日誌

2019年4月の記事一覧

4月が終わります

 初めての10連休も4日目。今日4月30日は、平成天皇の退位の日です。
 昭和生まれの私は、子どもの頃「明治生まれの人はすごいなあ」と思ったものでした。明治・大正・昭和と3つの時代を生きていることへの尊厳とでもいえるものでした。その私も、明日5月1日(水)で3つ目の時代を迎えることになります。
 いよいよ「令和」の時代です。人々が知恵を結集して、新しい平和な国をつくりあげることができるよう心から祈るばかりです。そしてまた、この国の将来を支える子どもたちを育てる立場にある一人として、鋭意努力していく決意を新にしています。
 4月が終わります。
 始業式や入学式など一年初めの儀式もあり、学校にとってはとても大切な時期でした。子どもたちや先生方のがんばりにより、大きな事故などもなく過ごすことができました。保護者や地域の皆様のお力添えにも感謝いたします。
 5月は、PTA総会やむかばき宿泊学習(5年生)、春の遠足などの行事が予定されています。また、土曜授業も始まります。詳しい内容は別途お知らせいたします。

公共マナー

 日本を訪れる外国人が日本の様々な文化や習慣に触れ、驚いたり感動したりすることがたくさんあるそうですが、その中の一つにゴミが落ちていないことがあげられています。当たり前のように感じているからか、外国の事情を知らないからか分かりませんが、意外と落ちているように思います。もちろん清掃関係者が仕事としてきれいにしている場所も多くあるでしょう。しかし、こと公園などの一般公共施設をのぞいてみると、結構あります。
 4月以降、公園での子どもたちのマナーがよくないという情報が寄せられました。特に時間のある休日は、たくさんの子どもたちが利用しているらしく、かなりのゴミがあります。もちろん、たばこの吸い殻など大人のゴミも散見されますが、多くはお菓子や飲み物など子どもたちが捨てたと思われるものです。

 今朝、22日(月)の第6公園で拾ったゴミです。30分足らずで、集めたものです。「楽しく遊んだのだろうな」と思いつつも、持ち帰れなかったことが残念でした。「自分の家ならどうするのかな」とも考えました。
 公共マナーを身に付ける。学校だけでなく、地域と一緒に考えたい課題です。

さすが6年生です。

 新学期が始まって2週間がたとうとしています。どの教室をのぞいてみても、比較的落ち着いており望ましいスタートが切れたようです。先生方の努力はもちろん、心身両面でサポートしていただいている保護者の皆様にも感謝申し上げます。
 そのような中、「さすが6年生!」と感心させられる出来事がありました。
 それは、学校にほど近い出北第7公園でのこと。休日にたくさんの子どもたちがこの公園を利用したらしく、園内にはお菓子などのゴミが散乱していたのだそうです。それを見かねた6年生(きょうだいを含め5人)が、自主的に拾ったのです。そもそもゴミを捨てること自体に問題があるのですが、下級生の後始末をしっかりとした6年生に拍手を送ります。

ステキな6年生(左から)永田彩乃さん・牧野真夢さん・児島百合菜さん

 6年生にとって大切なことは、力を見せつけたり威張ったりすることではなく、下級生があこがれるようなモデル(手本)となることです。それは、どんなささやかなことでもよいのです。目立たなく控えめなことでも、「あんな6年生になりたいな」と思えるような姿を見ることで、下級生はグンと育ちます。それが続いていった結果が「伝統」となるのです。長年小中一貫校に勤めた、私の確信です。
 ステキなちょいボラをした5人の皆さん。本当にありがとうございました。これからもかっこいい東っ子でいてくださいね。

初めての参観日

 15日(月)から今日17日(水)までの3日間、今年度初めての参観日を行いました。15日は5・6年生、16日は3・4年生、そして今日17日が1・2年生でした。ご多用な中、たくさんの保護者の皆様においでいただき、子どもたちもうれしそうでした。少し緊張した表情ながらも、一生懸命授業に参加している姿に頼もしさも感じました。特に1年生は、初めての参観日とは思えないほどの落ち着きでした。3クラスとも国語の学習で「正しい姿勢で文字を書く」ことを学んでいました。

