日誌

学校の様子

「応援者の目に映るもの」

「応援者の目に映るもの」

日之影中学校野球部 現在5名。
毎日5人で、とんでもなく口うるさい部顧問と一生懸命に練習している。
それだけで本当に価値があるし、5人の日々の成長を目の当たりにしてきた。

彼らは五ヶ瀬中学校野球部様の多大なお力を借りて、大会に出場することができた。
五ヶ瀬中学校野球部の生徒さん、保護者の皆様、コーチ、部顧問の丸山先生には本当に感謝しかない。
「本当にありがとうございます。おかげさまで野球をさせていただいています。」

先日、宮崎市で行われた大会に参加してきた。
彼らの本気を見た。
力いっぱいバットを振った。力いっぱい走った。力いっぱい投げた。
絶対にアウトなのに頭からスライディング、捕れるはずもないボールに飛び込んだ。
泥だらけの日之影中ユニホーム。
グッときた。全員良い顔、良い眼をしていた。
三振しても、ミスしても、だれも後ろ向きにならなかった。
そして、何より彼らはチームメートに優しかった。

ある保護者から、試合後にメッセージが入った。
「最後まで力を抜くことなく走り抜いて、飛び込んでいる姿は本当にかっこよく、涙が出ました!」
応援者の眼に映るもの、
それは「最後まで、あきらめずに、全力を尽くす姿」だった。
スポーツの“原点”に気付かされた。

また、梅田大虎主将の堂々とした開会式での言葉、終わりの言葉。


最高だった。大勢の人の前で全員に目を配り、最後は涙しながら大きな声で感謝の言葉を。
その背中は大きかった。
こんなあいさつ、いつの間にできるようになったのかと目頭が熱くなった。

最終的に彼らには結果がついてきた。「3位だ!!やった!!」


彼らに、賞状やトロフィーを持たせてあげられた。
結果が全てではないが、正直、結果が出て嬉しかった。
結果が出ると、「 努力して良かった。 」と“ 努力の意味 ”を知る。
そうすると初めて言ってあげられる。

「結果が全てじゃない。結果にこだわって努力した意味があるじゃないか。」って。

新入生とともにチーム作りすることを夢見て、彼らの挑戦はまだまだ続く。
新1年生のみんな、みんなの入部を待ってるぞ!!
日之影町の野球って、すごく好きだ。みんな、心底野球が好きなんだ。
伝統ある日之影中学校野球部のこと、頼んだぞ!!

そして、大会中、私の中学校時代の部顧問と再会。
会った瞬間、今でも背筋がゾッとする感覚(笑)何だかなつかしい。
色々と私の足りない所を教えていただきました。
私の部活動指導の挑戦もまだまだ続く。

最後に、、、、
たいが、じん、けんしろう、あきら、るきあ、ありがとう!!
君達との野球。本当に本当に楽しかった!!!

 

卒業式

卒業式

3月16日(木)令和4年度 第76回日之影中学校卒業式が執り行われました。

 

校長式辞では卒業生に向けて、「別れは悲しいですが、これからまたたくさんの出会いがある。人との出会いは必要な時に必要な人と出会うようになっている。出会いを大切にしてほしい。」と卒業生に向けてのお祝いの言葉とエールを送りました。

 
在校生代表送辞では生徒会副会長の松田光瑠さんがゆっくりと、丁寧に3年生との思い出を振り返りました。
「どれほど私たちにとって先輩たちの存在が大きかったことか、そしてこれからは自分たちが日之影中学校を引っ張っていかなければならない事、もし辛いことがあっても、いつでも先輩方のことを応援している私たちがいることを忘れないでください。」と、これからの日之影中学校を背負っていく決意とこれまでの感謝の気持ちを述べました。



卒業生代表答辞では寺尾拓海君が中学校生活3年間の思い出、そして義務教育を修了し、それぞれの道に進んでいく決意、両親や先生、地域の方々への感謝の言葉を述べました。
答辞の後半、同級生に向けて、「勉強を教えてくれてありがとう、一緒に悩んでくれてありがとう、昼休み一緒にふざけてくれてありがとう、友達でいてくれてありがとう…」と感謝の気持ちを述べていく時は、涙声になりながらもしっかりと最後まで読み上げました。
在校生、卒業生、保護者や来賓、職員全員が涙する感動的な本当に立派な答辞でした。
3年生の合唱「ぼくのこと」、中学校で、クラスの皆で歌う最後の合唱。
難しい曲ながらも見事に歌い上げました。
 

何事にもまっすぐで、一生懸命な3年生らしさ、そして仲の良さが表れた、涙のあふれるとても感動的な卒業式となりました。
 

しばらくは在校生の1、2年生だけになる校内。
生徒の様子を見ていても、さまざまな場面で3年生のいないことを実感し、やっぱり寂しい気持ちが大きいようですが、今度は尊敬できる3年生の姿を追いかけて、そして追い越せるように。

