2014年5月の記事一覧

おいもも気になる、ダンスも気になる

 今日の午後、学校の上にあるさつまいも畑を見にいきました。子どもたちと地域の方と一緒に植え付けをしたさつまいも。この暑い中、元気に育っていました。子どもたちもさつまいもの成長を楽しみにしています。収穫まで、定期的に見ていきたいと思います。
【マルチもしっかり固定されています】   【大きく大きく大きくなあれ】
 
 その後、運動場に下りていくと全校体育で子どもたちが創作ダンスをしていました。1~6年生で話し合ったり、身振り手振りをしたりしながら1つのダンスを作り上げます。「円になろうや」、「最後のポーズはこれね」等と話しながら楽しくダンスを考えていました。
 そして、男女それぞれで発表し合いました。男子はEXILEならぬ「荒ザイル」で見事なダンスを披露しました。女子は、ぎりぎりまでダンスの構成が決まらずぶっつけ本番でしたが、チームワークの良さでまとまりました。
 最後に、どちらのチームがよかったかを先生たちがそれぞれ独断で決め、今回は女子が勝ちました。負けた男子は、「次こそは」と闘志を燃やしていました。そのくやしいという気持ちが大切です。次は宿泊学習で段ボールの家づくりを男女別でします。楽しみですね。
 
   【とってもきれいな動きでした】        【最後の決めポーズ!!】
  【かわいい振り付けでした】              【笑顔がすてき】

わくわく参観日 その2

 そして、昼休み。子どもたちからの提案で、保護者の方と子ども・教師も一緒にサッカーをすることになりました。保護者・教師チームと子どもチームに分かれての対戦です。子どもたちが、「もし、僕たちが勝ったら、お父さん方は2週間ビールは飲めませんよ!」と宣言されました。それは負けちゃいられない!!と目の色が変わる保護者・教師チームでした。27℃を超えたこの日、汗びっしょりになりながらボールを追いかけました。
 
【お母さん方も好プレーぞくぞくでした】   【暑くて肌着1枚になる子もいました】
 
 そして、結果は5対1で保護者・教師チームの勝ちでした。手加減はしません。しかし、子どもチームが入れたこの1点は、6年生が振り向きざまにシュートしてゴールしました。素晴らしい弾丸シュートでした。
 

【保護者・教師チーム  ばんざーい!】
 
 その後、清掃時間になり、子どもも保護者も教師も外で草取りをしました。抜いても抜いても生えてくる草たち。根気強く抜き続けるしかありません。暑い中、保護者の方々にもご協力いただいて、本当にありがとうございました。
 
【雨が降ると、一気に草たちが元気になります。コツコツとありがとうございます。】
 
 5時間目は全校懇談の後、学級懇談でした。
 それから、6時間目は、心肺蘇生法講習会を体育館で行いました。今回は、日本赤十字社宮崎支部から指導員の方をお招きしました。保護者の方9名、職員5名が参加してAEDを用いた心肺蘇生法を学びました。普段の正常な呼吸はお腹が膨らむのか、胸が膨らむのか等正常な時の様子をまず確認し、呼吸数・脈拍数の正常値も学びました。その後、心臓マッサージの手順を教えていただき、最後にAEDを用いた心肺蘇生法を教えていただきました。日常で心肺蘇生法を行うことがないことが一番よいことですが、もしもの時に備えて1年に1回はこのような講習会を受けて、繰り返し学ぶことが大切だと感じました。
 
【10秒に2~4回呼吸するのが正常です】  【連携して処置を行うことが大切です】
 
 今回の参観日は、長時間にわたって保護者の方々に参加してくださいました。参観日の間、子どもたちはとてもいい表情をしていました。おそらく、自分のできることを見て欲しいとか、一緒に過ごせて嬉しいという気持ちがあったからだと思います。お忙しい中、ご協力いただきありがとうございました。

