日誌

学校の様子

森林体験活動

昨日までの雨は上がり、本日は絶好の体験活動日和。

今日は、海洋教育科の最後の体験活動、「森林における活動」を実施ました。
これまで、海を守るというコンセプトに対し、川、海と学習を重ねてきました。
海を守るために、山がどう関係するのかを実際の体験を通して、考えるようにしました。

朝9時半過ぎ、本城の山奥にある権代公園へ集合しました。


そこでは、県環境保全アドバイザーの「河野」さんが待っておられました。
河野さんは、これまでも「みずべ愛づくり」「廃油キャンドルづくり」で、児童たちと何度もふれあっておられます。

最初に、河野さんから、海と山がどのようにつながっているのかという話がありました。

それから、小川の音や自然を感じてもらうために、マスクを外し、目的地に向かいました。


クヌギ林で、河野さんが、枝打ちを何故するのか、これが自然環境とどう関係するのかの話をされ、枝打ちの仕方の説明がありました。


その後、それぞれに分かれて、枝打ち作業開始。



ここでは、のこの使い方や枝を落とす場所を学習しました。

その後、移動し、次は植樹体験です。
河野さんや、本日特別に参加していただいているツーリズムプロデューサーの山口さん達の応援をもらいながら、植樹用の木々を2人で1本づつもらい、植えていきました。


最後は、お礼の言葉を5年生の曽我さんが代表で述べました。


最後は、みんなで記念写真を撮りました。

日曜参観日

朝は冷え込みましたが、とてもよい天気に恵まれました。

今日は、12月の「日曜参観日」
持久走大会、子ども柱松の発表、懇談会です。

持久走大会は9時50分に始まりました。
開会式では、児童のプロジェクト委員会が挨拶や競技上の注意をしました。


そして、入念に準備運動。

伴走は、学校の応援団の「井上武麿」さんです。


毎年恒例で、今年で14回伴走をしてくださいました。そして、毎年、児童たちを励まし、応援していただいています。

競技は、10時に低学年1・2年生から始まりました.


号砲の後、低学年が一斉に飛び出しました。

次に、中学年の3・4年生。

伴走の井上さんも横からしっかり、応援をされていました。
地域の方も一緒に走っての応援もありました。

最後は5年生です。

五年生は集団で飛び出しました。

今年も、5年生は曽我さんが先頭を速いスピードの帰ってきました。

みんなそれぞれに、全力を出し切ったいい持久走でした。

閉会式では、成績発表がありました。

みんなの前での表彰は、学年で1位になった人のみです。
1学年は渡邊楽来くん、2学年は菊池 捺さん、3学年は谷端花笑さん、4学年は渡邉むすび さん、5学年は曽我千楽さん が賞をもらいました。

そして、タイムアップ賞では、この大会で一番タイムを縮めた人に贈られました。
低学年では菊池 捺さん、中学年は富田純一朗くん、高学年は西岡璃海さん でした。

私からは講評として、今回みんな頑張ったこと。一つの目標に諦めず達成しようとする頑張る力について話をしました。



次に、「子ども柱松」の発表です。
これは、以前も記載しましたが、この秋、市木柱松火祭が天候不良のため中止となり、これまで練習してきた「子ども柱松」ができなくなりました。
そこで、せめて保護者の皆さんに練習の成果を・・・・・
ということで、実施しました。

最初に全員整列


それから、大将軍役の西岡璃海さんが、「かかれ~」の合図で、一番かり又、二番かり又、三番かり又がそれぞれに、大将軍の指示どおりに動き、柱松をたてることができました。



さて、ここからが本番。
勢子役の低学年から、松明(イミテーション)を籠目がけて投げ入れます。
すると、開始早々、2年生の吉川 安 さんが一発で投げ入れました。
その後、中高学年が挑戦。
しかし、残念ながら、時間内には投げ入れることができませんでした。


