カテゴリ:日々の授業

西都・児湯地区産業教育体験発表会

2月12日(金)に「平成27年度西都・児湯地区産業教育体験発表会」
が行われました!

会場は高鍋町のホテル四季亭。
都農高校からも生徒2名が参加しましたよ。

この発表会は、産業に関わる西都・児湯地区の高校生の取り組みを
産業に携わる方々に見ていただくものです。
その発表内容は、電機開発から介護福祉まで様々!

都農高校代表の二人です。まだリラックスしてますね。


今回は1年間行ってきた「リニアモーターカー」の研究を発表しました。


来場の方に質問もしてみました。
(お答えいただきありがとうございました!)

リニアモーターカーの原理、建設の背景、模型製作を総合した発表でした。
都農町にはリニアモーターカーの跡地があります。
まさに、産業に関わる発表内容であったと思います。


他校の研究もすごかったですよ!
一部をご紹介させて頂きます。

佐土原高校さんはカメラとモーターの遠隔制御について研究していました。
ラジコンに積んだカメラの映像が、手元のタブレットで見れるようです。


高鍋農業高校さんは、水田の研究を通してコメ食文化の普及を目指していました。
非常に興味深い発表でした。


講評は県教育庁学校政策課の内田博之指導主事でした。
どの学校も、家庭や地域の課題を設定し、様々な開発や研究を良く頑張っていたと激励してくださいました。
今後は、関係機関と連携して外部評価も取り入れると更に良くなるとアドバイスを頂きました。

西都・児湯地区の産業教育は今後も盛り上がっていくことでしょう!!

図書館カフェ♪

1月18日(月)~22日(金)まで
図書室にて一風変わったイベントが行われました。

本に親しんでもらうため、図書室に気軽に来てもらうために…
図書委員会が開催したのがこちら!!

図書館カフェ!!

え!?
図書室で飲食していいの?

ご安心ください。

書棚スぺースではなく、本から離れたところにカフェが設置されました。

お昼休みに、お弁当を食べながら図書館で過ごす…。
いつもとは違う雰囲気ですね。

もちろん、本を汚さないように注意しながら。

コーヒースペースも設置♪

図書室で楽しく談話をした後は、本を借りて帰ります。

なんと、1日50人近くが図書室を利用したそうですよ!!

都農高校の図書室には、最新の本も沢山揃っています。
生徒たちからは「え!この本知ってる!置いてるんだ。」
と驚きの声も。

本に親しむイベント、大成功ですね♪

新春!校内百人一首大会

1月15日(金)は校内百人一首大会でした。
体育館に畳を敷き、全校生徒で競技を行いました。


午前中は総合学科実践研究発表会、午後は百人一首大会という
ハードスケジュールでしたが、生徒達は熱心に取り組み、
古き良き日本の古典文化に触れていました。


各チーム5人ずつの対抗戦を行い、各チームとも2試合を行いました。
各々の持ち札は25枚の正式ルールです。
上の句が詠まれるごとに緊張が走ります・・・。


「とったぞーーー!!!」


教頭先生が見守る中・・・真剣に札を探します。


「これっ!!!」
自分の持ち札を取られると、悔しいですね。


先生チームも参戦!!
手加減はしません。この真剣な顔(笑)


決着がついた人は、同じチームを応援したり・・・
でも、教えてはいけません。

こうして、あっという間の2時間が終わりました。


後片付けも全員で!

ちなみに
3年生の優勝は2組
2年生の優勝は1組
1年生の優勝は3組でした!

おめでとう!!

平成27年度総合学科実践研究発表会

1月15日(金)は都農高校の総合学科実践研究発表会でした。

この発表会は、総合学科である都農高校が
1年間取り組んだキャリア教育の成果を発表するものです。
各学年の代表者が、都農高校で行った取り組みを発表していきます。


今回の会場は都農町にある塩月会館です。


全校生徒に加え、都農中学校の2年生や来賓の方もお招きし
多くの方に観覧していただきました。


校長先生は開会挨拶で
「将来へ向けて、自らが果たすべき役割を自覚することが志。
どうせ働くのであれば、人々を喜ばせ、感謝され、幸せにする…
そんな働き方をしたくありませんか。
今日は友人の発表を見ながら、何のために働くのか
どのように生きるのか、学びとどう関係あるのかについて考える機会として欲しい。