わくわく参観日その1

 今日は、5月の参観日でした。4校時が参観授業で1・2年生と3・4年生は算数、5・6年生は外国語活動でした。
 1・2年生の教室では、1年生が先生からの直接指導を受けている時に、2年生は、それが気になって作業をしながらも後ろを振り返って様子をみているという光景がみられました。ありのままの1・2年生を見て欲しいという担任の先生の思いがあり、元気なありのままの1・2年生の参観授業でした。
 3・4年生の教室では、3年生が1名、4年生が2名のため3年生が算数の発表をする時に、4年生が振り返って「はい、わかりました」等と反応をしてくれていました。おうちの方々に見ていただいての参観授業は少し恥ずかしそうでした。
 5・6年生は、ALTの先生と一緒に授業をしました。日本とは異なる外国の1~12月までの特徴を教わっていました。参観していた保護者の方々もご自分の誕生日を英語で発表する等参加型の参観授業でした。
【1・2年生:手前側の2年生は一生懸命問題を解いています】
 
【3・4年生 協力し合って学習します。】
【5・6年生 異なる文化を学習できますね】  【おうちの方も英語に挑戦!】
 
 その後は、給食試食会がありました。献立は、牛乳、むぎごはん、ごじる、さわらの西京焼き、ころころづけでした。保護者の方々13名が参加してくださり、総勢33名での給食になりました。いつもの約2倍の人数ですので、給食当番はいつもにも増してテキパキ行動しました。いつもと同じ時間に「いただきます」ができたのは素晴らしいです。おかげで、食事時間がしっかりと確保できました。「お母さんが子どものころは、脱脂粉乳を飲んでいたんだよ」とか「ばあちゃんから、よくご汁を家で作ってもらってたよ」等と保護者の方々が子どもたちに話をしてくださいながら楽しく食べました。
 また、本日誕生日を迎えた児童がいましたので、みんなで牛乳乾杯もしました。こんな誕生日なかなかないですね。
 
【とってもにぎやかなランチルームでした】     【誕生日おめでとう!!】
 
        【おうちの人と食べる給食はとーってもおいしいな!】

交通安全教室

 5月28日の3時間目に交通安全教室がありました。今回は諸塚駐在所のおまわりさんと日向地区交通安全協会の方2名がおいでくださりました。
 はじめに校長先生から、今日は「命の勉強」をするという話がありました。自分たちの命を守るために、とても大切なことを学ぶ時間です。そのことを聞いて子どもたちの表情が引き締まりました。
【保育所生も一緒に学びました】
 次に、おまわりさんからお話をしていただきました。諸塚でも衝突事故や自損事故があるそうです。荒谷小校区には歩道がないところがほとんどですので、歩行者である子どもたちも道路を歩く時や横断する時には細心の注意が必要です。
 その後、車と人がぶつかるとどのような状態になるのか、ダミー人形を使って実演してくださいました。
【赤い人形がダミー人形です】
 
 車がスピードを上げて走りダミー人形にぶつかると、軽々と人形が飛んでしまい、その後は車の下に巻き込まれてしまいました。車を止め、その後バックをしてもなかなか人形はでてきません。実際に人と車が接触して事故に遭ったらこのような怖いことになるということが分かりました。
 
 それから、横断歩道の渡り方の練習や自転車での通行の仕方を練習しました。自転車で通行する時には、左右確認だけでなく後方確認も必要です。また、一時停止は、見通しが悪い所や止まらなかったら交通事故に遭うことが多い所だということも教わりました。
 
【信号を無視する人もいるので気をつけて】
 
 また、自転車に乗った時に、両足がつま先立ちの高さにサドルがある自転車がちょうどよい高さということも教わりました。そして、年に1回は自転車屋さんで点検をしてもらうことを薦められました。自転車の乗り方に加え、自転車のメンテナンスも重要ですね。
 
