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学校の様子

マイブン活用出前授業

 4月21日(金)、都城市教育委員会文化財課の方を講師としてお招きし、小学生と対象とした埋蔵文化財(略称:マイブン)活用出前授業を実施しました。お忙しい中、遠く笛水までお越しいただき、ありがとうございました。

 授業の目的は、本物の遺産に触れることで、都城の歴史について理解を深めることです。これは、都城学校教育ビジョンの重点項目のひとつである「ふるさと教育」につながります。この日の活動内容は、縄文・弥生時代の歴史と石器や土器などについての学習、弓矢体験、火起こし体験でした。

 縄文・弥生時代歴史と石器や土器などについての学習では、文化財課の方の説明を聞いたり、実際に土器や石器などに触れたりしながら、子どもたちは縄文・弥生時代の人々の生活について、理解を深めていたようでした。児童が一番盛り上がったのは、弓矢体験と火起こし体験でした。的に向かって矢を放ち、「当たった。」、「外れた。」と歓声が上がり、楽しそうでした。火起こし体験では、2人がペアとなって声を掛け合いながら活動しました。なかなか火が付かず、苦戦しましたが、ほとんどの児童が火を起こすことができ、達成感も味わったようです。

 児童は、本物の遺産に触れ、体験することで歴史だけではなく、縄文・弥生時代の人々の苦労についても理解できたようです。このような貴重な機会を与えてくださり、ありがとうございました。これからも都城の歴史について、さらに学習していきたいと思います。

避難訓練

 4月19日(水)、地震を想定した避難訓練を実施しました。ねらいは、「避難経路を確認し、災害が起こった際に速やかに避難できるようにする。」ことと「訓練や講話を通して、自他の命を大切にし、安全な生活を送ろうとする態度を養う。」ことです。

 今回は、5校時を使い、訓練を実施しました。学級で避難経路や避難の際の注意事項について確認した後、放送によって運動場に避難しましたが、どの児童生徒も真剣に訓練に取り組んでいました。人数を確認した後、再度避難訓練の意義、地震という災害や避難の仕方について理解しました。さらに、学級に戻って、映像を通して、実際の災害の大きさや注意事項、命の大切さについて確認しました。

 「避難の3原則」というのがあります。それは、「1:想定にとらわれるな」、「2:その状況下において最善を尽くせ」、「3:率先避難者たれ」です。災害は学校にいるときにだけ起こるものではありません。家庭や外出中に起こることだってあります。また、実際の災害では避難訓練通りにいかないことや想定外のことだってあります。大切なのは、冷静に状況を判断し、「自分の命は自分で守る」ことを最優先に、臨機応変に行動することです。

 熊本大地震が起こったのは、7年前の4月14日です。タイムリーな避難訓練となりました。

全国学力・学習状況調査

 4月18日(火)、9年生(中3)を対象に全国学力・学習状況調査を全国一斉に実施しました。実施教科は、国語、数学、英語、生徒質問紙調査でした。

 国語と数学については主として知識に関する問題と主として活用に関する問題を、それぞれ50分の計100分、英語についても、知識と活用を一体化した問題に加え、リスニング問題、計45分の実施でした。英語については、後日スピーキングテストが実施されるため、国語や数学より5分短くなっています。生徒の学習意欲、学習方法、学習環境、生活に関する質問紙調査は20分程度です。

 挑戦した9年生の反応は、「まあまあできた。」、「難しかった。」と様々でした。学力向上は、本校の重要課題であり、研究主題でもあります。結果の分析を研究に役立て、生徒の学力向上に努めていきたいと思います。

学校での生活様式の変化

 4月1日より、学校でのマスク着用は個人の意思に任せる、給食では対面での会食や会話は可能、など新型コロナウイルス感染症の警戒レベルが引き下げられています。写真は、4月18日(火)の学校の様子です。

 本校でも、登校時でのマスクの着用は児童生徒本人や保護者の意思委ねられ、3月までは玄関で非接触型体温計による検温をしていましたが、家庭で検温をして問題がなければ登校しています。授業中もマスクの着用は義務付けしていません。給食の時間も変わりました。これまで、小学生と中学生は別々の部屋で、一方向を向き、黙食でしたが、今年度からは小中学生同じ部屋で、向かい合って食べています。会話もできます。ただ、飛沫対策としてパーテーションを設置しています。

 しかし、児童生徒によってはマスクの着用は様々です。給食中の会話はOKですが、長く黙食を続けてきたせいか、会話をする児童生徒はいません。まだまだ、コロナ以前の生活には戻り切れていないようです。児童生徒に望むことは、特にマスクの着用に関して、お互いに差別したり、いじめたりしないことです。お互いを尊重できるようになってほしいと思います。

みどりの少年団結団式

 4月13日(木)、みどりの少年団結団式を実施しました。団長に7年生(中1)の小園士貴さん、副団長に5年生の小園理仁さんの小園兄弟が任命され、今年度の活動が始まります。

 小学部の児童は緑色のベレー帽とスカーフ、中学部の生徒は緑色のベレー帽のみを着用し、式に臨みました。みどりの少年団には全校児童生徒が所属し、校内の清掃、花壇に花の苗を植えたり、除草をしたりするなど、校内の環境整備や緑化活動に取り組むことになっています。また、育てた花を地域の方々にも配り、喜んでもらっています。

