ブログ

学校の様子

NEW 仲間との絆

 部活動を通して得られた仲間との深い絆について、本校生徒の作文が掲載されました。

仲間との絆.pdf

文面は以下の通りです。

 仲間との絆

「この仲間と勝ちたい」

この気持ちをもって部活を続けた三年間は本当に幸せな毎日だった。中学校に入学して部活動を決めるとき、体の小さい私は体格で有利不利がほとんどない卓球という競技に惹かれ、経験はなかったものの卓球部に入部した。一年生の時はハードな筋トレばかりで大変だった。二年生の時には卓球の腕も上達し、いつしか卓球がますます好きになっていった。できる技もどんどん増え、練習も夢中になって取り組んだ。その頃には同級生達との仲も深まり、切磋琢磨し合える関係になっていた。二年生ながら先輩方にとって最後の中体連に私は団体メンバーとして出場した。目の前で繰り広げられたドラマのような逆転劇で先輩方は見事に地区大会優勝を勝ち取ったのだ。最高の笑顔で喜んでいる先輩方を見て、「私たちも地区大会で優勝したい」と思うようになった。

 三年生が引退し、新体制になって初めてのミーティングの日、私はキャプテンに立候補した。すごく勇気のいる決断だったが、地区大会で優勝するという目標を私がキャプテンになって達成したいという気持ちがあった。私はこの日の日記に「これからどんな部活動人生、キャプテン人生が待っているのだろう。きっと私のことだから全部うまくいくことはないだろうな…でもどんな壁に当たったとしても、挑戦し続ける。」と綴っている。

 秋の地区大会では優勝を目標にしながらも、団体戦三位に終わった。さらに九州大会の予選では今まで負けたことのない相手にも負け、本当に悔しい思いをした。キャプテンとしての反省点ももちろんあったが、下を向いている暇もなくミーティングで、「悔しいままで終わったら、最後の夏の大会で絶対に勝てないよ。本気でしないと今のままじゃ勝てない」と言ったことを覚えている。

 その日から毎日ホワイトボードにその日の目標を書いたり、日めくりカレンダーを作ったりした。その甲斐もあり、徐々にチームとしての意識が高まっていった。お互いの弱点を見つけ合い、地区大会優勝へ向けて、ただただがむしゃらに練習に打ち込んだ。

 いよいよ最後の地区大会。団体戦は総当たりのリーグ戦で行われた。いきなり初戦の相手に負けてしまい、心が折れそうになった。しかしみんなで声を掛け合いながら気持ちを切り替えた。応援してくれている仲間の存在が心強く感じ、私も無我夢中に戦った。これが今まで作ってきた仲間との強い絆だと私は確信した。今なら自信をもって言える。私たちは個人の力では敵わない相手であっても、仲間と作り上げてきたチームワークがあれば必ず勝てると。私たちは、見事に地区大会を優勝することができた。あの日の喜びは夢のようで最高に嬉しかった。

 県大会、九州大会を目指していた最中、私はコロナウイルスに感染し、県大会出場が叶わなくなった。一日でも長くこの仲間と一緒に卓球がしたいという気持ちでいっぱいだった。しかし今私が落ち込んでもしょうがないと気持ちを切り替え、応援メッセージ送ったり、アドバイスをしたり、キャプテンとして今の自分にできることを精一杯行った。私のチームは見事に県大会で三位になり、仲間の一生懸命な姿にたくさん感動させてもらった。

 私は部活動を通して多くのことを学んだ。卓球をしたくてもできない時期には、今までのあたりまえがどれだけ幸せなことだったのかを改めて気づかされた。そして夢に向かって努力することの大切さを教えてくれて、苦しい時だって仲間がいたから頑張ることができた。私はこのチームのキャプテンで本当に良かったと心から思える。卓球部で過ごした三年間は私にとって最高の宝物だ。最後に仲間へ、本当にありがとう。     

 

 

 

女子バレーボール部 ~応援されるチームを目指して~

 五十市中学校、朝の様子です。

 12月から毎朝、女子バレーボール部の生徒たちが外の落ち葉を集めたり、正面玄関を綺麗に磨いたりしています。玄関を通るたびに元気なあいさつが聞こえてくるので、気持ちの良い朝を迎えることができ、とてもありがたいです。

 朝のボランティアを始めたきっかけを聞いたところ、部の目標である「誰からも応援されるチーム」を目指すために、自分たちで話し合い、考えて、朝の清掃活動を始めたそうです。

