学校の様子
放課後に救急救命法についての勉強会がありました。
6月5日(水)、児童が下校した後、教職員は体育館に集まって救急救命法の学習をしました。門川小学校では、プールでの学習を間近に控え、毎年この時期に学習しています。日向市消防署から2名の講師の方々に来校をいただき、心肺蘇生法とAEDの使用方法について学びました。
人工呼吸の技術とやる意志があれば、胸骨圧迫(心肺蘇生)30回と人工呼吸2回の組み合わせですが、基本的に胸骨圧迫(心肺蘇生)を救急隊が到着するまで続けるということでした。実際に胸骨圧迫をしてみると、姿勢や力の入れ方が難しく、救急隊が到着するまでの長時間、胸骨圧迫(心肺蘇生)を一人でやり続けることの大変さを実感し、人を呼んで数人で協力しながら交代で行うことの必要性を感じました。実際に教職員も数人でチームを組んで、交代しながら9分間胸骨圧迫(心肺蘇生)をやり続けました。
AEDの使い方も学習し、胸骨圧迫(心肺蘇生)とAEDの組み合わせによる一次救命処置練習を行いました。
最後に、宮崎県ではありませんが、以前給食中にうずらの卵を喉につまらせたというニュースが全国に流れました。そのときの対応も一緒に学習しました。「応援を呼び、119番通報を依頼。AEDの事前準備をする。」→「咳をすることができるなら、咳をさせる。」→「背部叩打法を試す。」→「胸部突き上げ法を異物がとれるか、ぐったりなるまで繰り返す。」→「ぐったりして反応がなくなったら、胸骨圧迫(心肺蘇生)を行う。※胸骨圧迫(心肺蘇生)によって異物がとれる場合もある。」だそうです。
6月に入り、プール開きの日がいよいよ来週に迫ってきました。今日6日(木)は、プール機械の取り扱いについての学習がありました。安全・安心なプールでの学習に向けて着々と準備が進んでいます。
門川小学校算数科授業支援員の皆様、よろしくお願いいたします!!
6月4日(火)の15時30分から、校長室にて門川小学校算数科授業支援に関する説明会が行われました。
教頭から、授業支援のねらいや支援員の皆様の役割の説明があり、その後、支援員の皆様、門川町教育委員会教育課長補佐、地域学校協働活動推進員、学校関係職員の自己紹介がありました。支援員の皆様の中には、お子さんが門川小学校出身の方や、お孫さんが門川小学校に在籍している方もいらっしゃいました。
支援員の皆様から、「授業支援を楽しみたい!」、「授業支援を楽しみにしている!」という声があり、大変嬉しく思いました。
この事業は、門川町内の小学校では初めてとなり、今年度はまず門川小学校がモデル校となり実施します。6月17日(月)からの開始予定です。児童も学級担任も授業支援に入ってくださることをとても心待ちにしています。また、それに比例して児童の学力も向上すると思います。算数科の授業支援をとおして、児童とのふれあいも支援員の皆様に楽しんでいただけたら・・・と思います。
これから、どうぞよろしくお願いいたします。
児童の作文が新聞に掲載されました!
5月30日の夕刊デイリー新聞『光の子』のコーナーに、合場健さん(2年生)の作文が掲載されました。タイトルは「むかばきオープンデー」です。本年度の作文の新聞掲載者は7人目となりました。
集団下校
5月30日(木)の6校時は、全校児童が地区ごとに集まり、集団下校を行いました。
まず、地区ごとに教室等に集まり、担当の先生から、どんな時に集団下校をするのかや交通安全についての説明がありました。そして、下の写真のように、地区の班ごとに児童玄関前に集合し、担当の先生と一緒に下校しました。
地区別での集団下校は、今年度初めてでしたが、班長や副班長を中心にきちんと動くことができました。緊急時の下校の仕方を理解し、安全な登下校ができるように日頃から意識をしておくことが大切です。通学路の危険箇所や緊急時の対処の仕方を児童自身が考え、もしもの時に備えていけるとよいです。
今後も、児童一人一人が安全意識をもって過ごして欲しいと思います。
これからの自分~夢の実現に向けて~
5月30日(木)の6年生の門川タイム(総合的な学習の時間)では、宮崎県立門川高等学校の教頭先生に来校していただき、夢を実現するために大事なことのお話をしていただきました。
「すべての出会いは宝です。」という言葉に始まった教頭先生のお話は、小さなことでも大事にしながら、そのときそのときを真剣にやっていくこと、苦手なことも諦めずに続けていくことが、自分のよい力になっていくというこれまでのご自身の経験をもとにした内容でした。
教頭先生は、勉強が苦手だったけれど、まずは、言い訳をせずに毎日、10分間机に向かって座ることを続けたことで、机の上をきれいにしよう!という気持ちになり、片付けを始めたこと。次に、机の上がきれいになったので、本を読もう!という気持ちになり、本を読み始めたこと。そして、本を読むことで、その中に記述されている言葉の意味を知りたくなり、辞典を引き始めたこと。最後には、いつの間にか学習時間が徐々に伸びていて、4時間の学習ができるようになっていたことを話してくださいました。そこから、「まずは、毎日言い訳せずに勉強をする机に向かって座ってみましょう!」とお話をしてくださいました。
また、教頭先生は、東京の農業に関係する大学を卒業されていますが、カタツムリの美しさや鳥の消化のことを例にして、小さなことを大事にすることで、面白い研究ができることもお話してくださいました。児童にとって、カタツムリや鳥について、意外な事実を知る機会にもなり、生き物についての興味が高まったようでした。
お話の最後には、「ありがとうは、幸せの始まり。」という、教頭先生が大好きな言葉を紹介してくださいました。「注意されても、素直な気持ちで『ありがとうございます。』と思えるようになれるとすばらしいです。注意されるということは、あなたのことを無視せずに心配をしてくれているということ。とてもうれしいことなのですよ。」とお話くださいました。
教頭先生の素敵なお話は、児童の心にたくさん響いたようです。日頃お忙しい中、すてきなお話を6年生にしてくださり、本当にありがとうございました。
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