日誌

附属中のできごと

3年生、都北音楽大会で歌声披露!

10月26日(木)午後3年生「都北音楽大会」に出場しました。それに備えて午前の最後の学活の授業では、音楽室を借りて仕上げの歌い込みをしました。みんなで心をひとつにしてどんな思いで歌うのか、最後の気持ちの確認をする大切な時間となりました。早めの昼ご飯を食べて、いざ会場のMJホールに出発!何と、一番前の席に座らせていただき、ありがたい限りです。会場には午後の部に出場する9校が徐々に到着し始め、会場が人で埋まっていきます。今年は保護者の鑑賞も許可されましたので、より多くの方が座席を埋めています。

大会の午後の部が始まりました。本校3年生は午後の一番手に歌います。曲は「校歌」と「トラと信長」の2曲。指揮者は両方とも西畑宗一郎さん。合唱の前に、甲斐綾華さんが学級を代表してメッセージを述べました。いよいよ合唱披露です。「校歌」は四部合唱に編曲された校歌です。伴奏は江夏妃奈乃さんが務めました。聞き慣れた校歌のはずなのに、なんと広がりのある豊かな表情を見せるのでしょう。もともともつ校歌の力が、生徒たちの紡ぐ音の広がりと繋がりで会場の人々の心に明確に伝わっていきます。卒業式で聴く校歌が楽しみになりました。2曲目の「トラと信長」。これは都泉祭の1日目に同じMJホールで歌い、会場中を唸らせた合唱曲です。ここしばらく、早朝練習も自主的に行い、本番に備えました。調和のとれた美しい響きでゆったりと始まり、徐々に早口言葉が紡がれていきます。たたみかけるように重なっていく言葉。無伴奏ですので、気を緩めると音が外れてしまいます。息をのむような空気の中、それぞれのパートの声の掛け合いが響きます。パッと高音に上り詰めたところで、合唱終了。一呼吸置いて、わっと会場が沸きました。3年生、本校代表として自慢できる、本当にすばらしい合唱でした。ありがとうございました。

本校は、学年ひとクラスのため、合唱コンクールの形を取ることができません。他の中学校では多くが合唱コンクールで優勝した学級が代表としてこの場に臨んでいます。そういった「競争」による高め合いの場面はないのですが、「よい歌を歌いたい」というたった一つのことを真摯にやり遂げるのが本校の生徒なのだなと改めて感じました。

 

 

 

 

 

キャリア探究~2年生、企業講話でお話を聞く

10月25日(水)5・6時間目に、2年生総合的な学習の時間・キャリア探究で、「企業講話」に臨みました。9月15日(金)に行われたキャリアチャレンジデイ2023では、日本の中央部に本拠を置く企業の方々のお話を聞くことができました。今回は地元・宮崎に本拠を置いて、日本全国、ひいては世界に視野を広げ、「地方発」のエネルギーに溢れた二つの企業の講師の方から貴重なお話を伺うことができました。講師を務めてくださったのは、ヤマエ食品工業株式会社江夏啓人様株式会社橋詰家具橋詰和弘様のお二人です。生徒たちはキャリアチャレンジデイの準備から事後学習まで含めて学んだことを活かし、20名ずつに分かれ、下調べをし、班ごとに質問事項を考えて企業講話に臨みました。

ヤマエ食品工業江夏様からは、ここに至るまでの人生の旅路を話していただき、都会で会社勤めをしていた経験や知見が、今の仕事に就いても大いに活かされていることや、地元の企業として地域にどのように貢献していくかということを常に考え取り組んでいることをお聞きし、生徒たちの未来の「仕事人」としての姿勢を教えていただいたと深く感銘を受けました。ヤマエ食品の「よいものをつくり広める」という考え方は、全ての仕事、そしてその向こうにいる全ての人を大切にすることに繫がるとよく分かりました。

橋詰家具橋詰様のお話からは、自然素材の家具を通して、人に癒やしを与え、自然を大切にしていこうという基盤が全体を通して一貫して感じられました。外材を使った家具が全国に溢れる中、橋詰家具では集中力を高め、リラックス効果を与えるクスノキの家具を多く作られているということ。つまり、それを使う人間を大切に考え仕事に臨まれているのだとよく理解できました。社是「秀作創造」という言葉は今までも、そしてこれからもずっと大切にされ、未来へと繫がっていくのだと感じられました。

生徒たちは班ごとに考えた質問を講師の方々に積極的に行っていました。あまりに興味深いお話だったため、担当教師から質問が出る場面も。お話を聞き、質問をしながら、地元にこんなにすばらしい企業があることに誇りを感じました。最後に、中田希來さん石窪大和さんが生徒を代表してお礼の言葉を述べました。

お忙しい中、講師を務めてくださった江夏様、橋詰様、本当にありがとうございました。心からお礼申し上げます。

 

 

 

 

 

キャリア探究・福祉交流体験活動~1年生「高齢者施設訪問」、3年生「保育園・こども園訪問」

10月25日(水)1年生・3年生共に終日「福利交流体験活動」に臨みました。1年生市内9箇所の「高齢者施設」で、3年生10箇所の「保育園・こども園」で体験学習をさせていただきました。体験させていただいた施設・園は以下のとおりです。

 【1年生】・デイサービス正寿の都 ・特別養護老人ホーム豊望園 ・豊望園デイサービスホーム

      ・デイサービスセンターまりあ ・星空の都かみながえ ・地域密着型特別養護老人ホームわかば

      ・あやめ苑デイサービス ・恵寿苑デイサービスセンター ・特別養護老人ホームほほえみの園

 【3年生】・相愛保育園 ・アソカ保育園 ・ぽっぽ保育所 ・五十市認定こども園 ・かたひら認定こども園

      ・志比田こども園 ・宮丸認定こども園 ・とほく認定こども園 ・並木保育園 ・早水保育園

1年生は9月半ばから始まったキャリア探究の福祉分野の学習で少しずつ学んできたことも活かしながら、この日は1日かけて実際の高齢者施設を訪れて、さらに学びを深めました。生徒たちは、高齢者と一緒に、運動をしたり、塗り絵や書道などさまざまな活動をしたり一緒にお昼をとったりしながら、それぞれの場所で充実した1日を送りました。また、3年生は福祉分野の学習の最後に、乳幼児やその生活、読み聞かせについてなど事前学習を重ねたうえで保育園・こども園を訪れ、乳幼児と共に1日を過ごすという貴重な体験をすることができました。乳幼児はとてもパワフルで元気いっぱい、遊んでほしい、お話を聞いてほしい子どもたちもたくさんです。生徒たちは一緒に遊び、話をしながらも、配慮するべきところはないか一生懸命考えながら学んでいました。高齢者施設も、保育園・こども園も、共に職員の方々が誇りをもって真摯に仕事をされる姿を目の当たりにすることができ、これから生徒たちが生きていくうえで大きな学びとなりました。お忙しい中、体験させていただき、本当にありがとうございました。心からお礼申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和5年度交通・地域安全作文表彰式

国語の夏休みの作文として「令和5年度交通・地域安全作文」を選んで書いた、本校の1年生・北郷尚大さんと、同じく1年生・後藤稟子さんが、交通安全作文の部で最優秀賞(北郷さん)入賞(後藤さん)を果たし、10月21日(土)午後都城市ウエルネス交流プラザ・ムジカホールで開かれた「安全・安心みやこんじょ盆地大会」においてそれぞれ表彰を受けました。北郷さんは代表して作文の朗読を行いました。堂々としたよい発表でした。二人の入賞、おめでとうございます。

  

第2回学校説明会開かれる!