おうちの方もチェックにご協力いただきました。

 ご多用な中、おいでいただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。

見守りをお願いします

 15日(月)、登校班長会が開かれました。児童数552名と大所帯の東小ですから、朝の登校も壮観です。およそ20分間くらいの間で、一気に登校してきます。その登校班をまとめるのが班長さんたちです。
 6年生を中心に、3年生以上が班長としてがんばっています。自分だけでなく下級生のお世話をしながらの登校ですから大変でしょうが、責任をもって取り組んでいます。地域の皆様の見守りもよろしくお願いいたします。

津波てんでんこ

 今日12日(金)、日向灘沖地震からの津波発生を想定して避難訓練を行いました。東日本大震災から8年が経過し、少しずつ復興も進んでいると聞きます。ここ宮崎県でも、南海トラフ地震に伴う津波等の被害が想定されています。東小のある出北地区も、海岸から約1㎞ほどしか離れておらず、海抜も3m程度ですから、場合によっては大きな被害が心配されます。
 新学期を迎え、まずはじめに取り組んだのがこの避難訓練でした。


 各学級での事前指導の後、教頭先生の指示で屋上に避難しました。どの学年も真剣に取り組むことができていました。「自分の命は自分で守る」ことと訓練の大切さについて子どもたちに話をしました。
 折しも、今朝の宮崎日日新聞「若い目」のコーナーに、本校新5年生の伊藤丈琉(たける)さんの「地しんにそなえる」という作文が掲載されました。伊藤さんは、「地いきのひなん訓練にも積極的に参加し、学校のひなん訓練も真面目に取り組みたいです。」と綴っています。正しく恐れることをしっかりと理解しているようです。とても素晴らしいことです。
 訓練後は、子どもたちが知らなかった「津波てんでんこ」について示したポスターを、校内に掲示しました。

よろしくお願いいたします

 自己紹介をしておりませんでした。順序が後先になり、大変申し訳ありません。
末廣恭雄(すえひろやすお)と申します。
日向市出身 58歳 自宅は大貫町
 平成11年4月から6年間、東小学校に勤めておりました。6年学年主任を3年間、その後教務主任をしながら初任者の指導教員や初代「かんな学級」担任も受け持たせていただきました。当時担任した子どもたちもすでに30歳を超えており、パパやママになっていることでしょう。懐かしい限りです。ひょっとして、本校の保護者にいたりして・・・少しドキドキです。
 東小の後、南小で3年間勤め、教頭として三椪小(北方)、方財小、北方学園にお世話になりました。校長としては、美郷町立美郷北学園に3年間勤めました。北方学園から美郷北学園までは、小中一貫校の在り方を学ぶことができました。幼稚園や中学校となめらかな接続ができるように、精一杯がんばります。
 子どもたちはもちろん、保護者や地域のために必要とされる学校づくりを目指します。何とぞよろしくお願い申し上げます。

新学期が始まりました

 長い春休みを経て、5日(金)に平成31・令和元年度の新学期を迎えました。緊張した面持ちの始業式から、今日は一転して笑顔いっぱいの子どもたちでした。朝1時間目に各教室を回ってみると、多くの学級で1学期の目標や新しい係などを決めていました。先生方の声にも、どこか張りが感じられました。
 創立82年の歴史と伝統を誇る東小学校も、1か月後には「令和」という新しい元号のもとで前進します。地域や保護者の皆様に支えていただければ幸いです。
 さて、子どもたちの様子。昼休みには元気いっぱいに運動場を駆け回っていました。

 広い(はずの)運動場も、元気な子どもたちにとっては狭いのかもしれません。この光景は、20年前と少しも変わっていません。うれしいばかりです。

入学式(11日)を待つ美しい花々が、子どもたちをやさしく見守っています。