 その日の昼休み、一輪車に乗った子どもが、運動場に作った横断歩道を手を挙げて渡っていました。
【荒谷小ならではの光景です】

森林体験学習「諸塚ウッドジョブ!」その2

 地拵えの見学・植付の体験が終わると次は、搬出現場の見学に行きました。ここでは、吉永林業さんにご協力をいただきました。伐倒した木を、集材(倒した木を集める)し、玉切り(集めた木の長さを合わせて切る)をしていました。今まで見たことがない重機や作業を見させていただき、子どもたちは「かっこいい!!」とか「すごーい!」と口々に言っていました。この一連の作業を見ることで、先ほど植えた木が50年後60年後、どのような経過をたどるのかが理解できたと思います。
 その後は、なんと重機に乗せてもらいました。
【運ばれてきた木を切っていました】   【やったぁ!乗せてもらったよ】
 
【こんな体験なかなかできません】
 
 その後は、吉野宮神社で昼食をとり、苗畑・造林地見学をしました。
 今回の森林体験学習では、多くの方々にご協力を賜りました。子どもたちは、森林体験学習を通して林業の素晴らしさや諸塚の森林の素晴らしさ、諸塚の人の温かさを感じました。またそのことが、諸塚を誇りに思い、夢をもちたくましく生きることにつながっていくと思います。
 
【この時間だけは遠足みたいですね】   【お忙しい中、ご協力ありがとうございました】

森林体験学習「諸塚ウッドジョブ!」その1

 5月27日、2時間目から5時間目にかけて森林体験学習がありました。この日は、植付の体験や搬出現場見学、苗畑・造林地見学などが計画されていました。
 1校時が終了すると、村の車や森林組合の車に乗せていただき、校区内の山へ全校児童で行きました。まず地拵えの現場を見せていただき、実際に地拵えをしている様子を見学をしました。植付をしやすいように、山の斜面をきれいに拵えていきます。大きな木を使って、小枝や草・木等を落としていっていました。初めて見る光景に迫力があるなぁと見入ってしまいました。
【みるみるきれいな斜面になりました】 【集めた木はそのままにしておくと、地に還っていくそうです】
 
 それから、植付の体験をしました。子どもたちは急な斜面でしたが身軽に登って行き、足場を作り2メートルの竹を使って、長さを測り植付をしました。1ヘクタールに2500本という規定があるようで、計算をすると2m間隔で植えるということになるそうです。
 まずは、クワで土が湿っているところまで掘り、そこにスギの苗を植えました。ここでポイントがあり、クワで掘った時のクワは抜き取らず、土に入ったままの状態で水分を保ちながらスギの苗を植えるそうです。そして、クワを手前に動かすと不思議とスギの苗が奥に入り込んでうまく植付ができました。
 
【この袋は苗木袋(なえぎぶくろ)というそうです。】
【2メートル測ってから植えます】        【ここに植えるぞ!】

 今回山に登って、植付を体験させていただき、山で作業することの大変さを感じました。斜面での作業になるので、はじめから終わりまでずっと緊張感をもっての作業でした。そんな山で作業される方々はかっこいいなぁと思いました。

心に響く表現集会

 今朝、表現集会がありました。今日は、1~4年生の発表でした。
 1・2年生は、春の遠足で訪問したせせらぎの里での出来事を作文にしていました。作文の中で、「最初は何をすればいいのか分からなかったけど、せせらぎの里の方が『笑顔をたくさんみせてください』とおっしゃったので、ニッコリ笑顔を見せるとおじいちゃんのニッコリ笑顔のお返しをもらいました。心がぽかぽかしました。」という表現がありました。会話があまりできない場合でも、笑顔で心と心が通じ合ったのでしょうね。
 3・4年生は、「あわてんぼうの歌」をまずはドレミで歌いました。その後、けんばんハーモニカで演奏しました。3・4年生の教室からは、毎日のようにこの「あわてんぼうの歌」を練習している音が聞こえてきていました。練習の成果もあって、とっても上手に演奏できていました。
 教頭先生が指導講評をしてくださいました。1・2年生の作文の中で、題名がとても心惹かれるものであったことや、3・4年生の演奏は息がぴったり合ったものだったことなどを話してくださいました。
 いつも、心に響く発表をありがとうございます。
 