秋晴れの少し肌寒い10月21日(土)の朝。爽やかな秋の空気に包まれて、第2回学校説明会が開かれました。朝から1年生を中心に、前日に雨でできなかった下足室前の落ち葉を掃き集めたり、階段の掃除をしたりと、小学生の皆さんや保護者の方々を気持ちよくお迎えしようと頑張っていました。9:00少し前に受付が始まり、時間どおりに会が始まりました。今回の説明会は1年生がさまざまな係を担当しました。瓦田佳子さん北郷尚大さんの司会で進んでいきました。校長先生の話に続いて、三つの特色ある授業について生徒たちが説明をしました。C-Timeについて池田愛佳さん前迫奏亜さん自然科学探究について重留悠吾さん濱口槙之介さんキャリア探究について内田陽菜さん小山田安里さんがそれぞれ発表しました。英語を交えてスピーチしたり、研究内容を分かりやすく説明したり、3年間にわたるさまざまな訪問や体験活動を写真と共に説明したりと、バラエティに富んだ発表となりました。続いて部活動の紹介です。それぞれの部活動、二人ずつで紹介していきました。画像と共にユニフォームに着替えて紹介しているところもあり、工夫が見られました。次に、現在医学部で勉強している7期生倉岡桜蘭さんが、附属中での体験を、卒業生の立場から話してくださいました。卒業生からの言葉は、中高6年間を体験した上での言葉ですので、とても貴重で重みのあるものでした。わざわざ来てくださった倉岡さん、ありがとうございました。その後、保護者の皆様に選抜検査関係手続きについての説明を学校側から行っている間に、児童の皆さんは五つのグループに分かれ、校内見学に参加していただきました。14箇所ほどの見学ポイントを見て回る途中、2年生の理科の授業3年生の英語の授業も見学しました。この日のために、説明資料を準備し、下見で自分たちでも歩いてみた校内案内、工事等で少し遠回りになったところもあり、時間が押してしまいましたが、生徒たちは一生懸命頑張っていました。その後、閉会行事が行われ、会の全てが終了しました。片付けが終了した後、1年生の学級では、頑張った40名の笑顔で溢れていました。

参加くださいました多くの児童・保護者の皆様、お忙しい中、時間を割いていただき、本当にありがとうございました。将来、児童の皆さんと共に泉ヶ丘で学べることを心から願っております。

 

 

 

 

 

 

 

第2回学校説明会に向けて準備万端!

10月21日(土)に実施予定の第2回学校説明会に向けて、10月20日(金)午後の時間を使って1年生全員学校説明会準備を行いました。昨年度、多くの現1年生が参加した説明会、今度は自分たちが迎える側になって、1年生は張り切って準備に取り組みました。会場づくり、掃除、資料の準備、発表リハーサル等々、一生懸命です。実は説明会に向けて、約3週間前から準備に取りかかって頑張ってきました。参加予定の小学生・保護者の皆様、泉ヶ丘附属中全員が、皆さんが来られるのを楽しみに待っています。

 

 

授業公開週間~多くのご参加ありがとうございました

10月18日(水)~20日(金)の3日間、授業公開週間となっていました。この期間、保護者の方々をはじめとして、地域の方や他校の先生など多くの方が参加してくださいました。ありがとうございました。日常の授業の様子、そして学校全体の雰囲気を見ていただくことができたでしょうか。生徒たちも、多くの参観者の姿に少し背筋が伸びたり、笑顔になったりとさまざまな姿を見せていました。

 

 

小学校の先生方に向けての説明会が開かれました

10月19日(木)午後2時半から令和6年度の本校入学者選抜検査に関わる小学校の先生方に向けての説明会を開きました。いよいよ令和5年度も後半となり、来年度の入学者選抜の時期が少しずつ近づいてきました。入学者選抜検査も、年度がかわると少しずつ変わってくるところが出てきます。今回実施したのは、本校の特徴を知っていただくことと共に、入学者選抜に係る手続きの手順や書類の記入の仕方、締め切りなどを確認していただく機会の一つとして毎年開いている説明会です。説明会に入る前に生徒の授業の様子も公開しました。1・2年生保健体育3年生英語の授業が行われていました。ちょうど授業公開週間とも重なっていて、生徒たちの自然な姿をご覧いただけたかと思います。お忙しい中、参加くださいました小学校の先生方、ありがとうございました。二日後の10月21日(土)午前中には児童・保護者対象の第2回学校説明会も予定されています。泉ヶ丘は、来年度に向けて着実に歩を進めています。

生活清泉会交通委員、学校のためみんなのために働く

10月第3週の朝。校門の付近にプラカードをもった生徒たちが数名立っていました。持っているプラカードには「校内乗入禁止」の大きな文字が。生徒たちそして保護者の方々も周知されていることなのですが、安全上の理由から、本校は特別な場合を除いて、車の校内乗り入れは禁止になっています。その啓発のため、生活清泉会交通委員は、高校の交通委員と一緒に今週は朝のボランティア活動を行いました。手作りのプラカードを持ち、1年生から3年生まで、一生懸命頑張っていました。現在、校内は校舎の修繕のため、足場が組まれ、駐車場も手狭になって、より安全に心配りしなければなりません。安全第一の学校でありたいと思います。

 

朝の合唱練習♪

10月26日に開催される都北音楽大会に3Aが都城泉ヶ丘附属中学校の学校代表として出場します。本校では、例年3年生が出場することになっていますが、市内には合唱コンクールで優秀賞を勝ちとったクラスが出場する学校もあります。3Aの生徒達は、学校代表としてふさわしい合唱にしようと、昨日から朝練、今日から放課後練習をしています。音楽の中園教諭ご指導のもと、「トラと信長」という無伴奏混声合唱のためのことばあそびの合唱に挑戦しています。とても難易度が高く、全員の心を一つにしなければ合唱が成立しません。本番でどのような歌を披露してくれるのか今から楽しみです。乞うご期待♪

  

 

快挙‼︎ 宮崎県中学校英語暗唱弁論大会

10月16日(月)宮崎市民文化ホール第67回宮崎県中学校英語暗唱大会第75回宮崎県中学校英語弁論大会が行われました。各地区から選ばれた生徒だけの発表だったので、とてもレベルが高い発表でした。暗唱は3分、弁論は5分の英文をステージ上で発表します。地区大会で優勝した柳田桜子さんは、「The Little Prince」を表情豊かに、正確な発音で堂々と発表できました。地区大会で2位だった中原唯正さんは、「The Power of Nakama」の題で、バスケットボールを通して仲間の大切さに気づいた話を、なめらかな英語の発音でしっかりと伝えることができました。中原唯正さんは、11月22日から東京で行われる高円宮杯第75回全日本中学校英語弁論大会(中央大会)に出場します。

柳田桜子さん 最優秀賞5位(28人参加)  中原唯正さん 最優秀賞2位(21人参加)

 

3年生、「読み聞かせ」にチャレンジする

10月25日(水)の「福祉交流学習」で、3年生は保育園・こども園で学習させていただく予定になっています。それに向けて、先般から出前授業を受け、心構えを学び、準備をしているところです。その一環として10月17日(火)3時間目に、泉ヶ丘の司書の相良先生から「絵本の読み聞かせ」の指導を受け、実際に読み聞かせにチャレンジしました。「読み聞かせ」にはより効果的なさまざまなポイントがあります。表紙の見せ方、開き方、持ち方……。3年生は先生のお話に真剣に耳を傾けていました。そして、実際に自分たちで読み聞かせを実践してみました。3年生は家庭科の授業で、自作の絵本もつくっています。1時間でしたが、よい学びができました。園児たちに楽しい読み聞かせができると思います。相良先生、ありがとうございました。

 

支援訪問授業、数学がありました

9月に引き続き、10月17日(火)1校時支援訪問授業が行われました。2年生数学の授業で、「データの分析」という単元です。「データ」というとなんだか難しく感じるかもしれませんが、本時は「都城の気温の特徴を考察しよう」というとても身近な学習課題が示されました。グラフや表などを見ながら、班ごとに分析します。生徒たちはとても真剣に、そして楽しそうに意見交換を進めていました。発表では、それぞれの班、面白い分析が出されていました。今回の授業は、学校外からも多くの先生が参観に来られ、附属中の生徒たちの活き活きとした学習の様子をご覧になっていました。先生たちも、授業を計画し、実施し、相互に意見交換し、よりよく高めようと頑張っています。

 

 

