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給食、おいしい

12月8日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇チーズパン
〇クリームスパゲティ
〇あおまめサラダ

 ≪ひとくちメモ≫
「今日は、牛乳や生クリーム、チーズを使ったクリームスパゲティです。生クリームもチーズも、牛乳から作られます。牛乳は元々生まれたばかりの牛の赤ちゃんが初めて口にするものです。自然の栄養ドリンクと言われるほど、栄養のバランスがよく、栄養たっぷりです。でも牛のお乳は、本当は子牛のためのものです。子牛が生まれなければ、お乳も出ません。それで、牛を人工授精させ、牛乳がとれるように管理しているのです。大事に飲まなければ牛に申し訳ないですね。毎日の給食に出る牛乳や今日のように料理に使っている牛乳は、宮崎県都城市の中村牧場さんの牛乳です。」

12月7日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごはん
〇ちゅうかうまに
〇もやしのナムル

 

≪ひとくちメモ≫
「もやしは、細い見た目と違って、体の疲れをとるビタミンB1や、はだをきれいにしたり風邪を予防したりするビタミンC、骨や歯を強くするカルシウムと、栄養たっぷりです。もやしには、普通私たちがもやしと呼んでいるブラックマップもやし、中華料理によく使われる普通のもやしよりより太い大豆もやし、糸もやしと呼ばれるとても細いアルファルファ等があります。」

12月6日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇みやざきぎゅうどん
〇せんぎりだいこんのすのもの
〇みかん

 

≪ひとくちメモ≫
「今日は宮崎牛を使って牛丼を作りました。大きいおかずをごはんにかけて食べましょう。千切大根は、11月の終わりから2月の冬の寒い時季に、大根を細く切ってすのこの上に広げ、日光に当てて作ります。このようによく乾燥させることによって、大根の甘みと風味が増し、こりこりとした歯触りも生まれます。宮崎県は千切り大根の生産量日本一です。国富町や宮崎市の田野町、清武町でたくさん作られています。」

12月5日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごはん
〇はくさいのみそ汁
〇みやざきくろぶたメンチカツ   〇コールスローサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「メンチカツは、豚肉や牛肉のひき肉に玉ねぎをみじん切り、塩、コショウを混ぜて練り、小判型にして、小麦粉、ときたまご、パン粉をつけて油で揚げて作ります。大阪ではメンチカツとも呼ばれています。明治時代に東京浅草の洋食屋さんが販売したのが始まりとされています。今日は、宮崎県産の黒豚肉を使ったメンチカツです。」

12月2日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇みやざきじっとこごはん
〇いしかりじる
〇ポークシューマイ(2個)

≪ひとくちメモ≫
「サーモンピンクと言われるように、鮭の身はきれいな色をしています。これは、鮭が食べるオキアミ等に含まれる色の素が、鮭の筋肉にたまっていくためです。だから、まだオキアミをを食べていない鮭の子ども、稚魚の身は赤くありません。この色の素は、野菜にたくさん含まれるカロテンと同じ仲間です。ガン等の病気を予防したり、肌をきれいにしたり、疲れを取ったりする効果があると言われています。」

12月1日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇こめこパン
〇ポークビーンズ
〇ツナサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「ポークビーンズはアメリカの家庭料理です。白いインゲン豆等の豆類と、豚肉やベーコン、野菜をトマト味で煮込みます。今日は大豆を使って作りました。日本で作られる大豆は量が少なく、アメリカ、ブラジル、中国からの輸入に頼っています。乾燥大豆を料理に使う時は、一晩たっぷりの水につけた後ゆでますが、今は簡単に使える缶詰や冷凍のゆで大豆等の加工品もあります。サラダやスープ、煮物等、いつもの食事に上手に取り入れたいですね。」

11月30日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇おでん
〇はるさめのすのもの

 

≪ひとくちメモ≫
「おでんは、元々田楽の事を指していました。田楽は室町時代に生まれた料理で、串に刺して焼いた『焼き田楽』とゆでて作る『煮込み田楽』がありました。江戸時代になって、おでんは煮込み田楽の事を言うようになり、近くでしょうゆが盛んに作られていたので、鰹節のだしにしょうゆやさとう、みりんで味をつけて煮込んだおでんが作られるようになりました。」

11月29日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇なめこじる
〇いわしのかばやき   〇キャベツのこんぶあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「いわしは、昔から日本人になじみが深く、平安時代に源氏物語を書いた紫式部のひそかな好物だったとも伝わっています。マイワシには、体の側面に7つ位の黒い点があります。そのため、東北では7つ星と呼ばれています。一年中とれますが、一番おいしい旬は8月から10月にかけてです。加工品も多く、丸干し、煮干し、しらす干し、みりん干し、缶詰等が作られます。」

11月28日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇にくだんごのあまずに
〇フルーツあんにん

 

≪ひとくちメモ≫
「今日は、肉団子やたけのこ、宮崎県産のピーマン等を、しょうゆやケチャップ、酢で甘酸っぱい味に仕上げました。酢は、4世紀に終わり頃中国から伝わりました。酢の物等の料理の味付けに使うだけでなく、いろいろな働きがあります。体の疲れをとるはたらき、食べ物の消化を助けて食欲を増すはたらき、野菜や果物のビタミンCが壊れるのを防ぐはたらき、ごごぼうやれんこん等の食品の色が変わるのを防ぐ働く等があります。」

11月25日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇かぼちゃのいももちじる
〇ごもくまめ

 

≪ひとくちメモ≫
「いももち汁に入っているしいたけは、キノコの仲間です。コナラやシイの木に種を植え付け、風通しの良い林に並べる原木栽培と、工場で作られる菌床栽培とがあります。春と秋が旬で、宮崎県はしいたけがたくさんとれます。宮崎県の北の方の諸塚村や椎葉村はしいたけの産地で、甘辛く似たしいたけで作る握りずしや、しいたけで作る南蛮漬けがあります。他にも焼いたり、炒めたり、天ぷら、炊き込みご飯、味噌汁といろいろな料理につくられます。」

11月24日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇こくとうパン
〇ナポリタンスパゲッティ
〇グリーンサラダ  〇ヨーグルト

 

≪ひとくちメモ≫
「ヨーグルトという言葉は、トルコの言葉でヨーグルトを意味する『ヨウルト』から来ています。牛乳や水牛、羊、山羊の乳にヨーグルトのもとになる乳酸菌や酵母を混ぜて作ります。日本では『らく』と呼ばれ、仏教と一緒にお寺の中には伝わっていましたが、今のように広く食べられるようになったのは、第二次世界大戦の後です。おなかの調子を整えたり、体を病気から守る免疫力を高めたりする働きがあります。」

11月22日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇のっぺいじる
〇とりにくのからあげ  〇コールスローサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「のっぺいじるは、日本各地に伝わる料理で、地域によってのっぺい、のっぺいなべ、のっぺ、のっぺい等と言います。野菜やこんにゃく、しいたけ、油揚げ等をだし汁で煮て、しょうゆ、塩で味付けし、片栗粉でとろみをつけます。もともとは、お寺で作られていた余った野菜を煮込み、くず粉でとろみをつけた料理を、具だくさんのすまし汁にしたものです。とろみがつくことで料理が冷めにくく、これからやってくる寒い冬にぴったりです。」

11月21日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ぶたどん(むぎごはん)
〇ちぐさあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「今日は豚丼です。給食でも家でもよく食べられている豚肉ですが、もとは野生のイノシシを飼いならしたのが始まりです。肉から体の中の内臓、耳や足まで捨てるところなく使えるので、世界でもよく食べられ、いろいろな料理があります、また豚肉からハムやベーコン、ウィンナーも作られます。給食では、いつも宮崎県産の豚肉を使っています。」

