学校の様子

校長目線

わたしの誕生

 2月14日(金)、2学年で学活「わたしの誕生」の学習がありました。まず、お母さんのお腹の中に命としてやどってから、どのように成長していくのか、その過程を絵や写真で確認していきました。1か月、2か月、、、と大きくなる赤ちゃんの身長や体重の変化に合わせ、赤ちゃんの動きやお母さんの体感も変化していくことを学びました。そして、うまれた赤ちゃんを抱っこする体験をしました。赤ちゃん人形をだきながら、みんなキャーキャー言っていました。抱きなれていないため逆さまになってしまう子どもも、、。その後、妊婦体験をしました。約3kgのエプロンのような着物を前から着て、その重さを感じ取りました。お母さんはこんなに重い赤ちゃんをお腹にいれながら、赤ちゃんを守り、生活していたんだなと感じたようでした。最後に、赤ちゃんがうまれたときのお家の方の思い(うまれたとき、名前の由来、どんな人に育ってほしいかなど)を手紙にしたためられたものを、一人一人読みました。みんな食い入るように一文字一文字うれしそうに読んでいました。じ~んと感動していたようでした!今日の学習を通して、命の尊さと親の愛情を深く学んだようでした。本時の学びを通して2年生は、親から受け継いだかけがえのない命を大切に過ごしていくことでしょう!

最後の参観日!

2月13日(木)、1・3・5学年において、今年度最後の参観日がありました。各学年ともに、これまで1年の学びをミニ発表会という形で伝えました。

 1年生の発表の様子です。みんな自分の出番にしっかりと発表することができていました。1年間で、できるようになったことが増え、みんな立派に成長しました!見ている態度もよかったですね!

 3年生は学校での教科や総合的な学習の時間での学びをグループや個人で発表していました。自分たちでプレゼン用のシートをつくっていてビックリでした。お家の方へのメッセージもあり、胸がキュンとしました。

 5年生は将来の夢をプレゼンテーションソフトを使って、1分程度の発表になるようにまとめ、1人で発表していました。夢は何か、その夢にした理由は何か、夢を叶えるためにどんな進路を辿ることが必要か、今の自分にできることは何かなど、みんな堂々と伝えることができていました。

 保護者の皆様におかれましては、子どもさんの1年間の成長をすごく感じられた1日になったことでしょう。今日は、お家でいっぱい褒めてあげてくださいね!

6年生へのお話会

 2月12日(水)、わたぐもの会から卒業する6年生に「お話会」のプレゼントがありました。お話会では、最初に谷川俊太郎さん作の「ともだち」と「ありがとう」の絵本の読み聞かせがありました。今の6年生にぴったりの内容で、心がじ~んとしました。次は「イギリスの紳士」というお話をペープサートを使って読んでいただきました。すっかり身なりを整えていたイギリスの紳士が太陽の暑さのせいで、どんどん服を脱ぎ、裸になって、骨になって、最後は、、、髭だけになってしまったという内容でしたが、紙人形の服がなくなる度に子どもたちは大騒ぎに!目を手で覆いながら見る子どももいました。面白かったです!大型絵本で「金の魚」では、絵本を数名で役割分担して読んでいただきました。驚きだったのはこの本、西諸県弁に変更して読まれたんです!ストーリ自体にも面白みがありますが、西諸県弁を強調して読まれたので、また、違った味わいがありました。みんなニコニコになりました。そして、1年生から6年生までの国語科の授業で学習した物語文からクイズが出されました。「ハイハイハイ!」と張り切って答えていました。とっても楽しいお話会になりました。あと約30日で卒業する子どもたちにとって、また1つ素敵な思い出ができました!ありがとうございました。

 わたぐもの会の皆様から、6年生に手作りのストラップをいただきました!優しい気持ちを、たくさんいただいた「お話会」になりました。いつか、6年生が親の立場になったとき、きっと、わが子に今回と同じように読み聞かせをする日がくることでしょう!

すてきな時間をありがとうございます。

 2月12日(水)、本年度最後の読み聞かせがありました。今年最後だと思うと、ちょっぴり寂しい気がします。寒い中でも、心が温まる時間になりました。

 読み聞かせグループ「わたぐもの会」の皆様には年間を通して、計画的に朝の素敵な時間を演出いただきました。絵本の世界にどっぶりつかり、学校の朝の落ち着いた雰囲気をつくり、そして、想像力を高めることにつながりました。三松小の本好きな児童の育成にも役立ちました。読んでいただいた本のおかげで、人生観が変わったり、生きる力のもとにもなったりした子どもも多かったと思います。本当にありがとうございました。