芸術鑑賞教室「学校寄席」を楽しむ

1・2年生は11日まで、3年生は12日まであった中間テスト。全学年が完全にテストを終わらせた10月12日(木)午後中高生全員が参加して「芸術鑑賞教室」が開かれました。本年度は「学校寄席」ということで、「落語」を鑑賞しました。場所は、都城市総合文化ホールです。昼食休憩後、全員が移動を完了し、いよいよ鑑賞教室の始まり始まり……。印象的な鳴り物の流れる中、最初は寄席入門春風亭柳雀さんが落語についての知識を楽しく教えてくださいました。座布団一枚、その場で一人で何役も演じ分ける落語の妙味の、一端を知ることができました。そして、二つ目の古今亭今いちさん、真打ちの春風亭柳雀さんの落語を聞きました。きん坊とその家族の話だったり、番町皿屋敷を題材にとった話だったりと、ときに会場の生徒たちも声で参加して楽しみました。休憩を挟んで、色物といわれる演目。今回は柳貴家雪之介さん大神楽曲芸を披露してくださいました。傘や棒など様々なものを使いいろいろなものを回して見せてくださいます。途中、2年生中原唯正さん1年生萬壽瑛那さんが挙手して舞台に上がり、雪之介さんのお手伝いをしました。特に包丁を使ってお皿を回すシーンでは、会場中固唾をのんで見守り、成功したら拍手喝采。そして最後は、テレビ番組でもお見かけする桂宮治さん落語。「死神」という古典落語の代表作を、エネルギッシュに、歯切れよく披露してくださいました。会場中が引き込まれ、宮治さんと聴衆の心をひとつにした噺の空間が作り上げられました。最後に高校生代表のお礼の言葉に続けて、3年生冨吉創太さんが記念品を宮治師匠に渡しました。宮治師匠が最後に会場の生徒全員に語ってくださった言葉、「人に感謝の気持ちをもち、今自分ができること、人に親切できることはすること」は、とても心に響きました。心温まる気持ちで終わった鑑賞教室、たくさんの学びと笑顔をいただきました。日本の伝統文化にはすばらしいものがある、ということを改めて知る機会にもなりました。落語や曲芸を披露くださった皆様、本当にありがとうございました。

 

 

図書委員による店頭での本の購入!

ここ数年は2学期中間テストの午後に実施している、図書委員による店頭での希望図書の選書・購入が、本年度も10月11日(水)帰りの会終了後に実施されました。文化清泉会図書委員は各学年2名ずつの計6名。6名が前もって生徒たちにアンケートをとり、それも参考にしながら実際に書店で選書して購入することになります。幸い、本校はすぐ近くに大きな書店があり、店頭での購入には最適です。本年度も司書の先生も同行してくださり、いろいろとアドバイスをいただきました。1時間程度の選書で、購入希望図書は段ボール箱二つに収められました。図書委員の好みではなく、附属中生全員のことを考慮しながらの選書は、図書委員にとっても責任のある大切な仕事であり学習でもあります。話題の本や、新しい本などは、特に気をつけて選んでいました。これらの本は、後日、学校に届けていただき、蔵書に重なりがないかなどチェックした上で購入することになります。協力いただいた書店のみなさま、ありがとうございました。

   

   

2学期中間テスト始まる!

三連休はあいにくの雨模様、おまけに急に冷え込みも進みました。連休明けの10月10日(火)から2学期中間テストが始まりました。1・2年生は二日間3年生は三日間のテストとなります。朝から、なんとなくいつもと違う雰囲気の生徒たち。分からないところを質問したり、集中して問題を解いたり……。テスト終了後に提出をしなければならないテスト範囲に関連した問題集等もあります。テストが始まると、どの学年も集中してテストに臨んでいました。今週は、テストの午後も含めて午前中で授業が終わる日があります。午後の時間の過ごし方も工夫しましょう。

 

 

 

1年国語~読書バリアフリーの授業

福祉について学習を進めている1年生10月5日(木)2時間目国語の授業でも、「読書バリアフリー」の学習をしました。講師は司書の相良小百合先生です。バリアフリーが進む今の社会ですが、読書においてもバリアフリーはどんどん進んでいます。点字の本はもちろん、それ以外にも視角障がいのある方や高齢者、日本語が十分わからない外国籍の方などに「やさしい日本語」を用いて書かれたり表したりした本がたくさんあること、それらを集めた図書館やコーナーがあることを教えて抱きました。また、読書を助ける用具(リーディングトラッカー)についても紹介していただきました。またひとつ、福祉が身近になり、視野を広げることができました。現在、思索の時間(朝の読書の時間)に1年生は約1ヶ月ほど「福祉」に関する本を読んでいます。宮崎県立図書館からお借りしたものです。これらも、相良先生が準備してくださいました。授業、そして準備、ありがとうございました。

 

 

キャリア探究~1年生福祉教育活動④「点訳講座」

1年生の福祉教育活動の4回目は「点訳講座」10月4日(水)6・7時間目前迫奏亜さんの案内で都城市点字図書館黒木様高野様山田様江夏様の4人の講師を1年A組にお迎えし、点訳の授業が行われました。実はコロナ禍の影響により、ここ数年点訳講座が実施できずに残念な思いをしてきました。今年度、久しぶりに実施されることになり、生徒たちは楽しみにしていました。身のまわりには「点字」を用いたものが数多くあります。歩道にある点字ブロックなどは周知されていますが、気づいていないものもたくさんあります。改めて意識してみることで、視覚障がい者に対してどのような配慮がなされているのか理解できます。講師の方のお話を伺った後、生徒たちはそれぞれ点字器を使って、文字を打っていきます。みんな集中し一生懸命です。すばらしいスピードで仕上げる生徒、一字一字確かめながら丁寧に仕上げる生徒、さまざまです。共通しているのは、「点字で文章を書くことで、より多くの人が文章を読めるようになる」という思い。それこそ福祉の原点となる思いではないでしょうか。最後に生徒を代表して前村柚奈さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、講師を務めてくださった皆様、そしてお世話くださった都城福祉協議会に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

   

   

 

キャリア探究~3年生「こども園・保育園体験学習」に向けて事前学習

本校の福祉教育は1年生と3年生で実施されます。3年生では、幼児に関わる学びを進めていきます。10月25日(水)に予定されている「福祉交流体験活動~保育体験活動」では3年生の生徒たちが実際にこども園・保育園で体験学習をさせていただくことになっています。そこで、10月4日(水)6時間目「福祉教育活動~乳幼児との体験活動事前講座」が行われました。講師として来校いただいたのは、都城市ボランティアセンター子育ち応援課海老直美様瀬保育園先生のお二人です。最初に乳幼児への接し方や発達段階などについて説明を頂き、生徒たちもだんだんと乳幼児との体験学習への心構えができてきた様子。後半は自分たちが乳幼児になりきって、さまざまな道具やおもちゃで無心に遊んでいました。60分の講座でしたが、数時間分の学びを得ることができました。最後に生徒を代表して五十川杏彩さんがお礼の言葉を述べました。また、講師の出迎えを甲斐綾華さん、見送りを倉田光貴さん、荷物運びなどの準備で多くの生徒が積極的に関わりました。お忙しい中、講師を務めていただきました海老原様林先生、お世話くださった都城市ボランティアセンターに心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

   

日常の風景~神無月のころ~

「神無月のころ、栗栖野といふ所を過ぎて、ある山里にたづね入ることはべりしに……」と兼好法師が「徒然草」につづっていますが、10月になりました。今年も異常気象で、9月のぎりぎりまで猛暑が続いていましたが、10月の声を聞いた途端、朝夕は少し肌寒く、窓から吹き込む風も涼しい秋を感じさせるようになりました。神言(かむごと)宜しく天が暦に合わせた天候を用意してくれたかのように……。校内では男女とも合服が目立つようになりました。爽やかな空気の下、来週に迫った中間テストに向けて勉強にいそしむ生徒たちもちらほら。天高く馬肥ゆる秋。泉附生も伸びる秋です。

   

 【9月末の渡り廊下での自学の様子】 【10月初めの渡り廊下での自学の様子】

表彰式がありました

9月28日(木)、7時間目に開かれた清泉会集会の後に夏休みから9月にかけての表彰・紹介が行われました。全校生徒の前での表彰・紹介は、みんなとても嬉しいものです。おめでとうございます。

