学校の様子

学校の様子

スケッチタイム

 今日は昼休みの後は、スケッチタイムでした。今日のテーマは「校舎内で荒谷小らしいものを見つけてスケッチをすること」です。思い思いのところに散らばり、真剣にスケッチをする子どもたち。剣道のトロフィーを描いている子ども、椎茸のほた場を描いている子ども、水槽を描いている子ども、校長室を描いている子ども等様々です。2階にある木を描いている子どもに、なぜそれを描いているのか尋ねると「他の学校にこんな大きな木はないからです」と話していました。
 その後、それぞれ描いた絵を見せ合いにっこりトーク(話合い活動)です。「○○さんは、校長室で朝あいさつをするというのがビックリしたんですね。また、校長室という表示が椎茸ということも荒谷らしいと思ったんですね」と、絵を通して子ども同士の見方や気づきを話し合っていました。担当の先生からは、「当たり前にあるものに改めて意識をもつことができましたね」とお話がありました。新たな見方・考え方を知るきっかけになったスケッチタイムでした。


【同じようなところにいても見えているものは違います】


【にっこりトーク、どんな荒谷らしさを見つけたかな?】

お家の人を笑顔にするために

 先週の金曜日、1・2年生は生活科の時間にお家の人を笑顔にするためにできることを考えました。まず、家でしている仕事について発表しました。「料理」や「そうじ」、「せんたく」等出てきました。これらの家のお仕事を1・2年生の子どもたちもお手伝いをしているそうです。お家の人をもっと笑顔にするために、いつもはお家の人に洗って貰っているシューズを自分たちで洗いました。

 まずはシューズを水で濡らし、ブラシに石けんをつけて洗っていきました。「この汚れが取れにくいな~」とか「裏がすごく汚れてる~」、「あ、ここ破けてる」等と話しながらごしごし洗いました。片方のシューズを洗い終わり、洗っていない方のシューズと比べると「わぁ、全然違う!!」ととっても嬉しそうでした。その後、体育館シューズも洗い、外に干しました。

 ふりかえりでは「シューズを洗って気持ちよかった」、「これからは家でもシューズ洗いをしたい」、「靴洗いにも挑戦したい」と発表していました。自分でできることが一つ増えた1・2年生。お家の人も、子どもたちがシューズを洗う姿を見たらとっても喜ばれると思います。毎週自分でシューズを洗って、月曜日にはきれいなシューズでスタートできるといいですね。


【授業前の1分前黙想もしっかりできます】


  【約30分かけて、2足のシューズを洗いました】

職員研修スローガン決定

 今週の水曜日、職員研修を行いました。そこで、前回の話合いの結果をまとめた今年度の職員研修のスローガンが発表されました。

「にっこりトークで 保管・継承 あらたにの学び」

です。まず、にっこりトークとは子どもたちが行う話合い活動のことです。そのにっこりトークを職員間でもしていこう、つまり些細なことでもみんなで話し合っていこうということです。これは職員研修の時だけでなく、日頃からそのような気持ちで過ごしていこうという思いも入っています。そして、「あらたにの学び」という「あらたに」という言葉には「荒谷」、「新たに」という意味が含まれています。この職員研修を通して、子どもの姿、教師自身の姿をふりかえり、子どもたちへの指導が一歩ずつ進化していけるといいと考えています。


【今年度、そして次年度のことも考えながら研修は進められます】

春の遠足

 昨日は春の遠足でした。午前中にせせらぎの里(特別養護老人ホーム)を訪問し、午後からは池の窪グリーンパークに行きました。荒谷小からはどちらも遠いので、バスを使いました。


【子どもたちはこのバスを「なばバス」と言っています】

 せせらぎの里へ着くと、まずは子どもたちと利用者の方々とのふれあいタイムが行われました。まずは子どもたちの発表です。アカペラで校歌を歌い、その後「365日の紙飛行機」を手話を交えて歌いました。それから自分たちの夢を発表しました。子どもたちの中には、せせらぎの里で介護福祉士として働きたいという夢をもっている子どもがいます。その子どもは「どのような仕事をしているのか、どのような施設なのか見たいです」と話していました。それから「イモパラ」を踊り、最後は「せせらぎの里」のみなさんにエールを送りました。