そして、全員で、本日ギャラリーとして来てもらった保護者の方や地域の方にお礼を述べました。



この後は、今日最後のコマ「全体懇談会」でした。

保護者の方に、ランチルームに集まってもらい、荻原教頭や右田養護助教諭が、
冬休みの生活のこと、3学期の学校行事のこと、服装のことなどをまとめて話をしました。


今年最後の参観日は、大変密度の高いものになりました。

子ども柱松練習再開



すっかり、校庭の紅葉も色づき、場所によっては落ち葉となって地面をジュウタンのように彩っています。


今日は、今年一番の冷え込みとなりました。
そんな中、来る11日(日)に日曜参観で、披露する「子ども柱松」の練習を開始しました。今日と明日の2日間しかできませんが、これまでの練習を思い出して取り組みました。

元もと、「市木柱松」の火祭に参加予定でしたが、今年は雨で中止。
せっかくこれまで頑張ってきた練習の成果を、保護者や地区の方にお見せすることができません。
そこで、今年最後のチャンスとして、日曜参観で見てもらうことにしました。

やはり、久しぶりという事もあって、声は揃わず、「かり又」の挙げ方はバラバラ。
それでも、大将軍役の西岡さんの号令で、少しずつ柱松はまっすぐに立てられていきました。



柱松が、まっすぐたてられたところで、松明の投げ入れ。
勢子役の低学年から投げ入れました。
その内に、松明が一つ・・・・ぽつん


うまく入りました。
続いて、中高学年。
松明かごは、上の方に上がり、それをめがけて、投げました・・・・・

しかし、残念。
時間内には、1個も入りませんでした。

明日もあります。また、前のように要領を掴んで入れてもらいたいものです。

第2回居住地交流

本校は、県立日南くろしお支援学校と居住地交流を年2回実施します。

今日はその最後の交流日です。
この活動は、支援学校に通う児童とふれあうことで、かかわり方やコミュニケーションの仕方、何よりも思いやりの心を育てることを目的としています。

市木小の中学年と交流をしました。
2時間目は、「図工」です。「飛び出すカードを作ろう」です。
説明を聞いた後、みんなで楽しくカードを作りました。


声掛けをしたりしていい雰囲気で活動が進みました。
そして、完成


次は、「体育」
風船バレーや、卓球をしました。
みんなが同じに様にゲームをすることで、楽しい気持ちになっていたようです。


このような活動を通して、市木小学校の児童たちが相手を思いやる優しい心を育てていってくれること願っています。

秋山小と合同練習・合同学習

秋山小学校とは、これまで幾度となく交流を図ってきました。
つい先日には、「くしま学交流発表会」にも参加してくれました。

今日は、秋山小学校の児童が、今まで練習で力をつけてきた持久走の力を、本校児童と走り、試す日です。本校の児童も負けずに頑張って走っていました。


最初に、運動場に2校の児童たちが集合し、準備運動をして、持久走に備えました。

音楽が流れると、それぞれが一斉に走り出しました。
みんな気持ちよく、晴天のもとで走っていました。
音楽が3曲流れるのを聞いて、走る力の配分を考えていました。




4時間目は、それぞれの学年で合同の授業を受けました。
どの学級も、交流を意識した活動をしていました。
2学年は、ゲーム(すごろく風)を使い、自分のことを表現する活動をしました。


3・4学年は体育の授業で、ボールを使った活動でした。


5学年は、外国語活動で、クイズを英語で答えたり、自己紹介を英語でしたりしました。


お昼は交流給食。
二つの部屋に分かれて、それぞれに楽しくお話をしながら、食していました。


そして、最も楽しみにいていたのが、大勢で楽しむ昼休み。
市木小の児童も、秋山小の児童も、
広い校庭で思い切り走り回っていました。いやーっ、楽しそう!!


