教科の様子

教科の様子

4年 オンライン英語ディベート

8月25日、英語オンラインディベートを実施しました。(希望者)

お題は、「School rule regarding appearances should be abolished.

~外見に関する校則は撤廃するべきである。」

生徒達はその場で賛成側と反対側に分かれ、15分という短い時間で打ち合わせをします。今回は、Google classroomのミートを使い、それぞれオンライン上の別々の部屋で作戦会議を行いました。ディベート中も活発な議論が繰り広げられました。

 

賛成側の意見

・校則の撤廃により、今社会が重視している多様性を尊重することができる

・髪型や服装などの見た目は学力に影響しないのでなくすべき

 

否定側の意見

・服装を自由にしても、制服の方がメリットがあるという現状がある

・見た目が奇抜であることによる生じる様々な弊害がある

 

このような意見を,生徒達は協力しながら英語で話すことができていました。また、ディベートの醍醐味である、相手の意見を聞いてその場で反論するという難しいタスクも、こなせるようになってきました。

 

生徒の感想

・久しぶりに英語に触れて、脳が活性化された。

・オンラインで英語ディベートをしたのは始めて。想像以上に楽しかった!

・学校が懐かしくなった。やはり自分の居場所は五ヶ瀬だなと思った。

 

また、今回は、教員2人でジャッジをして、フィードバックをする時間も取ることができました。将来的には、即興ディベートの世界大会に出られるくらい、批判的思考力や、論理的思考力を鍛えていきたいですね。お疲れ様でした。

 

英語科教科担任:田宮、カーリル

学校近くの河川で底生生物調査を行いました(3年生)

3年生の理科授業で、学校近くの三ヶ所川の生物調査を実施しました。
自然に恵まれた五ヶ瀬の環境ならではの、野性味あふれる授業(観察)ではないでしょうか。

石を持ち上げたり網を使ったりしながら、底生生物(川の石の下に隠れている水生昆虫)を捕獲し、水質を判定する指標生物が多く観察されました。
調査の結果、三ヶ所川の水質は4段階のうち最もきれいな「Ⅰ.きれいな水」と判定しました。

生徒からも、学校周辺のいきものについて興味が深まったなどの感想を聞くことができました。
この経験をもとに、授業だけではなく身近な環境について考えるきっかけになったと思います。



ヒゲナガカワトビケラやヘビトンボ、カワゲラの幼虫を観察できました。


生徒は冷たい水の中でも、どんどん入っていきます。


大きな石を拾って、底生生物を探します。



採取した生物は、確認のために一度容器に移します。
今回の調査は、宮崎県環境保全アドバイザーの串間研之氏にアドバイスをいただきながら実施しました。


小さな石をめくって、網で捕獲します。

文責:中島

LIFE (3年生)


今日は本校独自の取り組みであるLIFEという授業を行いました。今回のテ-マは
「SNS」等の及ぼす影響についてです。授業の目標は 『
「SNS」について理解し、上手に活用するためにはどのようなことに心掛けていけばよいか考えることができるようにする。』というものでした。

授業者は3年生担当のマスタ-(寮の先生)の桑原先生でした。

講義の様子です。


話し合っている様子

グル-プで話し合った内容を発表している様子

発表の様子 因みに後ろに見える「Minority」は文化祭で作成した写真ア-トです。
生徒の感想です。

SNSの怖さを改めて知ることができた。自分自身はスマホを使っていないので、夏休みに姉に今日の話をしておこうと思いました。(3年女子)

 

スマホは便利なものだけど、使い方を誤ると、命に関わる犯罪に巻き込まれることもあることを知りました。自分はあまりSNSに投稿することはないけれど、投稿するときには十分に気をつけようと思いました。(3年男子)

生徒たちはLIFEでSNSとの向き合い方について学びを深めることができたようです。
道徳の時間でも関連するテ-マについて学び、英語と体育でも学びを深めました。
長い夏休みが来ますが、その中で学んできたことを生かして行動してほしいと願うばかりです。(津上)

防災をテーマにGIS(地理情報システム)を活用して調べる授業

4・5・6年生を対象に,生徒1人1台Chromebook端末を利用した「GISと防災」に関する地理授業を実施しました。

静岡県・熱海市において発生した土石流災害をテーマとして取り上げ,
GoogleEarthや地理院地図等のWebGISや,Googleジャムボードを利用して,協働的な学習活動を行った他,
土砂災害のハザードマップを3Dで立体的に把握するために,iPadの「スーパー地形」「AR地形模型」アプリを有効活用しました。

また,その様子を取材していただき,
7/8(木)夕方のNHK宮崎放送局「イブニング宮崎」において紹介していただきました。
以下のウェブ記事より,放送された際の動画を視聴していただけますので,ぜひご覧ください。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20210707/5060009911.html 











 

(上田)

ICTを活用した地理授業

地理の授業では,デジタル地球儀アプリ「GoogleEarth」などのGIS(地理情報システム)を活用した授業を行っています。


生徒達の1人1台端末を利用して,クラウド上で情報を共有し,Googleストリートビューを取り入れた「学校案内アプリ」等を作成しました。
こちらよりぜひご覧ください(https://earth.google.com/earth/d/11KQDRKZjS37j-Cto1FS9mmWsELtspSg4?usp=sharing)





また隔週で木曜日の夜間に実施している寮行事・教養講座では,
今年度は教科横断的な学習を意識して,地理科と生物科の教員が担当する「GISでつながる地理×生物」を開講し,
五ヶ瀬町に生息するサンショウウオのデジタル分布図などを作成しています。



研究成果をポスターにまとめ,日本地理学会など全国規模の学会で発表を行う予定です。

(上田)