日誌

2017年12月の記事一覧

2学期が終わりました。

 今日22日(金)は、第2学期の終業日です。2時間目の大掃除のあと、体育館にて終業式を行いました。式では、沖田莉唯さん(1年)、佐藤慎太郎さん(7年)、加藤龍侍さん(8年)、甲斐無限さん(児童生徒会代表)の4人が、2学期の振り返りを発表しました。4人に共通していたのが、努力した結果できるようになったことが増えたという達成感でした。粘り強さや積極性というキーワードも聞かれました。中でも甲斐無限さんの「大きな変化は、小さな変化の積み重ねだということを学んだ」という言葉には感動しました。経験したものでしか分からないことかもしれませんが、実感を伴っていました。ぜひ学園全体に広めていってほしいと思います。
 校長講話では、先に発表された今年の世相を表す漢字「北」を取り上げました。もちろん、美郷「北」学園の素晴らしい成長を表したものとして紹介しました。

運動会や北郷フェスティバル(学習発表会)、校内ロードレース大会などで見られた一人一人のがんばりと学園全体のチームワークに「あっぱれ」もあげました。
 明日から17日間の少し長い冬休みです。第3学期の始業日は、平成30年1月9日(火)です。105名の子どもたちの元気な笑顔との再会を楽しみにします。保護者の皆様、地域の皆様、全国のOBの皆様、どうぞよい年をお迎えください。

読書・読書・読書

 宮崎県は、「読書県日本一」を目指して様々な取り組みを推進しています。学校のみならず、家庭や地域と連携しながら子どもたちが本に親しむことのできる環境づくりを行っています。さて、本学園では・・・
 15日(金)5時間目に「選書会」を行いました。
取扱業者に来ていただき、図書室いっぱいに並べられた本は圧巻でした。子どもたちは興味のある本を手に、時間が過ぎるまで楽しんでいました。もともと読書好きの学園生ではありますが、大人になっても時間があれば読書にいそしむような人であってほしいと思います。こうした習慣は子どものうちに身に付くものです。今のうちに可能な限りたくさんの本に出合う機会を作りたいと考えます。
 その一つが校内環境づくり。これをご覧ください。

子どもたちにとって待ち遠しいクリスマスを、読書の世界からも楽しませてくれる掲示です。「本を読みなさい!」だけでは絶対にたどり着かない世界です。子どもたちが毎日ひきつけられている様子を見てうれしい限りです。徳田先生、ありがとうございます!

人権週間のまとめ

 前回お伝えした人権週間のまとめは、すべての学園生が標語を作成することで啓発を図りました。それぞれが短冊に記入し、玄関などに掲示されました。


 作品をいくつか紹介します。
◇ だいじょうぶ 一人じゃないよ となりにいるよ (1年 おき田 りい)
◇ 人権は 人の心を よむ力 (4年 甲斐 奏太)
◇ 世界人権宣言 あれば創造の道 なければ破滅の道 (8年 齊藤 丈留)
◇ SNS 使い方間違え SOS (9年 新田 直子)
 作品は、給食時間の校内放送でも紹介されました。一人一人の人権意識が高まりますように・・・。ステキなアイデアを出し取り組んでくださった担当の先生方にも感謝申し上げます。

人権週間

 12月に入りました。今年は例年になく冬将軍の訪れがはやいようで、北郷の「あの」寒さが思い出されるほどになりました。氷点下の厳しい朝を迎える日もそう先のことではなさそうです。今から体力をつけて、厳しい冬を乗り越えようと思います。
 さて、今週は「人権週間」です。思いやりの心で豊かな人間関係をはぐくもうと宮崎県が推進している取組です。美郷北学園でも、先週から校内にこの人権週間にちなんだ掲示物が見られるようになりました。
【学園生玄関の展示】
 人権ポスターや人権に関する図書が掲示されています。技術員の徳田先生のアイデアがつまった掲示です。子どもたちは、登下校の際にじっと見入っています。

よく見ると、「人権とは?」「人権週間」「人権週間は誰がつくったの?」など分かりやすい解説もついています。こんなアプローチの仕方もあるのですね。感心しきりです。

 
 今日5日(日)は2学期最後の参観日でもありました。参観授業は、全学年「人権に関する授業」で統一しました。各学年の発達の段階に合わせて、言葉づかいやコミュニケーションの取り方、人権作品の鑑賞、人権の歴史、SNSにおける人権侵害など、多彩な授業が行われました。

【6年生の参観授業の様子】
こうした機会を捉えて、みんなでしっかりと人権について考えることは大切です。多くの授業の中で、「いじめを許さない」「誰でも人間として認められるべき」「自分のこととして考えるべき」という発言が聞かれました。素晴らしい一日でした。