  〇 第77回都北地区中学校英語暗唱・弁論大会

      暗唱の部 1位     柳田桜子さん(2年)

      弁論の部 2位     中原唯正さん(2年)

  〇 第11回科学の甲子園ジュニア宮崎県予選会(二次予選)

      第1位 Go Home Club  奥村知史さん 新増淳さん 増田陽さん(2年)

      敢闘賞 ビギナーズラック  上村陽希さん 恒松光太郎さん 福田遼さん(2年)

      敢闘賞 ラジエル      石橋彩花さん 江口颯馬さん 奥津至禮さん(2年)

  〇 令和5年度都北西中学1年生大会バスケットボール男子

      優勝(「イ」パート) 中郷・泉ヶ丘合同チーム

                   井手湊人さん 大渡健慈さん(1年)

 

 

 

 

                            

清泉会集会~不易と流行

9月28日(木)7時間目清泉会集会が行われました。9月末から10月はじめにかけて行われるこの集会は前期と後期の清泉会活動の境目となります。つまり、この集会をもって前期の活動が終わり、後期の活動へと引き継がれていくことになります。そこで、集会のはじめに、中心となって働いた第7期執行部の退任挨拶、次を担ってくれる第8期執行部の就任挨拶が行われました。清泉会会長の小河夕莉さんを中心に、しっかりとまとまって附属中全体を率いてくれた第7期執行部の皆さんありがとうございました。そして新執行部となる第8期の執行部の皆さん、会長の中田希來さんを中心に、これからよろしくお願いします。退任就任挨拶後に、9月21日(木)に行われた中央清泉会で各委員会から出された次旬間の目標と具体策が発表されました。第8期清泉会の目標は「学年を超えてつながり、楽しい学校をつくろう」。目標達成を目指し、各清泉会、そして附属中全体で頑張っていきましょう。また、この目標のことはじめとして、同じ趣味をもつ者同士が学年を越えて集まり、活動をするレクレーションも行われました。

日々時は流れ、ものごとは変わっていくものです。しかし、「変わらないこと」「変わらず続けていくこと」は引き継いで、よりよくしようと「変化させていくこと」は向上していくために大切なことです。不易と流行-本質的なものを忘れず、新しい変化を取り入れていくーこれからも附属中は変わらず、前進していきます。

 

 

 

自然科学探究~2年生、海に生きる動物たちから「進化」と「環境」を考える

9月27日(水)6・7時間目の総合的な学習の時間、2年生自然科学探究の出前授業が行われました。今回のテーマは「海に生きる動物たちから『進化』と『環境』を考える」。講師を務めてくださったのは宮崎大学教育学部西田伸先生です。西田先生は多くの標本や貴重な資料をお持ちくださり、授業前には理科室の机の上は展示場のように動物の骨や牙などが並べられています。目の前の「具体物」に、2年生たちからは授業に対する興味関心が一気に高まっていました。授業では、私たちの暮らす宮崎の海岸に打ち上げられた動物たちの話や、実際に骨を見ながら動物がいかに進化しているのか、という話が繰り広げられ、生徒たちは集中して、また、とても楽しそうに授業に臨んでいました。先生は、貴重な骨なども実際に触らせてくださり、間近に見ることができる資料に興味津々。こうしてお話を聞き、手にとって感じた「進化」や「環境」は、生徒たちに強い印象を与え、それらについて深く考えるきっかけとなりました。最後に生徒を代表して平山笑里さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、講師を務めてくださいました西田先生、派遣くださいました宮崎大学に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 

キャリア探究~1年生福祉教育体験活動③「聴覚障がい者のコミュニケーション」

9月27日(水)6・7時間目に行われた1年生の福祉の学習の3回目は、「聴覚障がい者のコミュニケーション」の授業でした。講師を務めてくださったのは、NPO法人手話ランゲージ所属の大橋正敏様原田香津子様です。授業前に内田陽菜さんがお二人を教室まで案内しました。授業の最初に聴覚障がい者と意思疎通を図る方法を考えてみました。手話、口話、ジェスチャー、筆談、指文字などさまざまな意見が出ました。今回は、その中でも手話や口話、ジェスチャーを中心に学習していきました。手話での挨拶や名前、その他日常使う言葉の表し方。口話での列ごとの伝言ゲームは、どの列もきちんと伝えられず、口話の難しさを体感しました。ジェスチャーでの場面演技では、多くの生徒が挙手して希望しました。代表が前に出て原田様に実際にジェスチャーで伝えようと頑張りました。最近のニュースで流される記者会見などでは、必ず手話通訳の方の映像も映されるようになっています。社会に根付きつつあるさまざまなコミュニケーションについて、理解を深め使えるようになると、さらに自分自身の視野や世界を広めることに繫がります。今回の学習がその一つのきっかけになったのではないでしょうか。授業の終盤では幾つかの質疑応答の後、最後に生徒を代表して安藤結貴さんがお礼の言葉を手話を交えて述べました。お忙しい中、授業をしていただいた大橋様、原田様、ご協力いただいた都城市社会福祉協議会の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 

学級旗が教室に飾られました

都泉祭体育の部で活躍した附属中学校1年から3年までのそれぞれの学級旗が、教室の後方の出入り口の上に飾られました。この学級旗は、文化清泉会の発案で製作されました。ご存じのように、附属中学校はひと学年ひとクラスしかありませんので、体育の部は各クラスが赤・白・青の三つの団に分かれることになります。そこで、赤・白・青の三つに分かれる学級旗を作り、各団にいるときは1年~3年の、例えば赤団の旗を集めて貼り合わせて一枚の旗にできるよう工夫されています。デザインもそれぞれの学級で個性豊かに仕上がりました。教室を尋ねる機会があれば、ぜひご覧ください。

 

  【1年A組の学級旗】           【2年A組の学級旗】

 

  【3年A組の学級旗】

 

附属中の先輩から学ぶ

9月25日(月)3AのC-timeの時間に現高校2年生の北村優羽(きたむらゆう)さんからAIG高校生外交官渡米プログラムに参加した経験の発表会を行ってもらいました。日米の高校生が様々な交流を通して異文化を学び、将来の国際的リーダーを目指していくプログラムです。北村さんはこのプログラムに挑戦し、全国から選ばれたメンバーとともに10日間のアメリカ滞在をしてきました。そこで出会った仲間とは今もつながっていること、英語を自分の言葉で伝えていくことなどたくさんのことを学んだようです。また、この経験を通して、今でも様々なプログラムを自分で見つけてきてチャレンジしていることも話してくれました。身近な先輩の言葉だけに生徒たちの心にたくさんの刺激があったようです。今週金曜日には2AのCタイムでも発表会を行います。

~3A生徒の感想~「北村先輩の話を聞いて、初めてこのプロジェクトを知ったし、初めてこういうのにチャレンジしてみたいなと思った。ただ、まだ私の英語力では困ることがありそうなので、これから勉強を頑張りたい。」

 

日常の風景~9月終わりの朝

日中はまだ30度を超える真夏日で蒸し暑さもあるのですが、朝夕は少し涼しさも感じられるようになりました。9月終わりの泉ヶ丘の秋の朝。体育館と校舎の間から覗く空は、朝日を浴びてほんのりとあかね色です。少しひんやりとした朝の空気の中、ほんのひとときだけ顔を出す彼岸花が、通路脇の花壇の端のあちらこちらに顔を出していました。爽やかな秋がやってきます。泉ヶ丘生、融通無碍(ゆうずうむげ)に、失敗を恐れず挑戦していきましょう。

 

