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学校の様子

五十市中学校第76回卒業式

 3月16日(木)に、五十市中学校第76回卒業式が挙行されました。卒業式は、来賓や保護者、先生方の温かい拍手の中始まりました。

 今年は、コロナ流行前と同様に、卒業生一人一人に、校長先生から卒業証書が手渡されました。卒業証書を受け取る後ろ姿や立ち振る舞いが立派で3年間の成長をひしひしと感じました。卒業式の歌では、「旅たちの日に」を歌いました。3年生の中には、涙する生徒もおり、とても感動した卒業式となりました。卒業生・来賓の皆様、保護者の皆様ありがとうございました。

 今年は、148名の生徒が五十市中学校から旅立ちました。子供たちは、この中学校3年間で心身共に、立派に成長し、入学時と比べると、見違えるほど大人になりました。五十市中学校で学んだことや想い出を糧にこれからの人生を歩んでいってください。五十市っ子幸あれ。

【卒業生入場】

          

【開式のことば】

【卒業証書授与】

               

【校長先生式辞】

 

【記念品授与】

 

【在校生送辞】

 

【卒業生答辞】

 

【卒業式の歌】

     

【閉式のことば】

【卒業生退場】

           

ご退職される校長先生へ感謝を伝える会

 3月14日(火)に、ご退職される校長先生へ感謝を伝える会を3年生が計画をしました。

 初めに、校長先生を拍手でお迎えし、校長先生のこれまでの教員生活の歩みを紹介後、校長先生へ3年生代表生徒2名が感謝状を授与しました。校長先生からのお話では、「教員生活を振り返ってのお話や五十市中生が今まで勤務した学校で1番廊下ですれ違いたくなる元気な生徒たちでした」等の心に響くお話をしてくださいました。その後、3年生が感謝の気持ちを込めて「翼をください」を歌ってくれました。退場の際に、花道をつくって温かい拍手の中、校長先生をお見送りしました。

 校長先生、38年間の教員生活お疲れ様でした。今までありがとうございました。

           

卒業生への花道づくり

 3月15日(水)に、翌日の卒業式が3年生とその保護者のみで行われるため、卒業式予行練習の入場時に卒業生へ花道をつくりました。

 入場前に、2年生の代表生徒が放送で3年生に向けて、今までの感謝の気持ちや思いを伝え、その後、1・2年生や先生方の温かい拍手の中、体育館へ入場しました。3年生入場の最後には、元生徒会長の德丸 毅亜さんが1・2年生へ花道づくりの感謝の言葉を述べました。笑顔の生徒がたくさん見られ、とても和やかな雰囲気で花道づくりをすることが出来ました。卒業式当日、3年生に元気よく巣立っていってほしいです。

       

奇跡のペチュニア

 3月15日(水)の朝、いつもどおり出勤すると南校舎玄関先に一輪の花が咲いていました。その場所は、3段ある階段の一番下ところです。土面は全くなく、階段の堅いコンクリートと駐車場の堅いアスファルトの隙間にあるほんの少しの柔らかいところから、見事に咲いたピンクのペチュニアです。誰に育てられるわけでもなく、厳しい環境のもと、一縷の望みにすがって、咲いたのだと思います。まさに奇跡です。明日卒業式を迎える3年生を祝うかのように、勇気と希望を与えてくれることでしょう。

中学校最後のクラスマッチ

 3月10日(金)の5・6校時に3年生のクラスマッチが行われました。

 クラスマッチの種目は、ドッジボールで、各学級コート四面に分かれて、女子と男子交互に2回ずつ試合を行いました。順位は、内野に残った人数の合計が多い順で決めました。

  男子・女子共に白熱した試合が繰り広げられ、とても盛り上がっていました。コート四面に分かれ、ボールを4個使用してのドッジボールだったため、周囲を気にしながら投げたり、二チームから同時に狙われたりと、通常のドッジボールでは味わえない緊張感や面白さがあったようです。また、観戦している生徒が声を出して応援しており、その中でも3年2組の生徒がすさまじく、元気良く応援する様子が見られました。

 クラスマッチの結果は、

 優勝:3年3組  応援賞:3年2組 でした。

 中学校最後のクラスマッチは、3年生にとって、とても楽しい心に残る想い出になったと思います。

【ドッジボールの様子】

          

【閉会式の様子】

     

 

3年生 県立高校一般入試に向けての面接練習風景

 2月17日(金)、5・6校時の総合的な学習の時間に、3年生の県立高校一般入試を受検する生徒の面接練習を行いました。

 面接練習では、受検する県立高校の面接形式に合わせて個人面接と集団面接の二通りの形式を練習しました。本番に近い緊張した雰囲気で行っており、入試への真剣さがひしひしと伝わってきました。

  今までの勉強・面接練習の成果を出し切って、合格を掴みとって欲しいですね。

 頑張れ。五十市中3年生。

        

五十市地区体育館耐震補強・大規模改修工事

 五十市地区体育館の工事の様子です。

 体育館工事の期間は、令和4年11月1日から令和5年6月30日の予定となっております。

 五十市地区体育館は、男女バレーボール部の部活動や学年集会等で使用する機会があります。11月からの男女バレーボール部の部活動は、他の室内競技の部とローテーションをしながら、五十市中体育館で練習を行っています。以前まで出来ていたコート一面を利用しての練習がコート半面のみでの練習となったりと不便に感じることがあるなか、練習方法を工夫したりしながら部活動に励んでいるようです。

  今まで、当たり前に利用できていたものができなくなり、体育館を毎日利用できていたことのありがたさを感じる良い機会になりました。

 改修工事後の新しくなった体育館で練習をするのが待ち遠しいですね。

 

   