11月18日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇チキンカレー(むぎごはん)
〇キャベツのレモンあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「キャベツは今から2600年位前に、地中海や大西洋の海岸沿いで作られています。私たちが食べたものを消化する胃や腸の働きをよくするビタミンUが多く、古代ギリシャやローマでは胃の薬として食べられていました。日本には、江戸時代中頃にオランダから伝わりましたが、その頃は見て楽しむ観賞用でした。第二次世界大戦後、洋風の料理が食べられるようになり、キャベツも広く食べられるようになりました。」

11月17日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇チーズパン
〇やきそば
〇もやしのナムル   〇みかん

 

≪ひとくちメモ≫
「みかんは、1900年位前から食べられていたそうです。『温州みかん』というのが、正式な名前です。ハウス栽培、早生みかん、普通みかんがあり、ほとんど1年じゅう売られています。日本でとれる果物の中で第1位の生産量で、愛媛県や和歌山県でたくさんとれます。今日は宮崎県でとれたみかんです。みかんには、ビタミンCがたくさん含まれていて、風邪を予防したり、疲れをとったりする働きがあります。」

11月16日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇とうふとわかめのみそしる
〇みやざきどれブリのいそべあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「ぶりは大きくなるにつれ名前が変わるので、出世魚と言われます。関東では小さい時から順に、わかし、いなだ、わらさ、ぶりと呼ばれ、関西ではわかな、つばす、はまち、ぶりと呼ばれます。天然のものは富山県、島根県、高知県、長崎県等でとれます。11月から12月が旬で、この時季にとれるものを『寒ぶり』といいます。寒ぶりは脂肪がたっぷりでおいしいです。今日のぶりは、宮崎県の海でとれたぶりです。ふるさとの恵みに感謝していただきましょう。」

11月15日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇じゃがいものベーコンに
〇なっとうサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「日本には大豆から作られる食品がたくさんあります。その中の1つ、納豆は蒸した大豆を納豆菌によって発酵、熟成させたもので、ネバネバと糸を引きます。大豆の栄養成分に加え、血の流れをよくするナットウキナーゼ、骨がもろくなる骨粗鬆症予防の効果があるビタミンK等、健康に役立つ成分を多く含みます。いつから食べられていたかはわかりませんが、煮豆をわらに包んでおいたら、納豆菌の作用で自然発酵したことが始まりと言われています。聖徳太子、豊臣秀吉など歴史上の人物を納豆にまつわる伝説が各地にあり、古くから食べられていたことがわかります。大正時代に、納豆菌を使った製造方法が開発されると、全国へ広まっていきました。」

11月14日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇かわりマーボーどうふ
〇バンバンジーサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「今日は『かわりマーボー豆腐』です。いつものマーボー豆腐の味付けは、味噌を使いますが、今日はケチャップを使いました。少しピリッと辛い味はご飯が進みますね。この辛さは、トウバンジャンです。トウバンジャンは、そら豆に唐辛子、大豆、米等を加えて作ります。200年以上前に中国の四川省というところで最初に作られました。四川省は、中国料理の中でも香辛料を使い、ピリッと辛い料理が多く、トウバンジャンもよく使われます。」

 

11月12日の給食 ※土曜給食、1~4年のみ

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇みやざきぎゅうシチュー
〇ごぼうサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「シチューは、野菜や肉、魚やいか、えび等の魚介をだし汁やソースで煮込んだ料理です。16世紀から17世紀前半にフランスで生まれたと言われています。日本にいつシチューが伝わったかは、はっきりわかっていませんが、明治時代初めには、東京の洋食屋さんのメニューに『シチウ』とあったそうです。ビーフシチューも明治時代の中ごろにはレストランのメニューにありましたが、シチューが今のように広く食べられるようになったのは、第二次世界大戦が終わってからのことです。」

11月11日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇さばのゆずみそに
〇まだかづけ    〇さわにわん

 

≪ひとくちメモ≫
「『まだか漬け』は、宮崎県の郷土料理です。宮崎県の特産品でたくさん作られている千切り大根や、煎った大豆、にんじん、するめ、昆布等を調味料に漬けて作られます。あまりのおいしさに、漬けこんで出来上がるまで待ちきれず、『まだかあ、まだかあ』と待ったことからこの名が付いたと言われています。」

11月9日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇わかめごはん
〇にらたまスープ
〇ポテトカップグラタン  〇あおまめサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「グラタンという名は、フランス語の『こげる』という意味の『グラタ―』という言葉から来たと言われています。えびやいか、鶏肉、ベーコン、野菜、パスタ等をホワイトソースやトマトソースと合わせてグラタン皿に入れ、チーズやパン粉を上にふりかけてオーブンでこげ色が付くまで焼きます。今日のグラタンは、じゃがいもで作られたカップに入ったグラタンです。中のソースは、豆乳のソースです。チーズや牛乳を使っていないので、みんな食べられるグラタンです。」

11月8日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇ごまみそに
〇ほうれんそうのアーモンドあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「アーモンドの木は、6mまで大きくなるそうです。南ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアでたくさん作られています。アメリカのカリフォルニア州が有名です。日本では、瀬戸内海にある香川県小豆島で作られています。少し前から、宮崎県の三股町でも作られているようです。私たちの血や筋肉になるたんぱく質、骨や歯を強くするカルシウム等の無機質、おなかの中をきれいにしてくれる食物繊維、体に良い種類の脂がたくさん含まれています。」

11月7日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇カレービーフン
〇ブロッコリーのサラダ   〇さけぱっぱふりかけ

 

≪ひとくちメモ≫
「ビーフンは、台湾や中国でよく使われるめんです。乾燥させたものが売られているので、水やお湯でもどし、肉やいか、えび、野菜と一緒に炒めて食べます。春雨と似ていますが、春雨はじゃがいもや豆のでんぷんで作られ、ビーフンは米のでんぷんから作られます。中国ではビーフンのことを米と粉という漢字を書いて『ミーフェヌ』と言います。」

11月4日の給食 ※5・6年生のみの給食(1~4年は遠足)

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇じゃがぶたキムチ
〇おさかなサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「キムチは、白菜等の野菜と塩、とうがらし、にんにく等で作るつけものです。もともとは、朝鮮半島の厳しい冬に備えた保存食で、野菜を塩でつけただけのものだったようです。今では、具材も色々で、白菜、きゅうり、大根、キャベツ、レンコン等200種類以上あります。日本の隣の韓国では、日本でいう味噌汁のように家庭の味の代表です。毎年秋には、冬に備えてたくさんのキムチをつける『キムジャン』という行事があり、家にはキムチ専用の冷蔵庫もあるそうです。」

11月2日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇なめし
〇みやざきぎゅうのにくうどん
〇ほうれんそうのいそかあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「いそか和えは、野菜を海苔で和えて作ります。海苔は古くは奈良時代の本に登場するほど、日本の食文化として昔から親しまれています。昔は天然のものをとるだけでしたが、江戸時代に海苔を育ててとる養殖の技術ができました。昭和になると、海苔について詳しく研究が進み、養殖も全国に広まり、宮城県、千葉県、伊勢湾、瀬戸内海、九州で作られています。これからやってくる冬は、海苔の収穫時期になります。」

11月1日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇みやざきじとっこのよせなべ
〇はるまき    〇ゆでもやし

 

≪ひとくちメモ≫
「今日は、宮崎じとっこの寄せ鍋です。寄せ鍋には白玉餅が入っています。とても柔らかいおもちです。今日のじとっこは、高鍋町の隣の川南町生まれです。柔らかいむね肉を使いました。だしをとった昆布、鰹節、じとっこや野菜のおいしさがギュッと詰まった寄せ鍋です。一度にいろいろな食べ物をとることができて、栄養も詰まっていますよ。」

