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宮崎県立延岡高等学校公式サイト (文部科学省指定スーパーサイエンスハイスクール、世界ユネスコ公認ユネスコスクール)
令和6年度まで、文部科学省による第Ⅰ期指定を受けていました。さらに、令和7年度から5年間、第Ⅱ期の指定を受けました。
日本全国のスーパーサイエンスハイスクール事業については、こちらの番組をご覧ください。
※「工都のべおか」とは、県北の盆踊り「新ばんば踊り」の3番の歌詞にある工業都市延岡を表す熟語。
Ⅱ期(令和7年度入学生から令和11年度入学生対象)
中学生のみなさんへ
未来を創るキミへ! 宮崎県立延岡高等学校 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)で科学の扉を開こう!
延岡高校は、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定され、科学技術人材の育成を目指した特別な取り組みを行っています。このSSH事業は、全校生徒を対象に実施されています。
延岡高校のSSH事業では、地域との連携を大切にしながら、「延高エージェンシー」という、未来を創造するために必要な3つの力を育むことを目標としています。
延高エージェンシーってなに? 身につく3つのチカラ!
1.課題発見力・課題解決力:自分で課題を見つけ、その解決策を探る力。
2.プレゼンテーション能力:自分の考えを相手に分かりやすく、豊かに伝える力。
3.自主性:カリキュラムを超えて、自分で考えて行動する力。
これらの力を育むために、さまざまな活動が用意されています。
延岡高校SSHのわくわくする活動を紹介!
・探究活動「課題研究」:
・1年生からスタートする探究活動で、科学的な視点から幅広い分野の基礎知識や研究手法を学びます。
・2年生では、地域の課題をテーマに、班ごとに1年間かけてじっくり研究に取り組みます。
・地域の企業のOB(コーチ)や現役社員(メンター)が、探究活動をサポートしてくれます。
・研究成果は日本語で発表会(ポスターセッション)を行います。
・地域を科学する学校行事「のべたか SALK」:
・Search and Analyze Local Knowledge(地域の知識を探し、分析する)の略です。
・地域の大学や企業・団体と協力して、地域の魅力や課題を科学的な視点で発見する体験学習です。
・普通科では、自然科学、医療科学、工学の3つのコースに分かれて、大学や企業などを訪問します(例:宮崎大学、九州医療科学大学、旭化成など)。
・MS科では、企業のメンターから課題を提示され、その原因を探ったり、実際に企業を訪問したりする探究型学習を行います。
・世界に発信!「プレゼンテーション英語」&「国際交流プログラム」:
・1年生から、英語でのコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を高める授業を行います。
・3年生では、課題研究の内容を英語で発表する練習をし、質疑応答に対応する能力を身につけます。
・タイの姉妹校SKR校(スアンクラーブウィッターヤライランシット校)の生徒と、オンラインで共同研究を行ったり、海外研修や留学に参加したりします。
・新たに、オンラインでの**国際課題研究発表会(国際フォーラム)**も計画されています。これは、延岡高校がホスト校となり、海外や国内の高校生が英語で研究発表をする場です。
・これらの国際的な活動を通して、海外の人と対等にコミュニケーションをとる力や、自分の考えを的確に表現する力、そして国際感覚を養います.。
・科学を深める!「サイエンス部」&「A-time」:
・科学に強い関心を持つ生徒が集まるサイエンス部では、高度な研究活動を行っています。
・「A-time(Agency-time)」という、課題研究や個人的な研究、校外活動などに自由に取り組める時間が新たに設けられました。これにより、さらにレベルの高い研究に挑戦できます。
・サイエンス部の生徒が中心となって、地域の子どもたちに科学の楽しさを伝えるイベントも開催しています(「のべたかサイエンスラボ」や後述の「のべたかサイエンスフェスタ」)。
・最先端に触れる!「東大金曜講座」:
インターネットを使って、東京大学の先生による最先端の研究や考えに触れることができる講座に、毎週金曜日に参加しています。講演者に直接質問することも可能です。
・地域貢献も!「のべたかサイエンスフェスタ」:
地元の企業と協力して開催するイベントで、地域の幼児から中学生を対象に、科学体験やものづくり体験教室を行います。これは、県北地域の子どもたちに科学の楽しさを知ってもらう大切な機会となっています。
SSHに参加すると、どんないいことがあるの?
延岡高校のSSHの取り組みを通して、生徒たちは大きく成長しています。
・科学が好きになる! ミニ課題研究などの体験を通して、科学の楽しさに触れ、幅広い科学トピックに関心を持つようになります。
・自分で考えて問題を解決する力がつく! 探究活動に取り組む中で、自分で考え、工夫して課題を解決する力が伸びています。
・人前で自信を持って発表できるようになる! 課題研究の発表会などを経験することで、自分の考えを効果的に伝える力が向上し、自己肯定感も高まります。英語での発表にも自信がつきます。
・世界を舞台に活躍する夢が広がる! 国際交流プログラムを通して、多様な価値観を学び、グローバルな視点が身につきます。
・将来の選択肢が広がる! SSHでの学びや経験が、理数系分野への興味・関心を高め、理工農系の大学への進学につながっています。課題研究の成果を活かして、総合型選抜で難関大学に合格する生徒もいます(例:京都大学農学部や東京科学大学に合格した生徒も!)。
延岡高校SSHはみんなで取り組んでいます!
延岡高校では、先生方全員がSSH事業に関わり、生徒の探究活動をサポートしています。先生方の指導力向上を目指した研修も定期的に行われています。 また、大学や研究機関、企業の専門家などが「SSH運営指導委員会」として、多角的な視点からSSH事業について指導・助言を行っています。 学校全体で授業時間数を見直すなど、SSHの取り組みを学校運営の改善にもつなげています。 宮崎県教育委員会も、SSH事業を「科学技術人材育成校」の中核と位置づけ、人的・情報・財政的なサポートを行い、県全体への成果普及を目指しています。
キミも延岡高校で、地域や世界の未来を創造する科学者・技術者を目指しませんか?
Ⅰ期(令和2年度入学生から令和6年度入学生対象)
令和7年度 3年生SSH成果発表会
令和5年度 2年生ポスターセッション
令和3年度 2年生ポスターセッション
1年生 SDGs フィールドワーク
〒882-0837
宮崎県延岡市古城町3丁目233番地
Tel 0982-32-5331・32-5332
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