堤交番連絡協議会

 2月10日(月)に堤交番連絡協議会が開かれました。堤交番に在籍されている警察署員、代表地区長、地域見守り隊、地区交通安全協会委員、地区の学校の校長が集まり、地域の防犯に向け、協議しました。冒頭、交通事故や犯罪等問題となる案件について警察の方からご説明がありましたが、昨年、管内の交通事故は330件で、そのうち1割は人身事故(1件は死亡事故)だったそうで、交通量の多い国道沿いにある本校の児童の安全に向け、今後も指導に力をいれる必要がある状況を再確認しました。本日協議したことをもとに、学校、家庭、地域みんな力を合わせ、児童生徒の健全育成、及び、命を大切にできる態度の育成に努めていきたいと思います。大変貴重な時間になりました。

オオヨドカワゴロモの学習

2月10日(月)、市社会教育課から2名の先生に来ていただき、4学年児童を対象に、「オオヨドカワゴロモ」の学習をしました。「オオヨドカワゴロモ」って何?と思われる方も多いと思いますが、世界で小林市、三松地区の岩瀬川にしかいない川苔草の仲間でいわゆる絶滅危惧種なんだそうです。「オオヨドカワゴロモ」の特徴としては、冬に花が咲き、種ができる植物で、流れの速いきれいな川でしか生きられず、日光の届く浅い場所に生息しているそうです。分からないことも多く、植物研究者から注目されているそうです。

 身近な環境にこんなにもすごい生き物があったなんて、びっくり!子どもたちは、講師の先生の話を夢中になって聞き、しっかりメモをとっていました。

 これが現物です。岩海苔みたいですよね。講師の先生がもってきてくださいました。この苔みたいなものが花を咲かせ、種を残すんだそうです。びっくりですね!

 カワゴロモはきれいな川でしか生きられないとのこと。自然を大切にすることや命の尊さについても深く学ぶことができました!

小林市PTA研究大会

 2月9日(日)、小林市文化会館でPTA研究大会が開催されました。会に先立ち、須木地区の剣舞「一の谷」のアトラクション、市読書感想文作品募集で市長賞に受賞した小・中2名の発表がありました。小学校の部の発表者は本校6年の上原杏夏さんでした。内容もさることながら、発表態度も大変立派で堂々としていました。そして、開会行事が行われましたがその中で、PTA功労者表彰がありました。三松小学校からは西山和寿様、池田幸士郎様、三松中学校からは柴田里子様、花畑幸重様が表彰されました。(これまでPTA活動を役員として引っ張っていただき本当にありがとうございました。)その後、研究発表が4本ありましたが、そのうち2本が三松地区の発表でした。1つ目は、三松小学校家庭教育学級(三松サークル)が発表しました。子育て講座や親子授業、竹灯籠づくり・親子ミニクリスマスなどの体験活動、視察研修(企業や都城市立図書館)などこの1年の親子の学びについて、チームワークよくご説明いただきました。発表を聞いていて、三松サークルは質の高いたくさんの学びがいっぱいあるだけでなく、毎回親子で楽しく学べること他の地区にはないよさだなあと感じたところでした。その陰には役員の皆様の緻密な企画と運営、記録、そして工夫改善があってこそだと思います。教頭先生にも家庭教育学級を全面的にサポートしていただきました。これまでのご苦労に感謝いたします。2つ目の発表は三松地区の一地区一形運動の取組でした。こちらは中学校の教頭先生が代表として発表されました。小中で行っている挨拶運動やPTA活動、地区の代表者が集い、よりよい三松を目指して行われる会議の実施など説明されましたが、その発表の中で、地区にいらっしゃる社会教育・生涯教育の貢献者である福留様のお言葉が動画で流されました。「三松地区の子どものあいさつはとてもいい。子どもが行うあいさつには、優しいもの、元気なもの、笑顔いっぱいなもの、恥ずかしそうなもの、小さい声のもの、いろいろあるがみんな違っていてみんないい。あいさつは相手を受け入れること、認めること。あいさつで心と心がつながるから、うれしくなる、楽しくなる」「学校と家庭、地域が仲良くなることが大切。そのうえで、ダメなものはダメとしっかり子どもたちに伝えていく。ダメなこととは、人を傷つけること、人のものを盗むこと、いじめること、平気でうそをつくことなどいろいろある。大人がダメといってブレーキをかける。人は誰でも褒められたい、承認欲求を満たされたいと思っている。悪いことの方がどうしても目立つが、意識して子どもを見ていると必ず、いいところが見つかる、そして、ほめる」「子どもと向き合う時間はつくればできる。3分でも5分でもいい。思春期の子どもたちは親には言わないがたくさんの悩みを抱えている。いろんな失敗もする。親が関わって、大丈夫だよ!もう少しがんばってみよう!などと声をかけてあげることで、辛いことがあっても前に進んでいける」などの貴重なお言葉が会場に流され、うんうんとうなずく参加者の姿が見られました。そして最後に、講演がありました。講師は児童相談所で長年勤務された小林市出身の林和豊氏でした。1時間という講演時間があっという間に過ぎていく興味深い話ばかりでした。(もっともっとたくさんの方にきいてほしい内容でした。)講演の冒頭「子どもが問題を起こしたときに大切なことは頭ごなしに叱ることではなく、まず同調すること、警戒心を解きながら情報を集めること。そのうえで、解決の糸口について、私ならこうするか、または、こうしてみるけど、どうか?と解決方法を提案する。そして、子どもがその提案にのってきたら、全力でそれをサポートする。これが私流の指導の方法」と笑顔で話されました。講演の中で私が心に残ったことをいくつか紹介します。「親から日常的に体罰・罵声をあびせられたり、養育放棄など淋しく辛い生活体験の中で育ったりした場合、愛着障がいが起きる危険性がある。淋しく辛い生活体験のストレスにより病原体への抵抗力が弱まる。ゲーム依存症が進むと日常生活に支障が生じてくるが、それを防ぐのは楽しい親子会話である。ルールやマナーを守ってほしいなら、親がそのような姿を子どもの前で見せる。親の子ども時代の悩みやその克服方法を子どもに伝えると子どもは学ぶ。子ども心に親の言葉を届けたいなら、ユーモアを交えて本音で語り合える雰囲気をつくる」などです。私も現在小学生の子をもつ子育て真っ最中の親であり、忙しい毎日を過ごしていますが、今日の講演を聞き、子どもと向き合う時間を少しでもつくり、1つ1つ実践してみたいと思います。