と全校生徒に語りかけました。


まずは3年生が都農高校のキャリア教育について紹介。
1年生の「産業社会と人間」
2年生の「キャリアプランニング」
3年生の「課題研究」「就業体験」
それぞれの概要を説明しました。

まず、1年生は「産業社会と人間」の報告です。
こちらで行った「職業調べ」や「インターンシップ」などの報告を行いました。

彼は、地域インターンシップでトマト農家を体験した報告を行っています。


2年生の「キャリアプランニング」では、セルフインターンシップを行いました。
自ら興味のある職種を体験するこの取り組み。
生徒の発見も多かったようです。

彼女の将来の夢は理学療法士です。
接骨医院へのインターンシップを通して、治療だけでなく
患者さんとのコミュニケーションの大切さにも気づきました。


彼は消防官を目指しています。

東児湯消防組合さんのご協力で、様々な訓練を体験させて頂き
その成果を報告しました。
体力や礼儀作法など色々な課題が見つかりました。


3年生は「課題研究」の成果を発表しました。
担当の先生のもとで1年間、自分が興味関心のある内容を研究しました。

彼女達はアニメーションに関わる専門学校への進学を決めました。
そこで、アニメ業界について制作の流れや組織、収入、制作方法や理論などをじっくりと研究したようです。
自分たちでショートムービーの作成も行っていました。


彼は工学系に進みます。
手先が器用なことを生かして、製作と実験をテーマに研究に取り組み
「Egg drop」の開発を発表しました。
高所から卵を落としても割れない容器の開発です。
色々なパターンを作成していました。


彼らは、自動車整備士や電子部品メーカーへの就職を決めています。
そこで、都農町に実験線跡地がある「リニアモーターカー」について調べました。
モーターの基礎から学び、模型製作まで行いました。

また、3年生は「就業体験」があります。
この授業を選択した生徒は、毎週金曜日に朝から夕方まで
進路に直結する仕事の就業体験を行います。

彼女はデイサービスで働きました。
まだ高校生のため資格が無く、介護補助しかできなかったことが
悔しかったとのこと。
しかし、だからこそ資格取得に向けてやる気が出てきたようです。


これらの発表を統括してくれた3年生の総合司会の二人です。
ユーモアたっぷりに進行してくれました。


最後は、県教育庁学校政策課産業教育担当指導主事である
南 真紀子様に講評を頂きました。
「地域と連携してキャリア教育を行うことで、
地域に住んでいる人を知り
その魅力を知ったと思います。
今は、都会に行かなければできない仕事はなくなってきた。
地域を知り、好きになってほしい。
また、地域の方々が貴重な時間を割いて高校生を
受け入れて下さったのは
仕事にプライドを持ち、その魅力を高校生に伝えたいからです。

インターンシップを通して働いている人の想いを理解することを大
切にしてほしい。」
とのことでした。

都農高校は進学や就職、
そして、もっと先の未来を生き抜く力を育てています。

今回の総合学科実践研究発表会の報告をご覧いただき
少しでも本校の活動をご理解いただければ幸いです。

都農町の歴史を探る!地域巡検

都農高校には「宮崎の歴史と文化」という授業があります。
郷土宮崎の歴史や文化について学ぶ学校設定科目です。

特に地元都農のことについても詳しく学んでいます。
週に1回、2時間の授業です。

毎年、都農町内の文化財を回る地域巡検を実施しており
今年は12月17日(木)に行ってきました!

この日も素晴らしい晴天に恵まれ、生徒たちもとても楽しそうに参加していました!


学校前の畑です。
昔は、この辺までが都農神社の敷地だったそうです。
この場所に鳥居があったと先生が説明してくれました。


赤木家住宅です。
宮崎県下に唯一現存する「本陣」です。
「本陣」とは、大名等の偉い方が、長距離を移動する際宿としたところ。
美々津から高鍋に移動する道中、宿泊したそうです。(へぇ~!!)

現在も赤木家の方がお住まいです。

普段は一般公開していませんが、特別に見せていただきました!
町役場の職員の方にとても丁寧に分かりやすく説明していただきました。
奥の間が、大名の方が泊まる部屋です。


生麦事件でイギリスと関係が悪化した際、
島津久光公が薩摩に向かうときに一泊されており、そのときの板札も残っています。


その後、都農神社に行きここでも先生からいろいろな歴史の説明がありました。
ただ、時間が限られており詳しい説明はできませんでしたが
生徒たちは興味深く説明を聞いていました。

短時間でしたが、都農町の歴史を深く学べた2時間でした。