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デジタル技術に係るワークショップ

12月25日

令和6年度 宮崎の産業を支える高校生協働活動事業「デジタル技術に係るワークショップ」に参加してきました。

めざましいAI技術の発達と、情報にあふれるこの時代を生き抜くなかで、

自ら問題を見いだし、その課題解決に向かうにあたり、"根拠を示すために正しい情報を得る能力"が重要性を増しています。

今回のワークショップは、その能力の精度を高めることが目標です!

まずは「もしもカード」で問題を見いだす練習を行いました。

「もしも明日世界からスマホがなくなったら・・・」

「レストランはどうなるか?」(Where)

「夜はどうなるか?」(When)

「観光客はどうなるか?」(Who)

場所・とき・ひとを対象に問題点を見つけだします。

 

そして続いてはグループワーク・・・

各グループに与えられたテーマに基づき、「困ること」「嬉しいこと」に分類して意見を出し合いました。

そして、その問題点の中から自分たちで仮説を立てます。

さらにその仮説を立証するために必要とされるデータは何か?の考察へと続きました。

今日初めて出会った様々な学校、様々な学科の人々と、緊張しながらも協働的な学びを深めていきました。

彼らに課されたスケジュールは・・・なんとそれぞれの活動終了時刻と研究発表の開始時間のみ!

そこに至るまでの作業時間や休憩、昼食時間に関して縛りはありません!

グループのメンバーで話し合いながら、逆算してタイムスケジュールを組み立てての活動です!

必要なデータを集めるため、今まで触ったことがないデータサイトを駆使しながら、有力な情報、信頼性の高い情報を精査していきます。

そして最後は研究結果の報告です!

今回は短い時間のなかでの活動であったこともあり、仮説を裏付けるために「欲しかったけれど手に入れることができなかった情報」についても考察しました。

発表のあとは、改善点を見いだし、修正を行うなどのブラッシュアップを行い、活動は終了となりました。

 

普段校内では経験することが難しい・・・

 初対面の人々のなかでのグループワーク

 膨大なデータの海から欲しいものをすくい上げること

 自分で締切に間に合うタイムスケジュールを行うこと

 知らないひとが多い中で行うプレゼンテーション

 

本当にたくさんの貴重な経験をさせていただきました。

この日の経験をもとに、来年・・・再来年・・・そして社会のなかで生きるときに、糧にしてほしいと思います。