みるみる穴を開けていきました。


    【勢いよく回るドリル、6年生の初挑戦】


     【先生方も初挑戦】


【こま打ちの仕方も学びました】

 こまを打った33本の原木が出来上がりました。次に、これらを校舎の裏に運びます。そして、地面に置いてしばらくふせこみをします。「なぜ原木を地面に置いておくのでしょう?」としいたけ博士から質問がありました。すると3年生が「地面に置いておくと水がまきやすいから。」と答えました。それを聞いたしいたけ博士は「ほぼ正解!さすが1~2年生の時に学習しただけあるね!」と誉めてくださいました。実は今回使った原木は11月に切ったものだそうです。そのため、原木から水分が抜け軽くなっています。そこに、湿ったこまを打ってそのままにしておくと、こまの水分が抜けてしまい菌が原木に回らなくなるそうです。そのため、ふせこみをして、地面の水分を吸収させ、原木が乾燥しないようにするようです。


         【大事に運びました】


【校舎裏に原木が集まりました】

 全校で取り組むしいたけのこま打ちの作業はこれで終わりです。最後にふりかえりをしました。

【ふりかえり】
○ けがをせずにこま打ちをすることができた。来年は下の子に分かりやすく教えてあげたい。
○ 安全に教えることができた。また、保育所生が打った後の仕上げもしてあげることができた。
○ 教える中で、昨年の経験を生かすことができた。例えば、自分が先にこまを打って正しい打ち方を見せて教えるということ。
○ 思いを込めてこま打ちをすることができた。家でする時も協力しながらしたい。
○ めあてを達成できた。また、将来、自分が切った原木を荒谷小に届けたい。そして、今回のようにこま打ちをしてもらいたいと思った。

 これらのふりかえりを聞いて、しいたけ博士が「めあてとまとめをしっかりもって取り組んでいることがすごいです。また、下級生や保育所生に対する優しさもみられました。日曜日の学習発表会では、みなさんのそのような姿を見に行きたいです。」とお話しくださいました。
 しいたけのこま打ちを通して、人とのつながり(林業に関する方々とのつながり・先輩後輩とのつながり)や安全について学んだ子どもたちでした。しいたけ博士、本日はお忙しい中お越しくださりありがとうございました。


【ふせこみをした原木は4月末~5月くらいに組んでおくとよいとアドバイスをいただきました】 

学習発表会リハーサル

 2月26日(日)は学習発表会です。そのため、今日の2~4校時に学習発表会のリハーサルを行いました。
 1・2年生は、できるようになったことの発表をします。一輪車や英語など、1・2年生の成長した姿が見られるのを楽しみにしています。 
 3・4年生もできるようになったことを発表します。リコーダーの演奏や詩の発表など見どころ満載です。
 5・6年生は神楽の「弓の唱経」を歌います。戸下や南川の神楽を彷彿とさせるような雰囲気になるのかもしれません。

 【保育所生の年少児・年少々児は魔法使いに変身】


  【年中・年長の女の子は当日着物を着ます】

  【年長の男の子は、当日袴姿で登場します】

  【1・2年生の発表、今日は冒頭のみ練習しました】


【3・4年生はリコーダーからスタートです】


【5・6年生、どんな構成か楽しみです】


 【箕舞 囃子に合わせて舞いました】

 わくわく学習の発表では、1・2年生はしいたけの学習を通して学んだことを、劇「なばたろう」で表現します。これまでたくさんの方々から教わったしいたけの知識が楽しい劇になっているため、保育所生も楽しく見ていました。3~6年生のわくわく学習の発表は、ポスターセッションです。一人ひとりテーマが違いますが、どの子どもも諸塚のことを考えて学習をしてきました。どの発表もじっくり見たくなる内容だと思います。