 日頃の良い行いは、必ず周りの人は見てくれていますし、その行為がチーム力にも好影響を与えてくれることでしょう。これからも部の目標に向かって励んでいって欲しいですね。応援しています。

 

宮崎県立高校推薦入試事前指導

 2月1日(水)に、翌日に実施される宮崎県立高校推薦入試を受検する生徒への事前指導を本校多目的室で行いました。

 事前指導では、校長先生より大学受験時のエピソードや受験時の心構え等の話がありました。その後、学年主任・進学主任より、翌日の推薦入試に向けての注意点やアドバイスがありました。

 全体指導後に、各高校別に分かれての事前指導を行いました。受検票を配付し、推薦入試の「集合場所・時間」「検査の日程・準備物」等の確認がありました。生徒たちには、真剣に話を聞く姿が見られ、推薦入試への気合がひしひしと感じられました。

 推薦入試は、高校ごとに検査科目や面接の形態が異なります。

 今までの勉強や面接練習の成果を十二分に発揮して合格を掴みとってほしいですね。

 応援しています。

         

 

3学期始業式

 新年明けましておめでとうございます。

 17日間の冬休みも終わり、いよいよ3学期が始まりました。

 1月10日(火)に、3学期始業式を新型コロナウイルス感染防止のため、校内放送にて行いました。始業式では、各学年及び生徒会役員の代表生徒4名が新学期の抱負について述べてくれました。その後校長先生よりお話があり、始業式終了後には、学習指導部や生徒指導部の担当の先生より諸連絡がありました。

 3学期は、学年を締めくくる大切な学期です。3年生は、国立高専、私立高校、県立高校と、受験が少しずつ始まっていきます。受験に向けて、最後まで頑張って欲しいですね。1・2年生は、4月から次の学年に進級します。上級生として、五十市中学校を引っ張っていくという意識をもって、日々の学校生活に励んでください。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

    

2学期終業式

 12月23日(金)に、二学期の終業式を放送にて行いました。

 終業式では、各学年及び生徒会代表生徒の4名が二学期の振り返りを述べました。その後、校長先生のお話、そして、各係からの諸連絡がありました。

 

二学期を振り返って

 

1年生代表 

 二学期は、中学校生活にようやく慣れ始め、友達もでき、勉強や部活動などに集中できる二学期となりました。その中で、特に頑張ったことを3つ挙げます。

 1つ目は、桜凜祭です。プログラムは、合唱コンクールや英語弁論・暗唱、ビブリオバトル、劇がありました。合唱コンクールでは、クラスの皆で、昼休みや放課後などにたくさん練習をしました。最初は、声と伴奏のリズムや音程が合わなかったりして、とても苦戦しました。しかし、合唱委員会からのアドバイスや先生方のご指導によって、本番では、最高の合唱ができました。この桜凜祭で私は、みんなで協力し、一つのことをやり遂げる事の大切さを学びました。

 2つ目は、勉強や生活面についてです。二学期は、特にテストや教科コンクールが多かったです。テストでは、学級や学年の平均が低く、授業やテスト勉強への取組が不足していたように思いました。しかし、教科コンクールでは、学習委員が中心となって対策をしたり、自主的に勉強に取り組んだりした人が多く、とても良かったです。生活面では、部活動のあいさつ運動やボランティア活動が活発に実施されており、全校生徒の手本となっていました。

 3つ目は、駅伝・ロードレース大会です。ロードレース大会は、小学生の頃よりも距離が長く、最初は走るのがとても嫌でした。しかし、タイムを測っていくうちに体力が付き、タイムも縮むため、「もっともっと頑張って走ろう!」という気持ちが芽生え始め、走ることが楽しく思えるようになりました。無事に走り終えた時の達成感と嬉しさは、忘れることのない思い出となりました。また、全校で最後の走者を応援する姿は駅伝ロードレース大会ならではの光景でした。来年もやる気をもって一生懸命に取り組もうと思いました。私は、この駅伝・ロードレース大会で、諦めない気持ちや忍耐力などが身に付いたと思います。

 二学期の行事を通して、私達は、たくさんのことを学びました。その学びを三学期に生かしたいです。課題としては、学習への取組が不足していたので、日々の授業に集中し、出される課題にしっかりと取り組むことを学年全体で、意識したいと思います。

 

