学校の様子

学校の様子

New 百葉箱

 校長先生と教頭先生に、夏休み中に修繕をしてもらっていた百葉箱が修繕完了となりました。屋根の板に校長先生が色を塗ってくださり、真っ白な百葉箱がお目見えしました。遠くからでもはっきり分かる、とってもきれいな百葉箱です。木陰に立っていますので、荒谷小にお越しの際には見てみてください。


       【色を塗る前】                 【塗った後】


【職員室から見ても白さが際立ちます】

秋空のもと

 今日は白露。白露とは二十四節気の1つで、大気が冷えてきて、草花に朝露が宿るころのことを指すそうです。朝夕の風がだんだん涼しくなり、秋が駆け足でやってきたように感じるこの頃です。
 今日の給食は学級給食です。いつもは全校児童でランチルームで給食を食べますが、毎週火曜日は各クラスで給食を食べます。ランチルームから3~6年生が出ていく時に、1・2年生は階段を下りて外へ行っていました。見ると、体育館前に机といすがセットされていました。今日は、1・2年は外での給食です。収穫したミニトマトを量りで量ったり、「次はイチョウの木の下で食べよう~」と言ったりして楽しい給食時間を過ごしていました。


            【ミニトマトは約130gありました】


           【「外で食べるとおいしいね~」と嬉しそう】

 これから過ごしやすい季節になります。自然の移ろいを感じながら、美しい景色を楽しんで欲しいです。

運動会の練習

 今日は、朝の時間から1時間目を使って、入場行進の練習と開会式の練習を行いました。そして、3時間目は徒競争と綱引き、リレーの練習を行いました。

 入場行進の練習と開会式の練習では「開会式の所作をおぼえよう。行進の動きや声を揃えよう」がめあてでした。開会式では、話す人が台に上がったら注目し、話し終わって台の階段を1段おりたら正面を向きます。また、礼をする時は相手の目を見るということを確認しました。

  【1年生も出番があります】


 その後、行進の練習をしました。行進は見に来てくださる方々に、荒谷小のチームワークを見せることができる大切なものです。大きな声を出して、大きく手をふり、足を上げ元気いっぱいに行進をします。初めての練習だったため、自分の立つ位置が分からなかったり、前の人との距離が縮まりすぎたりしましたが、これから練習を重ねていくうちにそれらの課題も克服できると思います。


  【まずはその場で行進の練習】       【列を揃えて行進します】



             【昨年度の優勝は白団】



【保育所生も元気に行進しました】


             【昨年度の応援賞は赤団でした】


                【腕がしっかり振れています】

 この時間のふりかえりでは、「目を見て礼をすることはできたけれど、行進をする時に声が小さかったり、手足が揃っていなかったりしたので、それらが次の時間の目標です」、「行進をする時に前の人との距離がバラバラだったので、次の時間はそれを調節したいです」等、具体的な課題が出てきました。


 3校時は「綱引きの行い方や動きのポイントを知ろう、リレーの行い方や動きのポイントを知ろう」というめあてで、学習を進めていきました。綱引きは昨年度の方法と変えたところがあります。それは、「綱につけ!」の合図の前に各団が円陣を組み、作戦を考えたり、気もちを鼓舞したりする時間をもつところです。そこで気合いを入れて「綱につけ!」の合図で一斉に綱につきます。


 【ここで団の団結力を高めます】

 いよいよ綱引きの始まりです。各団とも作戦を立てていましたが、今日は圧倒的な力で赤団が2戦全勝でした。


       【重心を後ろに 顔は空に向けるといいそうです】

 これから白団がどのような作戦を立てて、赤団に迫るか楽しみです。白熱した戦いでした。

 最後に全員リレーを行いました。バトンパスの練習やテイクオーバーゾーンの確認をして、リレーを走ります。1~4年生は半周ですが、5・6年生は1周走ります。応援が子どもたちの力になります。どうぞ、当日もたくさんの応援をよろしくお願いいたします。

2学期のウッジョブ始動!

 今日の4校時にウッジョブ諸塚(わくわく学習)が行われました。1校時に担任の先生とウッジョブについて考えていることを整理したそうです。そこで出てきたキーワードは「不安をチャンスに」です。子どもたちは、自分の学習の行方をおぼろげながらイメージしていますが、それをどのように進めていくのか、何が必要か等の具体的なことはまだ明確にできていません。それは教師も同じことであり、これから子どもたちと対話をしながら子どもたちが目指すゴールに向かって歩を進めていきます。
 この時間のめあては「計画のとびらをひらこう」です。まずはじめに、校長先生からウッジョブについての考え方を指導していただきました。