 今回のリハーサルを通して、さらによい発表にするためのポイントとして①目線②拍手の仕方③声の大きさがあげられました。目線は一定の方向を向くこと、拍手をするときは気持ちを込めてすること、大きな声でゆっくり、はっきりとした声で発表することなどを確認しました。ふりかえりでは、「心の中では地域の人への感謝をもって発表していたけれど、それが目線や声に出ていませんでした。本番では、目線や声にも感謝の気持ちを表して発表したいです。」「当たり前のことができていない自分に腹が立ちました。でも、その姿が自分の本当の姿だと思いました。今日から、当たり前のことが当たり前にできるように努力して、立派な中学生になれるようにしたいです。」と発表していました。この学習発表会のリハーサルは、発表の流れを確認するだけではなく、日ごろの自分たちの行動をふりかえり、改善するきっかけになる時間になったようです。


【一つ一つの行動に心を込めます】

「おもちゃまつり」

 今日の1・2校時に「おもちゃまつり」を行いました。この「おもちゃまつり」は2年生が1年生におもちゃの作り方を説明して、1年生に楽しんでもらうものです。この日のために、各学校の2年生がおもちゃの材料を準備したり、説明文を書いたりしてきていました。おもちゃの材料は、紙コップや色画用紙、ストローに糸等、身近にあるものばかりです。おもちゃは、「糸電話」「フーフーボール」「フリスビー」「ダンボールごま」など全部で6種類ありました。
 早速1年生は2~3人のグループに分かれて、作ってみたいおもちゃのブースに行きました。糸電話を作った子どもは、担任の先生と一緒に遊んでいて、先生から小さな声で名前を呼ばれると「聞こえたー!!」と言って、とっても嬉しそうな表情をしていました。
 2年生は、準備した説明文をもとに1年生に作り方を教えていました。それ以外にも「画用紙は何色がいい?」「何を書きたい?」等と、声をかけながら作業を見守っていました。

   【糸電話作り】     【ダンボールごま作り】

【2人で協力して説明をしました】


【まゆ玉転がし、うまく転がるかな?】【フーフーボールは息の加減にコツがあります】

【保育所生も制作したり見学したりしました】

 あっという間に2時間が終わり、ふりかえりの時間になりました。「今日は、練習した説明がきちんと言えてよかったです。また、1年生が『楽しい』と言ってくれたのがうれしかったです。」「1年生が楽しく遊んでくれたり、保育所生も遊んでくれたのでよかったです。」等とふりかえっていました。しっかりと準備をして臨んだ2年生、ルールを守って取り組んだ1年生のおかげで、どの子どもたちも生き生きとした表情で取り組みました。きっとこの「おもちゃまつり」、子どもたちの思い出に残る時間になったことでしょう。

M2学習

 今日は、村内の1・2年生が荒谷小に集まりM2学習を行いました。同じように3・4年生は諸塚小で、5・6年生は七ツ山小でM2学習を行いました。
 1・2年生は3校時に体育を行いました。今日のめあては「リズムにあわせてなわとびをしよう」でした。1・2年生混合のグループを作り、音楽に合わせて4種類の跳び方を考えました。

【今日は、ぽかぽか陽気でした】

 いつもとは違う環境の中で、荒谷小の子どもたちはどのような行動をするのか見ていると、「まずは、かけあし跳びをしよう!」という他校の友達の言葉に、「あ!それできる!!」と言って跳んで見せる子どもがいたり、先生の言葉にしっかりと耳を傾けている子どもがいたりしました。普段とあまり変わりない子どもたちの姿が見られて安心しました。


【どんな組み合わせがいいかな?】

 その後、グループごとに発表をしました。前跳びや後ろ跳び、横跳び、かけ足跳び等いろいろな跳び方を組み合わせて跳んでいました。あるグループは前奏を利用してアレンジを加えていたり、最後にはポーズをとったりして、それぞれの工夫が光る発表でした。


 【日ごろの練習の成果が出ました】


 【とっても楽しそうに跳んでいました】

 ふりかえりでは、「前はひっかかっていた跳び方も、今日はひっかからずに跳べて嬉しかったです。」と発表がありました。リズムに合わせて、楽しく跳べた子どもがたくさんいたようでした。
 M2学習は明日で年度最後です。たくさんの友達とふれ合って、いろいろな体験をして欲しいと思います。

