中学部ダイアリー

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参観日、映画『おわりなき聲』鑑賞会

 2月7日(火)にととろ部門の参観日がありました。

 中学部は、10月下旬に行われた九州地区聾学校体育・文化連盟福岡大会のことについて自分でスライドを作成し、その時にあった出来事や感想の発表をしました。

 楽しく、そして実りある3日間になったことが伝わる良い発表でした。

  

 

 学部別の授業参観終了後、保護者と一緒に社会福祉法人宮崎県聴覚障害者協会が作成された映画『おわりなき聲』を鑑賞しました。

 上映にあわせて県聴覚障害者協会の方や延岡市在住のろうの大先輩が来校してくださいました。

 映画の舞台となった昭和40年代は、ろう者に対する偏見や無理解が今よりも大きく、先人たちがろう者の人権と生活を守るために活動を行ったことを知ることができました。

 先輩方からバトンを受け取った子供たちがこれからどのような時代を築いていくのか楽しみです。

九州地区聾学校体育・文化連盟福岡大会

 10月25日(水)~27日(金)に九州地区聾学校体育・文化連盟福岡大会に参加してきました。

  1日目は、福岡にある聴覚障がい者のための老人ホーム田尻苑と筥崎宮を見学しました。田尻苑では、田尻苑の歴史や活動の内容についてお話を聞くことができました。また、隣接するワークセンター工芸会も見学させていただきました。筥崎宮は勝運の神社ということで、3日目の陸上大会の必勝祈願をしてきました。

 

 

 2日目は、陸上大会に向けた練習と交流会でした。練習では大会で使われる光支援刺激システムでのスタート練習や福岡聴覚支援学校と合同で出場するリレーの練習を行いました。交流会では、他校の生徒と一緒にゲームなどをして交流し、たくさん話をすることができました。

 

 

 3日目は、陸上大会が行われ、100m、200m、混合リレーに出場しました。大きな会場と初めての陸上大会に緊張しながらも、練習の成果を発揮し、中学女子A100mでは3位になることができました。また、リレーでは、福岡聴覚支援学校と合同で出場し、最後までバトンをつなぐことができました。2人とも全力を出し切って大会を終えました。

 

 

 3日間、長時間の移動や初めてのことなど緊張や疲れもありましたが、良い経験をすることができました。そして、たくさんの仲間と出会うことができ、とても良い思い出になったと思います。

 

都城さくら聴覚支援学校との学校間交流及び学校見学会

 9月15日(金)に都城さくら聴覚支援学校で交流をしました。

 朝早くに延岡駅を出発し、都城さくら聴覚支援学校まで行きました。

 普段電車を利用することがない生徒たちにとって、目的地までの切符を駅員とやりとりしながら買う経験をすることができました。

 電車の中は通勤・通学の乗客で満員!これも一つの良い思い出になりました。

 

 都城さくら聴覚支援学校では、中学部生と一緒に授業を受けました。

 7月にオンライン交流と宮崎市内での対面交流をしていたため、生徒たちはすぐに打ち解けることができました。

 授業は、普段一人で授業を受けている本校の生徒にとって、同級生と学び合うことのできる貴重な時間になりました。

 午後からは、都城さくら聴覚支援学校の学校見学会に参加しました。

 寄宿舎や高等部の授業を見学したり、説明を受けたりしました。

 進路選択の参考にしてほしいと思います。

 

 

 

 

 

課題・実力テスト

 2学期に入ってすぐ校内課題テスト(中1,3)地区実力テスト(中3)が行われました。

 夏休みの成果が試されるテストでした。1年生に関しては、中学部に入って初めての課題テスト、3年生に関しては、進路決定の参考になる大事なテストでした。

 テストに向かう姿は、2人とも真剣そのもの。今持てる力を出し切れたかどうかが結果になって返ってきます。

          