10月31日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ちゅうかどん  (むぎごはん)
〇ブロッコリーのマヨネーズあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「ブロッコリーは、明治時代の初めごろにヨーロッパから伝わりました黄色の花が咲く前のきれいな緑色の固いつぼみと茎を食べる花野菜の仲間です。冷凍品もあり、一年中売られていますが、秋から冬が旬の野菜です。はだやのどを丈夫にしてくれるカロテンや、血液のもとになる鉄、おなかの調子を整える食物繊維が含まれています。」

10月28日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇すぶた
〇バンサンスー

 

≪ひとくちメモ≫
「酢豚は中華料理の1つで、中国語で『クルクロウ』と言います。豚肉の角切りに醤油やショウガ等で味付けをして油で揚げ、炒めた玉ねぎやニンジン、ピーマン等の野菜と合わせ、甘酢あんで味をつけて作ります。甘酸っぱい味でごはんが進みますね。」

≪金曜日恒例の食に関する校内放送より≫
「今日は毎日飲む牛乳についてです。西小の牛乳は、都城市から朝4時にトラックで出発して、8時20分に学校に着きます。この牧場には約500頭の牛がいて、一頭から約100本分の牛乳がとれるとのこと、びっくりですね。みなさんに安心安全な牛乳を届けることができるように、牛が食べるエサも安心安全なものを選んで大切に育てているそうです。これからも、感謝して飲みましょう!」

10月27日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇こめこパン
〇やさいスープ
〇トマトオムレツ    〇ゆでブロッコリー

 

≪ひとくちメモ≫
「パセリは、もともと南イタリアやアルジェリアの植物です。古代ローマ時代から料理に使われており、世界で一番多く使われているハーブの一つです。日本には、18世紀の終わりにオランダ人が長崎に伝えたのが最初と言われています。このため『オランダゼリ』とも呼ばれました。明治時代から本格的に栽培されるようになったそうです。背丈が30㎝から60㎝位まで大きくなります。さわやかな香りできれいな緑色です。今日は、小さく刻んでスープに入れました。」

10月26日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇いものごじる
〇さばごまみそ      〇はくさいのごまあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「はくさいは、もとは中国の北の方で生まれた野菜です。明治時代に日本へやってきました。葉は外側の方が緑色が濃く、中に行くほど薄くなります。ビタミンC等の栄養素も外側の方が多く含まれているようです。冬にたくさんとれ、霜にあたると甘みが出て美味しくなります。日本では火を通して食べることがほとんどですが、アメリカでは主にサラダに使われるそうです。」

10月25日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇わかめスープ
〇あきやさいのにもの    〇ふりかけ

 

≪ひとくちメモ≫
「秋は食欲の秋と言われます。今日の煮物には、秋の味覚栗を入れました。栗はアメリカ、ヨーロッパ、北アフリカ、アジアの国々でとれます。宮崎県でも小林市の好きや日之影町の栗は有名です。栗ご飯や栗ようかん、モンブラン等のお菓子にも使われます。甘みがあるので、そのままゆでて食べてもおいしいですね。」

10月24日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ゆかりごはん
〇うどんすき
〇だいこんのサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「うどんは、奈良時代に中国から伝わりました。小麦粉を塩水でこねて薄くのばし、細長く切って作ります。四国のさぬきうどん、名古屋のきしめん、山梨のほうとう、関東の鍋焼きうどん等が有名です。うどんのように小麦粉と塩水で作る麺は、他にもあります。うどんより少し細いのが『ひやむぎ』、ひやむぎより細いのが『そうめん』で、作られる地方や麺の太さで名が違います。」

10月21日の給食 ※金曜日コメント入り※

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇キムチじる
〇いりどうふ

 

≪ひとくちメモ≫
「豆腐は中国で生まれた食べ物で、日本でも江戸時代の頃から広く食べられていました。豆腐という名の他、かべ、おかべ、もみじ等の呼び名があります。豆腐は水分が多い食べ物ですが、昔ながらの豆腐屋さんの作り方では、豆腐一丁を作るのに、木綿豆腐で大豆350粒、絹ごし豆腐で450粒も使うそうです。豆腐を油で揚げて、油揚げや厚揚げも作られます。最近は、枝豆や黒豆からできた豆腐のように、新しい商品もできました。」

 ≪金曜日恒例の食に関する校内放送より≫
「運動会が終わって食欲が落ちていないか心配していましたが、今週も残食が少なく、『今日の給食おいしかったです。残食ゼロです』の声を聞くことができ、給食室の先生もとても喜んでいます。今日の豆腐は川南町の豆腐屋さんから届く朝6時にできあがったばかりのおいしい豆腐です。今日の炒り豆腐に使われた豆腐は、スーパーでよく見るパックの豆腐の54個届きました。たくさんの大豆を使ってできた豆腐、今日の給食も感謝していただきましょう。」

10月20日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇こくとうパン
〇きのこスパゲティ
〇かいそうサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「秋の味覚として親しまれているきのこは、菌類の仲間です。種ではなく『胞子』が大きくなって増えます。木の切り株や木の根元によく生えるので、『木ノ子』と名が付きました。日本で食べられるために作られているのは20種類位で、一年中売られていました。エネルギーが低く、ビタミンや無機質、食物繊維が多い健康的な食べ物です。きのこに多い食物繊維は、病気に負けない免疫力を高め、病気やがんの予防になるそうです。今日のスパゲティは、エリンギとしめじを使いました。きのこが苦手な人も、まずはひとくち食べてみましょう。」

10月19日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ひじきごはん
〇つみれじる
〇だいずとこざかなのあげに

 

≪ひとくちメモ≫
「さつまいもは、今から400年位前に中国から今の沖縄県宮古島に伝わりました。その後、鹿児島県や長崎県で作られるようになりました。『あさつまいも』の名は、さつま(今の鹿児島県)でたくさん作られていたからついた名前だと言われています。天気や土等の環境に左右されずに育つので、食料不足の時にたくさんの人を救ったそうです。おいしいさつまいもが取れる季節になりました。今日は、宮崎県でとれたさつまいもと、大豆や小魚を甘辛く揚げ煮にしました。」

10月18日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇カレーぶたじゃが
〇ほうれんそうとコーンのあえもの

 

≪ひとくちメモ≫
「みなさんが食べているじゃがいもは、実、くき、根のどの部分を食べているのでしょう?答はくきです。土の中の茎の部分が大きくなったところを食べています。世界中でいろいろな種類のじゃがいもが作られています。『男爵』はホクホクとしたお芋、『メークイン』は煮崩れしにくく、ねっとりとしたお芋、『キタアカリ』は仲が黄色いお芋で、時間がたつと甘みが増します。でんぷんやビタミンCがたくさん含まれていて、主食として食べる国も多いそうです。」

10月15日の給食 ※土曜なのに給食!ありがたいです

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇さつまじる
〇トンカツ・ゆでキャベツ  〇レモンゼリー ※写真にはゼリーがありませんが、付いていますよ!