NEW いそいちStudy Room 土曜の朝

 「いそいちStudy Room」が閉級式が行われました。これは五十市地区社会福祉協議会が主催する五十市地区学習支援事業で、生徒の学びの場や生徒を支える支援体制を構築することで、学ぶことの楽しさや将来に向け選択の幅を広げる機会となり、少子高齢化社会における地域社会の担い手育成につなげることを大きな目的としています。毎年実施されている行事ですが、ここ数年はコロナ禍により、実施日が制限されたりしていました。そして、今年度は予定の合計9回すべて実施することができました。本校では、3年生を対象としていますが、当初12名だった希望者も回を重ねるうちに希望者が増え、最終的には25名の出席となりました。実際に指導をしてくださった講師の先生方は、地域在住の方々をはじめ、元学校の先生、本校卒業の都城高専生、都城西高生等、多くの方々から支えられています。この事業の担当者で本校の学校運営協議会委員でもある内村氏は卓球を非常に得意とされており、全国上位にランクされたこともあるプレイヤーです。この日の閉級式前に行われたパフォーマンスに参加者も感激し、あらためて受験に対する決意を再確認していました。みなさんありがとうございました。

 

全九州卓球選手権大会 女子卓球部お見送り

 2月17日(金)の朝に、全九州卓球選手権大会で大分県へ向かう女子卓球部のお見送りをしました。

 お見送りは、職員と男子ソフトテニス部・女子バレーボール部の生徒で行いました。バスに乗る前に、生徒が「九州大会がんばれ」とメッセージが書いてある紙を持ちながら、大きな声でエールを送っていました。その後の卓球部のエールのお礼と決意表明がとても元気が良く、見送る側が力をもらえる程の元気良さでした。

 全九州卓球選手権大会は、2月19日(土)に、大分県のべっぷアリーナで行われます。

 宮崎県の代表として、今までの練習成果を十二分に発揮して頑張って欲しいですね。

     

NEW 仲間との絆

 部活動を通して得られた仲間との深い絆について、本校生徒の作文が掲載されました。

仲間との絆.pdf

文面は以下の通りです。

 仲間との絆

「この仲間と勝ちたい」

この気持ちをもって部活を続けた三年間は本当に幸せな毎日だった。中学校に入学して部活動を決めるとき、体の小さい私は体格で有利不利がほとんどない卓球という競技に惹かれ、経験はなかったものの卓球部に入部した。一年生の時はハードな筋トレばかりで大変だった。二年生の時には卓球の腕も上達し、いつしか卓球がますます好きになっていった。できる技もどんどん増え、練習も夢中になって取り組んだ。その頃には同級生達との仲も深まり、切磋琢磨し合える関係になっていた。二年生ながら先輩方にとって最後の中体連に私は団体メンバーとして出場した。目の前で繰り広げられたドラマのような逆転劇で先輩方は見事に地区大会優勝を勝ち取ったのだ。最高の笑顔で喜んでいる先輩方を見て、「私たちも地区大会で優勝したい」と思うようになった。

 三年生が引退し、新体制になって初めてのミーティングの日、私はキャプテンに立候補した。すごく勇気のいる決断だったが、地区大会で優勝するという目標を私がキャプテンになって達成したいという気持ちがあった。私はこの日の日記に「これからどんな部活動人生、キャプテン人生が待っているのだろう。きっと私のことだから全部うまくいくことはないだろうな…でもどんな壁に当たったとしても、挑戦し続ける。」と綴っている。

 秋の地区大会では優勝を目標にしながらも、団体戦三位に終わった。さらに九州大会の予選では今まで負けたことのない相手にも負け、本当に悔しい思いをした。キャプテンとしての反省点ももちろんあったが、下を向いている暇もなくミーティングで、「悔しいままで終わったら、最後の夏の大会で絶対に勝てないよ。本気でしないと今のままじゃ勝てない」と言ったことを覚えている。

 その日から毎日ホワイトボードにその日の目標を書いたり、日めくりカレンダーを作ったりした。その甲斐もあり、徐々にチームとしての意識が高まっていった。お互いの弱点を見つけ合い、地区大会優勝へ向けて、ただただがむしゃらに練習に打ち込んだ。

 いよいよ最後の地区大会。団体戦は総当たりのリーグ戦で行われた。いきなり初戦の相手に負けてしまい、心が折れそうになった。しかしみんなで声を掛け合いながら気持ちを切り替えた。応援してくれている仲間の存在が心強く感じ、私も無我夢中に戦った。これが今まで作ってきた仲間との強い絆だと私は確信した。今なら自信をもって言える。私たちは個人の力では敵わない相手であっても、仲間と作り上げてきたチームワークがあれば必ず勝てると。私たちは、見事に地区大会を優勝することができた。あの日の喜びは夢のようで最高に嬉しかった。

 県大会、九州大会を目指していた最中、私はコロナウイルスに感染し、県大会出場が叶わなくなった。一日でも長くこの仲間と一緒に卓球がしたいという気持ちでいっぱいだった。しかし今私が落ち込んでもしょうがないと気持ちを切り替え、応援メッセージ送ったり、アドバイスをしたり、キャプテンとして今の自分にできることを精一杯行った。私のチームは見事に県大会で三位になり、仲間の一生懸命な姿にたくさん感動させてもらった。

 私は部活動を通して多くのことを学んだ。卓球をしたくてもできない時期には、今までのあたりまえがどれだけ幸せなことだったのかを改めて気づかされた。そして夢に向かって努力することの大切さを教えてくれて、苦しい時だって仲間がいたから頑張ることができた。私はこのチームのキャプテンで本当に良かったと心から思える。卓球部で過ごした三年間は私にとって最高の宝物だ。最後に仲間へ、本当にありがとう。