時事通信
学びのイメージ
【学部学科講座(高校1年、2年対象)】
9月19日(木)に学部・学科講座を実施しました。
20の系統別講座をすべて対面形式で実施することができました。生徒の感想には、
「作家の言葉を鵜呑みにせず、作家の背景を踏まえること、時代の変化による表現上の問題、文学作品を受け取る読者の受容を踏まえ、社会への影響をも考慮して『人間とは何か』を考える学問が文 学であるとわかりました。(文学系)」、
「AIやプログラミングによる技術の発達は農業や医療など様々分野で活用されており興味が湧きました。(工学系)」、
「獣医の仕事にも様々なものがあり、人・動物だけではなく環境にも目を向ける必要があることが分かりました。(農学系)」、
「臨床医という道だけではなく、研究医という選択も視野に入れてみようと思いました。(医学系)」、
「地元で働きたい、自然災害から人を守りたいという将来の希望を叶えられるのは土木の仕事に就くことだと思いました。自分のイメージとピッタリの仕事があって感動しました。(建築・土木系)」、
「探究活動で宮崎の活性化について取り組んでいるので、『観光地域づくり』を考える今回の講義は興味深く、地域社会について深く考えるきっかけとなりました。(地域社会系)」
といったものが見られ、大学の本格的な講義に緊張感を持ちながらも楽しく受講できたようでした。大学における学びのイメージが明確になり、進路意識の高揚につながる大変充実した学部・学科講座となりました。
医学系 国際文化・国際関係学系
工学系 建築・土木系
地域社会系 データサイエンス系
報告②
8月19日(月)・20日(火)に島根県松江市で行われた第26回 中国・四国・九州地区理数科高等学校課題研究大会に参加し,本校理数科3年の江藤壮優さんがポスター発表を行いました。
江藤壮優さんの発表題目は「インジゴカルミンの信号反応における吸光度の時間変化」でした。他県の生徒や先生方を前に立派に発表を行い,他県の理数科生と研究内容を議論し合いながら交流を深めました。残念ながら上位入賞とはなりませんでしたが,多くの経験ができた2日間でした。
報告①
7月30日(火)~8月1日(木)に長崎市総合運動公園で全国高校総体(インターハイ)が行われ,男子個人戦に本校から島﨑凛(大淀中出身)・中田敦仁(大塚中出身)ペアが出場しました。
【試合結果】
1回戦 シードのため不戦勝
2回戦 ④-0 対 半崎・木下ペア(長野県 風越高校)
3回戦 1-④ 対 小見・阿部ペア(山形県 羽黒高校)
【振り返り】
大会前の練習試合や遠征等でインターハイに向けてコンディションを整えることができました。高校総体宮崎県予選では2位での通過であったこともあり,何としてでも勝利を収めたいという選手たちの強い思いをしっかり出せた試合でした。全国大会で3回戦まで進出したことをこれからにつなげていきたいところです。皆様,沢山の応援ありがとうございました。
ナンバーワンを目指すオンリーワン
【表彰式・新任式・始業式】
2学期の開始に先立ち表彰披露が行われました
高校水泳部
令和6年度一年生大会 女子100m背泳ぎ 第2位 田中 藍 女子50m背泳ぎ 第2位 田中 藍
男子50m平泳ぎ 第2位 谷口 成
陸上競技部
第40回U20日本陸上競技選手権大会
男子110H 第1位 高城 昊紀
令和6年度全国高等学校総合体育大会 男子110H 第2位 高城 昊紀
第8位 田村 英大
男子ソフトテニス部
令和6年度宮崎県一年生大会 男子団体戦 第3位
〃 二年生大会 男子個人戦 第3位 田村俊輔・中田敦仁組
女子ソフトテニス部
令和6年度宮崎県高校一年生大会 女子個人戦
第3位 金丸芽生・金丸実生組
ラグビー部
令和6年度宮崎県高校一年生大会 7人制の部 第2位