中央清泉会がありました

9月になり、各学級では10月からの新しい学級組織編成がそれぞれ進められました。清泉会活動の次の旬間は、新しい清泉会執行部の組織で運営していくことになります。9月21日(水)7時間目に、これまでの執行部と新しい執行部のメンバーが一堂に会し、中央清泉会が開かれました。なかなか時間が生み出せないため、現在の旬間の振り返りWeb上で行い、今回の中央清泉会は、現在のメンバーの退任挨拶と新執行部の紹介及び引継、そしてこれからの旬間の具体的対策をについて話し合うことが中心となりました。現在の執行部(第7期)のみなさんは半年間でさまざまな日々の活動や行事等に中学生全員がどう取り組んでいけばよいか三つの学年が意見を出し合って進めていけるよう、積極的に舵取りの役割を果たしてくれました。特に、7月に行われた「いのちの授業」は忙しい中にも充実した、全校生徒の心に残る内容の取組でした。ありがとうございました。第8期の執行部は、現2年生が3年生に相談しながら執行部の中心を担っていくことになります。伝統を受け継ぎつつ、新たな気持ちで臨んでほしいと思います。今回の中央清泉会を受け、9月28日(木)には清泉会集会が開かれます。

 

 

第77回都北地区中学校英語暗唱・弁論大会

9月20日(水高城生涯学習センターで第77回都北地区中学校英語暗唱・弁論大会が行われました。附属中からは暗唱部に2Aの柳田桜子さんが参加し、「The Little Prince」を感情豊かな表現力で発表しました。弁論の部では2Aの中原唯正さんが参加し、「The Power of Nakama」の題で、バスケットボール部のメンバーに助けられ事を堂々と発表しました。2人とも、以下の通り入賞し、10月16日に行われる令和5年度宮崎県中学校英語暗唱弁論大会に参加します。

暗唱の部 1位 柳田桜子さん   弁論の部 2位 中原唯正さん

 

立会演説会が行われました

9月20日(水)7時間目高校生徒会の「立会演説会」が行われました。今回は、生徒会長への立候補が二人あり、その二人が演説を行いました。公約を立て、自分の思いを全校生徒の前で堂々と述べ、投票を呼びかける。附属中出身の先輩の姿もあり、大変嬉しく思いました。また、生徒会総務を務めるメンバーの自己紹介も、それぞれ個性のある話しぶりでした。附属中3年生からは、前期に引き続き、冨吉創太さんがメンバーに入っていて、「高校と中学をつなげていきたい」と挨拶をしました。頼もしい限りです。附属中の生徒たちは、学校のことを思い、自分たちの手で改善していこうという意欲に溢れた先輩方の姿を目にすることができました。一年後の、そして数年後の自分たちのあるべき姿を考えてほしいと思います。投票はWeb投票となり、9月21日(木)16:45が締め切りです。自由投票ですが、中学生も自分のもつ一票を大切に投票してほしいと思います。

 

 

 

自然科学探究~2年生、火山について学ぶ

9月20日(水)5・6時間目に、2年生は総合的な学習の時間の自然科学探究で出前授業を受けました。今回のテーマは「火山について」です。講師としておいでくださったのは、宮崎大学教育学部・山北聡先生です。日本は火山がとても多く、それにより恵みを受けることもあるのですが、被害を受けることも往々にしてあります。授業では、最初に地図に火山の位置をかき込み、どれだけ多くの火山があるのか認識することから始まりました。日本や世界の火山の種類や、カルデラ、火砕流……。耳にするけれど詳しくは知らない言葉が次々と出てきます。意識して話を聞くと、日本という土地についてよく知ることができます。「死都日本」という本の紹介もあり、自分たちの暮らす日本の火山のことや地質のことに興味・関心をもつことができました。最後に生徒を代表して増田陽さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、授業をしてくださった山北先生、派遣くださいました宮崎大学に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

キャリア探究~1年生福祉教育体験活動②「高齢者擬似体験」

9月20日(水)5・6時間目1年生「福祉体験教育活動」の2回目となる「高齢者擬似体験」に臨みました。今回講師としておいでいただいたのは、都城医療センター附属看護学校の5名の先生方です。前回の福祉講話で、「だんのらしをあわせに」という言葉を学びましたが、今回の体験では、まさに高齢者の日常生活を擬似体験できる貴重な機会となりました。「高齢者の特徴を知る。」「高齢者との生活をイメージできる」という目標の下、四つのグループに分かれて、順番に体に装具をつけ、手袋をつけ、重りをつけ、ゴーグルをかけ、さまざまな日常の活動を行っていきます。「見えない。」「上手く動かせない。」「歩けない。」「起き上がれない。」など、あちらこちらから声が聞こえます。高齢者の特徴を身をもって理解できたのではないでしょうか。また、相手に思いやりの心をもちさりげない気遣いをしていくことがとても大切であることも学ぶことができました。高齢者との関わりで配慮したいこととして、①落ち着いた穏やかな雰囲気づくり ②相手のペースに合わせる ③言葉や文章を選ぶ ④相手の自尊心を傷つけない といったことを教えていただきました。これからの福祉教育体験活動や日常の生活で活かしていけることばかりでした。また、生徒たちは準備や片付けをみんなで協力して積極的に行っていました。最後に生徒を代表して川﨑隆生さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、多くの準備をしていただき講師を務めていただいた都城医療センター附属看護学校の先生方、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

支援訪問授業が始まっています

9月から、本校では県教育委員会の先生方が授業を見に来られ、授業づくりについて話し合って更によりよくしようという、「支援訪問授業」が始まっています。9月13日(水)3年生国語の授業、そして9月20日(水)には1年生数学の授業が行われました。1年生「一次不等式」の授業では、「クラス代表を選挙で選ぶとき」という身近な場面を設定し、一次不等式を活用して解決に導くことができることを個人やグループで主体的・積極的に考えたり話し合ったりしながら学んでいました。今後、10月~12月にかけて、他の教科の支援訪問授業が行われます。先生方も一生懸命勉強しています。

 

キャリア探究~キャリアチャレンジデイ2023 On-line Meets

9月15日(金)5・6時間目2年生では「キャリアチャレンジデイ2023 On-line Meets」の授業が行われました。これに向けて、8月下旬から計画的に事前学習を行ってきて迎えた当日。昨年度・一昨年度もこの授業に参加させていただいたのですが、今年度がこれまでと異なっているのは、7月に職場体験学習を経験した上でのOn-line Meetsであるという点です。職場体験では地元の企業・職場での学習で、地域に密着した様々な経験をさせていただきました。今回は、地元では経験できない大企業の講師の方から講話をいただいて、こちらからも質問できるというすばらしい機会となりました。野村ホールディングス株式会社のお話では、お金を循環させることで人々の生活を豊かで実りあるものにしたいという思いのもと、仕事に邁進されていることがよく分かりました。阪急阪神ホールディングス株式会社のお話では、お客様に安心や夢・感動をお届けするという理念が多角的経営のなかに息づいているということがお話の随所から窺えました。住友ファーマ株式会社のお話では、人々の健康で豊かな生活のため世界に医療用医薬品を届ける、ということに誇りをもって挑戦されていることが伝わってきました。大手化学会社のお話では、石油をもとに作られる多岐にわたる製品を世界に届け貢献しているというお話に感銘を受けました。生徒たちは、どの会場でも堂々と質問し、受け答えをしていました。中には追加で質問をする生徒もいて、積極的な姿勢にはすばらしいものがありました。また、奈良県と栃木県の中学校も同時に参加していて、全国を結んでこうして授業ができ、まさに「今、ここ」だからこそできる貴重な経験となりました。

こうした授業を経験できるのも、コーディネイトしていただいた株式会社キャリアリンクの方々企業の講師の方々、教室を使わせていただいた本校定時制等、多くの協力があってのことです。本当にありがとうございました。生徒たちはこの日の経験を活かし、事後授業、そして、10月に実施予定の企業講話につなげ、更に学習を深めていくことと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

学力推移調査が行われました

9月12日(火)~14日(木)に本年度の学力推移調査2年生・3年生のふた学年で行われました。これは、全国の中高一貫校で希望する学校が参加する学力調査の一つで、国語・数学・英語の3教科で行われます。本校では自分自身の学力状況を把握し、学習に活かしていくために継続的に参加しています。やや難易度が高いとあって、生徒たちは45分のテスト時間をめいっぱい使って、一生懸命取り組んでいました。今後、1月に1年生~3年生の3学年で調査を受ける予定です。なお、1月の3年生の調査は、1教科60分での実施となります。