2年生代表

 長かった二学期を振り返ってみると、2年生には、いろいろな行事がありました。私が思う二学期の反省すべき点は3つあります。

 まず、学習面についてです。

 1つ目は、2分前着席です。学習委員会でタイマーをセットし授業開始2分前になったら学級総務や学習委員会が呼びかけるという取組がありました。しかし、タイマーが鳴っても着席しない人がいたり、呼びかけ忘れたりする等、徹底できないことがありました。学習委員会の第4期の目標で誰がタイマーをセットするのかなどが挙げられていましたが、呼びかけがなくてもみんなが2分前着席を徹底できるような学年にしていきたいです。

 2つ目は、授業中の態度についてです。2年生主体で一学期の始めの頃よりも授業態度が悪化していると先生方から言われることがありました。また、教科によって態度が異なることもあると注意されました。だから、クラス全員が一つ一つの授業にしっかり集中し、たくさんのことが学べる授業態度にしていきたいと思いました。

 次に生活面についてです。

 最近、朝の登校時間が遅いと注意されることがあります。7時55分までには、必ず下足室を通過し、余裕をもって朝自習をきちんと取り組めるような環境づくりをしていきたいです。

 このような反省を活かし、三学期は2分前着席の徹底、授業態度の改善、登校時間を守るをしっかり行っていきたいです。そして、もうすぐ自分たちが受験生になるということも視野に入れながら学力向上に向けて頑張っていきたいです。

 

3年生代表

 私は、この二学期3年3組という、個性豊かな元気で明るいクラスの学級委員長として頑張ってきました。担任の吉田先生や副担任の佐藤先生、学年の先生方そしてクラスの皆に支えられて二学期を無事に終えることができました。

 二学期の学級委員長を任された時、3組というクラスをまとめることができるのかとても不安でいっぱいでした。初めは、学級委員長になったことをものすごく後悔しました。なかなか思うようにはいかずに涙を流してしまうこともありましたが、クラスの皆に支えてもらい、学級委員長になったからにはできる範囲で頑張ってみようと考えるようになりました。私が学級委員長として嬉しかったことがあります。それは、学級で積極的に委員会活動をするようになったことや思いやりがみられるようになったことです。一学期あまりできていなかった事が二学期でできるようになっていて、クラスの一員として、ものすごく嬉しかったです。また、英語コンクールで学年1位を取れたことは正直びっくりしましたがとても嬉しかったです。しかし、メリハリがついていないことがあり、授業中や朝自習の際におしゃべりをしていることで集中できていないことも多かったと思います。学級委員長として注意できていなかったことを反省しています。私は学年委員長もしています。学年では、特に桜凜祭での合唱練習を頑張っていました。どのクラスも意見を出し合いながら切磋琢磨して、本番では一番の合唱ができていたと思います。

 二学期の学年の反省は、時間を守れていなかったことです。2分前着席ができていないことが多くあり、授業担当の先生方にもたくさんの迷惑をかけてしまいました。提出物の期限を守れなかった人もいて、受験生としての自覚が足りていないと思いました。受験本番も近づいてきているので、学年全体で改めて意識を高めていくべきだと思います。私はこの二学期、学級委員長と学年委員長を頑張ることができたのは、先生方やクラスメイト、学年の皆に支えられたからです。この学年はとても元気がよく楽しい学年です。この学年で過ごすのも残りわずかなので、三学期は、一日一日を大切に過ごしたいです。

 

生徒会代表

 二学期は合唱コンクールや駅伝・ロードレース大会、生徒会選挙等、行事の多い学期でしたが、それぞれ、けじめを付けて参加し、充実した日々を送ることができたでしょうか。

 私は二学期を振り返って、学習面と、生活面の2つの観点から話します。 

 まず1つ目は学習面です。

 今学期は学習コンクールが3回行われましたがしっかりと準備して取り組めたでしょうか。1年生がよく準備をしていて、結果も良かったと思います。三学期も継続し、もっと良い順位を目指し、頑張りましょう。最後の理科コンクールでは、2、3年生は1年生に負けないようしっかりと準備し、全校1位を目指し、校内での学習意欲を高めていきましょう。

 2つ目が生活面です。

 私が二学期の始業式で述べた抱負の中で、「凡事徹底を意識していきましょう」と皆さんにお願いをしたのですが覚えていますか?生徒の皆さんは凡事徹底を意識して生活ができたでしょうか?