音楽(個人)
第52回宮崎県高校独唱・独奏コンクール
ピアノ部門 銅賞 押川 万桜
声楽部門 金賞・グランプリ賞 河野 澪
吹奏楽部 第69回九州吹奏楽コンクール宮崎支部予選 金賞
百人一首部 小倉百人一首競技かるた 第46回 全国高校選手権大会
個人Cパート 準優勝 長友 椛
Dパート 優勝 鍋島 莉桜
Dパート 準優勝 溝口 玲奈
新しく来られたALTの新任式も行われ挨拶していただきました
高校担当のRebecca(レベッカ)先生
中学担当のDelmer(デルマー)先生
2学期の始業式の校長先生のお話 以下要約
「この夏、特に感無量だったのはインターハイ110Mハードルの決勝のスタートライン、全国8名の中に宮崎西高校の2名が並んだ姿を見たとき。
パリでのオリンピックで印象的だったのは体操男子。エースの不信を皆だカバーし、大逆転の奇跡的な金メダルNO.1
NO.1に関しての話。これまで最も売れた歌1位は「およげたい焼き君」2位「女のみち」3位は「世界に一つだけの花」この歌は日本中を席巻し、知っている人も多い。しかし、出だしの「ナンバーワンにならなくてもいい。もともと特別なオンリーワン」にずっと違和感を感じていた。
皆さん一人一人は個性あふれる特別なオンリーワン。その通りだし、多様性を大切にし個性を尊重する。それは重要なことです。
しかし、その特別なオンリーワンを輝かせるためには、自分の目指すもの、目標に向かって、NO.1を目指す。集団としても協力して団結してNO.1を目指すことに大きな意義があると思う。最初から2,3番じゃダメなのかという人は2,3番にもなれない。
たとえビリでも腐らず、最後までできる限りのことをやる。NO.1の人をすごいな、できればなりたいなという尊敬、希望の眼差しは捨てない逆に、たとえNO.1になっても、みくださず、いばらずビリの人の健闘を称える、そんな集団であってほしい。
今、日常生活で精一杯な人、苦しんでいる人にNO.1を目指せというのはきついこと。いつの日か、どんな分野でもいい、西高・西附の生徒はNO.1を目指すことができる人だと思う。ぜひ「ナンバーワンをめざすオンリーワンであってほしい」
これから朝陽祭が始まる。合唱、体育祭、応援、大学進学、できることを精一杯地道にやり続けてください。
二学期、NO.1をめざすオンリーワンの皆さんの活躍を期待しています。
究める夏
R6.7.26
【終業式】
熱中症警戒アラートが連日出される中、各教室にて終業式がリモートで開催されました。
校長先生からは先日発行された新紙幣のお話がありました。校長先生は古いものを集めるのが幼少の頃から好きで、ご自分で保管している中で最も価値が高い200円札の紙幣を見せてくださいました。肖像画は「中臣鎌足」
今回のリニューアルで肖像画になった北里柴三郎、津田梅子、渋沢栄一。この3人の共通点として「国際交流」が挙げられます。3人は諸外国に行くだけでなく受け入れることも積極的にしていました。
この3人を手に入れるために皆さんはいずれ仕事をしてお金を稼ぎます。確かにお金は生きるために必需品ですが、金のためだけに働くのでは、人生もったいない。この3人のように、自分の生きる道、これだという道を見つけて究めてほしい。高校3年生は、その道を切り開く、目前に迫る受験に向けて究める夏です。
3名が生前に語った言葉です。
北里柴三郎「いくら志だけがあっても学力(力)を伴わないものが、世間で信用されることはありません」
津田梅子「一人一人の人生の航路には、独りで、立ち向かわなければならない、それぞれの困難と問題があります」
渋沢栄一「信念なき者は計画なし 計画なき者は実行なし 実行なき者は成果なし 成果なき者は幸福なし」
充実した夏休みにして2学期始業式に元気で会いましょう。