キャリア探究~キャリアチャレンジデイに向けて④

2年生が都泉祭準備期間から並行して続けてきた「キャリアチャレンジデイ2023 On-lineMeets」の準備も、いよいよ最終段階です。9月13日(水)・14日(木)と2日続けて質問事項のまとめと、事前確認を行いました。生徒たちは講師として参加くださる四つの企業の授業(阪急阪神ホールディングス・野村ホールディングス・住友ファーマ・大手化学関係)に4班に分かれて参加し、5時間目に一つの企業、6時間目にもう一つの企業のお話を聞くことになります。ですから、ひと教室に10名程度で二つの企業のお話を聞けるという贅沢な授業となります。さらに奈良県と栃木県の中学校からも参加しますので、オンラインで全国が繫がる大規模な授業です。最終確認では、質問事項や質問の仕方、位置取りなど、細かく確認をしていました。9月15日(金)5・6時間目に行われる授業が楽しみです。

  

キャリア探究~1年生福祉教育体験活動①「福祉講話・車椅子体験」

9月13日(水)6・7時間目、1年生ではこの日から「福祉教育体験活動」がスタートしました。本校では、1年生と3年生で福祉学習に取り組みます。特に、1年生ではこの日を皮切りに8回に渡って福祉について学んでいきます。13日は、「福祉講話・車椅子体験」で、都城市社会福祉協議会川﨑様・橋本様ウエルライフ日高様・南崎様に講師としておいでいただき、20名ずつのふたつのグループに分かれて、学習しました。「福祉講話」では、「『ふくし』ってなんだろう」という基本的な考え方から入り、福祉にはいろいろな分野があること、身のまわりにはいろいろな人がいること、すべての人が毎日安心して幸せな気持ちで過ごせるようにすること、といったことを順序立てて分かりやすく学んでいきました。特に高齢になると起こる変化については、体だけではなく心の面も配慮していく必要があることは、これからの福祉の学習に役立つ学びとなりました。「車椅子体験」では、車椅子の使い方や使う際に注意することの説明を受けた後、二人組になって双方が乗り手と押し手となり、車椅子の準備、乗り降り、段差や坂の上り方下り方などを実体験しました。校内でルートを決めて体験していきましたが、想像していたより大変だった、段差に苦労したといった声が聞かれました。ちょうど、この日の道徳の時間にも「福祉」をテーマとした学習をしていた1年生たちは、お話や体験を通して、より福祉学習への意識が高まったことと思います。

この日、講師の案内を黒木菫さん・長倉史拓さんが、授業終わりのお礼の言葉を池田愛佳さん・平峯楓士さんが行いました。講師を務めてくださった皆様に、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

キャリア探究~キャリアチャレンジデイに向けて③

2年生は来たる「キャリアチャレンジデイ On-line Meets」(9月15日実施予定)に向けて、9月8日(金)6時間目3回目の事前学習に取り組みました。前回までの学びを踏まえ、「企業の方への質問を考えよう」というのが今回の学習の中心となりました。授業をしてくださる四つの企業について調べを深め、質問内容をまず個人で考え、その後班で話し合いました。多くの質問はできませんので、「どのような質問であれば深くお話を伺えるか」ということを念頭に置いて考えていきます。当日は、奈良県と栃木県の中学校もオンラインで参加しますので、質問が重ならないように工夫する必要もあります。あと一週間でOn-line Meets本番です。しっかりと取り組んでいきましょう。

      

 

 

都泉祭2023~「泉ヶ謳歌(いずみがおか)」~3日目・体育の部

朝から見上げる空。雲は多いですが、青空が覗いていました。9月6日(水)、2日遅れにはなりましたが、「都泉祭・体育の部」が晴れやかに市営陸上競技場で実施されました。開会式の選手宣誓では、赤白青三つの団の団長が団旗を背に、最高の体育の部にしよう、と決意の言葉を述べました。競技の最初を飾るのは、中学生によるアトラクションです。3年生ダンス委員を中心に、一生懸命練習に取り組んできました。「おとわっか」「VERY NICE」「アイドル」の曲に合わせて中学生全員の力を合わせて競技のスタートを華やかに盛り上げました。続いての中学生の登場は、中学生全員によるリレーです。各団2チーム、学年を取り払って作戦を立ててバトンを繋いでいきます。一人50メートルを激走する中学生たち。高校生の先輩方の応援を受け、頑張りました。見事、赤団が1位でゴールしました。午前中三つ目の出場は、中学生団技「台風の目」です。横に渡した棒を4人で運び、途中のコーンを回って持ち帰り、待機している生徒たちの下をくぐらせてバトンタッチ。途中バランスを崩してやりなおしをしたり、待機生徒のジャンプのタイミングが合わなかったりと、いろんな出来事が起こりますが、みんなで力を合わせて乗り越え、三つの団とも無事ゴールできました。最後に逆転して青団が勝利を得ました。高校生の先輩方の応援が力になりました。そして、お昼。数年ぶりに保護者にも来ていただいての都泉祭ですので、陸上球技場の周辺では家族でお弁当を囲んでくつろぐ姿も多く見られました。午後の最初は、長く練習を重ねてきた各団によるアトラクションが行われました。中高生全員が出場しますので、見応え十分。白・赤・青の順番に実施されました。各団、曲に合わせて隊形を変えながらフィールドを上手く使って多人数ならではの演技を披露します。どの団も、すばらしい出来上がりでした。会場中から大きな拍手が贈られました。中学生最後の出場は団対抗リレーです。赤団・隅夏波さん大渡健慈さん青山桜咲さん新増淳さん井阪菜々子さん重留啓秀さん、白団・後藤稟子さん弓削海翔さん柳田桜子さん山崎真侍さん山元紗羽さん冨吉創太さん、青団・萬壽瑛那さん重留悠吾さん佐澤和奏さん中原唯正さん小河夕莉さん山口大輝さんが代表として出場。団対抗リレーは、中学生がスタートですのでいっそう力が入ります。中高全員が見守る中、大きな声援を受け、力走しました。閉会式。優勝、応援の部優勝、共に赤団と結果は決まりましたが、いちばんすばらしいことは、この日までの過程を含めて全員が頑張り抜いたことではないでしょうか。夏休み明け、そして毎日の猛暑、熱中症・感染症対策……。困難はあっても、工夫と知恵と努力で、みんなで頑張りました。都泉祭3日間は無事終了しました。全員に大きな拍手を送りたいと思います。そして、都泉祭開けの日々も、この期間で得た己が成長を、ぜひ活かしてほしいと思います。この3日間、ご観覧くださいました保護者の皆様、ご家庭で応援くださいました保護者の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

  

  

 

日常の風景~中休みの1日

落ち着かない台風のため日々天気予報は変わり、周囲の状況を鑑みて順延になった都泉祭体育の部。そのため、都泉祭の間に1日の中休みの日が生まれました。9月5日(火)は、午前中3時間の授業、そして午後は主に団活動の練習が行われました。午前中は2時間目は中学校合同体育で、アトラクションの総仕上げ等を行いました。3時間目は、当初都泉祭後に予定していた学級活動での後期役員に向けての話し合いの時間がもたれました。本校は、学級役員・係活動は前後期制で、10月からは後期役員の活動期間となります。また、清泉会執行部も、3年生から2年生へと中心を移し、3年生のサポートの下、2年生が主に活動を推進していくことになります。いろいろな意味で、変化と成長の時期、ということです。

     

 

午後の団活動の練習は、団ごとの練習の総仕上げでした。雨で十分な練習ができなかった日もあったので、各団にとってありがたい時間だったのではないでしょうか。

明日、9月6日(水)は、都泉祭の最後を飾る体育の部です。もてる力を精一杯出しましょう!

