今日の給食の献立

〈　麦ごはん　牛乳　厚揚げのあんかけ　れんこんサラダ　〉

○給食一口メモ

　今日の給食にはれんこんが入っていますが、ここでみなさんに問題です。れんこんの穴は何が通る穴でしょう？・・・①水　②空気　③虫　正解は、②です。れんこんは、この穴で呼吸しているのです。私たちは鼻と口で呼吸していますが、れんこんは水の中で育つため、水面からの空気は茎を通って運ばれます。その空気がれんこん全体に伝わるようにするために、れんこんには穴があいています。

〈　冷汁　牛乳　いわし生姜煮　じゃこサラダ　〉

○給食一口メモ

　冷汁は朝早くから仕事に出かける農家の人が、残ったごはんにみそと水を混ぜ、かきこんで食べていた簡単な料理でしたが、土地によって様々な具を入れて食べるようになり、宮崎県全体に広がりました。時間のないときでも手早く食べられ、食欲のなくなる暑い時期にも口当たり良く食べやすい、昔の人の知恵が生かされた料理です。

〈　減量わかめごはん　牛乳　キムチ担々麺　フルーツ杏仁豆腐　〉

○給食一口メモ

　キムチは、野菜、唐辛子、にんにく、香辛料などの様々な原材料を使用して作られている発酵食品です。乳酸菌食品として有名なヨーグルトにも負けないほどの乳酸菌を含んでおり、腸内環境の改善にも大きく役立ちます。今日は、そのキムチを使って担々麺にしました。

〈　麦ごはん　牛乳　ゴーヤチャンプル　もずくスープ　フレッシュパイン　〉

○給食一口メモ

　今日は、苦手な人も多い「ゴーヤ」を使ったメニューです。ここでクイズです。普段私たちが食べているゴーヤは、熟す前のものか熟した後のものか、どちらだと思いますか？正解は、熟す前のものです。実は、ゴーヤは、熟すとオレンジ色になります。熟したオレンジ色のゴーヤを切ってみると、赤い果肉に包まれた種が現れます。この果肉はとても甘く、昔は水菓子の代わりに食べられていたそうです。今日のゴーヤは熟す前の苦みのあるものですが、薄く切ってなるべく苦みを抑えるように味を工夫しています。苦手な人も頑張って食べてみてください。また、今日はパインをつけています。冷たい物で暑さを吹き飛ばしましょう。

〈　麦ごはん　牛乳　ヤンニョムチキン　即席漬け　わかめスープ　〉

○給食一口メモ

　韓国のフライドチキンの１つでもある料理にヤンニョムチキンがあります。給食でも大人気のメニューです。ヤンニョムチキンの味付けに欠かせないのがコチュジャンです。コチュジャンは、朝鮮半島が発祥となる辛味と甘みのある味噌で、シンプルに野菜に付けて食べたり、ビビンバのトッピングとして使われる調味料です。暑い夏に刺激のあるものを食べると疲れがとれ食欲も湧いてきます。夏の暑さに負けず元気いっぱい過ごしましょう。

〈　夏野菜カレーライス　牛乳　夏野菜サラダ　〉

○給食一口メモ

　みなさんは夏バテはしていませんか？暑さで食欲が落ちる時期です。給食ではみなさんの食欲が出るよう工夫しています。にんにくやしょうがなどの薬味をきかせた料理やカレーなどの香辛料を使った料理は食が進みます。酢やレモン、梅などを使った酸っぱい料理は疲れをとる効果もあり、おすすめです。２学期初めの献立はみなさんが暑い中で美味しく食べてくれるようにという思いをこめて作っています。今日は香辛料と夏野菜をたっぷり使用したカレーライスです。暑い夏も元気に過ごしましょう。

〈　釜入り茶飯　牛乳　鶏肉とゴーヤの揚げ煮　なすのみそ汁　〉

○給食一口メモ

　今日は、ふるさと高千穂ぬくもりランチです。高千穂町は釜入り茶が有名ですね。直火で熱した釜に生の茶葉を入れて煎って、香ばしい香りを作り出します。蒸して作る煎茶に比べて爽やかな風味と香りが特徴です。昔ながらの製法で釜入り茶を作り続けてくださっている生産者の方々が高千穂町にはたくさんいらっしゃいます。今日はこの高千穂産の釜入り茶の粉をごはんと一緒に炊いた茶飯です。また、高千穂産のお米、なす、玉ねぎ、みそを提供していただきました。味わって食べてください。

〈　麦ごはん　牛乳　豚肉のしょうが焼き　小松菜のみそ汁　〉

○給食一口メモ

　豚肉にはビタミンB１という栄養素が豊富に含まれています。ビタミンB１は、糖質をエネルギーに変える働きをもっており、疲労回復につながります。日本人は主食としてお米を多く摂りますが、お米は糖質を含んでいるので豚肉と相性がいいのです。今日の給食には、お米も豚肉も使用しています。暑さで体が疲れないようにするためにも、給食を残さず食べましょう。

〈　麦ごはん　牛乳　魚のみそマヨホイル蒸し　鶏ごぼう汁　〉

○給食一口メモ

　ことわざや慣用句などに「みそ」が使われている物が数多く存在するのは、それだけみそが昔から日本人の日常生活に密着し、人々にとって欠かせないものだったという証拠です。いくつか紹介します。「みそは医者要らず」、「医者に金を払うより、みそ屋に払え」、「みそ汁一杯三里の力」などのことわざからは、いかにみそが健康によく、力の源になっていたということがよく分かります。みそは昔から食べられている日本が生んだスーパーフードです。しかし現代人はみそやみそ汁を食べる頻度が少なくなっているのではないでしょうか？今一度みそのすごさを再確認して、みそを積極的にとりたいですね。

〈　減量わかめごはん　牛乳　冷やし中華　フルーツポンチ　〉

○給食一口メモ

　冷やし中華は、もともと仙台のラーメン屋さんが夏になると熱々のラーメンが売れなくなるので、「夏にも売れる麺」ということで思いついたそうです。今では、日本中の中華料理屋さんにありますよね。給食でも、中華麺や野菜をしっかり冷ましてから作ります。さっぱりして食べやすいですね。