【「イモパラ」、1年生も生き生きと踊りました】

 次に、子どもたちが準備をしたすごろくをしました。このすごろくは、スタートが荒谷小でゴールがせせらぎの里です。途中のマスに、「プロセッサーに乗ったら嬉しくなった。6マス進む」そして6マス進んだら「モザイク林きれいだな」というマスにたどり着いたり、「どんこ亭でお食事中 一回休み」、「シカに乗って大暴れ 2マス戻る」など諸塚ならではのすごろくになっていました。


【コマは子どもたちが紙ねんどで作って色をぬったものです】


【利用者の方の耳元で話をするという工夫がみられました】

 「おお!すごい、9マス!!」、「虹のすべり台で2マス進めるのでここです」等、子どもたちはすごろくを通してふれあいを楽しんでいました。

 次に、子どもたちは入浴体験をしました。せせらぎの里を利用されている方がどのようなお風呂に入っているのかを体験できるのです。水着に着替えてお風呂場に行くと、家にあるお風呂とは違うタイプのお風呂が2種類ありました。一つは座ったままお風呂に入れるもの、もう一つは寝た状態でお風呂に入れるものです。それぞれの利用者の方の身体の状況によって使い分けられているそうです。


【これは寝た状態で入れるお風呂。上からと下から温水が出たり、シャンプーが出たりするものだそうです】

 初めて入るお風呂に「すごーい」、「気持ちいい」等と口々に感想を言っていました。毎日2名の職員の方が入浴の介助をされるそうです。この入浴体験をさせていただくことで、ホールでふれあいをするだけでは分からなかった、せせらぎの里の方のお仕事の一面を見ることができました。また、利用者の方の生活に触れる時間にもなりました。

 せせらぎの里の方々にお礼の言葉を言ってお別れをした後は、池の窪グリーンパークへ向かいました。途中、展望所によって荒谷小を眺めました。荒谷小も標高が高いと思っていましたが、池の窪に続く道はもっと標高が高く、下の方に荒谷小や体育館が見えました。子どもたちは「やっほー!」と何度も何度も叫びました。しかしやまびこが返ってこないので「事務の先生の名前を呼んだら聞こえるかなぁ」と言い、「○○せんせーい!!」と大きな声で呼んでみました。


【すがすがしい天気と絶景でした】

 その後、待ちに待ったお弁当の時間です。お弁当を詰めるお手伝いをした子どもや、調理をした子どももいました。「ぼくのおにぎりはまっくろくろすけです」と嬉しそうに口におにぎりを頬張っている姿は幸せそうでした。


【おやつを交換して食べていました】

 それからみんなで氷鬼をしたり、アスレチックをしたりしました。池の窪のアスレチックは1~10まであります。それに全校児童で挑戦です。高い場所にあるものやゆらゆらゆれるもの、手の力を使って登らなければならないもの等様々ですが、一つ一つクリアをしていきました。


【2年生のたくましさがみられました】【ゆれる~】


  【あれ?教頭先生?】  【1年生の補助に入ってくださっていました】


【先頭をいく6年生、スイスイ進みました】


【1年生もぜーんぶクリアしましたね。がんばりました】

 1日でたくさんの経験をした子どもたち、一体どんな感想をもったのでしょう。学校の中だけでは分からなかった子どもたちの魅力がこの遠足を通して見えてきました。色々な人との関わりをもったり自然の中で活動したりすることが、子どもたちの可能性を見出せるきっかけになるんだなぁと感じました。


【夢中で過ごした1日でした】

「ほたきゅう」の取組

 荒谷小で「ほたきゅう」といえば保健体育給食委員会のことです。今年度の「ほたきゅう」の目標は「①協力しながら進んで一生懸命活動する②笑顔でみんなを思いやり、マナーを守る健康でたくましい荒っ子」です。これらの目標を達成するために1学期には3つのことを取り組みます。1つ目は体力向上のための取組、2つ目は手洗いを励行するための取組、3つ目は給食時間に時間とマナーを守るための取組です。
 先日、委員会活動で「ほたきゅう」で話し合った結果、2つ目の手洗いについては呼びかけをすることにしました。呼びかける時間は①体育の後②業間③そうじの後です。業間では放送を使って呼びかけ、手洗いの歌を流す計画です。
 早速今日の業間に6年生が授業開始5分前に放送で手洗いを呼びかけ、手洗いの歌を流しました。「お!いいねぇ、その放送!!」と他の子どもたちも放送に反応し、手洗いを始めていました。

【あわあわ 気持ちいいね】

 手洗いは感染予防の基本です。毎日続けて習慣にすることが大切です。これからも健康でたくましい荒っ子を目指して「ほたきゅう」の取組は続きます。