学校の様子

待ちに待ったプール開き

 今日の3校時にプール開きがありました。気温も水温もあまり高くはありませんが、子どもたちは、この日を楽しみに待っていました。
 まずはじめに、校長先生からのお話がありました。お話には3つのキーワードが出てきました。1つ目は命です。全国、宮崎でも水難事故が後を絶ちません。大切な命を自分で守るという意識をもって行動して欲しいと思います。2つ目は感謝です。先日の奉仕作業でPTAや地域の方々がきれいにしてくださったプールサイドやプール回り。その方々のおかげで水泳学習ができることに感謝しましょうとのお話もありました。そして、3つ目は挑戦でした。「水泳は自分との戦いです」と話がありました。自分の掲げた目標に少しでも近づき達成できるように、努力していきましょう。
【事故などがないよう気を付けていきましょう】【各学年、目標を発表しました】
 
 
 次に、水泳学習をする際のきまりをみんなで確認しました。プールの入り口を入ると右側にきまりが掲示しています。それから、シャワーで身体を洗いました。その水の冷たいこと。子どもたちは、「きゃー!きゃー!」と大声で叫びながら、身体を洗っていました。
 
【みんなで読み合わせをしました】         【頭も足もゴシゴシ】
 
 その後、水になれるために足から水を入れバチャバチャ、お腹にかけて、身体全体にかけて・・・それから「修行だー!!」という体育主任の先生の掛け声とともに、先生たちから子どもたちに水がかけられて大喜びです。
 
 
  【冷たいけど、楽しい!!】
 
 それから、ゲームをしました。一人がバケツを頭の上に乗せて、そのバケツに水を入れるというゲームです。2チームに分かれて対戦しました。 
 
【バケツを持っている人は水がたくさんかかりますが耐えます】
 
【バケツが重くて下にさがっていく】    【必殺技:もぐってバケツの位置を低くしました】
 
 少し寒いプール開きでしたが、子どもたちが元気いっぱいに水とふれあいました。その後も体調を崩す児童もおらず、いつもと変わらず勉強を頑張っています。水泳学習でしか学べないこともたくさんあります。1学期間、しっかりと学習していきましょう。
 
 

どろんこ田植え

 今日の5・6時間目に、5・6年生が田植えをしました。場所は、先日さつまいもを植えた場所のすぐ近くです。地域の方の田で、ご厚意で田植え体験をさせてもらっています。
 今日は、田植え機での田植えと、手作業の田植えの2つを体験することができました。田んぼの中に入ると「気持ちいい~!!」と大喜びの子どもたち。田植え機では植えることのできない場所の田植えをしました。
     【あ、足が抜けない!!】        【くすぐったいよー】
 
  【田植え機を使うと早いなぁ】
 
 家でも田植えをしたことがある児童が何名かおり、すいすいと植えていきました。しかし、植えた苗の列が歪んでおり、田植えの難しさを実感していたようでした。
 その後、近くでバチャンという音が聞こえ、音のする方を見ると子どもが尻もちをついていました。その子をきっかけに、次々にバチャン、バチャンと田んぼで転ぶ子どもが出てきました。「うわー!!」と悲鳴のような歓喜のような声があがり、子どもたちは泥だらけ。一度泥につかったら児童は開き直り、汚れることを恐れずのびのびと田植えをし始めました。
 
  【どっぷりつかってしまったー】    【5年生はみんなどろんこになりました】
 
 どろんこになりながらの田植えも終わり、次はさつまいも畑にいきました。そこで足や手を洗わせてもらいました。
 
   【泥を落としてもらいました】     【左側が田んぼ、右側がさつまいも畑です】
 
 その後、田んぼを貸してくださっている地域の方からお話がありました。これから除草剤をまいたり、虫の予防をしたり、イノシシの対策をしたりしてくださるそうです。子どもたちには、「定期的に田んぼや畑に来て、米やサツマイモの成長段階をしっかりと観察して欲しい」とのお話をしていただきました。「変化を見ることも勉強です」とありがたいお言葉をいただきました。
 子どもたちは「今は機械を使って田植えをするけれど、昔は手作業だったということを知った」、「初めての体験でどのように植えたらいいか分からなかったけれど、地域の方に教えていただいて植え方を学ぶことができた」などの感想を発表していました。
 