2時前に市のマイクロバスが到着。
市木小の児童は「また来てね~っ」と大声で見送りの言葉をかけていました。
今回もいい交流ができたようです。

日本文化・・・パート2

この日は児童たちは大忙し。

午前はふれあい交流活動でしたが、
午後からは、クラブ活動で「日本の文化・・・パート2」でした。

パート1は、日本舞踊のこと、お茶のこと
そして、パート2は、「書」について、東京から講師としてお招きし、書に対しての興味関心を持ってもらおうと企画したものでした。

これには、「未来の市木の子どもを育てる応援団」略して「市木子ども応援団」の副団長の島田さんから協力をもらいました。

講師は、「玉田 精」(たまだ せい)さんです。
もともと、宮崎市出身で、日本や世界を旅をしながら、書を通じてコミュニケーションを図っておられる方で、日本の文字を大切にする方です。



最初に自己紹介をされ、何故この道に入ったかを話をされました。
文字は力がある。書くことで、表現することで、夢が叶うなど、経験談を話されました。

それから、実際に玉田先生が「舞」という字を書かれました。


そして長さが10メートル程ある紙に「夢」と書かれました。
それに、みんな思い思いの「したいことや思い」をその紙に書きました。


みんなそれぞれに思い思いの言葉で、将来の夢を書いていました。
自分の考えを文字にすることの大切さを書を通じて分かってくれたんではないでしょうか。


この後、玉田さんと島田さんが校長室に来られ、お話をしたところでした。


中央が、書家の「玉田 精」さん、右が日本舞踊家の「島田 愛子」さん です。

ふれあい交流活動とふれあい給食

この交流活動を実施するにあたり、11月のはじめから担当が昨年度の反省を下に計画を立てていました。


今月の中旬には、地域の方(大下さん・岩満さん・八代さん)が来校され、時間配分やチーム分けなど細かな計画を立ててくださいました。


そして、ようやく本日、快晴の下で交流会を実施する運びとなりました。


開会行事ではプロジェクト委員会が会を進めました。
進行は5年生の若松くん、児童代表で4年生の中山さんが「交流会を楽しみにしていたことや今日一日楽しい時間にしていきたい」と挨拶をしてくれました。


地域の方の代表では、自治会長の長野さんが楽しみにこの日を待っていたことを挨拶されました。


また、中心的に計画を立ててくださった大下さんが競技上の注意をしてくださいました。


そして10時、競技開始。


あちこちから笑い声、歓声、のどかで楽しい雰囲気漂いました。

中にはホールインワンを2回も出す地域のかたもいらっしゃいました。


お昼は、ふれあい給食です。
プレーした各グループに席を設け、先程のプレーを中心に話ができるようにしました。楽しい会話が飛び交っていましたよ~。


食事も終わり、表彰式。1~3位までの表彰や、ホールインワン賞、全て児童たちが手作りのメダルをそれぞれの方の首にかけていました。参加賞メダルもありました。


最後は児童たち全員で歌のプレゼントをしました。皆さん聞き入っておられましたね~。


私の最後の挨拶は、楽しく交流した児童たちの紹介、教職員スタッフを紹介して、お礼の挨拶としました。



皆さんお元気で、来年も参加してもらえると有り難いですね~。

市木っこ花壇に花を

市木郵便局の前に「市木っこ花壇」があります。
市木青少年育成協議会が、子ども達の健全育成のために花壇を準備してくださったものです。
それを、春と秋に中学校と小学校が協力して花を植えています。