 【どのように頭を整理していくか】

 まず、「時間やできることには限りがある」ということを指導していただきました。制限や制約があるから新しい発明(価値)が生まれるとお話くださいました。また、子どもたちだからこそできることを2つ教えてくださいました。それは「聞く」、「見つける」ことです。持続可能な暮らしにはどのような知恵があるのか、どのような価値観で生きてきたのかを「聞く」こと、そして、五感を働かせて、当たり前の日常から、ここで感じられる体験できる宝物を「見つける」こと。これらをヒントに、子どもたちはそれぞれの学習内容に分かれて「何をもう1回勉強したいのか」、「何を新たに学ぶことが必要なのか」を担当の先生方と整理しました。


【二度見するようなパンフレットを作るには】【絆をテーマにしたフォトフレームは】

 それぞれの子どもたちは、知識として必要なこと、どのようなことを林業に携わる方にインタビューするか等の項目を大まかに整理しました。そして、子どもたちには「聞く」ことと「関わる」ことが共通して必要なものだと分かりました。

 これからのウッジョブは、行きつ戻りつの学習になると考えています。子どもたちがわくわくしながら、自分の課題を解決するために様々な切り口から林業への貢献・発信ができるよう、一緒に取り組んでいきたいと思います。わくわく学習応援隊の皆さまをはじめ、林業に携わる方々、地域の方々にはこれからお世話になることと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

この~木何の木?

 今日の3校時は、保育所で運動会の看板作りを行いました。この看板には、子どもたちの手形をぺたぺた貼り、1本の木を作ります。保育所生もぺったん、小学生もぺったんぺったん。高学年は「手がはみ出るね~」と言いながら、運動会に懸ける意気込みも一緒に紙に押しつけました。とっても賑やかな木が出来上がりました。そして、その木に漢字2文字で「○○の木」と名前をつけます。各団で話合い、つけたい言葉を考えました。そして、決まった名前が

 ○ 赤団 ・・・ 熱血の木
 ○ 白団 ・・・ 元気の木

です。どちらの木も、その団のカラーが表現されていてとってもいい看板になっています。この看板も運動会を盛り上げてくれる大切なものです。当日はぜひ、間近で見てみてください。


            【インクをたっぷりつけました】


【「ほしの木?」と6年生に聞く保育所生】



【最後は応援の声の大きさ対決。今回は赤団(右写真)に軍配が上がりました】

ゴーヤ入り夏野菜カレーの力

 今日の給食は夏野菜カレーでした。この夏野菜カレーにはゴーヤが入ります。そこで、調理員の先生が1・2年生にゴーヤを発注しました。1・2年生はみどりのカーテンを作っており、そこでゴーヤを育てているのです。発注書には「ゴーヤ220グラム おねがいします」と書かれています。これを見た1・2年生は今朝早速ゴーヤを収穫してくれました。そして代表して1年生が調理員の先生にゴーヤを持っていきました。


 【私たちが育てたゴーヤを入れたおいしいカレーを作ってください】

 新鮮なゴーヤを受け取った調理員の先生、どんな夏野菜カレーを作ってくれるのか楽しみですね。



 そして、給食の時間。2年生からゴーヤについての説明がありました。「今日のカレーには、ぼくたちが育てたゴーヤが入っています。普通のゴーヤに比べて苦みは少ないと思うので、ゴーヤが苦手な人でも食べられると思います」と話していました。


【おいしいゴーヤをありがとう】    【今日のサラダはあおまめサラダでした】

 カレーの中に入っているゴーヤは、調理員の先生が小さく切ってくださっていました。苦みは全くなく、いつもより食べるスピードが早い子どもたち。今日は、全員が時間内に食べ終わることができました。このような日はあまりないので、1・2年生のゴーヤ入り夏野菜カレーの力を見せつけられたような思いでした。きっと、1・2年生が育てたゴーヤという親近感が、子どもたちの食欲を増進させたのだと思います。
 1・2年生、調理員の先生、ごちそうさまでした。


         【愛情も栄養もい~っぱいの夏野菜カレーでした】

今日は参観日

 今日は2学期に入って初めての参観日でした。参観授業では全学年ソーシャルスキルの授業を行いました。ソーシャルスキルとは、「人間関係を形成し、それを円滑に維持していくために必要な対人技能」です。それぞれの発達段階に応じて、子どもたちの実情に合わせた授業が組み立てられていました。


     【お家の人の前だと嬉しいけど、ちょっぴり緊張しますね】


【中学校にいっても役立てられるスキルです】

 その後、4時間目には保護者の方に講師をしていただき、「チョイガマカ」と「オクラホマミキサー」の練習をしました。「チョイガマカ」は盆踊りのような踊りで、1年生の頃からずっと踊っている高学年の子どもたちは、しっかりと動きが頭に入っていました。教師が子どもたちに教えて貰う場面が多々あり、「手を叩かないところで、間違って手を叩くと目立つんですよ」とアドバイスも貰いました。手を叩くタイミングは覚えておかなくちゃと、覚える視点を教えてもらったような気持ちになりました。