 さつまいも畑だけではなく、大切な田んぼまで貸してくださり、また田植えをするまでに準備をしてくださって本当にありがとうございました。子どもたちは、また一つ貴重な経験をしました。どろんこになりながら楽しく行った田植えはきっと、心の中にいつまでも楽しかった思い出として残ることと思います。今から、冬のもちつきを心待ちにしているでしょうね。
 
【どろんこになった田植え、最高でした】 【近くにはきれいなそばの花が咲いていました】
 

歯ピネスウォークラリー表彰

 今日は、歯ピネスウォークラリーのクイズの解答最終日でした。今日の問題は、「第一大臼歯はどこの歯でしょう。①前歯②奥歯③犬歯」でした。正解は②の奥歯でした。今日は、ほたきゅうの3年生が解説をしました。
 第一大臼歯は、歯の王様とも呼ばれます。その理由は歯の中で一番大きくて、一番かむ力があるからです。第一大臼歯は、人間にとってとても大切な歯なのです。しかし、歯にある溝も多く、生えてからすぐは歯ブラシが届きにくいこともあり、一番むし歯になりやすい歯でもあります。
 一昨日、子どもたちはからだのきろくを見ながら自分のむし歯の箇所を確認しました。そして、今日もまた、からだのきろくを見せて自分の第一大臼歯はどのような状況になっているかを確認させました。むし歯になりやすい歯だけあって、第一大臼歯が治療済みになっていたりむし歯になっていたりする人が多かったです。むし歯は、放っておくとどんどんむし歯が進行してしまい、治療にも時間がかかってしまいます。早めに治療に行ってくださいね。
 【しっかりと解説ができました】      【ぼくの第1大臼歯は大丈夫かなぁ】
 
【歯ブラシを歯にしっかりとあててみがきます】
 
 その後、歯ピネスウォークラリーの表彰をしました。(昨日、ほたきゅうが子どもたちの「歯がき」を答え合わせして、点数〔単位:歯ピネス〕を付けていました。)なんと、5問+かくれ問題全て正解した児童が1名いました。1問1歯ピネスで、かくれ問題は3歯ピネスのボーナスポイントが加算されます。そのため全問正解した児童は8歯ピネス獲得しました。4~7歯ピネスを獲得した児童、0~3歯ピネスを獲得した児童の順に表彰をしました。そして、歯ピネスポイントに応じてほたきゅう作成のメダルをプレゼントしました。
 
   【やったね、全問正解!!】      【メダルをもらって嬉しそうでした】
 
【1年生も上級生と一緒にがんばりました】
 
 今回の歯ピネスウォークラリーを通して、歯に興味関心をもたせ、自分の歯を大切にしていこうという意識を芽生えさせることを目的としていました。楽しみながら学ぶことで、少しは興味が湧いてきたのではないかと思います。「2学期も3学期もこの企画をしてください」と感想を述べていた児童もいました。それを聞いて、ほたきゅうのメンバーはとっても嬉しそうな表情でした。
 準備から実施まで、昼休み等を使って一生懸命取り組んだほたきゅうのみなさん、ありがとうございました。
 
【ほたきゅうのメンバー:とてもよくがんばったのでメダルをもらいました】
 

かぐらの稽古

 今日、朝の時間に全校児童でかぐらの稽古をしました。今までは体育館で稽古をしていたのですが、今回は運動場での稽古です。4人1組になってかぐらを舞います。高学年はかぐらの舞い方がしっかりと頭に入っているので、5・6年生が下級生に動きを教えていました。
 