 

≪ひとくちメモ≫
「いよいよ明日は運動会。今日は運動会応援メニュー、トンカツとレモンゼリーです。トンカツの豚肉に多く含まれるビタミンB1やレモンに多く含まれるクエン酸には、疲れをとる働きがあります。もりもり食べて、運動会の練習の疲れをとりましょう。今日の夜は早く寝て、明日の本番に備えましょう。明日は、元気いっぱい頑張ってくださいね。」

10月13日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇チーズパン
〇ポトフ
〇フルーツしらたま

 

≪ひとくちメモ≫
「白玉は慌てて食べると、のどにつるっと入ってしまうことがあるので、ゆっくりよく噛んで食べましょう。ポトフは、フランスの家庭料理です。牛肉やウィンナー等の肉、大きく切ったニンジン、たまねぎ、じゃがいも、かぶ、セロリ等の野菜をグツグツと長い時間じっくり煮込んで作ります。日本で言うと、おでんのような料理です。いろいろな食べ物を一緒に食べられるので、栄養たっぷりです。」

10月12日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇さんしょくそぼろどん  〇むぎごはん
〇ワンタンスープ

 

≪ひとくちメモ≫
「そぼろは『おぼろ』とも言い、もともとはエビやタイ、ヒラメの身にみりんと塩を入れて、すりばちで細かくすりつぶしたものを言いました。その後、豚肉と鶏肉、牛肉のひき肉をぼろぼろにしたものを『そぼろ』というようになりました。鶏肉とシイタケの茶色、卵の黄色、青豆の緑色の三色がきれいですね。」

10月11日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇だいこんのみそしる
〇みやざきまだいのからあげ  〇キャベツのレモンあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「タイはきれいな薄い赤色の魚です。お祝い事の料理に使われます。タイには、マダイの他、チダイやレンコダイと呼ばれるキダイがいます。マダイは、春の桜がきれいに咲くころになると、卵を産むために海の沿岸にやってくるので、このころとれるマダイは『桜ダイ』と呼ばれています。主に一本釣りや定置網、底引き網等の方法でとられます。とるだけでなく、養殖や小さな稚魚を海に放流して魚を増やす栽培漁業もさかんに行われ、漁獲量が年々増えています。今日は宮崎の海で養殖されたマダイです。ふるさとの恵みに感謝していただきましょう。」

10月7日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇なめし
〇マーボーはるさめ
〇こまつなのナムル

 

≪ひとくちメモ≫
「春雨は、細く長い形が春の雨を思い出させるところから、この名が付きました。ジャガイモやサツマイモのでんぷんから作られる春雨は、日本で昭和10年代に作られました。水分を吸いやすく、すぐ柔らかくなります。中国春雨とも言われる緑豆春雨は、熱湯に入れてもコシがあり、のびにくいです。今日のマーボー春雨は、緑豆春雨を使って作りました。おろしにんしくとトウバンジャンの香りと、つるっとした食感でモリモリ食べられますね。」

≪金曜日恒例の食に関する校内放送より≫
「今週も残食が少なく、カレーライスの麦ごはんは残食ゼロでした。今日の放送は食事の時の姿勢についてです。食べる時に①背が丸くなっていませんか→机に向かって真っすぐ座りましょう ②肘をついていませんか ③前かがみになっていませんか→食器を手に持って食べましょう 給食だけでなく、家庭でも外でも、いい姿勢でおいしく食べましょう。」

 

10月6日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇しょくパン
〇パンプキンポタージュ
〇コールスローサラダ   〇メープルジャム

 

≪ひとくちメモ≫
「10月10日は、スポーツの日。それと『目の愛護デー』でもあります。10という数字を横に倒すと、目とまゆの形に見えることから決められました。目の健康に関わる栄養素に、ビタミンAがあります。ビタミンAが足りなくなると、暗い所で目が見えにくくなったり、目が乾いたり、視力が下がったりすることがあります。今日のパンプキンポタージュは、かぼちゃをたっぷり使いました。かぼちゃには、体の中でビタミンあに変わるカロテンがたくさん含まれています。本を読んだり、テレビを見たり、ゲーム、タブレットを使ったり、私達は目を使うことが多いですね。これを機会に、目の栄養について、少し考えてみましょう。」

10月5日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇みやざきぎゅうカレー *むぎごはん
〇グリーンサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「宮崎牛は、宮崎生まれ、宮崎育ちで、肉質がよく、4等級または5等級の黒毛和牛です。生まれてから30か月、2年と半年の間、農家で大切に育てられます。全国和牛の大会で、3回、内閣総理大臣賞を受賞した、国内でも有名な牛肉です。今日は、宮崎牛を使って、みなさんの大好きなカレーを作りました。お肉と野菜のおいしさがたっぷりつまったおいしいカレーができましたよ。カレーの日は、もりもり食べてくれるので、給食室の調理員の方たちもうれしそうです。ふるさとの味をおいしく食べてくださいね。」

10月4日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇ちくぜんに
〇ごますあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「筑前煮は、福岡県の博多の郷土料理です。昔、豊臣秀吉の軍が博多に来た時、すっぽんを野菜と一緒に煮て食べたそうです。筑前地方の煮物ということでこの名が付きました。また筑前煮は”がめ煮”とも言われます。これはすっぽんがこの地方で”がめ”と言われることからついた名前です。その後、すっぽんの代わりに鶏肉を使うようになり、にんじん、ごぼう、タケノコなどいろいろな野菜と一緒に作られます。」

10月3日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇はくさいのスープ
〇ハンバーグ    〇マカロニサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「マカロニはイタリア料理に使われるめん類で、パスタの仲間です。小麦粉に塩を加えてこねて作ります。イタリアでは、16世紀には食べられていたようです。日本には明治時代までに伝わり、フランス人宣教師のマルク・マリー・ド・ロが長崎市に工場を作ってマカロニを作り始めたそうです。今日のようにサラダにしたり、スープに入れたり、グラタンにしてもおいしいですね。」

9月30日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごはん
〇ちゅうかうみに
〇バンバンジーサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「バンバンジーは、蒸した鶏肉にごまのソースをかけた中国の四川という地方の料理です。漢字では『棒』という字を書いて『バン』と読みます。これは、焼いた鶏肉を棒をたたいて、柔らかくしていたことからだそうです。中国では、鶏肉だけで他の具は使わないのが普通のようですが、日本ではクラゲやキュウリを加えることがあります。これは、マーボー豆腐やエビのチリソース等を日本人向けにして紹介した料理人の陳健民さんのアイデアです。」

9月29日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇こくとうパン
〇みやざきじとっこカレーうどん
〇かいそうサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「今日は『みやざきじとっこ』という地鶏を使って、カレーうどんを作りました。みやざきじとっこのルーツになっているのは、霧島の山のふもとに古くから飼われていた鶏です。そのおいしさから地頭鶏に献上していた鶏で、そこからいつしか『じとっこ』と呼ばれるようになったそうです。飼育期間が約1か月と短い普通の鶏肉に比べ、オスが4か月、メスが5か月と長く、広々とした環境でのびのびと育てられます。柔らかさの中に適度な歯ごたえがあり、うまみたっぷりの鶏肉です。」

9月28日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごはん
〇かきたまじる
〇とうふチャンプルー  〇ふりかけ

 

≪ひとくちメモ≫
「チャンプルーは、野菜や豆腐等を炒めた沖縄県の料理です。チャンプルーという言葉は、沖縄県の方言で『まぜこぜした』という意味です。もともとは、家にあった野菜と安くて手に入る豆腐や塩漬けの豚肉を炒めて作る沖縄県の家庭料理ですが、テレビ等で紹介され沖縄県以外でも広く食べられるようになりました。」

9月27日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごはん
〇とうふとわかめのみそしる
〇かぼちゃコロッケ  〇ブロッコリーのマヨネーズあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「コロッケという名は、フランス語の『クロケット』という言葉がなまってコロッケと呼ばれるようになりました。もともとは形がコルク栓に似ているのでこの名が付いたそうです。かぼちゃコロッケの他に、ジャガイモを使ったポテトコロッケ、牛乳とバターと小麦粉で作ったホワイトルウのクリームコロッケ等があります。」

9月26日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇チキンライス
〇にくだんごのスープ
〇ツナサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「チキンライスの味付けは、トマトケチャップを使います。真っ赤に売うれたトマトを火にかけ、煮つめてトマトビューレを作ります。これに、砂糖、塩、酢、香辛料やたまねぎ、セロリ等を加えてケチャップの出来上がりです。明治時代にアメリカから伝わり、その後、日本でも作られるようになりましたが、その頃、オムライス等ケチャップを使う料理を家で作ることは少なかったので、初めはなかなか売れなかったそうです。」