 このような活動を通して、自覚や責任、心豊かな人間性を育んで欲しいところです。

参観日、PTA総会

 4月16日(日)は新年度最初の参観日でした。授業参観、学級懇談、PTA総会と慌ただしい1日となりました。日曜日でお休みのところ、保護者の皆様はもちろん、PTA総会には地域の方々もご出席いただき、ありがとうございました。

 今年度最初の学校参観日ということで、参観授業は、学級担任による算数、英語、理科など教科の授業でした。当然ですが、保護者の皆様はわが子の様子が気になるらしく、熱心に授業を参観していらっしゃいました。児童生徒も多少は緊張感をもって学習していたようです。

 その後の学級懇談では、今年度の行事計画、情報端末機をはじめ学習面や生活面、部活動についての留意事項が話題となったようです。特に9年生(中3)は、受験の年ということで、今後のスケジュールについても学級担任から説明がありました。

 PTA総会は令和4年度の事業・会計報告、令和5年度の事業計画、予算案について協議され、新役員の紹介とあいさつ、旧役員のあいさつがありました。旧役員の皆様におかれましては、本校の教育へのご理解とご協力ありがとうございました。新役員の皆様、今年度よろしくお願いいたします。

 家庭との連携を深め、より良い学校づくりに努めていきたいと思います。保護者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

新入生歓迎会

 4月11日(火)、新入生歓迎会を実施しました。ねらいは、特に入学したばかりの小学校1年生と遊びを通して交流を深め、笛水小中学校に慣れてもらうことです。

 1年生から9年生(中3)までの児童生徒が、ゲーム形式の自己紹介の後、転がしドッヂボール、スカットボール(室内ゴルフのようなゲーム)、鬼ごっこで遊びました。特に1年生は汗びっしょりになるぐらい遊んで、小学校や中学校のお兄さんお姉さんとの距離を縮め、修学式の翌日にも関わらず学校にも慣れ始めたようです。中学生も、1年生にスカットボールではクラブの振り方を教えたり、ドッヂボールではやさしくボールを転がしたりと微笑ましい姿が見られました。

 1年生から9年生(中3)までの児童生徒が、様々な行事で共に活動することで、下級生は成長できる、上級生には思いやりの心が育つところが本校の良さです。その意味でも、今回の新入生歓迎会は大成功でした。

入学式

 4月10日(月)、第14回入学式が挙行され、3名の1年生、3名の7年生(中1)、計6名の児童生徒が入学してきました。新入生の皆さん、そして保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。

今年度の出席者は新入生とその保護者、教職員でした。来賓も教育委員会とPTA会長、学校運営協議会委員と規模を縮小しての入学式でした。マスクの着用は、個人の意思に委ねました。

 1年生はこれから9年間、7年生は3年間という笛水小中学校での生活が始まります。これから始まる中学校生活への期待と不安で胸いっぱいのことと思います。わからないこともたくさんあると思います。困ったときは、学校のお兄さんやお姉さん、先生たちを頼って下さい。間違うことも失敗することもあるでしょうが、怖がらずに挑戦しましょう。そして、「できるようになった。」、「わかるようになった。」と笑顔を輝かせてほしいと思います。

笛水小中学校の目標は、「感謝の心」と「笛水を誇ろう」です。感謝の気持をもち、お世話になる人へ素直に「ありがとう」が言える人になってください。そして、「笛水で学んで良かった。」と心から思えるようになるとうれしいです。皆で頑張っていきましょう。

新任式・始業式

 4月7日(金)、笛水小中学校もこの日から新学期がスタートしました。この日は、新任式、始業式、学級発表、学級活動、入学式の準備と慌ただしい1日となりました。

 始業式に先立ち、新任式では3名の先生方をお迎えしました。3月30日に3名の先生方をお見送りし、少し寂しい思いをしていましたが、素晴らしい先生方をお迎えし、活気も戻ってきました。より良い学校づくりに頑張っていきたいと思います。

 始業式では新2年生を代表して小園琉斗さん、新9年生(中3)を代表して園田心春さんが新学期の抱負を述べてくれました。新学期となり、多くの生徒が今年度の目標を立てたことと思います。その実現に必要なのは決意です。WBC侍ジャパンの栗山監督がこんなことを言っていました。「これができるかな、できないかなっていう、できるかできないかって思った瞬間にアウトなので。やるかやらないかなので。決めるのはできるからやるんじゃなくて、やるって決めたらやると。」単なる目標とかじゃなくて、「やるんだ。」という強い意志で取り組んでほしいと思います。

 令和5年度が素晴らしい1年になるよう、先生方と一緒に頑張りましょう。

離任式

 3月は、新たな生活への旅立ちの季節でもあり、お別れの季節でもあります。本校からも3名の先生方が異動または退職されることになり、3月30日(木)に離任式を開きました。

 離任される先生方の紹介の後、お一人ずつからあいさつをいただきました。笛水小中学校での思い出や在校生や卒業生へ向けてのメッセージを語っていただきましたが、心に残るものとなりました。全校児童生徒から小黒板に離任される先生方にメッセージを書き、最後はアーチを作って見送りました。

 先生方の功績を大切にし、メッセージをしっかりと受け止め、より良い笛水小中学校を築いていきたいと思います。3名の先生方も健康に留意され、退職される先生方は第2の人生を楽しんでいただき、異動される先生方は新しい職場でご活躍されることをお祈りいたします。ありがとうございました。