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給食、おいしい

9月8日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇てりやきバーガー(チキンパティ、ゆでキャベツ)
〇ミネストローネ

 

≪ひとくちメモ≫
「今日は『てりやきバーガー』です。バーガーパンにチキンパティとキャベツをはさんで食べましょう。スープは『ミネストローネ」です。ミネストローネはイタリアのトマト味のスープで、イタリア語で『具だくさん』『ごちゃまぜ』という意味です。にんじん、セロリ、キャベツなどの野菜、塩漬けの豚肉、パスタ、豆、米などをたくさんの食べ物を使って作ります。栄養のたっぷり詰まったイタリア料理でよく食べられる料理です。」

9月7日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごはん
〇ぶたじる
〇ひじきのいために

 

≪ひとくちメモ≫
「ひじきは、畑の中の岩などについている海藻です。春に柔らかいものをとって、煮たり、蒸したりした後に乾燥させたものが干しひじきです。お店では、干しひじきや缶詰のひじきが売られています。ひじきの芽の部分を芽ひじき、茎の長い部分を長ひじきと言います。骨や歯を強くするカルシウムがたくさん含まれています。」

9月6日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇わかめごはん
〇ジャージャーめん
〇キャベツのレモンあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「ジャージャー麺は中国の北の方、北京市辺りの家庭料理です。豚の挽肉とたけのこなどを炒めた肉みそを使います。細く切ったキュウリやねぎをのせたり、北京では大豆ものせるそうです。日本でよく見るジャージャー麺は、日本向けにアレンジされたものです。韓国や台湾にも、中国のジャージャー麺から生まれた麺料理があります。韓国では、チュンジャンという黒いみそを使い、台湾では牛肉のそぼろを使うそうです。」

9月5日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇けいはん(ごはん)
〇はるさめのすのもの

≪ひとくちメモ≫
「今日は『鶏飯』です。鶏飯は鹿児島県の奄美大島の郷土料理です。お茶碗によそったご飯に、ゆでてほぐした鶏肉、錦糸卵、しいたけ、パパイヤのつけものやたくわん、ねぎ、きざみのり、ゴマなどをのせて、鶏を煮てとったスープをかけて食べます。昔、奄美の人たちは、さとうきびを育てて黒砂糖を作り、薩摩藩におさめていました。鶏飯は薩摩藩本土から来る役人をもてなすために作られたと言われています。その時は鶏肉の炊き込みご飯のようなものでしたが、戦後、今のような形になりました。」 

9月2日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇キムタクごはん
〇あじのつみれじる
〇マカロニサラダ

 
≪ひとくちメモ≫
「マカロニはイタリア料理で使われる麺類で、パスタの仲間です。小麦に塩を加えてこねて作ります。イタリアでは、18世紀にはすでに食べられていたようです。日本には明治時代頃までに伝わりました。その後、フランス人のキリスト教宣教師マルク・マリード・ロが長崎市に工場を建て、マカロニを作り始めたそうです。穴の開いたマカロニ、貝殻の形のシェルマカロニ、らせん状のカールマカロニ等があります。」 

9月1日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇コッペパン
〇なすのミートソーススパゲティ
〇おさかなサラダ、オーシャンビーンズ

 
≪ひとくちメモ≫
「なすはインド生まれで、日本には奈良時代に中国から伝わりました。夏が旬の野菜ですが、ハウス栽培が盛んになり、一年中お店で売られています。いろいろな色や形のものがあり、紫、緑、白、黄色のもの、一番多い卵型の千成、京都府の賀茂なすや新潟産の巾着ナスのような丸なす、東北地方などの一つが10グラム位の小さな小丸なす、へたが緑色で大きな丸形の米なす等があります。」 

8月31日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごはん
〇ぶたじゃが
〇ほうれんそうとコーンのあえもの

 
≪ひとくちメモ≫
「今日は、宮崎県産の豚肉を使った『豚じゃが』です。豚肉には血のもとになる鉄や、疲れをとるビタミンB1がたくさん含まれています。2学期が始まって今日は3日目。まだ夏の疲れも残り、体も疲れやすくなります。ビタミンB1たっぷりの豚肉を食べて、疲れをとりましょう。夜は夜更かしせずに早く寝て、しっかり疲れをとることも大切ですね。」 

8月30日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごはん
〇コーンスープ
〇ぶたにくとやさいのしょうがやき

 
≪ひとくちメモ≫
「しょうがの歴史は古く、昔から世界のいろいろな国で香辛料や薬として使われてきました。しょうがの辛さのもとしょうがオールは、殺菌効果があり、ジンゲロンにはにおいを消す消臭効果や菌を防ぐ抗菌効果があります。宮崎県では1年を通して作られ、夏には皮が薄くて繊維が柔らかい新しょうががとれます。今日は、つかれをとるビタミンがたっぷりの豚肉と野菜をすりおろしたしょうがと一緒に炒めました。もりもり食べて、夏の疲れをとりましょう。」 

