キャリア教育・進路についての学習 5月27日(木) 5月27日(木)の5・6校時は、さいと学・キャリア教育としての「進路についての学習」を実施しました。通常は、複数の高校を招いての高校説明会を実施するのですが、今年は、その説明会に先立ち
「高校とは何をするところで、どんな意識で進学先を選ぶ必要があるのか」というマインドセットをすることや、
「もしも将来就職のことで困ったときにはどうすればよいのか」というセーフティネットを知ることをねらいとして、この学習を実施しました。
実施方法は、3年教室をホストルームとして、
全学年及び希望保護者等へオンライン配信しました。
前半は、「みやざき若者サポートステーション」の講話です。総括コーディネータの小原さんから、「もしも、将来になって就きたい仕事が分からない、見つからない」という状況になった時にどうすればよいかについての話や、面接の際に「自分の欠点と思ってしまいがちなことを、逆に強みとしてアピールする方法」についてのワークを行っていただき、普通では学べない貴重学びが得られました。
後半は、地元の
妻高校から、髙橋校長先生と2人の生徒が来てくださり、3年教室でのクロストークの様子を3台のカメラで撮影しながらライブ配信しました。
校長先生からは、「高校とは、
自分づくりをするところであり、
世の中に出た時に必要な力を具体的に鍛えるところである」という本質的な話や、その高校の中における妻高校の魅力とは何かを、非常にわかりやすく、そして力強く語っていただきました。
また、濵砂羽玲さん(穂北中卒)からは、普通科文理コースの特色として「仲間との学び合い」や「探究」などが具体的に語られ、帳綺羅さんからは情報ビジネスフロンティア科で資格取得ができるメリットやボート部で全国大会に出場したことで新しく見えてきた景色などが語られました。帳さんは名刺交換もしてくれました。
髙橋校長先生からの本質的な話と二人の生徒さんからの具体的な話が絶妙にコラボして、まだ中学生である生徒たちにも、高校生活が身近に感じられたり、進学への意欲が高まったりしたようでした。
中学生からもたくさんの質問が出され、とても有意義なクロスストークとなりました。最後に代表の生徒から、感想やお礼の言葉が述べられ、高校生の二人も「自分たちにとっても今の自分を見つめなおす大切な時間となりました」という嬉しい感想をいただきました。本当にありがとうございました。