日誌

2020年6月の記事一覧

75年前、岡中の周りは焼け野原

 岡富中学校の玄関フロアーには、夕刊デイリー新聞社から借りてきた「延岡大空襲」の写真を展示しています。
 75年前の6月29日の午前1時46分頃、「ザー」という異様な音を立てて、焼夷弾が雨のように延岡市内に落とされました。あちこちから火の手が上がり、延岡市街地はまたたく間に火の海と化しました。
 戦争が終わって今年で75年になります。空襲などの事実を知ることにより、世界の平和を考えるきっかけにしてほしいと思います。
 7月3日の学級懇談の日にも展示していますので、来校される保護者の皆さま、どうぞご覧ください。


延岡大空襲

 延岡市は、昭和20年6月29日、アメリカ軍による大空襲を受け、多大な被害を受けました。29日午前1時46分ごろからBー29爆撃機により、約10万発の焼夷弾が投下されました。犠牲者は、320人と言われています。
 岡富中学校でも、29日(月曜日)には、
●6/29(月)朝自習の時間に資料「延岡大空襲」の学習
●6/29(月)玄関前ギャラリーに、延岡大空襲のパネル展示
●6/29(月)午前10時に、犠牲者の冥福を祈るとともに、世界の恒久平和を願い、 
        黙祷
●7/22(水)「戦争や平和を考える学習」放送で講演

こんな岡富中生徒に

 岡富中の生徒だったら、「こんな生徒であってほしい」というテーマで、職員研修を実施しました。学校の教育目標である「気力」「体力」「学力」「協力」を踏まえながら、先生方の想いを付箋紙に書き、学年毎に模造紙に貼っていきました。
 変化の厳しい時代を生き抜いていく生徒たちに身に付けて欲しい内容を検討し、生徒・保護者・地域の方々と一緒に1年間かけて形にしていきます。




城山の鐘を聞きながら

 時間を認識する手段として、本校の生徒は「教室の時計」だけでなく、城山の鐘の音を聞いて、時間を意識することができます。先程も10時を告げる音が聞こえてきました。
休み明けの2時間目の前半の授業中です。城山の鐘の歴史を感じながら、後半の授業にも集中して取り組んでいきましょう。
【城山の鐘の歴史】
 延岡市の城山山頂(標高53.4㍍)にあり、1878年(明治11年)から時を告げています。城山の鐘は時報鐘として、市民にも親しまれている延岡市のシンボルです。2017年10月からは8代目鐘守の日高さん夫婦が突いています。

【学校から見える城山の全景】

ICT活用

 本日は、生徒一人一台のタブレットを使った授業を2年生が実施しました。生徒たちの中には、職員よりもパソコンに詳しい生徒もいます。
 授業の中でもパソコンを活用して、生徒の意欲を高める授業ができるよう職員研修も現在計画中です。オンラインツール Zoomを使った遠隔授業やミーティングなどもこのコロナウイルス感染症対策には役立つ取組の一つだと考えます。



進路実現に向けて

 中学校卒業後の進路について、高校進学?就職?どう考えていけば良いのか?
 特に中学校3年の生徒だけでなく、保護者の方々にも不安があると思います。
 更に、現在は新型コロナウイルス感染症対策で、保護者・生徒を体育館に一斉に集めての高校説明会が開催できない状況にもあります。高校の情報については、参観日等でも説明させていただきますが、気になること等ありましたら、いつでもご連絡ください。

【高校のオープンススクールの案内】

【階段の掲示物①】

【階段の掲示物②】

時間を守る

 6月10日は「時の記念日」。
 生徒会活動でも「時間を守ろう」と呼びかけを行っています。
 この「時の記念日」は、西暦671年に、天智天皇が「漏刻(ろうこく)」という水時計を使い、初めて時間を広く知らせた日にちなんで始まったと伝えられています。
 1日は24時間ですが、新型コロナウイルス感染症の予防のための休業日を長く感じた人もいれば、もっと時間が欲しいと短く感じた人もいるのではないでしょうか?この違いは、どのような過ごし方をしたかで決まってきます。人生決められた時間(限られた時間)を大切に使いたいですね。私自身の反省も込めて・・・。

2年で授業(T2)しました。

 総合的な学習の時間に、T1(学担)T2(校長)で授業をしました。テーマは、「自分自身について、深く考えてみよう!!(自己理解)」についてです。キャリア教育の一環としての授業でした。
 個性を大切にして、今頑張っていること(趣味・特技・部活)をさらに伸ばしていくこと、これから見つけていくこと、これが将来に生きてくる。また、自分の特徴を理解して、コミュニケーションを図ることが、高校進学・職業選択にも役に立つ。という話をしました。久しぶりの授業でしたが、真剣な2年生の取組に助けられながら、楽しく授業が出来ました。

最近うれしかったこと

 校長室の電話が鳴りました。相手は、昨年度、音楽の指導をしていただいた音楽の先生からでした。電話の内容は、「コンビニで買い物をしていると、私に3年生男子2人組が声をかけてくれました。マスクをしていたし、短い期間の講師だったにもかかわらず、話しかけてくれたことがうれしくて、電話しています。」ということでした。
 話しかけてくれた、2人ともさわやかで、元気に「学校が楽しいこと。授業を頑張っていること。」を話してくれたということです。
 私が、うれしかったのは、気軽にお世話になった人にあいさつができる本校の生徒がいたことと、学校での頑張りを生徒のみなさんが自信をもって、他人に話が出来たと言うことです。