都泉祭2023~「泉ヶ謳歌(いずみがおか)」~2日目

校内では早朝からキッチンカーの準備に業者の方が来られている2日目の朝。9月3日(日)、都泉祭2日目は学校で行われる文化の部。都泉祭実行委員会の新しい試みとして今年は地元の食材を用いたキッチンカーの導入が行われました。地産地消への関心を高め、総合的な探究の時間「郷土探究」の学習に活用したいという考えからの導入です。

2日目は、校内の各所で、学年・学級単位、文化系を中心とした部活動、生徒会の委員会活動等の展示・発表が行われました。まず最初に校内の部の開会式が放送で行われ、1年生・待木玲香さん2年生・日野あかりさん3年生・坂元希成さん岡元英理奈さんが、それぞれの展示発表の紹介をしました。開会式が済むと、すぐ展示発表の活動に移りました。1年生「自然科学探究発表」を1A教室と中学校図書室で実施。2年生「職場体験学習発表」を2A教室で実施。3年生「修学旅行発表」をセミナーⅡA教室で実施。1年生は個人発表の形式で、発表者は白衣を着て、1学期からテーマを決め、夏休みに主に実験などをして仕上げた自然科学分野の研究発表を一人3分で発表しました。入学後に取り組み始めたばかりの自然科学探究ですが、夏休みを中心に生徒たちが真摯に取り組んできたことがよく伝わってきました。2年生は2Aの教室に、今年度久しぶりに行われた職場体験学習(原則一職場ひとり)について作った新聞が掲示されていました。さらに、グループ毎に職場体験学習の内容を個人が一人2分で発表し、質疑応答を受ける活動も実施。発表も展示も同時に取り組む幅の広さが感じられました。3年生は展示の形式で行いました。昨年度まで感染症で延期・中止・変更された修学旅行だったため、「行く予定の東京」という架空の旅行の紹介となっていましたが、今年度からは久しぶりに「実際に体験してきた東京」を紹介できるので、体験に基づいた充実した内容となりました。シンデレラ城や雷門の模型、動画、出店で売られている物の模型、ミュージカルのポスター、点描アートなど、多岐にわたる創作物が所狭しと展示・紹介され、修学旅行での満足度が肌で感じられました。午前中、9時頃から書道部による書道パフォーマンスが中庭で行われました。中学生の書道部も参加しました。1年生・井上結月さん瓦田佳子さん2年生・石橋彩花さんの3名が、高校生に混じって袴姿で大きな用紙に素敵な文字を描き、すばらしい書道アートができあがりました。10時過ぎには体育館で図書委員会主催のビブリオバトルが行われ、1年生待木玲香さんが出場しました。積極的な話術で本を紹介し、みんなの関心をぐっと引きつけ、優勝を勝ち取りました。おめでとうございます。また、12時過ぎから2年生・瀬口佳蓮さん日野あかりさんIzumi Artist stage(学校の部)で、二人で合わせて3曲の歌を披露しました。きれいな歌声で堂々と歌い上げました。学校全体を見て回ると、高校1年生作の階段アートは、クラス毎に個性が光り、学校全体が明るく感じられて楽しい雰囲気を醸し出してくれました。高校2年生は学級毎に教室をイベント会場として、動画あり、ビックリハウスありと、工夫を凝らした展示を行っていて、中学生も楽しんでいました。各部活動も、合同展示やイベントを行っていて、義友会館には中学生の美術部・書道部の作品が展示されていました。美術部の合同作品は、平和への願いが込められた美しい作品でした。いろんな場所に楽しみが詰まった2日目。昼のキッチンカー前で暑い中並んだことも、校内の各所で食べたお昼も、よい思い出になったのではないでしょうか。最後の高校の教頭先生の講評にもあったように、すばらしい文化の部2日間でした。その陰には、高校の先輩方の力がいたるところにあったということを、胸に刻みましょう。附属中から高校理数科に進学した先輩たちも、いろいろな場所で大活躍していたことも嬉しいことでした。そして、将来、皆さんも先輩方のように泉ヶ丘をもり立てていけるよう、積極的に何でも取り組んでほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

都泉祭2023~「泉ヶ謳歌(いずみがおか)」~1日目

夏休みが明けたのがずいぶん前のような気持ちになります。9月2日(土)から、本年度の「都泉祭」が開幕しました。今年度の3日間は、9月2日(土)MJホールで文化の部1日目、9月3日(日)学校で文化の部2日目、9月6日(水)市営陸上競技場で体育の部という予定になっています。特に、天候状況により、3日目が当初の予定から変えざるを得なくなり、各所不都合・御迷惑をおかけしたかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。

さて、9月2日(土)文化の部1日目。開会式では校長先生が扮装されて力強く「みんなの力で都泉祭を盛り上げよう」と宣言されました。意表を突かれた生徒たちは拍手喝采です。最初にダンス部の華やかな演技に圧倒されました。途中、先生方のダンスもあり、中学校職員も頑張っていました。Izumi movieでは部活動を中心とした紹介が上映され、中学校の部活動も紹介されました。中学生が最初に登場したのは、2年生中原唯正さん英語弁論「The Power of Nakama」の披露でした。自分の体験を基に表情豊かに弁論を披露しました。演劇部の演目にはエキストラとして、3年生・甲斐綾華さん1年生・上杉紗南さん小山田安里さん後藤稟子さん萬壽瑛那さんが出場。演劇を盛り上げていました。クラスCMの上映も、楽しめました。1年生から3年生までよいCMができあがっていました。Izumi Artist stage(午前の部)エイサー1年生松山結愛さんが出場しました。高校生の先輩方と共に、伝統芸能を引き継いでいることを嬉しく思います。昼食は、神柱神宮周辺でそれぞれ自由に食事を採りました。もちろん、午後の部はじめのほうに全員の出番がありますので、どの学年も集まって練習に余念がありません。午後の部が開幕、程なくしていよいよ「中学生合唱」です。まず1年生。曲は「この星に生まれて」指揮者・原田竣乃介さん伴奏者・瓦田佳子さん。1年生らしい伸びやかで透き通ったハーモニーが会場に広がりました。次に2年生。曲は「走る川」指揮者・佐澤和奏さん伴奏者・平山笑里さん。2年生になると、男女ともぐっと大人の声に近づいてきます。高校生が歌うことが多い曲なのですが、美しいバランスのとれたハーモニーで聴かせてくれました。3年生はひと味もふた味も違う合唱を響かせました。曲は古来から伝わる早口言葉からできている「トラと信長」という無伴奏の曲です。指揮者西畑宗一郎さん。出だしの音をピアノで示しただけで、指揮のもと、しゃべるだけでも難しい歌詞の連なりを歌として紡いでいきます。会場が息をのむように聴き、終わった瞬間はふっと会場の息が止まったような感覚があり、万雷の拍手を浴びました。今年も、中学生合唱ここにあり、という姿を見せられたかと思います。Izumi Artist stage(午後の部)には2年生石窪大和さんピアノ独奏を披露しました。曲は「Summer」。やわらかなピアノの調べと共に爽やかな夏の涼風が会場を吹き抜けました。中学生の最後の出場は、吹奏楽部のメンバーです。吹奏楽の演奏で、3年生・兒玉結音さん重信凜歩さん松山柚乃花さん2年生・平山笑里さん、福留叶望さんの5人の吹奏楽部員が高校生と一緒に、それぞれの楽器で見事な演奏をつくりあげていました。会場は大変盛り上がり、一つになって音楽を楽しみました。

今年度、保護者の参加もあり、久しぶりに通常の形で実施された文化の部。高校の先輩方のすばらしい演技・発表・運営を目の当たりにして、中学生は学ぶことが満載だったと思います。最後、合唱コンクールの表彰であがった歓喜の声、悔しさの声。頑張ったからこそあがる声です。これからの目指すべき姿が、そこに在るように感じた1日目でした。なお、指揮者賞のひとりに3年西畑宗一郎さんが選ばれました。すばらしい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