【しっかりと腕をのばします】          【校長先生も猛稽古です】
 
【教頭先生も子どもたちと一緒に動きの確認】
 
 途中、動きが分からなくなった時は、かぐらに詳しい6年生が助っ人としてきてくれました。頼りになります。
【助っ人登場で、みんなで動きを確認】
 
 太鼓は5年生の女子がたたきました。「タタン タン タン タタン タン タン」とたたくと、みんなが太鼓に合わせてかぐらを舞うので、とても重要な役割です。
【いつも落ち着いてリズムを刻んでいます】
 
 そして、最後にかぐら担当の先生から話がありました。友達に動きを教える時は、「タタン タン タン」と声に出しながら舞い方を教えるようにと指導がありました。目で見て、耳で聞いて覚えることが大切です。また、このかぐらにも立腰が生きてくるようです。立腰を保つことで、手に持っている棒が上を向きます。立腰をせずに前かがみになると、棒が斜めを向いてしまいます。これらかも、運動会に向けてかぐらの稽古に励んでいきましょう。
 
【教え方の手本をみんなに見せています】
 
 
 

それから歯のクイズ解答

 かんぱいをして嬉しい気持ちになった今日の給食時間ですが、昨日に引き続き歯ピネスウォークラリーの解答・解説をしました。
 今日の問題は、「健康な歯肉はどれでしょう。①むらさき②赤③ピンク」でした。正解はもちろんピンクです。5月の歯科検診で歯肉に炎症があると診断された児童はいませんでしたので、荒谷小の児童の歯肉は健康です。でも、口の中が汚れた状態が続くと、炎症を起こす恐れがあります。毎日の歯みがきをていねいにして、歯も歯肉も健康でいられるようにしましょう。
 
【歯垢がたまると歯肉に悪い影響を及ぼします】【手鏡で自分の歯肉をチェックしました】
 
 そして次は、「歯によいおやつはどれでしょう。①サンドイッチ②かしパン③清涼飲料水」でした。正解はサンドイッチです。歯にとって、甘いものがずっと口の中にあることは望ましくありません。食べたらいけないということではありませんが、量を考えたり、食べたらすぐに歯みがきをする等の工夫が必要です。
 その後、養護教諭が、「むし歯になりやすいおやつ」と「むし歯になりにくいおやつ」を紹介しました。「むし歯になりやすいおやつ」は子どもたちの大好きなチョコレートやクッキー、キャラメル、あめ、アイス、ジュース等です。子どもたちは、よくこれらのお菓子を食べていると話していました。「むし歯になりにくいおやつ」は、おにぎりやヨーグルト、小魚、さつまいも、スルメ、おせんべい、牛乳等です。意外にも、スルメを食べると話す児童が多くいました。
 
【おやつの内容を工夫してみよう】
 
 それから歯みがきの時間に、健全歯(治療の後も全くなく健康な歯)の4年生児童に、歯みがきのコツをたずねてみました。それは「1本の歯をみがくのに20秒かけてみがくこと」だそうです。「20秒!!」と驚きの声があがりましたが、それくらいていねいにみがくことで、健康な歯を保つことができるのですね。1日1回(夜の歯みがき)は、それくらい念入りに歯みがきができるようになるといいですね。
 【1本に20秒かけてみがくコツは歯医者さんから教えていただいたそうです】
 
 そして昼休みになり、ほたきゅうの児童とメダルづくりをしていると、6年生の女の子が何かを書いていました。見せてもらうと、先ほど紹介した「むし歯になりやすいおやつ」と「むし歯になりにくいおやつ」を付箋紙に記録していたのです。それを見て「どうして書いてるの??」と尋ねると、「大事だと思ったから」と言っていました。素晴らしい!!このような反応があるととても嬉しいです。いつまでも自分の歯を大切にしてくださいね。
 
     【さすが6年生です】         【このように記録していました】