日誌

日々徒然

3/28 御礼

このたび、須木中学校を離れることとなりました。

在任中の2年間、素晴らしい生徒たちと共に過ごした日々は、かけがえのない宝物です。生徒の皆さんの成長をそばで見守ることができたことを、心から幸せに思います。

また、保護者の皆様、地域の皆様には、温かいご支援とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。皆様のお力添えがあったからこそ、須木中学校がより良い環境となり、私自身も多くのことを学ばせていただきました。

須木中での経験を胸に、新たな場所でも精一杯努めてまいります。

今後とも須木中の発展と、保護者の皆様、地域の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

本当にありがとうございました。

校長 中屋敷一幸

※本日をもちまして、「校長日記」は最終回となります。これまでご覧いただいた皆様、拙い文章にもかかわらずお読みいただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

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3/26 修了

今日は、本年度最後の授業日となりました。

この1年間、特に重大な事故・怪我・病気等もなく、生徒達が元気に学校生活を送ってくれたことを何よりうれしく思います。

生徒達は、トップページでご紹介したとおり、いつものように朝からボランティア活動に取り組み、大清掃で教室を中心にピカピカに磨き上げ、1年の終わりにふさわしい態度で修了式に臨んでくれました。

もともと生徒達が素晴らしいのはもちろんですが、生徒と日々かかわっていただいている先生方の細やかな対応にも本当に感謝です。

 修了式での礼も、手を抜くことなく最後までしっかりとした所作で取り組む姿勢がすべてを物語っています。

1年間を振り返ってみると、須木中学校の素晴らしさは生徒と先生方に支えられてきたのだなあとつくづく感じます。

先生方に感謝感謝です。

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3/11 成長

3月10日の英語の時間は全校英語でした。その中で3年生の生徒が発表した内容が素晴らしかったので、日本語で紹介します。

これまでの自分と向き合い、自分の新たな気づきを大切にしながら、気持ちが切り替わり、行動が変わっていく様子を綴っています。

EntranceExam × My Strength

最初、私は入試をなめていた。
私はよく、勉強をするのは面倒くさいと言っていた。
でも本当は、勉強をするのはダサいと思ってた。

私は普段5時間ゲームしていた。
なぜなら、大会に出ていたからだ。

6年間大会に出続けた。
中3の夏休み、1週間ずっと大会の日が続いた。

1週間過ぎた後、気付いたことがある。

「僕、大会向いていないな。」

私はゲームが好きだった。プロになろうと思っていた。

でも実際に1週間プロの人とプレイしていると、大好きなゲームを楽しめていない自分に気付いた。

そしてゲームから離れた。

プロ…言葉を考えて発言しなければ ⇒ 制限がある。責任、世間体を考える。
私…考えず、ただ楽しみたい。

今しないといけないことは何か考え始めた。
とりあえず、目の前にあるものに手を付けることにした。

まずは目についた本。

分からない漢字に出会った。
それでも読み続けた。けど分からん。
漢字の意味を調べてみた。
意味が分かった。
そうすると、物語の話がもっとよく分かり。楽しくなった。

違う本を読んでみた。

自分みたいな登場人物。
その登場人物は、ただ学校に行くという作業を毎日繰り返していることにつまらなさを感じていた。

私は、その子に共感した。
私も、毎日がつまらないと感じていたから。

しかし、その子はつまらない毎日を面白くするために、いじめを始めた。
その結果、何百万円という賠償金を請求された。
この人物の教訓から、今の行動によって人の未来は決まっていくと学んだ

だから、今から違う行動を始めれば、違う未来になるかも知れないと思い始めた。
今のうちに楽しいことを見つけようと思った。

とりあえず、好きだった計算力をもっとつけようと勉強を始めた。
数学の点数が上がり始めた。
それが嬉しかった。

その反面、国語の点数が下がった。
悔しかった。だから、国語にも力を入れ始めた。
国語も一部分かるようになってきた。

頑張っただけ、力がついていくことに楽しさを感じた。
そういえば、ゲームでもやっただけ力がつくことが楽しかったことを思い出した。

その後も、苦手だった教科も逃げずに取り組むようになった。
嫌いな勉強に対して「まあ、頑張るか」と前向きになっていた。

入試までの日々は本気で勉強に向き合おうと思った。
自分の部屋がゲーム専用の空間になっていたから、ゲームをすべて片づけた。
苦手な教科の参考書を買って、分からないところは、積極的に友達に聞いた。

入試本番。ベストを尽くせた。

入試が終わった今、時々ゲームをしている。が、昔みたいになりたくないと思っている。
暇なときは好きな本を読むようになった。

今の私の強みは、苦手なことも含めて、いろんなことに手をつけてみる。そして、自分のレベルアップを図ること。

あきらめない人でありたい。

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3/6 道具

日本の企業が世界で最も正確な次世代時計「光格子時計」の国産商用機の販売を始めるというニュースが出ていました。1台5億円!

これは、「1秒」の長さを定義している現行のセシウム原子時計よりも100倍以上精度が高く、100億年で1秒ほどの誤差しか生じないそうです。

例えば、この時計を複数利用すれば、標高によって時間の進み方が異なるという理論に基づき、数㎝単位で地面の隆起などの計測も可能となり、地震や火山噴火の予兆を早期検知できる可能性があるということでした。

AIもそうであるように、この時計の仕組みも、簡単に理解できるものではありません。しかし、生徒達が大人になる頃には普通に使われるようになり、生活の中に自然に溶け込んで利用されるようになるのだろうと思います。

その時、それらの「道具」を使いこなすことができる力を身に付けておくことが重要で、それが今の学校での学びにもつながってくるのではないかと思います。

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3/5 プログラミング

南校舎1階の渡り廊下から管理棟に入ってすぐの正面に、テーブルがあり、タブレットが置いてありました。

近づいてみると、画面にはゲームのような画像が出ています。

また、横には説明の紙が置いてありました。

技術の時間のプログラミングの学習をとおして作った対戦ゲームでした。左側のキャラクターを移動させながら弾を撃ち、右側のキャラクターを倒します。

授業で学習した内容で、シンプルながらシューティングゲームを作ることができるとはすごい時代です。

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