校長より
9/17 RST
5年ほど前の初版ですが、新井紀子著の「AIに負けない子どもを育てる」(東洋経済)という本があります。
内容は、「読解力を人間が身に付けるにはどうしたらよいか」という内容です。
その本に体験版のRST(リーディングスキルテスト)が掲載されています。
RSTとは、文章に書かれている意味を正確にとらえる力(基礎的な読解力)を測定・診断するテストです。
以下のような能力値7分類で評価します。
・係り受け解析
文の構造を正しく把握する。読解力の最も基礎となる能力。
・照応解決
代名詞が何を指しているかを正しく認識する。
・具体例同定(辞書)
辞書の定義を用いて新しい語彙とその用法を獲得できる。
・具体例同定(理数)
理数的な定義を理解し、その用法を獲得できる。
・同義文判定
与えられた二文が同義かどうかを正しく判定する。語彙力や論理力が必要。
・推論
既存の知識と新しく得られた知識から、論理的に判断する。
・イメージ同定
自分の読解力について、「〇〇部分が弱い気がするなあ・・・」と思いながら体験版のRSTをやってみました。
実際に自己採点をしてみると、まさにその通りの結果が出ているではありませんか。
_:(´ཀ`」 ∠): (ちょっとショックでした・・・・)
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私のことはさておき、 今年の研究主題の「・・・確かな学力を身に付けた生徒の育成・・・」を進めるにあたって、個々の生徒を読解力の面からしっかり分析してみる必要があるなと考えているところです。
9/13 準備
15日のすき納涼花火大会は、須木中学校のグラウンドを会場にしています。今日から様々な物品が搬入され始めました。
地域への貢献という意味も込めて、今日の午後は会場設営の手伝いをしました。毎年恒例のフェンス設営です。
生徒たちは慣れた手つきで次々と運んでで組み立て行きます。
2時間とっていましたが、1時間で終了することができました。
当日は、18:50頃から中学生のダンスパフォーマンスが行われます。
今年は、新たに購入したカラフルな法被を着て踊ります。
ご都合のつかれる方は屋台等も出店していますので是非ご来場ください。
今日は、吸い込まれるような空の青さが印象的でした。
9/12 ライフプラン
今日の3年生でライフプランニングの授業が行われ、その中で金融庁のライフプランシミュレーターを用いました。
こちらから利用できます → 金融庁
これは、現在の自分のの収入・支出などの情報や将来の計画を入力することで、将来の家計収支をシミュレーションし、結果をグラフで確認することができるものです。
生徒たちは、最初の入力では自分の理想の収入や支出などについて「これくらいかな」と入力していきますが、実際に示されたグラフを見ると大きくマイナスなったりして驚いていました。
生徒たちは、収入に応じて計画的な支出や貯蓄をすることの重要性を実感として持てたとても良い経験となりました。
9/11 スキルup
昨日、理科の自由研究の審査会があり、本校の理科担当が出席しました。
残念ながら本校からの入賞はありませんでしたが、次年度に向けていろいろ刺激になったと報告がありました。
他校の出品された研究の多くが、手書きではなくPC等で作成・印刷されたものだったそうです。
手書きは生徒の思いが伝わってきて好きですし、手書きのイラストや図を交えてまとめるのが大変上手な生徒もいます。しかし、多くの生徒にとっては後から修正や追加する場合は書き直しになるなど大変な面が多いのも確かです。
今後はタブレットPCを使う場面が多くなるでしょうから、慣れの面からもPCで作成するようにした方が良いのかもしれません。
なにより、レイアウトを変えたり、グラフなども見やすいように何度も形を変えたり、目盛りを変えたり試行錯誤や工夫ができます。
また、理科の自由研究の下地として、普段の授業の中で予想を立て、実験し、結果を考察しまとめる場面で活用できます。
授業の中で、タブレットを活用して実験レポートを作成する経験を積むことが可能です。
大学などでもレポートの提出は電子データで行うことが当たり前の時代です。
自由研究の場面だけでなく、高校進学後や社会に出てからも必要とされるスキルを高めるチャンスになると思います。
9/10 原石
生徒達が、自分がダイヤの原石だと思えないのには2つの理由があると思います。
・「何で磨けばよいのかまだ気付いていない。」
・「まだまだ磨きが足りない」
教師がどうかかわるかが問われます。