9月22日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇こめこパン
〇ポークビーンズ
〇フルーツサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「米粉パンは、その名の通りお米を細かくくだいた米の粉を使って作られています。今は、いろいろな食べ物や料理が増え、私たちがお米を食べる量がだんだん少なくなってきていることから、お米を少しでも食べてもらいうと作られました。給食の米粉パンは、宮崎県産のお米から作られています。よく噛んで食べてみると、お米の甘味が口の中に広がりますよ。」

9月21日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごはん
〇だいこんのみそしる
〇さんまかぼすレモンに  〇ほうれんそうのごまあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「秋はサンマがおいしい季節です。体の長さが30センチ以上で、尾ひれの付け根と口の先が黄色くなったものが脂がのっておいしいサンマです。新鮮なサンマは、尾を持ち、サンマの頭を上に向けた時に、体が曲がらずにまっすぐ立ちます。また、目が濁っていないものを選ぶとよいでしょう。サンマは刀のようなスマートな形をしていますね。だから、サンマは漢字で『秋の刀の魚』と書きます。」

9月20日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ゆかりごはん
〇みそラーメン
〇こまつなのサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「小松菜は、ほうれん草と比べるとあくが少なく、味噌汁や炒め物等に下茹でしないで使うことができます。さっと手早く調理できるだけでなく、熱を加えることによって栄養が減ることも少なくて済みます。骨や歯を丈夫にするカルシウムや血液のもとになる鉄、体の調子を整えるビタミンがたくさん含まれています。東京都の江戸川区小松川でたくさんとれたので、この名前が付いたそうです。今日はさっとゆでてサラダにしました。」

9月16日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごはん
〇わかめスープ
〇みやざきぎゅうのやきにく

 

≪ひとくちメモ≫
「今日は16日『ひむかの日』です。ひむかの日の給食は、宮崎県で作られている食べ物を多く使って、みなさんに紹介しています。今日は、宮崎牛や宮崎県産のピーマン、千切大根を使って焼肉を作りましたた。日本で牛が家畜として飼われるようになったのは、今から400年位前です。牛は中国から日本へやってきました。中国から伝わった仏教では、肉を食べてはいけないとされていたので、その頃は牛肉を食べる習慣がありませんでした。今のように広く食べられるようになったのは、100年位前からです。宮崎牛は、牛肉の中でもいくつかの厳しい条件を満たした牛肉です。ふるさとの恵みに感謝していただきましょう。」

9月15日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇チーズパン
〇いためビーフン
〇もやしのナムル

 

≪ひとくちメモ≫
「もやしは、細い見た目と違って、体の疲れをとるビタミンB1や、肌をきれいにしたりかぜを予防したりするビタミンC、骨や歯を強くするカルシウムと、栄養たっぷりです。もやしは、普通私たちがもやしと呼んでいるブラックマッペもやし、中華料理によく使われる普通のもやしより太い大豆もやし、糸もやしと呼ばれるとても細いアルファルファ等があります。」

9月14日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごはん
〇かぼちゃのみそしる
〇タラのやきソースがらめ 〇きゅうりのコロコロづけ

 

≪ひとくちメモ≫
「味噌は、微生物のこうじ菌、乳酸菌、酵母菌の働きで作られる発酵食品です。中国で作られていた穀物を発酵させた『しょう』や豆を発酵させた『し』という食べ物をもとに、500年代終わりから作られるようになりました。作り方は大豆を蒸したり煮たりした後、こうじ菌を混ぜた米や麦、塩を大豆に混ぜてつぶし、容器に隙間のないように詰めてねかせます。九州では、麦を使った麦味噌を使うことが多いようです。」

9月13日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごはん
〇ぎょうざスープ
〇マーボーなす

 

≪ひとくちメモ≫
「チンゲン菜はもともと中国の野菜ですが、日本でも作られるようになり、今では一年中お店に売られています。緑色の濃い緑黄色野菜の仲間で、カロテン、ビタミンC,カリウム、カルシウム等の栄養素がたくさん含まれています。どっしりと根元や茎が太くて、茎から葉にかけての緑色がきれいな野菜です。ゆでたりして熱を加えると、緑色がますます鮮やかになり、甘味が出てきます。」

9月12日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ハヤシライス(ごはん)
〇あおまめサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「きゅうりが日本でたくさん作られるようになったのは、江戸時代です。その頃は青いうちに収穫せずに黄色くなってからとったので、黄色い瓜というのがなまってきゅうりと呼ばれるようになったと言われています。きゅうりは、もともとは夏にたくさんとれる野菜です。今ではハウス栽培も増えて、一年中お店で見かけますね。給食では、宮崎県でとれたきゅうりを使っています。今日は、サラダに入っています。ふるさとの味をおいしくいただきましょう。」

9月9日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇はぎごはん
〇しらたまだんごじる
〇アジのなんばんづけ 〇おつきみゼリー 

≪ひとくちメモ≫
「明日9月10日は十五夜です。今日の給食は、お月見献立です。昔から秋は月がきれいで、十五夜には団子や芋、ススキなどをお供えして、お米がたくさんとれるように、悪いことが起こらないように願ってお月見をしました。お月見団子は15個お供えしますが、地方によっても違います。関西地方では、団子の先をとがらせて里芋のような形をしたお団子、静岡のある地方では平らにして真ん中にくぼみをつけた『へそもち』をお供えするそうです。お天気の良い夜に、空を見上げるとよいですね。白玉団子は慌てて食べると、のどに入ってしまうことがあるので、ゆっくり噛んで食べましょう。」

9月8日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇てりやきバーガー(チキンパティ、ゆでキャベツ)
〇ミネストローネ

 

≪ひとくちメモ≫
「今日は『てりやきバーガー』です。バーガーパンにチキンパティとキャベツをはさんで食べましょう。スープは『ミネストローネ」です。ミネストローネはイタリアのトマト味のスープで、イタリア語で『具だくさん』『ごちゃまぜ』という意味です。にんじん、セロリ、キャベツなどの野菜、塩漬けの豚肉、パスタ、豆、米などをたくさんの食べ物を使って作ります。栄養のたっぷり詰まったイタリア料理でよく食べられる料理です。」

9月7日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごはん
〇ぶたじる
〇ひじきのいために

 

≪ひとくちメモ≫
「ひじきは、畑の中の岩などについている海藻です。春に柔らかいものをとって、煮たり、蒸したりした後に乾燥させたものが干しひじきです。お店では、干しひじきや缶詰のひじきが売られています。ひじきの芽の部分を芽ひじき、茎の長い部分を長ひじきと言います。骨や歯を強くするカルシウムがたくさん含まれています。」

9月6日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇わかめごはん
〇ジャージャーめん
〇キャベツのレモンあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「ジャージャー麺は中国の北の方、北京市辺りの家庭料理です。豚の挽肉とたけのこなどを炒めた肉みそを使います。細く切ったキュウリやねぎをのせたり、北京では大豆ものせるそうです。日本でよく見るジャージャー麺は、日本向けにアレンジされたものです。韓国や台湾にも、中国のジャージャー麺から生まれた麺料理があります。韓国では、チュンジャンという黒いみそを使い、台湾では牛肉のそぼろを使うそうです。」

9月5日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇けいはん(ごはん)
〇はるさめのすのもの

≪ひとくちメモ≫
「今日は『鶏飯』です。鶏飯は鹿児島県の奄美大島の郷土料理です。お茶碗によそったご飯に、ゆでてほぐした鶏肉、錦糸卵、しいたけ、パパイヤのつけものやたくわん、ねぎ、きざみのり、ゴマなどをのせて、鶏を煮てとったスープをかけて食べます。昔、奄美の人たちは、さとうきびを育てて黒砂糖を作り、薩摩藩におさめていました。鶏飯は薩摩藩本土から来る役人をもてなすために作られたと言われています。その時は鶏肉の炊き込みご飯のようなものでしたが、戦後、今のような形になりました。」 