 生活委員会の活動もあり、無言清掃ができるようになりました。生徒会選挙や男子ソフトテニス部の朝の挨拶運動で朝の挨拶が明るくなったと思います。無言で清掃をすること、元気の良い挨拶で学校生活を始めることを皆さんに意識づけることはできましたが、徹底まで、できたでしょうか。

 凡事徹底とは当たり前のことを当たり前のように誰にも負けないぐらい徹底してすることですが、私は「当たり前を極めること」だと思います。毎回、無言で清掃ができましか?挨拶は、友達、先生問わず自分から、元気に、積極的にできましたか。

 三学期も凡事徹底を心掛け、全校生徒で、さらにレベルアップした五十市中を創っていきましょう。

 

【1年生代表】           【2年生代表】  

 

【3年生代表】           【生徒会代表】

 

部室大掃除・入れ替え

 12月23日(金)の午後に、部室の大掃除と入れ替えを行いました。部室入れ替え後は、1階に男子部室、2階に女子部室という配置になりました。

 朝は、雪が降るほど寒く、日中も、ものすごく寒かったのですが、生徒たちは、寒さに負けずに積極的に取り組んでいました。また、重いものを協力し合いながら運んだり、過去の桜凜祭の被り物を被って笑いあったりする様子も見られ、終始、和やかで楽しそうな雰囲気でした。

 今まで溜まっていたごみが無くなり、とても綺麗になったおかげで、気持ち良く新年を迎えることが出来そうです。

 今年一年間、学校へご支援・ご協力していただき、ありがとうございました。保護者の皆様、地域の皆様、いつもHPをご覧になられている皆様、良いお年をお迎えください。来年もよろしくお願いいたします。

【大掃除・大移動の様子】

         

生徒会役員及び特別委員 感謝状授与式・任命式

 11月30日(水)に、生徒会役員及び放送委員・図書委員への感謝状授与式・任命式を3年生は体育館、1・2年生は、各教室でリモート配信によって参加する形で行いました。

 最初に、校長先生より旧生徒会役員・放送委員・図書委員へ感謝状授与がありました。旧役員あいさつでは、1年間を振り返っての感想や思い出、五十市中への想いを述べてくれました。

 次に、任命式を行いました。新生徒会役員・放送委員・図書委員紹介の後に、校長先生より任命証の授与がありました。新役員の決意表明では、これからの五十市中をどのように、より良くしていきたいかの抱負や委員会での目標等を述べてくれました。

 旧役員のみなさん、1年間五十市中学校をリードしてくださりありがとうございました。

 新役員のみなさん、生徒会スローガン「We can do it 新たな挑戦へ」を胸に、様々なことにチャレンジして頑張ってください。応援しています。

 

【感謝状授与式】

      

【任命式】

      

 

 

オーストラリアの中等学校(BBSC)とのオンライン交流会

 11月30日(水)に、都城市学校教育課・ALTの方々のご協力のもと、3年生の生徒会役員・代表生徒がオーストラリアの中等学校(BBSC)の生徒とオンライン交流会を行いました。

 交流会の目的として、英語圏の国の中等学生とオンライン交流を行うことで、語学力向上並びに外国語の背景にある文化に対する理解を深め、豊かな国際感覚を身に付けた生徒の育成を目的としています。

 交流会では、お互いの学校や生徒の自己紹介・簡単な日本文化の紹介・BBSCの生徒への質問・ジェスチャーゲーム等を行いました。生徒は、緊張しながらも、五十市中学校や日本文化、宮崎県の観光地等について、流暢に説明をしていました。ジェスチャーゲームでは、オーストラリアの生徒と活発に問題を出し合っており、終始、笑顔でとても楽しそうに取り組む様子が見受けられました。

 今回の交流会は、生徒にとって大変貴重な経験になったようです。今回学んだことをこれからの学習に活かしていって欲しいですね。

 BBSCとは、オーストラリア バーペンガリー・ステイト・セカンダリーカレッジの略称です。

【オンライン交流会の様子】

             

令和4年度 校内駅伝・ロードレース大会 

 11月25日(金)に、校内駅伝・ロードレース大会を実施しました。無事、天候にも恵まれ、快晴のもと行うことができました。

 コースは、運動場と学校周辺の道路を使用し、ロードレースの部は、男子3km・女子2.5km、駅伝の部は、1区女子2.5km・2区男子2.5km・3区女子2.0km・4区男子2.5km・5区女子2.0km・6区男子3.0kmをタスキで繋ぎながら走りました。