卒業生の皆さん、いままで中心になって日之影中学校を引っ張ってくれてありがとう!
ご卒業おめでとうございます。

送別行事と球技大会

送別行事と球技大会

3月10日の4限目に、送別行事がありました。
会のはじめに生徒会から、「今日の主役は3年生です。3年生が一番に楽しんでもらえるように1、2年生で協力して、今日の時間を楽しみましょう」とのことばがありました。
その言葉通り、縦割りで分かれたグループで楽しそうに会話をしながらクイズを考える生徒たち。クイズの内容は生徒会の子たちが事前に先生たちにアンケートをとり考えてくれました。

 
3年を代表して甲斐風河くんからは「私たちのために楽しい時間を企画してくれてありがとうございました、クイズでは1年生や2年生とも楽しくしゃべることが出来ました、ムービーなどもとてもうれしかったです。」とお礼の言葉を述べてくれました。
 

送別ムービーでは1年生のころからの思い出の写真などが流れ、懐かしい写真に思わず笑顔があふれました。

もう少しで卒業してしまう先輩たち。
「今のうちに3年生と出来ることを」と昼休みなどの時間を使いながら生徒会を中心に準備をして、今日の送別行事を大成功に収めることが出来ました。


5、6限では球技大会が行われました。
グラウンドではドッヂボール、体育館ではバレーボールが学年対抗で行われました。
 

 

結果は3年間共に過ごしてきたチームワークの強さを見せつけた3年生が優勝!
先輩の強さに改めて圧倒されていました。
どの学年もよく声を出しあい、ミスをしても励まし合う姿が印象的で、なかなか普段はできない異学年との試合を楽しんでいました。

巣立ち

巣立ち

この言葉を使うなら、まずはここからかな。
「 北の国から‘92 巣立ち 」
我が子が大学から帰ってくるのを待ちわびる家族と娘のリアル。
本物の “ 愛 ” って、ピュアで真ん丸でキラキラでなく、
過ごした時間が長いほど、うまくいかないこともあるし、素直になれないし、
本物の “ 愛 ” って、濁って、とがって、何かドンヨリしている。
でもその中心部には絶対的な絆がある。ように感じます。。。。
常に、、、というより、折々で気付かされるのかなと。

さて、本題に。3年生が “巣立ち” ました。
彼らの入学式から卒業式という「はじめ」から「終わり」を共に歩むことができたことを幸運に思います。“最幸”です。私の日之影は彼らと共にありました。
卒業、、、かぁ。。。。
そこには彼らにしかできない卒業式があった。

感動は1日にしてならず。

彼らの軌跡(過去)を知る家族、先生、地域の方だからこそ、
彼らの将来(未来)を願う家族、先生、地域の方だからこそ、
涙が勝手に込み上げてくる。
止まらない。止まらない涙は久しぶりだった。
3年生のみんなありがとう。



ふと気付いたら、みんなはもういなかった。
帰り、車に乗ったら、また涙が溢れてきた。
最後にもう1度。ありがとう。
もっと「みんなのこと大好きだよ。」そう言ってあげたかった。
見つめ合うと素直におしゃべりできない。
まだまだ私も未熟です。。。。

今、車中ではこの曲を聞いている。何度も何度も。
君達3年生が卒業式で歌った歌だ。
僕のことMrs. GREEN APPLE
僕らは知っている
努力も孤独も
報われないことがある
だけどね
それでもね
今日まで歩いてきた
日々を人は呼ぶ
それがね、軌跡だと



これでK先生のHP(BLOG??)掲載も全25回目。
最終回となりそうな、、、、、、。
真面目な話をするとHP掲載は自分自身へのフィードバックでした。
そして、学校全体を俯瞰して見れるように。
大事なのは保護者目線、そして最後はやっぱり地域目線。
自分の課題であった客観性。ほんの少しだけ分かってきた。
“Welcome 困難, Thanks 失敗.”
と思えるようになった自分を少しだけホメてあげたい。
どんな時も挑戦することを認めてくれた管理職の先生方へ
「それイイネ!!やんないよ!!」N校長先生最高です。
「しびれるね~!!この内容!!」H教頭先生最高です。
そして何より一緒にファーストペンギンになってくれた
卒業生のみんなに感謝。
最強・最高の3年生だったよ!
Kこと亀井章人でした。 HP閲覧数伸びず・・・(悔)

石ころアート畑へ

石ころアート畑へ

3年生が奉仕作業で美術室の清掃に来てくれました。
その時に出てきた、石にペイントをした「石ころアート」の過去の作品たち。
なかなか大きい石もあり、それを持ち帰る生徒もいなかったのでしょう、
美術室に置き去りにされていった石ころたちがたくさんでてきました。
この度美術室を離れ、農業クラブの菜園へ。
(土がこぼれないように縁石として活躍してもらいます)
 
 

畑の上に現れたクマノミ、インド象、フクロウ、鯛、ねずみ、ひよこ、こうして見るとなかなか面白いですね。
 

威嚇している虎や、凛々しい眉毛のシロクマや、


 
にわとりと、変わり種でだるま、ライオンも。


一斉に並んだ石ころアートたち。農業クラブの菜園が少しにぎやかになりました。