今回、中学校の生徒が花壇を整備して、土や肥料を入れて、苗植えの準備をしてくれました。

今日は、低学年が全員で季節の花を植えました。
ビオラパンジー、ノースボール、キンギョソウです


花の高さも考えて、上手に植えることができました。

実践発表と特別賞

毎年1回、串間市PTA協議会は研究大会を実施します。
今年は、そこで、本校のPTA活動の実践報告をしました。

最初に学校の状況、次にPTA活動の様子を岩満PTA会長が発表しました。
プレゼンは荻原教頭が務めました。


このほかに、PTA活動の広報委員会が取り組んだPTA新聞が昨年(努力賞)に引き続き、特別賞をもらいました。


開会行事において、曽我副会長が壇上に上がり、賞状をもらいました。


広報委員の皆さん、おめでとうございます。

くしま学交流発表会

この交流発表会は、昨年度から考えていたもので、本日、快晴の中で実施する運びとなりました。
くしま学は、平成20年度から小中高一貫教育としてスタートしたものです。
しかし、平成29年度から中学校が一つになり、6つの中学校区で進められていた「くしま学」を変更する必要性が出てきました。
そこで、くしま学の活性化のために、フットパスという手法を使いながら、自分の地域のことを学習していくように計画を立てたものです。

今日は快晴。
素晴らしいロケーションの下で発表できました。


今回、フットバスの視点で、実施する交流発表会は、
簡単に言うと、① みんなで歩き回って   ② 児童同士や地域の方とふれあいをもつ
ものです。

発表会ですから、今回は時間や発表の内容、進め方に気を配りましたが、
実際は、みんなで歩き回り、気になることを調べ、分からないことは地域に方に話しかけ、その内容をまとめていく活動です。

市木の「石波地区」(第1コース)を今回選び、発表していきました。
第2コースは藤・八ヶ谷地区、第3コースは古都・海北・中福良・石波地区、第4コースが子持田・郡司部地区です。

石波地区は


交流をする学校は、秋山小5名、大束小5年17名です。
地域の方の協力が、3名+α、くしま学担当者17名、各学校担当9名、市内校長が6名、
その他機関として串間市教育委員会、観光課、など、総勢80名ほど参加がありました。

8時50分に幸島前の駐車場に集合しました。


職員や関係者への説明も集合時間に合わせて、説明をしました。


私が今回行う交流発表会のことについて話をした後、活動の説明を担当(酒井)が分かりやすくしました。

その後、移動開始。
まずは、「渚100選の『石波海岸』」を歩いてみます。


Bポイントでは、これまで生活科や余剰時間で取り組んできた1年生が、
アカウミガメ(稚ガメ)放流のことについて説明をしました。


8月におこなったことを写真や絵で説明をしました。
次に風光明媚な石波海岸をみんなで歩き、アカウミガメの孵卵場所に向かいました。


Cポイントでは、アカウミガメ学習会で知ったアカウミガメのことやゴミ問題について
他校の児童に訴えていました。
ここでは、フットパス協会の「舟井さん」が石波海岸の素晴らしさやゴミ問題について
補足説明してくださいました。


ここからDポイントに向かいました。
途中、亜熱帯樹林の中を進みます。


ジャングルの中を進む児童たちは、目を輝かせていました。
次は、Dポイントに進みます。


Dポイントでは、子ども柱松のこと、岩折神社・龍源寺のこと、市木橋のことを説明しました。
市木橋は、昨年自分たちが橋の親柱に文字を書いたことやタイムカプセルとして橋にイラストや言葉を埋め込んだことを話しました。

Eポイントでは、TAGIRIホテルの前で、2年生が生活科で学習した地域の農産物を発表しました。水田ゴボウやオクラです。上手に説明ができたと市内の校長先生から言葉をもらいました。


TAGIRIホテルでは、館内を見せてもらったり、温泉の説明をしてもらいました。
お土産にオーガニックのクッキーももらいました。

そして、最終はAポイント。
ここでは、幸島前の駐車場で、幸島のことや芋を海水で洗うサルの説明をしました。
遊漁船の船長の東濱さんが、詳しく幸島のサルのことについて説明してくださいました。


11時、閉会の行事では、各学校の児童が代表一人挨拶をしました。本校では2年生が代表で感想を述べました。


これで、市木小学校が新くしま学として取り組んできた内容の発表を終わります。
この取組が、各学校で実践されることを、切に願います。