SSH評価指標(ルーブリック)

SSH評価指標(ルーブリック) 令和5年4月見直し

 延岡高校SSH特例科目では、通常のペーパーテストでは見えにくい、実生活や実社会において問題解決ができるような資質・能力を評価するためにパフォーマンス評価を取り入れています。パフォーマンス評価は、課題研究などのポスターや論文およびプレゼンテーションといったパフォーマンス課題をとおして、生徒のパフォーマンス能力を評価します。

 ルーブリックとは、パフォーマンス課題を1つ以上の観点から評価する基準です。延岡高校SSH評価指標(ルーブリック)は、次の3段階で策定しています。

MS科SDGsフィールドワーク(!)求められている評価基準を明確にする。

(2)評価基準を証明する徴候を決定する。

(3)学習活動と指導を計画する。

 

生徒は、ルーブリックに基づいて自己評価することにより、自らの学びを振り返ります。さらに、教員から評価に関するフィードバックを受けることによって、次の学びへ向かうことでできるようになります。

 

普通科SDGsフィールドワーク

達成度 評価基準 徴候
レベルS 記録を先行研究や専門用語を用いて合理的に解釈している。

・記録の提示と解釈が極めて正確に行われている。

・グラフや図が考察につながるよう描かれている。

レベルA 記録を高校生が持っている知識で合理的に解釈できる。

・記録が一定の合理的考察に結びついている。

・概念図・グラフを用いて,内容を論理的に伝える。

レベルB 記録に加え,まとめている。

・データの整理にとどまり,今後の展望が見えていない。

・不要な情報と必要な情報の区別が付いていない。

レベルC 記録にとどまり,収集の段階に到っていない。記録の活用に至っていない。

・合理的なまとめができていない。

・自分の考察と他者の考察の区別が付いていない。

  

MS科SDGsフィールドワーク研究過程

 

MS科SDGsフィールドワークポスターセッション

 

1年次プレ課題研究

 

2年次課題研究研究過程

 

2年次課題研究ポスターセッション

 

 

3年次課題研究プレゼンテーション論文評価

 

 

 参考文献

 SSH先進8校による『探究型学力 高大接続研究会』での取組~課題研究で育成したい能力とその評価方法の標準化を目指して~(報告書)

愛媛大学課題研究評価ルーブリック(フルバージョン)