9月2日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇キムタクごはん
〇あじのつみれじる
〇マカロニサラダ

 
≪ひとくちメモ≫
「マカロニはイタリア料理で使われる麺類で、パスタの仲間です。小麦に塩を加えてこねて作ります。イタリアでは、18世紀にはすでに食べられていたようです。日本には明治時代頃までに伝わりました。その後、フランス人のキリスト教宣教師マルク・マリード・ロが長崎市に工場を建て、マカロニを作り始めたそうです。穴の開いたマカロニ、貝殻の形のシェルマカロニ、らせん状のカールマカロニ等があります。」 

9月1日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇コッペパン
〇なすのミートソーススパゲティ
〇おさかなサラダ、オーシャンビーンズ

 
≪ひとくちメモ≫
「なすはインド生まれで、日本には奈良時代に中国から伝わりました。夏が旬の野菜ですが、ハウス栽培が盛んになり、一年中お店で売られています。いろいろな色や形のものがあり、紫、緑、白、黄色のもの、一番多い卵型の千成、京都府の賀茂なすや新潟産の巾着ナスのような丸なす、東北地方などの一つが10グラム位の小さな小丸なす、へたが緑色で大きな丸形の米なす等があります。」 

8月31日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごはん
〇ぶたじゃが
〇ほうれんそうとコーンのあえもの

 
≪ひとくちメモ≫
「今日は、宮崎県産の豚肉を使った『豚じゃが』です。豚肉には血のもとになる鉄や、疲れをとるビタミンB1がたくさん含まれています。2学期が始まって今日は3日目。まだ夏の疲れも残り、体も疲れやすくなります。ビタミンB1たっぷりの豚肉を食べて、疲れをとりましょう。夜は夜更かしせずに早く寝て、しっかり疲れをとることも大切ですね。」 

8月30日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごはん
〇コーンスープ
〇ぶたにくとやさいのしょうがやき

 
≪ひとくちメモ≫
「しょうがの歴史は古く、昔から世界のいろいろな国で香辛料や薬として使われてきました。しょうがの辛さのもとしょうがオールは、殺菌効果があり、ジンゲロンにはにおいを消す消臭効果や菌を防ぐ抗菌効果があります。宮崎県では1年を通して作られ、夏には皮が薄くて繊維が柔らかい新しょうががとれます。今日は、つかれをとるビタミンがたっぷりの豚肉と野菜をすりおろしたしょうがと一緒に炒めました。もりもり食べて、夏の疲れをとりましょう。」 

8月29日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ドライカレー(ごはん) 
〇グリーンサラダ

 *8,9月は新米のおいしさを味わってもらうために、いつもの「麦ご飯」ではなく、白米のみで炊くことにしました。


≪ひとくちメモ≫
「今日は、ドライカレーです。ご飯に大きいおかずをかけて食べましょう。給食では高鍋町でとれたお米を炊いています。『夏の笑み』という種類のお米です。『夏の笑み』は、宮崎県の農業試験場で開発、登録された新しい種類のお米です。今は、宮崎県内でのみ作られています。『コシヒカリ』というお米に比べて1か月から2か月短い期間でお米ができます。稲の背丈が低く、台風などの強い風によって倒れにくい特長があります。お米の粘りが強く、炊き立てはもちろん、冷めてもおいしいお米です。今日は、今年とれた新米を炊いたご飯ですよ!よく噛んで食べると、お米の甘さが口の中に広がりますよ。」 

7月20日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇なつやさいカレー
 (むぎごはん)
〇すいかポンチ

 

≪ひとくちメモ≫
「今日で1学期は終わりです。明日から楽しい夏休みですね。長い休みには、遅くまで夜更かししたり、朝遅くまで寝ていたりと、つい生活のリズムが乱れてしまいがちです。早寝早起きを心がけ、朝、昼、夕と三食きちんと食べましょう。暑いからとアイスクリームやジュースなど冷たいものをとりすぎないよう気を付けてくださいね。買い物や台ふき、食器の準備、後片付けを手伝ったり、家の人と一緒に料理に挑戦するのもいいですね。2学期、また元気に登校してくださいね。」

7月19日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇コーンスープ
〇アジのサクサクフライふう、ゆでブロッコリー 

≪ひとくちメモ≫
「今日は、アジという魚を使って小さなおかずを作りました。」アジという名前は『味がいい』ということからついたそうです。暖かい海が好きで、南からの温かい海水の流れ『暖流』にのって、日本の周りを泳いでいます。一年中店で売られていますが、春から秋にたくさんとれ、おいしくなります。『マアジ』『ムロアジ』『シマアジ』等の種類があります。刺身で食べたり、塩を振って焼いたり、フライや唐揚げなど油で揚げたり、いろいろな料理にして食べられます。」 

7月15日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇とんとんビビンバ
 (むぎごはん)
〇ぎょうざのスープ

 

≪ひとくちメモ≫
「とんとんビビンバは、小さなおかずをごはんに混ぜて食べましょう。ビビンバは隣国、韓国の混ぜご飯です。炊きあがったごはんに、ほうれん草やもやしの和え物、たれにつけた肉などをのせた料理で、韓国語で『ビビンバブ』といいます。トウバンジャンのピリッとした辛さとごま油の香りでごはんが進みますね。今日は、宮崎県産の豚肉を使って作りました。豚肉は、疲れをとるビタミンがたくさん入っています。夏の暑さで疲れがたまっている人はいませんか?モリモリ食べてくださいね。」

7月14日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇こくとうパン        
〇カラフルナポリタン
〇アメリカンサラダ

≪ひとくちメモ≫
「今日のアメリカンサラダんは、ポテトチップが入っています。いつもは、おやつに食べることの方が多いかもしれませんね。ポテトチップスは、どうやって作るか知っていますか?まず、ジャガイモを薄く切って、しばらく水につけます。その後、水気をキッチンペーパーでしっかりととって油で揚げます。塩をふったらできあがりです。青のりをふったり、コンソメやスパイスをふったりすると、いろいろな味のポテトチップスができますね。」  

7月13日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇だいこんのみそしる
〇ホキのてんたまあげ、オクラのおかかあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「オクラはアフリカのエチオピア生まれの野菜です。明治時代の初めに日本へやってきました。広く栽培されるようになったのは、昭和40年代からです。10㎝ちょっとまで大きくなった実を食べます。サヤの色は濃い緑色で、五角形の『アーリーファイブ』という種類が一番多く栽培されています。6月から11月ごろまで収穫されます。緑色が濃く、表面に細かいうぶ毛がたくさんあって、ヘタが生き生きとしていて五角形がはっきりしているものがおいしいオクラです。」 

7月12日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇カレーぶたじゃが
〇ほうれんそうのナムル

 

≪ひとくちメモ≫
「ナムルは韓国の家庭料理で、もやしなどの野菜やわらびなどの山菜、野草を塩ゆでし、しょうゆ、ごま、にんにく、とうがらし、ごま油などで和えたものをいい、ビビンバの具にも使われます。韓国の家庭では、いろいろな野菜で作られたナムルが冷蔵庫に保管され、食事に出されます。『ムチム』とも呼ばれ、これは和え物という意味だそうです。」 

7月11日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇かぼちゃのそぼろに
〇ごますあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「かぼちゃを料理に使う時は、種とワタをきれいにとってから使うのが普通です。このワタは胎座と言い、よく見るとひとつの種から一本、細い糸のようなものが出て、果肉とつながっています。この胎座を通して、種は果肉から栄養をもらっているので、ワタにも栄養がたくさんあるようです。種も、はだ、鼻はのどの粘膜を強くするカロテンや、疲れをとるビタミンB群、脂肪などが多く含まれています。フライパンで乾煎りし、殻を割ると、種の中身はおいしく食べられるそうです。」 