【1年生も堂々と大きな声で発表しました】【きれいな音が体育館中に響きました】

歯の衛生週間に向けて

 今日の昼休み、保体給食委員会が集まって歯の衛生週間に向けての準備をしました。今年は、みんなが楽しく学べるような企画を考えています。委員会のメンバーと話をしていると、大人では考えつかないようなアイディアが次々と出てきます。子どもの発想はすごいなあと脱帽します。この企画がいいものとなるように、残りわずかですが準備をしていきたいと思います。
【歯にちなんだものを色々作成中です】

全校体育でかぐらの練習

 今日の3校時に全校体育が体育館で行われました。準備運動をした後、表現運動をしました。体育館をめいいっぱい使って走りました。
 その後、かぐらの練習をしました。毎年運動会で子どもたちはかぐらを舞います。初日の今日は、5・6年生がお手本を見せてくれました。足の動きや手の動きが力強く、とても上手でした。
【表現運動:木の枝になりました】 【担当の先生がタンバリンでリズムをとってくれます】
 
【お手本:みんなきちんと覚えているものですね】【初めてかぐらを舞う児童に個人練習】

M2学習

  5月23日(金)に、諸塚小学校で第1回M2学習がありました。諸塚村には、M学習というものがあり、M1学習~M4学習まであります。M学習のねらいは2つあり、「村内各小中学校の児童生徒や教師間の交流を進め、相互の親睦と向上を図る」、「生活経験を豊かにするとともに、小規模校ではできない多人数による学習を体験させる」です。M2学習は、「村内の小学校3校がひとつの学校に集まり、教科を中心とした集合学習を行うことで、『きめ細かな指導』及び『より集団的な指導』を実現させ、諸塚連携教育のねらいにせまる」学習です。
 今回は、諸塚小に集まりそれぞれの学年で学習を行いました。普段は各学年1名~4名の荒谷小ですが、M2学習ではたくさんの子どもたちとふれあい、学び合うことができたくさんの刺激を受けたのではないでしょうか。1時間目は自己紹介をしたり、「私は誰でしょう」ゲームをしたりしてお互いを知る活動を行っていました。年に7回計画されているM2学習、次回は6月19日と6月20日に諸塚小と七ツ山小・荒谷小の各学校で行われます。回数を重ねることで、子どもたちの交流も学習も深まっていくことでしょう。
 
     【1・2年生】         【3・4年生:じゃんけんをしてから自己紹介】
【5・6年生:自己紹介シートを書きました】
 

おいもを植えたよ

 今日の5・6時間目に、全校児童で学校の上にある地域の方の畑をお借りして、さつまいもの植え付けをしました。
 学校からその畑までは急な坂道を上っていくのですが、5・6年生がスコップやクワなどを一輪車で運んでくれました。ぜえぜえ言いながら上った先には、きれいにならしてくださった畑がありました。
【本日講師をしてくださる地域の方が前もって耕してくださっていました】
 
 そして、早速うねづくりをしました。50㎝ほど歩く場所を確保してスコップやクワを使ってとんがりお山を作ります。「大きい石は取ってね~」と高学年が声をかけながら作っていました。
【その後は、クワやスコップで表面や側面を軽くおさえます】
 
 踏み固められたところの土は固くて、掘りおこすことが難しかったようですが次第にスコップの使い方にも慣れてきました。
 その後、マルチでうねを覆います。これで覆うことにより雑草が生えにくくなるそうです。
    【慎重に伸ばしていきます】        【下から見るとこうなります】
 
 マルチで覆うとすぐに四つ角に土をかけて固定し、それから側面に土をかけてマルチが飛んでいってしまわないようにします。
 
    【植え付けまであと少し】    
 
 それから、マルチに穴を開けてさつまいもの苗を植えました。隣の苗との間隔は約30㎝だそうです。指がすっぽり入るくらいまでの深さの穴を掘り、そこに苗を植え付けます。「おいしいおいもになあれ」、「大きなおいもになあれ」等と声をかけながら苗を植えていました。
 