 今年度も前年度と同様に、保護者や地域の方々にも観覧していただきました。

 大会結果は、以下のとおりです。

 【ロードレースの部】

 ☆学年の部 1年優勝 1年1組 2年優勝 2年4組 3年優勝 3年3組

 ☆個人入賞 〈1年男子〉 1位 黒葛 瑛太 (1年4組)

       〈1年女子〉 1位 椎屋 こはる(1年4組) 

       〈2年男子〉 1位 内村 力也 (2年1組)

       〈2年女子〉 1位 内山 結愛 (2年2組)

       〈3年男子〉 1位 飯山 琉峨 (3年3組)

       〈3年女子〉 1位 海老原 真鈴(3年3組)

 【駅伝の部】

 ☆優勝   3年3組 2位 2年2組 3位 2年1組 

 ☆区間賞  1区 外山 結稀(1年3組)

       2区 中丸 玲旺(2年1組)

       3区 原 柚葵 (1年3組)

       4区 野村 葵 (2年3組)

       5区 柳川 愛莉(1年2組)

       6区 西 飛龍 (3年1組)

 ロードレースでは、生徒たちが、今までの練習の成果を十二分に発揮し、最後のゴールまで全力で走り切る姿が見受けられ、駅伝では、抜きつ抜かれつのデッドヒートが繰り広げられ、応援している方もつい熱くなる白熱した駅伝大会となりました。

【練習風景】

 

【開会式】

   

【1年女子】

 

【1年男子】

 

【2年女子】

  

【2年男子】

 

【3年女子】

 

【3年男子】

 

【駅伝大会】

   

命の大切さを学ぶ教室

 11月21日(月)に、全学年を対象に、「命の大切さを学ぶ教室」を実施しました。平成14年に当時まだ中学1年生だった息子さんを交通事故で亡くされた笹森義幸様にお越しいただき、当時の様子や心情、交通事故の恐ろしさ等について、お話していただきました。

 「命の大切さを学ぶ教室」では、家族を亡くされた被害者遺族の方の話を直接聞くことで、命の尊さや交通安全への理解を深めることを目的としています。

 亡くなられた長男の郁也(ふみや)さんの写真を横に、当時のことを親の目線から語られるお話は、交通事故の恐ろしさや、残された被害者遺族の行き場のない感情が切実に伝わってきました。

 職員・生徒ともに、交通ルールやマナーについて、再確認をしなければならないと考えさせられるお話でした。

  今回の講話をきっかけに、ぜひ、命の大切さについて考えていきましょう。

 講師の笹森様、貴重なお話をしていただきありがとうございました。

【命の大切さを学ぶ教室の様子】

     

「福祉の仕事」出前講座(第1学年)

 11月18日(月)に、第1学年向けに「福祉の仕事」出前講座を実施しました。下記の5名の方々に講座をしていただきました。この講座は、生徒に福祉への関心をもたせ、福祉の仕事の重要性ややりがい等の理解を深めることを目的としています。

 講座では、講師のお話を生徒が興味深く真剣に聞いている様子が見受けられました。

 生徒の感想の中で、

 「保育士に求められていることや大変なこと・苦労したこと・仕事のやりがい等を分かりやすく話していただきとても参考になりました。」

 「施設に入っていて、寝たきりのおじいちゃんが趣味を通して活発で元気になったというお話を聞いて、好きなものの力、人との会話、作業療法士というお仕事は、とても大切だと思いました。」

 というような前向きなものがたくさんありました。他にも、福祉の仕事への興味や理解が深まったと感じ取れるものもあり、生徒にとって福祉の仕事を知るとても良い機会になったのではないでしょうか。

 講師の皆様、大変貴重なお話をしていただきありがとうございました。

 

【講師紹介】

・介護福祉士 都城コアカレッジ      松永 涼(まつなが りょう)様

・作業療法士 小牧病院          太田尾 祐史(おおたお ゆうじ)様

・社会福祉士 藤元総合病院        早﨑 聡一郎(はやさき そういちろう)様

・保育士   さつき保育園        瀬口 由香里(せぐち ゆかり)様

・理学療法士 都城リハビリテーション学院 松澤 雄太(まつざわ ゆうた)様

       

