夏休みが終わり、１学期後半が始まりました。子どもたちは、見守りボランティアの方々に見守られ、声をかけてもらいながら、元気に登校しました。

全校集会では、見守りボランティアの方々の紹介と代表者の方から「安全な登校の仕方」をお話しいただきました。また、生活習慣を整え、丈夫な体をつくるためのポイントを、保健委員会の児童が呼びかけました。

授業では、夏休みにしたことを楽しく伝え合ったり、真剣に復習をしたり授業に取り組んだりする姿が見られました。子どもたちがいる学校は、エネルギーに満ちあふれています。

小学生を対象にした勉強会「いいのサマースクール」が今年も開催中です。小学生が夏季休業中の課題を中心に学習を行い、飯野中学生、飯野高校生、そして卒業生が、分からないところを教えたり、マル付けを行ったりするものです。今年は、いいのサマースクール実行委員会が、えびの市内の全小学校を対象に参加を呼びかけました。約５０名の参加者が、多くの中学生と高校生、卒業生のボランティアから、ほぼマンツーマンでのサポートを受けて、熱心に学習しています。高校生と中学生の実行委員が、休憩時間を設定し、ホワイトボードでの絵描きや校内探検も楽しんでいます。「小学生の時にサマースクールで教えてもらった」という子どもたちが、卒業後にボランティアとしてサポートしてくれる、そんなつながりが継承されています。本当に素敵な取組です。

今年も「いいのっ子アートスクール」が開催されました。この取組は、夏休みの課題である図画・ポスター等の作品づくりを、飯野高校において、飯野中学校美術専門教諭の指導のもと飯野高校美術部員と一緒に行うものです。今回は４・５・６年生の１０名が参加をしました。終了後のアンケートでは、全員が「参加してよかった」と回答しました。「高校生に優しく丁寧に教えてもらえた」「描き方や色の塗り方が分かった」など、このアートスクールだから得られた貴重な学びがありました。ご指導いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

１学期前半の終了の日です。全校集会では、５年生の「４つの子」を紹介しました。「何も言わす、ボランティアや気づいたことなどをしてみんなをサポートしている」と、多くの職員から推薦された子どもたちです。また、命を守って安全に夏休みを過ごすためのルールと、健康に過ごすためのポイントについて、担当職員から話がありました。暑い日も本当にみんなよく頑張りました。命を大切にする４つの子で、楽しい夏休みを過ごして欲しいです。

飯野高校の教職員を志望する生徒３名が、「探究」の日に、授業等見学と職員へのインタビューにきました。授業参観をしながら、タブレット操作の補助や支援等、子どもたちとの関わりも体験しました。机上ではできない学びの実践で、夢につながっていけるよう本校の職員も応援しています。