校長より
3/5 プログラミング
南校舎1階の渡り廊下から管理棟に入ってすぐの正面に、テーブルがあり、タブレットが置いてありました。
近づいてみると、画面にはゲームのような画像が出ています。
また、横には説明の紙が置いてありました。
技術の時間のプログラミングの学習をとおして作った対戦ゲームでした。左側のキャラクターを移動させながら弾を撃ち、右側のキャラクターを倒します。
授業で学習した内容で、シンプルながらシューティングゲームを作ることができるとはすごい時代です。
3/4 分析
1月に行った、2年生の実力テストの結果が出ました。
1年前にも実施しており、1年間の変化を見ることができます。
実際に学級全体の平均点は、昨年と比べて10点以上がり、個別に見ても多くの生徒が力を伸ばしていることが分かりました。
今年は、朝学習の時間に、自分に合った学習の仕方見つけて身に付ける取り組みをしてきましたが。今後、今回の結果が、それぞれの生徒が取り組んできた内容と、どのような関連があるかを細かく分析し、見ていきたいと考えています。
1年次とは問題内容も難易度も違うので、単純に比較はできないところはありますが、三年時の取り組み方に参考にできると良いなと思います。
なお、生徒への結果の返却は明日以降になる予定です。
3/3 巣立ち
3月1日に小林高校の卒業式に出席しました。
母校の体育館に入るのは卒業して以来でした。
体育館の様子は在校当時とそれほど変わってはいませんでしたが、大きく違っていたのは、卒業生の少なさです。
当時よりずいぶん減っているのはわかっていましたが、いざ目にすると思っていたよりも少なく感じますね。
卒業証書授与では、担任が一人一人の生徒の名前を呼ぶ際、どの生徒もとても良い返事をし、凛とした姿勢で立つ姿が印象的でした。
また、送辞も答辞も素晴らしく、特に答辞は読んだ生徒の3年間の友人への思い、保護者への思い、先生方への思いがじんわりと伝わってくるとても心に残る内容でした。
小林高校の先生方、素晴らしい卒業式に参加させていただきありがとうございました。
2/28 自信
今日の昼休み、2年生の生徒と英語の先生が校長室前の廊下で何やらやり取りをしていました。
様子を覗いてみると、3月2日に行われる英検3級の二次試験に向けた準備でした。
男子生徒が先生の発問に答えたり、具体的な説明やアドバイスを受けたりしています。
担当によると、本番に向けて練習を重ねるごとに良くなっているとのことでした。
緊張するとは思いますが、本番は自信をもって試験に臨んで欲しいです。
2/27 初心
84歳になる母が、最近ガラケーをスマホに変えました。
ガラケーの頃は、電話はもちろん、メールを見たりするのも難なくできていました。
ところが、スマホだと画面にタッチする操作のためどうもうまくいきません。どこをどのくらいのタイミングでどう触ってよいか感覚がつかめないようです。
一生懸命に試しながら「むっかしがよ・・・」を繰り返す母。
「いやいや、ポンとふれるだけなのに・・・なんで?・・・」と心の中で思いつつも、何度も繰り返し説明し実践を繰り返すことで、何とか操作できるようになりました。
「それそれ、できたがね!、すごい」と私が言うと、母は嬉しそうな顔をしています。
と同時に「ハッ」としました。
自分が初めてスマホを触ったときはどうだったろうと思うといたたまれない気持ちになりました。
自分も着信履歴から連絡先に登録しようとした際、どう操作して良いかわからず思わず誤発信してしまい、慌てたことがあるのを思い出しました。
始めて手にする機器を操作ときは緊張するし、どうして良いかわからないのは当たり前ですよね。物理的なボタンがないスマホの画面はなおさらです。
恐る恐る触ってしまう母をもう少し暖かく見守ってやればよかったと猛省したところでした。
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何事にも最初の頃の自分の未熟さを忘れず、相手の立場に立って考えないといけないと思い出させてくれた出来事です。