キャリア教育活動の取組

キャリア教育の活動

キャリア教育講演会

 昨日は1年生と3年生を対象にした「キャリア教育講演会」が開かれました。講演会では、以前、2年A組で行われた英語科の研究授業で講師をしていただきました、スリランカ出身でえびの市在住のスジーワ・ウィジャヤナーヤカさんを再びお招きし、これからの目標に対する心構えを中心に熱く語っていただきました。スジーワさんは自らの目標を叶えるためにいろんな努力をして、野球審判員という夢を叶えて甲子園球場の舞台に立っています。
 研究授業で話していただいたキーワードが「Dream」でしたが、今回はこれに加えて「Spirit」「challe-nge」「appeal」という言葉を生徒たちに投げかけられました。自分のなりたい目標を叶えるためにとても重要なキーワードです。そしてスジーワさんは「やりたい、なりたい。」ではなく、「やるか、やらないか。」が大切だということも強調していました。
 「将来の夢は何ですか?」という問いかけに対して生徒が手を挙げて「英語を学びたい。」、「海外に行きたい。」と答えていましたが、その夢を叶えるためにこれからどうすればいいか真剣に考え、実行に移すことができるよう行動してほしいですね。

 
 
 

マネープラン

 昨日の午後は、1年生と3年生が「マネープラン」と題して、自分たちの将来設計について、社会に出たらどれくらいの生活費や負担がかかるようになり、就職したらどんな生活になるのか、そして自分の将来のためにやるべきことは何かを考えました。
 講師には、元都城市立姫城中学校校長で現在は都城聖ドミニコ学園の教育相談部長として活躍されている徳永幸峰先生をお招きして、就職した最初の初任給や実際の生活費を宮崎県と全国・東京都などと比較しながら、自立してからの生活がどれだけ苦労するか、そして自分の将来のために準備がどれだけ大切かを中心に分かりやすくお話ししていただきました。
 徳永先生は、自分の将来やなりたい職業について相談に来る生徒には必ず「覚悟はあるか!」となげかけるそうです。自分の進路を決めるのは自分自身であり、それを決めることで自分の一生も決まるのです。
 今日の講話を聞いて、自分の進路を決めるために今が一番大切な時期であり、そのために生活設計を考えることが将来を決めるにあたって大変重要なことだと生徒全員が意識してほしいものです。

 
 
 

設計図を学び、将来の設計図を描く

 1校時、1年A組の技術の授業の様子です。単元は「設計図の書き方」です。授業では「キャビネット図」と「等角図」について、同じ物体がそれぞれの図で書き方にどのような違いがあるかに気づき理解することを目標とし、最終的にそれぞれの図を描けることをめあてとしています。
 グループで図の違いについて話し合いましたが、同じ物体とあって最初はなかなか意見が出ませんでしたが、少しずつ違いに気づき、長さや見方、それぞれの図で書き方違うなどの意見が出ていました。
 最近は男女を問わず建築士をはじめとした設計を中心とした職業にも人気があります。学校の授業をきっかけに将来の夢という設計図が描けたらいいですね。

 
 
 

研究授業

 木曜日に1年B組で総合的な学習の時間の研究授業が行われました。
 総合的な学習では「調べ学習」(職業について調べよう)として、自分が調べた職業を精査しわかりやすい報告書を作成するという内容でした。
 研究授業は、教師の授業力と生徒の学力を共に向上させていくという意味でとても大切な教育活動の一つとなっています。
 教師と生徒の相乗効果で「学ぶ」「鍛える」「誇る」三松をめざしていきます。

 
 

職場体験学習

 2年生は昨日から職場体験学習を行っています。生徒達は小林市内を中心に33ヶ所の事業所で体験活動に励んでいます。写真は各事業所に出発する前の様子です、
 職場体験学習は、本校の「キャリア教育全体計画」に基づき、生徒の人間関係形成能力や社会形成能力を育成し、一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度をすべての教育活動を通して育てることを目標としています。
 先日もこの話題を紹介しましたが、1日目の体験で、初めて目にすること、とまどうこと、今と違う環境に触れていることを実感していると思います。2日目はその中でも自分が最大限できることをみつけてチャレンジして、少しでもいいので達成感を得てほしいですね。
 今回ご協力いただいている各事業所の皆様、本当にありがとうございます。

 
 
 後日、各事業所での活動の様子を特設サイトで紹介します。お楽しみに!