「弁当の日」に向けて

 3月3日(金)はお別れ遠足です。晴れたら学校から荒谷のバス停までゴミ拾いをしながら歩き、その後路線バスに乗って石峠レイクランドまで行く計画です。そのお別れ遠足の日に、子どもたちにお弁当作りに関わってもらおうと、今日の朝の時間に「弁当の日」についての指導をしました。
 まずは、健康に過ごすために心がけていることを尋ねました。すると「手洗い・うがい」「早寝・早起き」「運動」「マスクをつける」「食事」などの答えが返ってきました。その中の「食事」について、「お家で食事を作ってくれるのは誰ですか?」と尋ねました。すると、ほとんどの子どもたちが「お母さん」や「おばあちゃん」と答えていました。5・6年生は時々食事を作る手伝いをするようですが1~4年生はあまりそのような経験はないようです。
 諸塚の子どもたちは中学校を卒業すると、親元を離れて生活をすることになります。その時に「食事」に関して、子どもたちが自立できるようにしておくことが必要だと考えます。例えば、食べ物に興味をもっていたり、料理の方法を知っていたり、食べ物を選択する力を備えていたりすることです。そして、食事に関わる全てのことに感謝の気持ちをもつことが必要だと思います。そのような子どもたちを育てるための一つの方法として「弁当の日」を設定しました。自分にできることを考えて、少しでも弁当作りに関わって、「食事」の大切さ・ありがたさを感じて欲しいと思います。


【お弁当作りを通して学びを深めましょう】

うれしい雪

 昨夜から雪が降っていたようで、今朝は荒谷小も雪化粧をしていました。

      【とてもきれいな景色でした】

 【雪を払ってあげていました】

 子どもたちは、登校後雪遊びをしたようです。「今まで雪が降っているのは見たことがあるけど、積もってるのを見たのは初めてです。」と1年生が話していたり、3年生は雪に覆われた運動場を見て「あー、この上で寝てみたい。」と言ったりしていました。それに対して5年生が「膝くらいまで積もらんと寝られんよ。」等と楽しそうに話しながらも、名残り惜しそうに教室に帰っていきました。


【みんなとびっきりの笑顔でした】

 雪が積もると、雪が寒さを吸収してくれるか、少しだけ柔らかな心地良い寒さに感じます。毎年のように雪が積もりますが、やはり雪が積もる日は特別で心が弾むは子どもも大人も同じなのかもしれません。

それぞれの学習

 今日の午後、子どもたちの学習の様子を見に行きました。2階に上がると、「カチャカチャ。」「ジャー。」という音が聞こえます。手洗い場を見てみると、1年生と2年生が筆や水入れなどを洗っていました。1年生が「なば木やしいたけのかさの色塗りをしました。」と話していました。早速1・2年生教室に行ってみると、立派な原木としいたけが置いてありました。しいたけの軸をガムテープで巻いた本物そっくりのしいたけもあり、細かいところまでていねいに作業をしていることが分かりました。学習発表会で使う小道具が順調に出来上がっているようです。


【劇 なばたろう にどのような形で出てくるのか楽しみです】

 3年生は、一昨日と同じように理科の学習で体重計を使って重さを測っていました。一昨日学習した子どもが「次は片足で立ってみて。」とか「今度は力を入れてみて。」等と言葉をかけながら、重さの変動がないかを確かめていました。今日は2人で理科の学習だったので、とても嬉しそうにしていました。


【2人でニコニコしながら学習をしていました】

 5・6年生は算数の学習をしていました。今日は5年生の復習をしていました。そのため、5年生も6年生も同じ方向を向いて問題を解いていました。どの子も集中して取り組んでいて、ピーンと張り詰めた緊張感のある教室でした。


【鉛筆の持ち方も意識していました】

 今日は風が強く寒い1日ですが、子どもたちは元気にそれぞれの学習に取り組んでいます。