岡富中学校との交流及び共同学習

 7月11日(火)に延岡市立岡富中学校の生徒会と交流及び共同学習をオンラインで行いました。

まず始めに、手話の歴史について動画を視聴し、日本での手話の成り立ちについて勉強しました。

 次に、日常で使える手話、手話クイズを出題しました。日常で使える手話では、テレビやYouTubeなど中学生に馴染みのある内容を選び、手話を紹介しながら、一緒に手話をしました。手話クイズでは、歴史上の人物や年号、数字など授業に出てくる内容を自分たちで考えてクイズにしました。クイズも盛り上がり、楽しい交流になりました。

都城さくら聴覚支援学校との交流及び共同学習

 7月7日(金)に都城さくら聴覚支援学校との交流及び共同学習を宮崎市内で行いました。

 宮崎東諸県広域防災センターでは、過去の災害の映像を見て話を聞いたり、地震体験車で東日本大震災の揺れを体感したりして、共に学び防災について意識を高める機会となりました。

 次に、イオンモール宮崎では、2グループに分かれ、班別行動を行いました。昼食やウインドウショッピング、買い物をして互いに仲良く、楽しい時間を過ごすことができました。

 当日に向け、オンライン交流で打合せをしました。臨機応変に話し合いながら、過ごすことができ、とても楽しい思い出に残る交流及び共同学習となりました。

[オンライン交流での打合せ]

[起震車での揺れの体験]

[イオンモール宮崎での様子]

 

岡富中学校との交流及び共同学習

6月22日(木)に延岡市立岡富中学校との交流及び共同学習会がありました。

まず始めに、岡富中学校の1年生に向けて自分たちのきこえについて話をしたり、手話を教えたりしました。自分のきこえについて他者へ伝えたり、自分たちにとって大切な言語である「手話」を広めたりすることはとても大切なことです。その一歩としてとても良い経験を積むことができました。

 

 

 

 

 

 

昼休みはアプリ(UDトーク)やブギーボードを使って、岡富中学校の同級生と文字でコミュニケーションを図りながら交流しました。

午後からは各クラスで教科学習がありました。いつもは教科担任の先生と自分、1対1で学んでいる中学部の子供たち。この日は、たくさんの同級生と同じ教科書を使って学ぶことができました。

教科学習後は、岡富中学校の全校生徒と一緒に「平和学習」を受けました。自分たちの居住地域でも戦争によってたくさんの命が犠牲になったことを知り、戦争の怖さと平和の尊さを学ぶことができました。

 

特別授業

6月19日(月)小6、中1、中3の児童生徒を対象に生徒指導主事より「インターネットってとても便利ですが・・・」というタイトルで、インターネットモラルについての学習を行っていただきました。

「タブレット等の履歴は削除しても残る。」「写真には位置情報が含まれることもあること。」等、初めて知ることも多く、大変貴重な学習の時間となりました。

学校や家庭でのルールやマナーを守りながら、上手にICT機器とつき合っていきましょう。

  

星 社会見学に行ってきました


「社会見学に行ってきました」

 

  6月10日(金)に都城さくら聴覚支援学校の中学部と合同で

                         宮崎市へ社会見学に行ってきました。

        



 パン屋さんの見学とランチ、久しぶりの友達との交流会で
とても楽しそうでした。
 
 


        


  行き帰りの電車の中も盛り上がりました。


中学部 3年生理科(力と物体の運動)の授業のようす

 中学3年生の2学期には「運動とエネルギー」という単元を学習します。今回はその中の「力と物体の運動」という章の学習風景をお知らせします。

 この学習では、物体に力がはたらいているときは速さが大きくなり続けることや物体に力がはたらかないときには等速直線運動をすることなどを見いだしていくことをねらいとしています。物体の運動の様子を調べる実験を通して、記録タイマーの使い方や記録テープの処理のしかたなどの実験技術も高めていきます。

 生徒のT君は毎回実験に真剣に取り組んでくれます。手先も器用で記録タイマーの切り取りや貼り付けの作業もテキパキとすませました。そしてそのデータから、物体の瞬間の速さや平均の速さを求めることができました。

 「手で押したときの物体の運動」「斜面を下りる物体の運動」「自由落下運動」「まさつがないときの物体の運動」を調べたときの写真を載せました。


 
「手で押したときの物体の運動」 「斜面を下りる物体の運動」

 
「自由落下運動」        「まさつがないときの物体の運動」