7月8日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇なめし
〇やきそば
〇ブロッコリーのサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「ブロッコリーは、明治時代の初めごろにヨーロッパから伝わりました。黄色の花が咲く前のきれいな緑色の固いつぼみと茎を食べる花野菜の仲間です。冷凍品もあり、一年中売られていますが、秋から冬が旬の野菜です。肌やのどを丈夫にしてくれるカロテンや、血液のもとになる鉄、おなかの調子を整える食物繊維が含まれています。」

7月7日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇アップルパン        *おほしさまゼリー
〇たなばたスープ
〇みやざきくろぶたメンチカツ *コールスローサラダ

≪ひとくちメモ≫
「今日7月7日は七夕です。天の川の両岸に離れ離れになった彦星と織姫が、年に一度七夕の夜に会うという中国のお話から生まれた行事です。庭に初物といってその季節に初めて取れた野菜や果物などをお供えしたり、笹飾りに願い事を書いた短冊を下げたりしてお祝いします。みなさんは、どんな願い事を書きましたか?今日はきれいな天の川が見られるといいですね。」  

7月6日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇かきたまじる
〇みやざきじどっこのにしめ 

≪ひとくちメモ≫
「にしめは、私達が住んでいる宮崎県の郷土料理です。昔、田植えは手で苗を植えていたので、同じ地区の人たちが集まって一緒に暮らしていました。その時に、大きな鍋でたくさんの野菜をしっかり煮しめた『にしめ』をつくって、それをみんなで食べていたのです。今では、田植えは機械でを使って少ない人数でできるので、昔のように田植えの後にみんなで食べることも少なくなってきましたが、お盆など人が集まる時につくられるようです。今日は、宮崎じどっこという地鶏を使ってつくりました。地鶏と野菜のだしで、おいしい煮しめができましたよ。」  

7月5日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇いももちじる
〇ぶたにくとたけのこのみそいため

 

≪ひとくちメモ≫
「いももちじるは、お餅を慌てて食べると、のどにつるっと入ることがあります。ゆっくりよく噛んで食べましょう。麦ごはんは、米と大麦を混ぜて炊いています。麦は、米に比べて火が通りにくく、大正時代に蒸気をかけながら押しつぶし、火が通りやすくした『押し麦』が開発されて食べやすくなりました。おなかの中をきれいにしてくれる食物繊維や、体の筋肉になるたんぱく質が米より多く、健康に関心のあった徳川家康は、麦ごはんをよく食べていたと言われています。」  

7月4日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇かわりマーボーどうふ
〇バンバンジーサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「バンバンジーは、蒸した鶏肉にゴマのソースをかけた中国四川地方の料理です。漢字で”棒”という字を書いて”バン”と読みます。これは、焼いた鶏肉を棒でたたいて、柔らかくしていたことからだそうです。中国では、鶏肉だけで他の具は使わないのが普通ですが、日本ではきくらげやキュウリを加えることがあります。これは、マーボー豆腐やエビのチリソース等を日本人向けにして紹介した陳建民という料理人さんのアイデアです。」  

7月1日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇コーンごはん
〇ジャージャーめん
〇キャベツのレモンあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「キャベツは、今から2600年ぐらい前に、地中海や大西洋の沿岸沿いでつくられていました。私達が食べたものを消化する胃や腸の働きをよくするビタミンUが多く、古代ギリシャやローマでは胃の薬として食べられていました。日本には、江戸時代中頃にオランダから伝わりましたが、その頃は見て楽しむ観賞用でした。第二次世界大戦後、洋風の料理が食べられるようになり、キャベツも広く食べられるようになりました。」  

6月30日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇あげパン
〇ポークビーンズ
〇フルーツポンチ

≪ひとくちメモ≫
「今日はみなさんが大好きな揚げパンです。長田パンさんから持ってきていただいたコッペパンを油で揚げて、きなこ、さとう、塩を混ぜた粉を一ひとつひとつ丁寧につけて作ります。揚げパンを作る以外に、牛乳をクラスごとに数えたり、食器を準備したり、野菜を切っておかずを作ったり、揚げパンの日は給食室の調理の方は大忙しです。みなさんがおいしく食べてくれて、空っぽの食缶がもどってくると、とてもうれしそうですよ。」  

6月29日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇わかめスープ
〇やきにく

≪ひとくちメモ≫
「わかめの歴史は古く、昔から日本で広く食べられてきたそうです。縄文時代の遺跡からは、わかめ等の海藻を食べていた跡が発見されています。また日本に残る一番古い和歌集『万葉集』にも出ています。みなさんがよく見るわかめは緑色ですが、海の中では茶色っぽい色をしています。ゆでて火を通すと、わかめがきれいな緑色になります。」  

6月28日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇ぶたじゃが
〇ひじきとごぼうのサラダ

≪ひとくちメモ≫
「ひじきは、海の中の岩等についている海藻です。春に柔らかいものをとって、煮たり、蒸したりした後に乾燥させたものが干しひじきです。根の部分を芽ひじき、茎の長い部分を長ひじきをいいます。骨や歯を強くするカルシウムがたくさん含まれています。炊き込みご飯や煮物、白和え等和風の料理に使われることが多いようです。今日のようにサラダにしてもおいしいですね。」  

6月27日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇とりごぼうごはん
〇とびうおのつみれじる
〇ブロッコリーのマヨネーズあえ

≪ひとくちメモ≫
「今日のつみれ汁は、とびうおのつみれを使っています。とぶうおは、体の長さが35㎝位の魚です。夏から秋が旬の魚で、西日本では『あご』と呼ばれます。背中は濃い青色をしていて、おなかは銀色です。むなびれがとても大きく、海を殿様バッタのように飛びます。卵は『とびっこ』『とびこ』といって、握りずしのネタにされます。宮崎県の海に卵を産む季節になってきます。串間市の都井岬では、夏に『とびうおすくい』が行われます。」  

6月24日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇キムチじる
〇いりどうふ

≪ひとくちメモ≫
「豆腐は中国で生まれた食べ物で、日本でも江戸時代の頃から広く食べられていました。豆腐という名の他、『かべ』『おかべ』『もみじ』等の呼び名があります。豆腐は水分が多い食べ物ですが、昔ながらの豆腐屋さんの作り方では、豆腐一丁を作るのに、木綿豆腐で大豆350粒、絹ごし豆腐で450粒使うそうです。豆腐を油で揚げて、油揚げや厚揚げも作られます。最近は、枝豆や黒豆からできた豆腐のように、新しい商品もできました。」  

6月23日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇チーズパン
〇クリームスパゲティ
〇かいそうサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「今日のクリームスパゲティは、牛乳や牛乳から作られるクリームやチーズを使って作りました。牛乳はもともと生まれたばかりの牛の赤ちゃんが初めて口にするものです。自然の栄養ドリンクといわれるほど、栄養ののバランスがよく、栄養たっぷりです。でも牛のお乳は、本当は子牛のためのものです。子牛が生まれなければ、お乳も出ません。それで、牛を人工授精させて、牛乳がとれるように管理しているのです。大事に飲まなければ、牛に申し訳ないですね。」 

6月22日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ポークカレー  (むぎごはん)
〇ひゅうがなつサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「日向夏は、宮崎県の特産品です。1820年、宮崎市のある家の庭に、自然に生えているのが発見されました。その頃は、すっぱくて食べられることはありませんでした。今では、高知県、愛媛県、熊本県、静岡県、神奈川県等でも作られ、小夏、土佐小夏、ニューサマーオレンジという名前で売られている事が多いです。白い皮の部分を残してリンゴのように皮をむき、黄色い果肉と一緒に食べます。そのまま食べるだけでなく、ゼリーやお菓子などの食品にも加工されています。今日のサラダのドレッシングは、宮崎県でとれた日向夏の果汁をたっぷり使っています。」 

6月21日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇じゃがいものみそしる
〇さばのてりやき  〇オクラのごまあえ