お祝い 薬物乱用防止ポスター

 何日もかけて完成させたので嬉しいです。特に工夫した点はカラフルにしつつもまとまりを出したところです。また、薬物と聞いたら暗い色を使うことが多いですが、色々な色を使い独特な雰囲気を出せるように頑張りました。最後に細かいところまで工夫したので見てみてください。これからも色々なポスターや応募作品など頑張って描いていきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

優秀賞 和田 ゆりん 

 

 

  たくさん工夫して書いたので、賞が取れて嬉しいです。特に工夫した点は、バックに白い手があるところです。白い手は、薬物を乱用する人たちを表しています。薬物は使ったらいけないというところも伝わってたら嬉しいです。私は薬物を使ったことがないのでわかりませんが、きっとこの絵よりおかしくてグニャグニャになると思います。これからもたくさんコンクールに出たり、工夫したりしたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佳作 瀬之口 晴楓

お知らせ 令和4年度 校内駅伝・ロードレース大会について

1 期 日 令和4年11月25日(金)(雨天中止)

2 場 所 本校グラウンド及び学校周辺道路

      (1)ロードレースの部  9:00 号砲

      (2)駅伝の部       11:00 号砲

 大会本番に向けて、子供たちは一生懸命練習に取り組んでいます。近隣の住民の方々にはご迷惑をおかけしております。また、本校周辺をお通りの際は十分ご注意ください。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

令和4年度 第2回五十市未来塾

 10月28日(金)に、第2回五十市未来塾(職業講話)を図書室から各教室へ、リモート配信する形で実施しました。都城市役所総合政策課のご協力のもと、下記の3名の方にご講話いただきました。

  五十市未来塾は、都城市内の企業等で働く方々を講師としてお招きし、仕事内容や魅力・講師の方自身の体験談等をお話していただき、生徒の職業観を養うことを目的としています。

 講話後の生徒の感想を一部抜粋してご紹介します。

 「家でごみの分別をしていなかったので、これからはしっかりと分別して、収集してくださる方に迷惑をかけないようにしたい。」 

 「やる前からあきらめるよりも、どうやって乗り越えるかを考えてほしいという言葉が心に残りました。」

 「高齢化が進んでいる農業も、工夫次第では年齢に関係なく行えると知りました。」

 

 講師の皆様、大変貴重な講話をしていただき、ありがとうございました。

【講師】

〇 中園 聡史  様・梶丸 賢志  様(株式会社エコロ)

〇 栗原 貴史  様(有限会社新福青果)

 

       

職場体験学習(2学年)

 10月20日(木)・21日(金)に、第2学年の職場体験学習を3年振りに実施することができました。

 職場体験学習は、事業所などの職場で働くことを通して、学校生活では学ぶことの少ない社会人としてのマナーや言葉遣い、働くことの厳しさや喜び等を体験して学び、望ましい勤労観や職業観を育むことを目的としています。

 生徒の感想を一部抜粋してご紹介します。

 「職場体験で学んだことは、子どもと触れ合う時の楽しさやこうしたら喜んでくれるかな。などと相手の気持ちを考えながら行動したり接することの大切さを学びました。気持ちがわからず困ることもありましたが、とてもやりがいを感じる体験でした。簡単そうに思っていた分、保育士の大変さが分かりました。社会人としての礼儀やマナーとともに、小さい子どもとの接し方などをよく知ることができました。

  これからの生活でこの二日間の体験を生かして、仕事に就いた時も頑張りたいと思います。」(保育園で職場体験を行った生徒)

 二日間、とても充実した職場体験学習となったようです。今回学んだことを忘れずに、人間力を高めて欲しいですね。

 ご協力していただいた事業所の方々ありがとうございました。 

【職場体験の様子】

                                           

  

      

 

五十市地区小中一貫教育研修会

 9月28(水)に、本校で五十市地区小中一貫教育研修会を実施しました。五十市小学校及び今町小学校から代表の先生方がお見えになり、2年2組の研究授業をご覧になっていただきました。

 授業では、九州地方の自然や桜島の噴火、台風に備えてどんな対策をしているか、調べ学習を通して学んでいました。昨年度より導入されたタブレット端末を活用して、調べ活動を行い、グループワークでどんな対策をすべきかを話し合って発表を行いました。 

 これからも、授業や部活動などの学校生活を通して色々なことを学んで欲しいですね。

     

