キャリア教育活動の取組

キャリア教育の活動

13歳のハローワーク(第1学年)が行われました

 1年生は、12月8日(木)に総合的な学習の時間において「13歳のハローワーク」を行いました。今回は、「職業や働くことの意味を知り、自分の将来について見通しをもち、自分に必要なことや大切なことについて考える」ことをねらいとし、4名の講師の方にそれぞれ20分ずつお話をしていただきました。

 現在の職業に就くまでの様々な経験について、また、自身の生き方や考え方など、実際に働いている方々から直接話を聞くことができ、子どもたちにとっても、将来の生き方を考える貴重な時間になったことと思います。

 今日の学習を今後の生活に生かし、「社会人」になるための必要な力をしっかりと身に付けてほしいと思います。当日、公務多忙な中に講師を務めていただきました4名の講師の皆様方に感謝申し上げます。

 

手話講座(第3学年)が行われました

 11月30日(木)の5・6時間目に「こすもす科」の学習として、3年生で「手話講座」を実施しました。4名の講師をお迎えし、手話に関する基礎的な知識をはじめ、基本的な指文字等を指導していただきました。その中で、講師の方から「耳が聞こえない人はオリンピックとパラリンピックのどちらに出場資格があるか」という質問がありました。その答えは、「デフリンピック」という「ろう者のためのオリンピック」があり、オリンピック同様4年に一度、夏季大会と冬季大会が行われているそうです。

 本講座の最後には、実際に指文字を使ってお互いにあいさつや自己紹介を行いましたが、子どもたちは覚えた手話を使って一生懸命に取り組んでいました。

 今回の学習を生かし、みんなが暮らしやすい小林市にしていきたいですね。

 

 

東京大学教授による講話が行われました

 11月24日(金)2校時、市の地方創生課からの紹介を受け、キャリア教育の一環として、時代の最先端で

活躍されている東京大学先端科学研究センターの教授より、講話をしていただく機会を得ました。

 当日は、牧原 出、松原 仁の2名の教授から20分ずつ講話をいただき、社会・時代への視野を広げ、将来を

見通す力や将来の夢に向かう力を養う貴重な時間となりました。

 講話後の生徒の感想からは、Chat-GPTを含む生成AIの歴史やAIの未来への可能性に関する講話や

政治を作動学の視点から評価・検証していく学問に大いに刺激を受けている様子がうかがえました。

 めったに聞くことのできない貴重な講話をしていただいたお二人の教授に感謝いたしますとともに、機会を

提供してくださった市地方創生課に感謝申し上げます。

 

 

職場体験学習(第2学年)が行われました

 2年生は、11月16日(木)~17日(金)の2日間で、職場体験学習を行いました。この学習には、「働くことの意義や職業に対する意識を高めながら、正しい職業観や勤労観を身に付けさせ、将来の進路について考える。」ことをはじめ、「勤労の尊さや喜びを実感し、自分の生き方を見つめなおすとともに身近な仕事への理解を深める。」、「職業人との触れ合いや交流を通して、異世代とのコミュニケーション能力を高めるとともに、社会人としての基本的なマナーや言葉遣いなどを身に付ける。」などの目的があります。

 子どもたちは、それぞれの事業所で与えられた仕事に一生懸命取り組んでいたようです。きっと、学校では味わうことができない、貴重な体験をすることができたのではないでしょうか。今回の学習をぜひ、今後の自分の進路選択や学校生活に生かしてほしいと思います。

 ご協力いただきました小林市内30か所の事業所の皆様、大変お世話になりました。

 

 

 

 

農業体験(第1学年)が行われました

 1年生は、7月13日(木)に農業体験学習を行いました。北きりしま田舎物語推進協議会のご支援のもと、小林市、えびの市、高原町から14の農家さんに受け入れていただき、それぞれが受け入れ農家における仕事に一生懸命取り組みました。当日、朝の入村式ではやや緊張気味でしたが、1日の体験学習を終え帰校した表情には充実感や満足感が見られ、通常の学校生活では学習できない貴重な学びができたことを感じたところでした。この農業体験を通して、勤労の大切さと自然を感じ取るとともに日本の食を支える農業の大切さや自己の将来について考える機会になったことと思います。

 今回、協力いただきました14の受け入れ農家の皆様、本当にありがとうございました。1年生の皆さんには、今回の学びをぜひ、今後に生かしてほしいと思います。