≪ひとくちメモ≫
「オクラはアフリカのエチオピア生まれの野菜です。明治時代の初めに日本へやってきました。広く栽培されるようになったのは、昭和40年代かららです。10㎝ちょっとまで大きくなった実を食べます。サヤの色が濃い緑色で、五角形の『アーリーファイブ』という種類が一番多く、6月から11月頃まで収穫されます。緑色が濃く、表面に細かいうぶ毛がたくさんあって、ヘタがいきいきとしていて、五角形がはっきりしているものが多いしいオクラです。」 

6月20日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇しらたまだんごじる
〇ごもくまめ

 

≪ひとくちメモ≫
「大豆は、昔から日本の食卓に欠かせないものです。もともとは東南アジア生まれで、中国から日本へ伝わりました。日本では弥生時代にはすでに作られていて、奈良時代になると、中国からみそやしょうゆの作り方も伝わりました。平安時代には大豆は税金として納められ、鎌倉時代には広く栽培されるようになりました。その頃は肉を食べることが禁止されていたので、大豆は大切な栄養のもとでした。大豆は漢字で大きい豆と書きます。これは大切な豆という意味からで、当時の人たちにとって大豆がいかに大切であったかを知ることができます。今日は大豆をたくさん使った五目豆です。よくかんで食べましょう。大豆の甘みが口いっぱいに広がりますよ。」  

6月17日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇やさいスープ
〇ハンバーグ  *ポテトサラダ

≪ひとくちメモ≫
「スープに入っているパセリは、もともと地中海沿岸の野菜です。ヨーロッパでは古くから食べられているセリ科の野菜です。日本には、18世紀にオランダから伝わり、明治時代から作られるようになりました。香りを生かして、スープやサラダ、ぐつぐつ煮込む料理に使われます。長野県、千葉県、静岡県、茨城県等でたくさん作られています。ヨーロッパでは、にんじんのように大きくなった根っこの部分も食べる『ハンブルグパセリ』という種類もあるそうですが、残念ながら、日本ではほとんど見かけないようです。」

6月16日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇こくとうパン
〇カレービーフン
〇ほうれんそうとコーンのあえもの

≪ひとくちメモ≫
「今日16日は、『ひむかの日』献立です。この日の給食は、宮崎県内でとれた食べ物や宮崎県の郷土料理をみなさんに紹介します。今日は、宮崎県産の豚肉、キャベツやニラを使って、カレービーフンを作りました。にらは、紀元前から作られていたといわれ、長い歴史を持つ野菜です。日本で一番古い歴史の本といわれる『古事記』に、『加美良』という名で書かれているほど、古くから作られてきました。いろいろなビタミン、無機質がたくさん入っていて、疲れをとるのを助けてくれるので、『スタミナ食材』といわれます。新しい葉が出てくる3月から4月ごろがおいしい季節『旬』とされていますが、根元から刈り取ると次々に葉が生えてきて、1年に何度か収穫することができます。暑さにも寒さにも強い野菜です。」 

6月15日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇おやこどん  *むぎごはん
〇せんぎりだいこんのすのもの


≪ひとくちメモ≫
「千切り大根は、冬の寒い時季に大根を細く切って、すのこの上に広げて太陽の光に当て、乾燥させて作ります。よく乾燥させることによって、大根の甘みと風味が増し、食べた時にこりころとした歯ざわりも生まれます。今日のように酢の物やあえ物にしたり、炒めたり、煮たり、みそ汁に入れたりしてもおいしいですよ。宮崎県では、国富町や宮崎市田野町でたくさん作られています。」

6月14日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇じゃがいものそぼろに
〇ごますあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「みなさんが食べているじゃがいもは、実、茎、根のどの部分を食べているのでしょうか。答えは茎です。土の中の茎の部分が大きくなったところを食べています。世界中でいろいろな種類のじゃがいもが作られています。『男爵』はホクホクとした、『メークイン』は煮くずれしにくく、ねっとりとした、『キタアカリ』は中が黄色く、時間が経つと甘みが増すなど…。でんぷんやビタミンCがたくさん含まれていて、主食として食べる国も多いそうです。」  

6月13日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇マーボーどうふ
〇バンサンスー


≪ひとくちメモ≫
「たけのこは竹の子どもですが、竹のどの部分を食べているか知っていますか?答えは『芽』です。竹の若い芽を食べているのです。たけのこを食べる習慣があるのは、日本と中国だけのようです。中国では『タイマウチ』という種類のものを乾燥させて『メンマ』として使うことが多いようです。それにしても、まだ土の中にある竹の芽を食べ、それがおいしいということを発見した人はすごいですね。」 

6月10日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇もずくスープ
〇タラのレモンふうみ グリーンサラダ

≪ひとくちメモ≫
「もずくは、海藻の仲間です。太さは数ミリと細く、長さは数十センチになり、表面にぬめりがあります。フコイダンという食物繊維が多く、おなかの中をきれいにしてくれます。今日のようにスープにしたり、酢の物にしたりして食べることが多いですが、他にも納豆やそうめん、サラダに入れたり、豆腐に乗せて冷ややっこにしたり、いろいろな料理に使われます。」 

6月9日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇こめこパン
〇にくだんごのあまずに
〇ゆでとうもろこし ミニリンゴゼリー

≪ひとくちメモ≫
「今日は宮崎県産のトウモロコシを塩ゆでにしました。トウモロコシという名は、昔の中国『唐』から来た『もろこし』というのがその由来です。もともとはメキシコやアメリカを中心に作られていました。日本には16世紀ごろポルトガル人によって長崎に伝えられたと言われています。食用のトウモロコシはみずみずしく、甘みが強い種類です。野菜の中では糖質が多く、エネルギー源になります。主食代わりにもなり、米、麦にならぶ世界三大穀物です。宮崎県では、ゴールドラッシュ、めぐみ、メルフィーユ、プレミアム等いろいろな品種のトウモロコシが作られ、5月から6月中ごろまでたくさん収穫されます。トウモロコシは、朝、太陽が出る前に収穫するといいので、生産者の方は朝3時ごろから収穫するそうですよ。」 

6月8日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇なめし
〇わかめうどん
〇こまつなのいそかあえ

≪ひとくちメモ≫
「いそか和えは、野菜を海苔で和えて作ります。海苔は古くは奈良時代の本に登場するほど、日本の食文化として昔から親しまれています。昔は、天然のものをとるだけでしたが、江戸時代に海苔を育ててとる養殖の技技術ができました。昭和になると、海苔について詳しく研究が進み、養殖も全国に広まり、宮城県、千葉県、伊勢湾、瀬戸内海、九州で作られるようになりました。冬に収穫され、乾燥や加工されたものが店で売られています。」 

6月7日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇ごまみそに
〇かみかみサラダ

≪ひとくちメモ≫
「みなさんは、よくかんでいますか?よくかむと唾液がたくさん出て、葉が溶けるのを防いだり、口の中をきれいにしたり、ミュータンスという虫歯を作るばい菌を弱らせたりします。6月4日の虫歯予防デーから6月10日までは、歯と口の健康習慣です。歯の健康について考える良い機会です。今日のかみかみサラダは、するめやゴボウ、千切大根など、噛み応えのある食べ物を使って作りました。よくかんで食べましょう。」 

6月6日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ハヤシライス *むぎごはん
〇おさかなサラダ

(写真の角度を変えてみました…)

≪ひとくちメモ≫
「サラダという名は、ラテン語の塩という意味の『サル』という言葉からきています。昔、レタスなどの野菜は生で食べられていましたが、食欲を満たすために生の野菜に塩をかけて食べたのがサラダの始まりとされています。いろいろなドレッシングがあって野菜をおいしく食べることができますね。今日のサラダは、宮崎県の海でとれた小さなちりめんじゃこと、大きなマグロから作られるツナフレークの2つの魚を入れて作りました。」