教科の様子

教科の様子

フィンランドオウル市図書館へ質問

 図書委員会の活動の一環でオウル市元図書館長 Maija Sarasteさんへの質問をメ-ルで行い、追加の質問をオウル市図書館の読書指導担当顧問のMerviさんと学校と市の図書館をつなぐプロジェクトを担当されているHeidiさんに、お話をお聞きしました。
 追加の質問はオウル市が行っている様々な取組についての課題や成功例についての質問から、デジタル化する社会のなかでの紙の本を読むことについての意義についての質問や、幸福度の高さと読書との関連性について,フィンランドの学校図書について,フィンランドで人気のある漫画本についてなど、様々な質問を英語で行いました。
この内容は図書新聞としてまとめることになりました。この貴重な経験を
生かして,さらによい図書委員会活動をおこなってほしいと願っています。
今回の貴重な機会はオウル市役所のPirjoさんのご尽力により実現しました。Pirjoさん、本当にありがとう。(津上)

百人一首大会

12月17日(金)の午後に百人一首大会が開催されました。
今回は5年生が研修旅行のため不参加なのもあり、例年と変更し全学年総当たり戦を行いました。(例年は1年vs2年、3年vs4年vs5年でした。)

百人一首大会は3年生が実行委員として企画・運営を行ってくれました。
大会実行委員の、奈須さん・黒川さん・鈴木くん・甲斐くん・中村くん・清武さん、ありがとうございました!


今回、三試合行いましたが、それぞれの試合で札を詠んでくれたのは、2年生の西川さん・川﨑さん・寺原さんです。
100首詠むのは大変ですが、三人とも立派に100首詠んでくれました。ありがとうございました!


当日の試合日程は以下の通りです。
1試合目 1年生vs3年生、2年生vs4年生
2試合目 1年生vs2年生、3年生vs4年生
3試合目 1年生vs4年生、2年生vs3年生

1・2年生は下克上を目標に、3・4年生は先輩としての意地を保つために、と各学年がさまざまな思いを胸に試合に臨んでいました。
 
 
体育館は寒かったですが、熱気で満ち満ちていました。
面白い試合がたくさんあり、中には運命線までもつれ込んでいた所もありました。
(運命戦とは、両陣営に1枚ずつ残っている状態のことです)

異学年交流の場としても良い機会が設けられたのではないでしょうか。
異学年で試合したり、観戦したりと楽しそうにしていた姿が目に焼き付いています。

総合優勝は4年生でした。やはり先輩は強かったようです。

しかし、チーム別で見ると1位は3年生Dチームでした。2位に4年生Aチーム、3位に2年生Aチームとなりました。
1年生は残念ながら上位に入りませんでしたが、来年への意気込みを語る姿が見られ、百人一首に夢中になってくれていることに嬉しさを覚えました。
  

日本の古典文化に触れる数少ない機会ですので、このような場を大切にしていきたいと思いました。
古典への興味関心が少しでも増してくれると嬉しいです!
ご家庭でも百人一首大会についてお子さんから話をお聞きになってみてください!


文責:国語科 渡会

Interview

 今日はSGHの時に行ったOxford研修で出会ったSam さんとAmyさんにZoomでインタビューを3年生が行いました。お二人は当時はOxford大学の学生さんでしたが、今は教師としてイギリスで働いていらっしゃいます。

これはSunshine3 の単元にある記者会見を開こうを本校生徒の実態に合わせて、変更した言語活動になります。

生徒は一人3つから4つの質問を考えて、Zoomで質問をし、その内容や他の生徒の聞いた内容をもとにエッセイを書きました。

 

質問は、課題研究に関する質問、イギリスの文化、経済、環境などに関する質問を作成しました。時差があるためロンドンは7:00,宮崎では16:00だったので、お二人には出勤前の貴重な時間を割いていただきました。

 






以下は生徒達の書いた感想です。


He told us many things about the U.K. First, tomatoes are used in many dishes in the U.K. For example, Bolognese, pizza, sandwiches, ketchup, etc. He didn’t know about sweets that use tomatoes. Second, cycling is very popular in the U.K. Many people that ride bicycles hit a guardrail because there are so many roads that have many curves. I learned British roads are very dangerous. His talk was very interesting. I took an interest in British history and culture.(3年女子)