都泉祭に向けて~文化の部リハーサル及び準備

9月になりました。泉ヶ丘の9月は都泉祭と共にスタートといった感があります。台風の様子を心配しながら、熱中症・感染症にも十分気をつけながらのここまでの準備の日々。あっという間でした。いよいよ明日から都泉祭が始まります。9月1日(金)は、主に文化の部のリハーサルと準備に一日費やしました。1年生から3年生まで朝から各学年の発表の準備に一生懸命取り組みました。学年によっては発表リハーサルをして最後の仕上げに余念がありません。午後には、各発表会場や展示会場をきれいに作り上げ、効果的に楽しみながら発表を見てもらえるよう工夫を凝らしていました。9月3日(日)学校の部での発表場所は、1年生「自然科学探究発表」で1A教室・中学校図書室の二箇所。2年生は「職場体験学習発表」で2A教室。3年生「修学旅行発表」でセミナーⅡA教室であります。また、午前中の10時20分からはMJホールで9月2日(土)のMJの部の合唱リハーサルが行われ、ホールでの座席や出入り、合唱、退場などをそれぞれ練習しました。高校各学級の合唱担当の先輩方が座席で見守る中でしたが、堂々とリハーサルを行っていました。また、部活動関係や係活動で動く人、個人出場がある人たちも、それぞれの時間に個別に打合せやリハーサルがありました。さあ、準備は万端整いました。当日、ぜひ楽しみにしてください。

 

 

 

 

キャリア探究~キャリアチャレンジデイに向けて②

学校中が都泉祭一色の様相を呈している泉ヶ丘ですが、2年生「キャリアチャレンジデイ On-Line Meets」(9月15日実施予定)に向けて、8月30日(水)午後に事前学習の二回目を実施しました。前回の「働くこと」、「意志・役割・能力」、「業種と職種」といった学びを踏まえて、今回はそれぞれ決まった講話を受ける企業について調べることと、その企業の方への質問事項を考えることが中心になります。生徒たちはそれぞれどの企業の話を聞くか二つずつ決定し、タブレットを用いて調べ学習を行いました。質問については、まず個人で質問事項を考え、それを班でシェアし、班ごとに質問事項を決定していくことになります。調べた内容をもとに、有意義な質問ができるようしっかり考えましょう。

 

 

 

都泉祭に向けて~体育の部予行

本来は8月31日(木)午前中に実施予定だった「都泉祭体育の部予行」ですが、天候の悪化が懸念されるため、一日繰り上げて8月30日(水)午前中に実施しました。この日もどんよりとした曇り空で、雨が突然ざーっと降る場面もあったのですが、降り続くことはなく、予定を変更するなどして、予行を実施することができました。競技では「中学生アトラクション」が一番最初に行われ、指揮台のリーダーの指示の下、隊形変化をしながら通すことができました。「全員リレー」では、出走位置を確認し、全員軽く走ってバトンを渡す位置に移動。アンカーは一斉に走ってゴールしました。中学生の出番の三つ目は団技「台風の目」でした。3学年合同で実際に競技しました。予行では赤団の勝利!これからまだまだ工夫のしがいがありそうです。中学生の競技の間、高校生が一生懸命応援してくれました。最後は「団対抗リレー」。実際に走りはしませんでしたが、代表による決戦が楽しみです。予定では9月4日(月)が体育の部となります。トリプル台風の動きが気になるところですが、もう少しこうしたら、という部分の練習をしていきましょう。

 

 

 

 

 

 

都泉祭に向けて~合同合唱練習

昨年度実施して好評だった「3学年合同合唱練習」。なかなか日程的に厳しいものがあったのですが、音楽の先生の計らいで、先生の指導を仰ぎながらの合同練習が実施できました。9月29日(火)3時間目、場所は義友会館です。本校は各学年1学級ですので、同学年の他学級と競いあう形はとることができません。発達段階は異なってはいますが、お互いの合唱の練習段階を披露することで、本当によい刺激になります。特に1年生は、2・3年の先輩方の合唱の練習の様子を見せてもらうことは、未来の自分たちのあるべき姿を目の前にできる機会となります。上級生も、下級生の頑張りを肌で感じ、さらに上を目指して努力を重ねる気持ちになれるのではないでしょうか。合唱の曲も、それぞれその学年にとって「少しレベルの高い曲」が選ばれているようですので、残りの期間は短いですが、各学級で更に練習をして磨き上げてほしいと思います。

 

  

都泉祭に向けて~3箇所に別れての団活動

都泉祭準備期間になってから、なかなか天候に恵まれず、雨天時計画で進んでいた団活動でしたが、8月28日(月)7時間目に、やっと予定どおり3箇所に別れての団活動を実施することができました。この日は白団は体育館、青団は本校グラウンド、赤団は市営陸上競技場で実施しました。高温が続く状況ですので、細かく休憩・給水を入れながらの練習です。市営陸上競技場では晴天の下、生徒たちが競技場一杯に広がり、生き生きと活動していました。

 

 

日常の風景~校内散歩

都泉祭前は、中学・高校3学年が、都泉祭に向けての練習や準備をそれぞれ時間をずらして行ったり、全校合同で行ったりするため、何かと慌ただしい校内です。しかし、さすが泉ヶ丘生、中学生も高校生も、通常授業の時間は集中してしっかり取り組んでいます。校内を歩いてみると、朝から体育服に着替えた生徒たちとすれ違います。「おはようございます。」「こんにちは。」と元気のいい挨拶の声が届きます。廊下では、体育服に着替えた高校生(一人は附属中卒業生!)が朝早くから静かに勉強していました。2年生の教室では、英語弁論暗唱大会に出場する生徒が、ALTの先生・英語の先生と練習中でした。ときどき笑いも交えて、身振り手振りをつけて生き生きと練習していました。2・3年生の廊下には、夏休みの宿題だったのでしょうか、「Diary in summer」と題した掲示物が貼られていました。また、清泉会が実施している「エンジェル週間」の掲示物には各学年「あなたに助けられました、ありがとう!」のシールが少しずつ増えているのが確認できました。慌ただしい校内、と言いつつも、通常の学校生活がきちんと行われている泉ヶ丘なのでした。

 

 

キャリア探究~キャリアチャレンジデイに向けて

「キャリアチャレンジデイ OnーLine Meets」という学習プログラムをご存じでしょうか。株式会社・キャリアリンク様が企画運営してくださるこのプログラムに、本校はありがたいことに3年連続で9月15日(金)午後に参加させていただけることになりました。(希望の学校から抽選で参加の可否が決まるシステムです)2年生は、7月に職場体験学習でそれぞれの体験先で学んできました。(その様子を都泉祭学校の部で報告する予定です)職場体験学習は、身近な地元の企業・職場を体験先としてお願いし、有意義な学習となりました。今回は、全国・世界に展開する四つの企業の方と、オンラインで学習する機会となります。お話ししてくださるのは、「阪急阪神ホールディングス株式会社(鉄道土木技術者・建築士)」「野村ホールディングス株式会社(サステナビリティー推進)」「大手化学会社(プロセスエンジニア)」「住友ファーマ株式会社(創薬研究)」の四つの企業です。生徒たちはそのうち二つの企業を選んでお話を聞き、班の代表が質問をすることになります。その際、本校だけでなく、奈良県と栃木県の学校もオンラインで同時に学習することになります。その学習に向けて、事前学習1回目8月25日(金)に実施しました。最初に「人はなぜ働くのだろう」という、根源的かつ大切なことを改めて考えました。そして、企業の「社会で担うべき『役割』」・「経営するための『意志』」、働く人の「担うべき『役割』」・「役割を果たすための『意志』『能力』」という「意志」「役割」「能力」の三つのキーワードについて学んでいきました。業種や職種を学んだ際に、自分たちが職場体験学習でお世話になった業種・職種が、実はほんの一部であり、しかも学級全体で偏りがあることも発見しました。つまり、世の中には本当に多くの「まだ知らない」業種・職種があるということです。9月15日の本番に向けて、次の事前学習では質問を考えることになります。万全の準備をしてよりよい学習ができるようにしましょう。

 

 

快挙‼︎ 科学の甲子園ジュニア宮崎県大会 優勝‼︎ 2連覇‼︎

8月26日(土)第11回科学の甲子園ジュニア宮崎県予選会(二次予選)が県武道館で開催されました。一次予選を勝ち進んだ県内の中学生16チームによる最終予選会。本校からは3チーム(2年生9名)が参加しましたが、その中の「Go  Home Club」チーム(奥村知史さん・新増淳さん・増田陽さん)が、第1位に輝き、12月に開催される全国大会へ出場することが決定しました。昨年度も本校のチームが優勝していますので、本校として2連覇達成となります。本当におめでとうございます!全国大会での活躍も期待しています!