ICT支援員が訪問されました。

 GIGAスクール構想の実現に向けて、生徒一人一台の端末が貸与されて、その活用がどんどん加速してきており、その活用方法は多岐にわたってきています。当然、学習する生徒だけでなく、指導する教師のスキルアップも必要になってきています。そのため、都城市教育委員会から学校に導入されているChrome BookなどのICT機器を活用していくためにICT支援員が訪問してくれています。10月7日(金)は、本校にとって第1回目の日でした。出勤後、さっそくどういうお手伝いをしていただけるのか確認しました。そのあとは、息つく暇も無く、様々な場面で大活躍。ClassRoomについて、ネット環境の不具合、学級におけるT2としての授業支援等、初日から忙しそうでしたが、本人曰く「何もないより、当てにされる方がやりがいがあって良い」とのこと。神奈川県生まれの横須賀育ち、縁あって、宮崎県の大学に在学中の4年生。卒業後の進路も確定しており、とても頼りになる存在です。

 

 

 

桜凜祭

 9月22日(木)に、五十市中学校桜凜祭を都城市総合文化ホールにて開催しました。例年は、本校体育館で開催しておりましたが、桜凜祭を保護者全員にご覧になっていただきたいという想いがあり、感染対策を十分にとることのできる都城市総合文化ホールでの開催となりました。

 今年の桜凜祭のテーマは

             桜梅桃李

    ~咲かせよう色とりどりの笑顔の花を~   です。

 【テーマに込められた想い】

 この言葉には、「個性」や「みんな違ってみんないい」という意味があります。文化祭で一人一人が自分の個性に自信をもって新しいことに挑戦できるように、みんなの個性が輝き、たくさんの笑顔があふれるようにという想いを込めました。

 

 開会式は、生徒会長の德丸 毅亜さんからのお話と福﨑 翔大さんの開会宣言がありました。

 英語暗唱弁論の部では、令和4年度都北地区中学校英語暗唱弁論大会に出場した「暗唱の部」 外村 昊也さん、長曽我部 咲輝さん、「弁論の部」 岩下 和由さん、西郷 杏奈さんの4名がスピーチをしました。4名とも、発音が凄く良く、ジェスチャーを交えながらの発表で、とても聴きやすかったです。

 ビブリオバトル発表では、各学年の予選を勝ち上がった、1学年 椎谷 こはるさん  2学年 瀬尾 菜々美さん  3学年 大橋 玲奈さんの3名が発表しました。どの生徒も発表に個性があり、聴いていて、紹介された本が読みたくなりました。

 合唱コンクールでは、どのクラスも一体感があって、日々の練習の成果が感じられる合唱でした。やはり、学年が上がるにつれ、合唱の声やハーモニーがより美しくなり、無意識に聴き入ってしまうほど素晴らしかったです。

 今回の合唱コンクールは、3年ぶりに全生徒が、全学年の合唱を聴くことができました。3年生にとっては、1年生の頃から他学年・他クラスの合唱を生で聞くことが出来なかったので、とても良い思い出になったと思います。

  午前中最後のプログラムの3年生による劇では、演者の生徒皆、堂々と演技をしていました。特に、主演2名の演技が中学生とは思えないほど素晴らしかったです。物語途中のLIVEの場面で、ダンスを踊るシーンがありました。男子・女子生徒どちらともダンスのキレが凄く見ていてかっこよかったです。

 最後に表彰・閉会式がありました。合唱コンクールの結果は、

 学年金賞 ・3年2組 ・2年3組 ・1年2組 

 総合金賞 ・3年2組 

 ・最優秀指揮者賞 平澤津 翔大さん ・最優秀伴奏者賞 久保 真輝さん

 3年2組が学校代表として10月27日に行われる都北小中学校音楽大会に出場します。

 今年の桜凜祭は、初めての都城市総合文化ホールでの開催ということで、上手くいくか不安でしたが、生徒・先生方の頑張りや保護者の方々のご協力のおかげで、例年以上の桜凜祭を開催することが出来ました。また、3年ぶりの全校生徒・保護者揃っての桜凜祭で、生徒・保護者の方々にとって一生の思い出になったのではないでしょうか。

 保護者の皆様、朝早くから生徒の送迎等ありがとうございました。

 

 

 

【開会式】

     

【英語暗唱弁論】

     

    

    

    

【英語暗唱弁論 表彰式の様子】

   

【ビブリオ発表】

    

    

   

【ビブリオ発表 表彰式の様子】

    