              【毎年ありがとうございます】

 はじめは全体を通して、ゆっくり教えてもらいました。動きを覚えると、今度は太鼓に合わせて踊ります。太鼓のリズムは思ったより速く、しかしリズムがあると一つ一つの動きがつながり踊りやすいと感じました。運動会当日は、多くの人に「チョイガマカ」や「オクラホマミキサー」を踊っていただき、午後の部に向けて心をひとつにできたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

雨にもまけず 風にもまけず

 運動場にある百葉箱、当たり前のようにある百葉箱ですが、本校の百葉箱の屋根は雨や風、そして日差しをうけボロボロになっていました。そこで、夏休みに校長先生と教頭先生が百葉箱の屋根を改修してくださいました。おかげで、百葉箱は息を吹き返したかのように存在感を増しています。この後、屋根を白く塗ってくださるそうです。百葉箱のリニューアル、楽しみにしていください。


            【百葉箱には理科の授業でお世話になります】

応援の練習スタート

 今日の昼休みに、運動会の応援の練習についてのオリエンテーションが行われました。
 ○ 応援をする時には身ぶり手ぶりを大きくすること
 ○ 相手の団を誹謗中傷するような表現は使わないこと
 ○ 昼休みに応援の練習をする時には、清掃時間に遅れないようにすること
 ○ ふりかえりをすること
などが伝えられました。


【団の士気を鼓舞するような応援を目指します】

 その後、各団に分かれて練習を行いました。はじめはささやき声の打合せ、練習でしたが、次第に大きな声が出るようになり体育館中に赤団・白団の応援が響き渡りました。代々受け継がれてきた応援や、先生方から教えてもらった応援の動きを確認しながら、応援の練習がスタートしました。これから荒谷小は、運動会一色に染まっていくことでしょう。


          【団長を中心に、まとまり始めています】

避難訓練(地震・津波)

 9月1日、今日は防災の日です。本校でも3校時に保育所生と合同の地震と津波の避難訓練が行われました。
 地震が起こったことを放送で聞くと机の下に隠れます。揺れがおさまったら、教室から体育館へ避難をしました。体育館ではまず避難をする時の留意点をふりかえりました。合言葉は「おはしも」です。
 お:押さない
 は:走らない
 し:しゃべらない
 も:戻らない

 次に、なぜ「おはしも」が大切なのかをにっこりトーク(話合い活動)で考えました。


       【6年生は保育所生に分かりやすく話していました】

 それぞれ子どもたちが考えた理由は以下のとおりです。
 ○ 押さない:「押して転ぶとけがをしたり、避難が遅れたりする」
 ○ 走らない:「走っているところが崩れるかもしれない」、「バランスを崩して転ぶ」
 ○ 喋らない:「喋っていると油断をして転んでしまう」
 ○ 戻らない:「ドアが開かなくなるかもしれない」、「崩れてくるものがあるかもしれない」
 
 この「おはしも」を守ることで、一刻を争う事態に直面した時に自分の命も、周りの人の命も守ることにつながります。

 次に校長先生から「地震を知って正しくおそれよう」というめあてで、お話をしていただきました。始めに地震が起こったらまずすることを確認しました。

 ○ ランドセルで頭を守る
 ○ 急いで外に出ない
 ○ ガスの元栓を閉める(大人)
 ○ 逃げ道を作っておく(戸を開ける)
 ○ テレビ等で情報を収集する

 そして、強い地震の揺れもおよそ30秒くらいでおさまると仮定して、避難している時(机等に隠れている時)には自分で1から30まで数えると強い揺れにも我慢して気持ちを落ち着かせることができるとも教えていただきました。


   【机の下に隠れている時は、両手で机の脚をしっかりと固定します】

 また、声を掛け合いながら避難することや、登下校中は山側から離れたところに避難すること、道路の広い場所に避難をしている時には、山側を向いて土砂に注意しながら地震をやり過ごすこと等を教えていただきました。そして、日頃から石が落ちている箇所を把握しておくことも重要だということを学習しました。

 まとめでは、地震が起きたら「あわてず身を守ること」、「どこで地震にあっても身を守る方法を知ること」、「地震や津波を知って正しくおそれること・身を守ること」を確認し合い命の授業は終わりました。

 6年生は、国内研修でも地震が起きた時にどのように行動すればよいかを学習してきました。まずは身を守ること、そしてお互いに声を掛け合って協力すること、そして日頃から地震について考え、シュミレーションしておくことが必要だと感じました。