学校からのお知らせ

　今日は、食品工学科１年生の最後の「食品製造」の授業でした。
本校では、ミカン缶詰の製造を行っていませんが、加工方法の一つである薬品を用いた果実の処理を学習しました。校内の果樹園を見渡すと様々な柑橘系の果樹が栽培されています。今日はその果実を頂き、温州ミカンの代わりにダイダイと文旦の処理実験を行いました。薄皮であるじょうのう膜が薬品によって溶けていく様子を見て、生徒は”なるほど～”という表情。食品加工の秘密は面白いですね。
  

　食品工学科２年生にとって「食品製造」の授業は、昨日が最後でした。
皆でキャラメルをつくり、ホワイトデーの今日、放課後にそのキャラメルをカットし試食しました。同じ原料だけれど、班によって仕上がりは様々。砂糖の”カラメル化”を肌で感じていたようでした。食品製造の原理は、実に面白い。それをこれからも生徒たちに感じて欲しい、そう思いました。
  

３月にしては、冷たい雨が降る週末となりましたね。
体調を崩さないように気をつけましょう。

さて、３月１日（金）は卒業式でした。
３年間過ごした宮農を卒業した３年生の皆さん、卒業おめでとうございます。
前日の表彰式では、たくさんの３年生が表彰され、
それぞれの分野で努力し、活躍してきたのだなと誇りに思いました。
そんな中、生物工学科からは、全国の農業高校生の中から、８０名の表彰を受けた
アグリマイスタープラチナに輝き、杉田君が受賞しました。そして、なんと杉田君は３年間の功績を認められ、アグリマイスターの中でも２０人しか入らない、特別表彰の対象者にも選出され、表彰されました。
３年間よく頑張りました！

　
　　
１、２年生も先輩方のように、たくましく成長していってくれることを願っています。
今週５日、６日は一般入試ですね！受験生の皆さんも頑張ってください！

　　　家庭科技術検定三冠王　　　　二冠
　　　　　　
　
　家庭科技術検定試験の「被服製作（和服）」と「被服製作（洋服）」、「食物調理」の３種目で１級を取得した三冠王と二冠の皆さんです。
　家庭科技術検定試験は、４級からありますが、飛び級ができない検定で、１年生からひとつひとつ取得していきます。１年生からの地道な努力の積み重ねです。
　三冠王は全国高等学校家庭科教育振興会より全国表彰されますが、今年は１２名の生徒が取得しました。今年度、県内では最も多い人数です。

みなさん、こんにちは！
生物工学科１年生は、１５日（金）に視察研修を行いました。

１箇所目：宮崎公設市場
　　
青果物、花き、水産の３つを視察。花き市場では、実際に切り花のセリを行う様子を見ることが出来ました。市場の大きさや、取扱数量、金額、働く人の数、何よりも取り扱っている物の数に驚きを隠せない様子でした。

２箇所目：株式会社シナジーファーム（キュウリ生産農家）
　　　
学校でも学習しているGAPについて、実際にグローバルGAPを取得されているシナジーファーム西岡さんに講話、農場視察を行っていただきました。人生計画から、農業の事に関して様々な事を包み隠さず話していただき、皆大満足。たくさん質問をして、将来のビジョンが見えてきた生徒もいたようです。

３箇所目：宮崎県立農業大学校
　
草原教室で、説明を受けた後、昨年度宮農を卒業した先輩２人に案内をしてもらって農場見学をさせていただきました。農大進学を考えている生徒も多いため、勉強になったのではないでしょうか。

生物工学科では、１、２年生でそれぞれ視察研修を行っています。
進路選択のヒントにしてもらいたいです。