      【元気に育ってね】
 
 3つのうね全部に苗を植えたところ、まだ17本くらい苗が余っていました。そこで、もうひとつうねを作ることにしました。マルチが足りなくなったので、途中からは学校に保管してあった黒いマルチを使うことにしました。
     【黒いマルチ登場】         【全部でおよそ70本の苗を植え付けました】
 
 全て苗を植え付けた後、講師の方から「これからイノシシやタヌキから食べられないように管理をしていきます。時々は、いもの様子を見に来てください」と話がありました。全て手作業で行った今回の植え付け、大変だったけどその分いもの成長が楽しみですね。
 そして、今日のために畑の準備をしてくださり、わざわざお休みをとってまで本日指導をしてくださった地域の方への感謝の気持ちを忘れないようにしましょうね。
 
【おいもも子どもたちもぐんぐん大きくなあれ】

MISTAKES OK!

 今日の3時間目に3・4年生、4時間目に5・6年生がベス先生の授業を受けました。始めに「ワン ツー スリー フォー ファイブ シックス セブン」と音楽に合わせて歌いながら体を動かしました。楽しい歌に子どもたちの表情もほぐれていきました。
 次に、英語の授業で一番大切なことをベス先生が教えてくださいました。それは「MISTAKES  OK!」ということ。つまり、間違ってもいいんだよということです。間違いを恐れて何も言わないことや、間違いを笑うことはいけないと教えてくださいました。そして、間違いを言っても「It's OK
!」(大丈夫!)「Try again!」(もう一度挑戦しよう!)と言ってあげようと話してくださいました。間違えたくないという思いは誰しももつものだと思います。でも、思ったことをどんどん発表していくことで、新しい発見にもつながります。これは、子どもだけでなく、大人にも通じる大切なことだと思いました。
【5・6年生が一生懸命踊りました】    【ベス先生の言葉に勇気が出ました】
【ベス先生が同じテーブルで嬉しい】 【献立は牛乳、むぎごはん、マーボー豆腐、ナムルでした】

もちもちフルーツ白玉

 今日の4時間目と5時間目に、1・2年生がフルーツ白玉づくりをしました。フルーツ白玉は、給食でも人気のメニューですが、なぜ今フルーツ白玉を作ったのか・・・。
 ある日、担任の先生が「白玉をどうやって作るか知ってる?」と1・2年生に尋ねたところ、答えられる児童はいなかったそうです。そこで、みんなで作ってみようということになったそうです。だんごの粉を使って、白玉を作りましたが水加減が難しかったようです。
 1・2年生4人で作ったフルーツ白玉は、全校児童と職員にまで振る舞われました。かみごたえのある白玉に、おいしいフルーツがマッチしていておいしかったです。
 ごちそうさまでした!
 
【お上品な出来上がりでした】       【おいしい~!!と白玉を頬張っていました】

朝の読み聞かせ

 今日の朝の時間に、保護者の方が学校に読み聞かせにきてくださいました。子どもたちは1・2年生教室に全員集まり、今日はどんな絵本かな?とわくわくどきどき。
 まずはじめに、「オリバー」を読んでくださいました。ふくろうのお話で、子どもたちは集中してお話を聞いていました。途中で、「オリバーはどこにいる?」という問いかけに「そこ!そこ!」と大きな声で反応していました。
 次に「白雪姫」を読んでくださいました。私たちが知っている「白雪姫」とは少し内容が違う「白雪姫」で、こんな解釈もあるのかと楽しく聞いていました。
 最後に「たこのバス」を読んでくださいました。ユーモアあふれる作品で、絵もおもしろく楽しい作品でした。
 ありがたいことに、今回の読み聞かせのために4冊もご準備いただいていました。時間の関係で、今回は3冊の読み聞かせとなりましたが、また別の機会で色々な本に出会えると思います。本日持ってきてくださった4冊のうち2冊(オリバー、白雪姫)は、ご自宅から持ってきてくださったものでした。また、残りの2冊は県立図書館から借りたものだそうです。子どものことを考えてご準備していただき、本当にありがとうございました。
 