I had an interview with Amy. I asked two questions. First, I asked “Do you like Japanese tea?” Then she said “Yes, like it very much.” Second, I asked “Do you know kamairicha?” But she didn’t know kamairicha. Other students asked many questions. For example, somebody asked “How was the Tokyo Olympics?” So she said “I enjoyed it very much. I watched ping-pong.” I can’t get chances like this easily. I want to thank Amy and Sam.(3年男子)

 

I learned the importance of smiles and kindness from Sam and Amy. I was very nervous because we had to talk to a native speaker. However, there was no need to worry. Sam and Amy were always smiling and listened to our questions. If they couldn’t understand our English, they asked us to repeat the words again and tried to answer accurately. At the end of the interview, I showed Amy gratitude. “Thank you for your time. We aren’t good at English yet. But we’ll study English more.” She smiled and said “I’m sure you can progress in your English if you continue to want to improve it.” I am encouraged by her words, her smile and her kindness.(3年女子)

 

I learned a lot of things from Amy. I asked a question. I said “Is skiing popular in the U.K.?” She said “No, it isn’t. Skiing isn’t popular in the U.K. But skiing is very popular in Europe.” I knew British people liked skiing. I think England is very warm in the winter. I knew British people knew skiing. I didn’t understand English. I think I have to study English more and more. I’m glad to have the experience.(3年男子)

 

I talked with Amy about our questions. So I chose one question. “Is running popular in the U.K.?” This answer was so important for me because I am a member of the track and field team. She answered yes. I gave a sigh of relief. According to her, most people listen to music while running in the park. Incidentally, I usually talk with my friend.  I learned that English is a good communication tool from this interview. (3年男子)

 
コロナの関係でイギリス研修が無くなってしまったけれど、自分達にできることがあれば、ということで現
5年生にはイギリスのお菓子を送ってくれたり、今回の3年生にはインタビューに答えてくれたりと、生徒達のために尽力して下さいました。SGHの時に出来たご縁に感謝するばかりです。今回の活動を通して「もっと英語を勉強しなければ」という感想や英語を学ぶ意義について気づきを得た生徒やお二人の人柄に感銘を受けた生徒など多くの学びを得たようです。是非今後につないでほしいと思います。(津上)

古道『日向往還』の痕跡探しフィールドワーク

11/18(木)には,4年生「地理」「国語」「英語」授業がコラボし,かつて熊本と延岡を結んでいた古道『日向往還』の痕跡を探すフィールドワークを実施しました。
地理受講生の4名が,GIS(地理情報システム)を活用して古地図から作成した『日向往還』の詳細なルートを,Google Classroomでクラス全員に共有し,各自のChromebook端末上で確認した上で出発しました。

既に藪になっている箇所も多かったですが,皆でかき分けて進みました。



ところどころ石垣が残っている場所もあり,100年以上前には人が盛んに往来していたのであろうという雰囲気を,なんとな~くですが感じることができました。


また三ヶ所川の岸まで降りると,昔橋が架かっていた場所に立派な石積みの基礎が残っていることも確認できました。






冷たい川を素足で渡り,対岸の兼ヶ瀬集落まで登っていく生徒もいました。


以下のURLより,生徒達が撮影した360度写真を「Googleマップ」で確認できます。
https://goo.gl/maps/5V5gqt9tDYsr8Zst6


学校に戻った後には国語の授業として,それぞれが感じたことを「俳句」にしたためる活動を行い,さらに翌日には,英語の授業においてその俳句を英訳する取組みも行われました。
学びの森・五ヶ瀬中等教育学校流の「教科横断的な学び」が垣間見えた瞬間でした。

(地理科・上田)


学校紹介ビデオに字幕をつけてみよう。

 本校3年生が英語の授業の一環で学校の紹介動画に英語字幕を付けました。前ALTのカ-リルさんに教えてもらって作成しました。
新しく来られたKaterinaさん(愛称はKDさん)へ学校の紹介をすること、学校の英語のHPで紹介すること、九州の英語の研究会で英語の先生方にビデオを紹介して学校をPRすることを目標にして作成しました。

生徒の感想です。「同じ単語を勉強するにしても使い方を学ぶ必要があるということに気づいた」
「思うって言う意味は常にthink と訳せばいいわけではないんですね。」「難しい内容のものを易しい日本語に変えて訳すことの必要性について学んだ」などとてもいい気づきをした生徒や、非常に熱心にプロジェクトに取り組む生徒が見られました。



字幕付き動画については、本校Facebook page より是非ご覧下さい。(津上)