延高賛歌
作詞:金井總欣 作曲:太田 陽・太田 洋・藤原愛子 編曲:岩切佳代子


1. 風よ吹け 海の風よ
   プロペラよ唸れ
   そして
   大空に飛び立つ夢を かなえてくれ
   白波を切って 飛び立つかなたに
   世界の空が広がって
   世界の町がまたたいている
   ああわが愛機よ
   海の空をけたてて ほえろ唸れ
   ああ風よ
   翼をささえ
   世界の空の中に
   わたしを運んでくれ


2. 風よ吹け 青い風よ
   山河よ萌えろ
   そして
   白鳥を怒濤の海に 飛ばせてくれ
   青春の窓を 飛び立つかなたには
   心の地図が広がって
   心の君はきらめいている
   ああわが友よ
   わが胸は歌々に はりさけ叫ぶ
   ああ風よ
   杜を揺らし
   人生のただ中に
   わたしを置いて行け
延岡高等学校校歌

これが現在の校歌です。 「うるわし延岡 輝く母校」というフレーズは延高の代名詞のようなものになっています。2番に登場する校庭の杜は、校庭の南側に立つムクノキ、クロガネモチ、アラガシの3本の木。

  ●作詞 渡辺修三 ●作曲 近衛秀麿

 1.  うるわし延岡 輝く母校       2. うるわし延岡 輝く母校
    明けゆく空の 光さやけく         伝統の丘 歴史は古く
    ただよう雲よ 川の流れよ         校庭の杜に 何をか想う
    緑の愛宕を 仰ぎ見るとき           教養の花の きそい咲く日を
    希望の風は 胸にあふるる           学びて進む 道はひとすじ
 
 
 3. うるわし延岡 輝く母校
    ああ栄光の あまねきところ
    我が学び舎の 並びて建てり
    若き命の 強く正しく
    手をとりて行かん 手をとりて行かん
 

 

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恒富高等学校学生歌

     

 ●作詞 甲斐芳一  ●作曲 柳田育秀

 1. 藤歴史もゆかし古城の      2. 常盤に薫る長浜の
    わが学舎ののき近く          松の翠に剛健と
    愛宕の山を仰ぎ見て          自治信愛の情を酌み
    真理と夢を語る友           志操は高き可愛岳の
    あゝ恒富の名に負いて         ゆるがぬ姿かえりみる
    若き学徒に理想あり          若き学徒に使命あり
 
 
 3. 流れは清き五瀬の水
    岸べににほふ藤波の
    うつろう色も芳しく
    わが師わが友もろともに
    学びの道の朝な夕
    若き学徒に希望あり 
 
 
 

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延岡高等女学校校歌
  ●作詞 北原白秋  ●作曲 山田耕作

1. 藤浪の春にあひて           2. 五箇瀬川ながれ清く
   開くもの 花のみかは            今に澄む月の光
   小女子は姿ともに              曇りなき真かくぞ
   心ばえやさし つつまし           白玉のま玉磨かむ
   匂へよ 下り藤               響けよ 水の瀬に
   紫の霞引きて                まさやけき玉の白玉
   延岡高女 延岡高女             延岡高女 延岡高女
   (紫の霞引きて)             (まさやけき玉の白玉)
 
3. 高千穂の雲に映えて          4. 藤浪の春にあひて
   朝日影直射す国               開くもの 花のみかは
   我が日向 宮居古く             うつくしき匂豊に
   海と山幸にあふれき             ものみなは光満ちなむ
   いざ起て 新代の              匂へよ ここの空
   かがやかし我等少女             ゆかりある藤の盛り
   延岡高女 延岡高女             延岡高女 延岡高女
   (かがやかし我等少女)          (ゆかりある藤の盛り)
 

 

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旧制延岡中学校校歌
 
●作詞 工藤正勝

 1. 聴け向洋の波の音          2. 心の姿映しては
    見よ霊峰の雲の色             愛宕の緑五瀬の水
    神の御国の元つ国             雄哮ぶ意気を象れば
    巷の塵を遠退きて             可愛の岳に雲競ふ
    蚊龍池に臥すがごと            鳴呼滄溟の波の間に
    四百の健児雲を待つ            招かば寄らん五大洲
 
 
 3. 鳰の浦回の櫓の誉          4. 広き理想の海原に
    武徳殿裡の太刀の光栄             棹櫂干さぬ諸舟の
    高き誇を負ひ持ちて            行手を遠く眺めては
    建国二千五百年              若き血潮の躍るかな
    威を八紘に樹てつべき           いざ起て健児秋は今
    祖国の使命我ぞ負ふ            空に五彩の雲ぞ呼ぶ
 
 
 5. 時運の流れ澱みなく
    齢もここに二十歳のく
    光栄ある歴史延陵にく
    収めし翼羽搏かんく
    扶揺の風を待ち得たるく
    健児が雄姿君見ずや

 

延岡中学校校歌.mp3

 

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