 本日の市PTA研究大会の実施に際し、副会長の倉田様を初め、多くの保護者の皆様、市教育委員会の皆様にご協力、ご助力をいただきまして、誠にありがとうございました。これまで大変なご苦労があったことと思います。この場をお借りして感謝の気持ちを述べさせていただきます。本当にありがとうございました。

      三松地区が大活躍な市PTA大会でした!勉強になりました!参加いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

元気がでました!

 2月6日(木)、校長室に2人の2年生が訪れました。国語科の授業で、誰かに手紙を書く学習があり、相手として私を選んで書いて届けてくれました。

 一文字一文字一生懸命に書いたあとがのこった優しい手紙にとても感動しました!持病の腰痛がわるく最近校門にあまり立てず、校長室にこもって仕事することが多かった私でしたが、この手紙をもらい、もうちょっと、がんばらなければ!と思ったところでした!全校児童の背中を押せるように!

楽しいクラブ!

 音楽クラブは音楽室で「残酷な天使のテーゼ♩」を合唱していました。みんな心をこめてしっとりと歌っていました。子どもたちの歌声を聞いたら、きっとエヴァンゲリオンも喜ぶでしょう!

 手品クラブは腕をみがいた手品の実践発表をしていました。みんな身を乗り出してマジシャンの話を聞いていました。ゲームクラブはオセロ、将棋、トランプなど好きな遊びを笑顔で楽しんでいました!

 折り紙クラブは、タブレットで動画をみながら、難しい折り方にチャレンジしていました!みんな集中していました!(わたしは、子どものころ、2枚の色紙を使ってよく手裏剣をつくっていたことを思い出しました。)

 手作りクラブは各自が用意したフェルトなどを手縫いし、マスコットなどの小物をつくっていました。上手でした。イラストクラブは、タブレットでイラストを検索して描きたいキャラクターを選んで、紙に書き写していました。どちらのクラブも細かいところまで、とても丁寧に仕上げようと頑張っていました!

 スポーツクラブは体育館でバスケットボールをしたり、運動場でドッヂボールをしたりしていました。寒さを吹き飛ばすようなパワーで勝利を目指して動き回っていました!みんな元気です!

 昔の遊びクラブは「ねことねずみ」ゲームなるものをしていました。先生が「ねねね、ねこ!」といったら猫チームがネズミチームを追いかけます。「ねねね、ねずみ!」といったら、ネズミチームがが猫チームを追いかけます。簡単にいうと、こういうゲームです!盛り上がっていましたよ!わたしなら「ねねね、ねずこ!」とわなにかけたと思います!

 読書クラブは、誰一人ものをいわず、黙って集中して本を読んでいました!みんな読書好きなんですね!本の世界にどっぷりつかり、想像力が膨らんだことでしょう!

追いかけて~ゆき~♩

 2月5日(水)、朝からパラパラ降っていた粉雪が、お昼ごろ急にボタン雪に変わって一気に降り積もりました。

 一面の銀世界(雪景色)にびっくり!窓から外を覗く子どもたちの姿が見られました!早く昼休みにならないかなと待ち遠しいようです!風景画に表したいような景色に思わず見とれてしまいました。雪はしんしんと、音もなく降り続きます!

 昼休みになると、みんな一斉にグラウンドや校庭にかけ出しました。思い思いに雪合戦を始めたり、雪だるまを作ったりしていました!短時間でこんなに積もる珍しい大雪に、子どもたちは大喜びでした!撮影中の私にもどこからか、大谷選手かのような剛速球の雪玉がとんできました!昼休み後半、太陽の光がさし始めると、雪は消え、雪だるまは泥だるまになって最後は消えていきました。つかの間の冬将軍からのプレゼントにみんな、ハッソーハッソーな三松っ子でした!明日も降るといいですね!