SSH トピックス

ISS(Izumi super science)東京大学ラボツアー

SSH一期生である79回生の希望者30名を引き連れ、東京大学の柏地区キャンパスラボツアーに行って参りました。

柏地区キャンパスは東京大学の大学院研究施設であり、スーパーカミオカンデで有名なノーベル賞受賞者宇宙線研究所長梶田隆章教授をはじめ、多くの著名な研究者が所属する国内最大規模の研究施設です。

ラボツアーの詳しい内容は下記のPDFに示してありますのでぜひご覧下さい。

科学者のたまご達がこの都城市から、大きく成長し飛び立つきっかけになればと心より期待しています。

 

ISS東大ラボツアーレポート@田川.pdf

SSH講演会&座談会(小児心臓血管外科 高橋幸宏医師)

本日の午後、SSH講演会&座談会が開かれました。

講師には、小児心臓血管外科がご専門で、東京都にある榊原記念病院・副院長高橋幸宏さんにお越しいただきました。

高橋さんは宮崎県日之影町のご出身で、なんと元UMKアナウンサー高橋巨典さんのお兄様です。何千人もの命を救ってきた高橋さんは、講演会の中で「前もって知るべきことは、前もって知る」ことを前提として、心臓の仕組みや小児心臓手術の方法を説明されました。その後、患者と家族への接し方チーム医療、生徒たちに向けてキャリア・人格を形成していくために重要なことをお話してくださいました。

座談会では、患者を診る上で重要となる「察する能力」についてのお話がありました。その中で「宮崎県民は根底が「優しい」ので、「察する能力」を他県の人よりも早く身につけることができる」と、宮崎県出身者としての誇りを語ってくださいました。

最後に生徒に向けて、「都会の大学に進学したときに、周りの学生は大人びて見えるけれども、それにびっくりせず、堂々と大学生活を送ってください」と、応援のメッセージを送っていただきました。

貴重なお話を聞くことができ、生徒も本校職員も今後のキャリア形成について大きな学びを得ることができました。

SSH通信 第6号発行

SSH通信 第6号(11/10)を発行しました。ご一読いただけるとありがたいです。

今回は
 ①理数科2年「分野別課題研究発表会(10/18)」
 ②理数科2年「課題研究発表会(10/25)」
 ③普通科2年「郷土探究中間発表会(10/18)」
 ④「SSH実験教室&エンジニアリングカフェwithアマテラス」の4点です。

06_都城泉ヶ丘SSH通信061110 .pdf

「SSH実験教室&エンジニアリングカフェwithアマテラス」in都城泉ヶ丘高校(10/19)

今回のイベントは女子中学生に理系分野への関心を高めてもらうことを目的としており、都城市内の女子中学生24名に参加していただきました。

実験教室では宮崎大学工学部教授 吉野賢二先生にお越しいただき「日焼け止めは、本当に紫外線をカットしているの?」というテーマのもと、4つのグループに分かれて、紙幣に使われている加工を紫外線で見たり、日焼け止めの紫外線カット効果が製品によって異なることを検証しました。それぞれ班には本校の女子生徒と宮崎大学工学部の大学生がサポートにつき、優しくアドバイスしてもらったりしながら一緒に楽しく学びました。

 

また、後半のエンジニアリングカフェでは、会場を変更し、美味しいケーキを食べながら大学生と高校生、中学生が進路や大学生活について和やかな雰囲気の中でお話をしました。

今回の体験や大学生とのお話のなかで、中高生は進路について考えることができたのではないかと思います。宮崎大学工学部吉野先生、大学生の皆様、今回は貴重な時間をありがとうございました

理数科2年課題研究発表会(10/25)

物理・化学・生物・地学・数学の各分野で選出された代表班が、理数科1・2年および附属中学3年の前でプレゼンテーション発表を行いました。今回の発表会では、たくさんの質問と発表者による分かりやすくはっきりとした回答で、例年になく活発な質疑応答ができました。

結果は

1位 BZ反応における二層構造の解明と反応制御

2位 チドメグサと止血効果

3位 航空機の推力について

3月の県大会に向けて、さらに研究を深めていって下さい!