 子どもたちのために、朝の貴重な時間を割いて読み聞かせをしてくださる保護者の皆様、いつもありがとうございます。子どもたちも職員もとても幸せです。
  【どんなお話が聞けるかな】       【様々な形で本との出会いがありますね】

風水害避難訓練

 山々に囲まれ、標高の高い場所にある荒谷小。いつ何時風水害が起こるか分かりません。今、まさに荒谷に通じる工事中の通学路が崩れて通れない箇所があります。もし風水害が起きた時にどのような行動をとればよいのか、命を守る学習をしました。
 今回は台風が宮崎県に上陸したという設定で行いました。放送で台風の上陸により集団下校をすることを聞くと、子どもたちは、帰る準備をして静かに体育館に移動をしておうちの方のお迎えを待ちました。その間に命を守る話を聞きました。
 まずは、生徒指導主事の先生から「風が強い時には傘をささない」、「雨が強い時には山側を歩かない、雨がやんでもすぐに家から出ない、川や水が出ている時には近づかない」などの話がありました。
 次に校長先生から「山地災害」についての話がありました。「山地災害」の危険信号として
① 沢の水や井戸水が濁った
② 山の斜面から石が転がり落ちてきた
③ 山の木が傾いたり、斜面に亀裂が走ったりした
④ わき水の量が急に増えた
⑤ 今まで枯れたことのないわき水が止まった
⑥ 地鳴りがする
⑦ 川が濁り、流木が混ざり始めた
⑧ 雨が降り続いているのに川の水位が下がった
 このようなことが起きている時には、災害が起こる恐れがあるそうです。子どもたちには、普段の登下校の時から、いつもの山の様子・川の様子・周りの様子を見ておくことを指導しました。普段の状態が分からないと、いつもと違うことに気づくことができません。校長先生のこのような話に、真剣に耳を傾けている子どもたちでした。
【保育所生も一緒に参加しました】    【校長先生お手製の教材を使用しました】

諸塚ウッドジョブ

 今日の3時間目に森林組合の所長さんと職員の方が、荒谷小に来てくださいました。なぜ、わざわざ来てくださったのでしょう。
 荒谷小の子どもたちは、総合的な学習の時間(諸塚ウッドジョブ)で林業やしいたけのことを学習しています。その学習を進めるにあたり、林業の仕事について色々と話をしてくださいました。林業のお仕事は大きく2つあって、1つ目が木を育てる仕事、2つ目が収穫して販売をすることだそうです。木を育てるお仕事については、山ができるまでの過程(①苗木作り②地拵え(ぢごしらえ)③植付(うえつけ)④下刈(したがり)⑤除伐(じょばつ)⑥間伐(かんばつ)をていねいに教えてくださいました。また、収穫して販売する仕事についても、分かりやすく教えてくださいました。
 それらの話を聞いて、子どもたちは「木を植える時期はいつですか?」、「仕事の休み時間はありますか?」、「木の切り方は決まっていますか?」等、鋭い質問をしていました。子どもたちの頭には林業についてのハテナがたくさんでてきたのだと思います。これから、様々な体験活動や調べ学習を通じて、一つひとつ学んでいきましょう。
 また、荒谷校区には林業に携わる方々はたくさんいらっしゃるそうなので、地域の方々にも色々と尋ねて学習しましょうね。地域の方々もみんなの先生です。
【資料を用いながら教えてくださいました】【たくさんの児童が質問をしました】