【合唱コンクール】

【1年5組】

   

【1年4組】

   

【1年1組】

   

【1年3組】

   

【1年2組】

   

【2年4組】

   

【2年1組】

   

【2年3組】

   

【2年2組】

   

【2年5組】

   

【3年1組】

   

【3年4組】

   

【3年3組】

   

【3年2組】

    

【合唱コンクール講評】

 

【3年生劇】

                                      

【全国柔道大会 表彰式】

   

【閉会式】

【合唱コンクール結果発表・表彰式】

         

【全校文化委員長あいさつ】

 

【校長先生のお話】

 

お祝い 宮崎県英語暗唱弁論大会を終えて

 9月22日(木)に宮崎市清武町の文化会館にて開催された「令和4年度宮崎県英語暗唱弁論大会 弁論の部」に都北地区の代表として出場し、5位に入賞した岩下和由さんのコメントを紹介します。

 「今回の大会では、自分を出し切って精一杯楽しむことができました。やはり、県の大会は市の大会よりも比べものにならないくらいレベルが高かったです。はじめは緊張していましたが、発表者の発表を聞いていくうちに自然と落ち着き、楽しむことができました。その結果、賞までいただいて、私は今とても満足しています。」

 そして、その発表原稿は以下のとおりです。

 

 

Isoichi Junior High School

3rd grader Iwashita Ayu

Stop the killing of pets

Three years ago, my family and I went to the pet shop and brought home a cute toy poodle maltese mix called Fuuta. At first, he was just a pet, but over time I came to think of him as family. So now, wherever I am, I am thinking of Fuuta all the time. That’s how important he has become to me. And that’s why I can’t understand the way some people treat their pets.

In this world, there are many people who think of their pets as no more than entertainment. When the corona virus first started spreading, people spent more time at home and many people decided to get a pet. At first, many pets had found new, happy homes. But many of these homes were filled with people who thought of their pets as toys that can be thrown away when they get bored. These irresponsible people often abandon, neglect, and abuse their pets. These actions lead to the deaths of many pets. In Japan alone, around 23000 pets are killed like this every year.

We have had this problem in Japan for a long time. When I first learned that pets are killed in large numbers every year due the actions of thoughtless people, I was overwhelmed with sadness, anger, and frustration.  I want to tell these people: How would you feel if the family you thought loved and carded for you, suddenly cast you aside and abandoned you? You might think that animals can’t feel pain or experience emotions, but that is not the case. These are the feelings of thousands of pets every year, shortly before they are put to death. Animals are not put on this earth for your entertainment; and pets are not a toy that you can cast aside when you grow tired of them. Pets exist to bring happiness and joy to your family, and become part of it. In return, you must make them happy too.

We need to change attitudes towards animals. In Japan, there are millions of people who love animals and think of pets as an irreplaceable part of their family, but at the same time, millions of people think of animals as objects, and pets as disposable toys. We must show these people that animals, just like us, are thinking and feeling beings.

I’ve thought hard about what I can do to help solve these problems.  By using Instagram and other social media, I can teach people in Japan and around the world. I can start by posting pictures of pets that are loved by their families and compare them with picture of pets that are to be put down. In doing so, I can draw attention to these problems.

In the future I plan to volunteer at animal protection organisations to prevent and uncover animal welfare issues. By involving myself in animal protection, I can help prevent the mistreatment of pets.

In the world, there are many other people who share my ideals. If we all join hands and work together, we will become unstoppable. So, I ask you all today, convince others to think of their animals as not just pets, but part of their family. If we just change the way we think about animals, we can create a world where all pets are able to live long happy lives. If only more people could think of their pets like I think of Fuuta.

礼法指導(第2学年)

 9月15日(木)に、都城聖ドミニコ学園高等学校の松永先生を本校にお招きし、第2学年の生徒に礼法指導を行っていただきました。今回の講話で学んだ職場でのマナーや言葉遣いの在り方等について、10月20日・21日に予定している職場体験学習で実践し、今後の日常生活に生かしていくことを目的としています。

 礼法指導では、主に正しい挨拶の仕方、目上の人と接するときのマナーや言葉遣いについて、細かくご指導いただき、その場で挨拶や礼の練習をしました。

 今回、学んだことを忘れずに、職場体験やこれからの生活に生かして欲しいですね。

 松永先生、礼法指導を行っていただき、ありがとうございました。