表現集会

 今日の朝、体育館で表現集会が行われました。この表現集会には、「手紙文や作文・詩・俳句・絵など、国語や生活などの学習で学んだことを全体の前で発表し合うことにより、表現力を高めることができるようにする」というねらいがあります。
 今日は、先日の春の遠足の感想を作文にして5・6年生が発表しました。「せせらぎの里でダンスを踊ることが恥ずかしかったけれど、躍っているうちに自然と笑顔になった」や「家族と離れて暮らしているおじいちゃん、おばあちゃんを笑顔にしたいと思った」、「氷のように固まっていた顔が氷が溶けるように次第に笑顔になった」、「お弁当を作る時に、だしまきたまごをくるくる巻いて作ったけれど、お母さんが作るだし巻き卵の方がおいしいと思った」など様々なことを作文にして発表していました。同じ体験をしたけれど、感じるところや思い出に残るところは様々で、個性あふれる素晴らしい発表でした。
 
 この表現集会では、①おなかから(姿勢)②声の強弱(スピード)③目や表情でという発表仕方を念頭に置き、子どもたちは発表します。今日も、原稿だけを見るのではなく前を向いて発表をしている児童や、おなかから元気のよい声を出して発表する児童など、堂々とした姿で発表をする児童が多かったです。表現集会は年間を通して行われます。1~4年生も表現集会で発表する機会がありますので、楽しみにしていてくださいね。
【場数を踏んで、みんなの前での発表がどんどん上手になります】
【校長先生が一人ひとりの発表について感想を言われました】

つつじの散髪


 4月、荒谷小の運動場に沿って咲くつつじは見事なものでした。5月に入り次第に花が終わり、つつじの間からは草がぐんぐん成長していきました。とても元気な草たちを今日、教頭先生がきれいに切ってくれました。
 すっきりと散髪をしたつつじ。それを見るだけで子どもたちの身も心も引き締まることでしょう。
 
【高いところにあるので、脚立が必要でした】

みんデーと草取り

 今朝は登校時間中に、雷がゴロゴロと鳴っていました。子どもたちは、その音を聞くといつもより足早に学校に向かったそうです。やはり雷は怖いです。
 そんな月曜日の朝だったのですが、お昼頃には雨も上がり、水はけのよい運動場には水たまりもなく外で遊べるまでになりました。今日は、子どもたちが楽しみにしている「みんデー(全校児童で遊ぶ日)」です。今日は、「じんとり」と「こおりおに」をしました。「こおりおに」では、先生(4名)も鬼になって子どもたちを追いかけました。一生懸命追いかけるのですが、俊敏な動きをする子どもたち。なかなかつかまりません。「先生たちが鬼の時は、なかなか終わらないな~」とつぶやく子どももいました。普段、登下校や体育、昼休み等の運動で鍛えている子どもたち。非常に手ごわかったです。
【つかまっちゃった~。こおります。】     【みんな長靴で遊びました】
 
【先生たちが、今から捕まえにいくぞ~】
 
 その後、清掃時間は運動場の草取りをしました。さっきまで大はしゃぎしていたのですが、清掃時間になるとピタッとおしゃべりをやめ、気持ちを切り替えて草取りに没頭していました。
にょきにょきと生えた草をきれいに取ることができて、また少し運動場が美しくなりました。
【雨で土がやわらかくなっていて、草が取りやすかったね】

春の遠足 その2

 せせらぎの里の訪問を終えて、子どもたちが向かった先は池の窪グリーンパーク!!でしたが、もっと景色のいいところがあるということで、秋政展望所というところまでバスで上っていただき、絶景の中でお弁当を食べました。
  【最後は握手でお別れしました】
 
【秋政展望所までの道は、空に続く道のようでした】
【待ちに待ったお弁当!嬉しいな】
 
 その後、池の窪グリーンパークにバスで移動して全員でけいどろとドッチボールをしました。それから、アスレチックで遊んだり、草スキーで遊んだりして楽しい時間を過ごしていました。
 
【色々なアスレチックがあって、大喜びの子どもたち】
 
 午前中は歌って踊り、午後からはたくさん食べて遊んだためか、帰りのバスはとても静かでうとうとする子どももいました。今日1日で色々な体験をしました。この体験を、これからの学習や生活に生かしていけるといいですね。
 今日はゆっくり休んでくださいね。