8月29日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ドライカレー(ごはん) 
〇グリーンサラダ

 *8,9月は新米のおいしさを味わってもらうために、いつもの「麦ご飯」ではなく、白米のみで炊くことにしました。


≪ひとくちメモ≫
「今日は、ドライカレーです。ご飯に大きいおかずをかけて食べましょう。給食では高鍋町でとれたお米を炊いています。『夏の笑み』という種類のお米です。『夏の笑み』は、宮崎県の農業試験場で開発、登録された新しい種類のお米です。今は、宮崎県内でのみ作られています。『コシヒカリ』というお米に比べて1か月から2か月短い期間でお米ができます。稲の背丈が低く、台風などの強い風によって倒れにくい特長があります。お米の粘りが強く、炊き立てはもちろん、冷めてもおいしいお米です。今日は、今年とれた新米を炊いたご飯ですよ!よく噛んで食べると、お米の甘さが口の中に広がりますよ。」 

7月20日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇なつやさいカレー
 (むぎごはん)
〇すいかポンチ

 

≪ひとくちメモ≫
「今日で1学期は終わりです。明日から楽しい夏休みですね。長い休みには、遅くまで夜更かししたり、朝遅くまで寝ていたりと、つい生活のリズムが乱れてしまいがちです。早寝早起きを心がけ、朝、昼、夕と三食きちんと食べましょう。暑いからとアイスクリームやジュースなど冷たいものをとりすぎないよう気を付けてくださいね。買い物や台ふき、食器の準備、後片付けを手伝ったり、家の人と一緒に料理に挑戦するのもいいですね。2学期、また元気に登校してくださいね。」

7月19日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇コーンスープ
〇アジのサクサクフライふう、ゆでブロッコリー 

≪ひとくちメモ≫
「今日は、アジという魚を使って小さなおかずを作りました。」アジという名前は『味がいい』ということからついたそうです。暖かい海が好きで、南からの温かい海水の流れ『暖流』にのって、日本の周りを泳いでいます。一年中店で売られていますが、春から秋にたくさんとれ、おいしくなります。『マアジ』『ムロアジ』『シマアジ』等の種類があります。刺身で食べたり、塩を振って焼いたり、フライや唐揚げなど油で揚げたり、いろいろな料理にして食べられます。」 

7月15日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇とんとんビビンバ
 (むぎごはん)
〇ぎょうざのスープ

 

≪ひとくちメモ≫
「とんとんビビンバは、小さなおかずをごはんに混ぜて食べましょう。ビビンバは隣国、韓国の混ぜご飯です。炊きあがったごはんに、ほうれん草やもやしの和え物、たれにつけた肉などをのせた料理で、韓国語で『ビビンバブ』といいます。トウバンジャンのピリッとした辛さとごま油の香りでごはんが進みますね。今日は、宮崎県産の豚肉を使って作りました。豚肉は、疲れをとるビタミンがたくさん入っています。夏の暑さで疲れがたまっている人はいませんか?モリモリ食べてくださいね。」

7月14日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇こくとうパン        
〇カラフルナポリタン
〇アメリカンサラダ

≪ひとくちメモ≫
「今日のアメリカンサラダんは、ポテトチップが入っています。いつもは、おやつに食べることの方が多いかもしれませんね。ポテトチップスは、どうやって作るか知っていますか?まず、ジャガイモを薄く切って、しばらく水につけます。その後、水気をキッチンペーパーでしっかりととって油で揚げます。塩をふったらできあがりです。青のりをふったり、コンソメやスパイスをふったりすると、いろいろな味のポテトチップスができますね。」  

7月13日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇だいこんのみそしる
〇ホキのてんたまあげ、オクラのおかかあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「オクラはアフリカのエチオピア生まれの野菜です。明治時代の初めに日本へやってきました。広く栽培されるようになったのは、昭和40年代からです。10㎝ちょっとまで大きくなった実を食べます。サヤの色は濃い緑色で、五角形の『アーリーファイブ』という種類が一番多く栽培されています。6月から11月ごろまで収穫されます。緑色が濃く、表面に細かいうぶ毛がたくさんあって、ヘタが生き生きとしていて五角形がはっきりしているものがおいしいオクラです。」 

7月12日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇カレーぶたじゃが
〇ほうれんそうのナムル

 

≪ひとくちメモ≫
「ナムルは韓国の家庭料理で、もやしなどの野菜やわらびなどの山菜、野草を塩ゆでし、しょうゆ、ごま、にんにく、とうがらし、ごま油などで和えたものをいい、ビビンバの具にも使われます。韓国の家庭では、いろいろな野菜で作られたナムルが冷蔵庫に保管され、食事に出されます。『ムチム』とも呼ばれ、これは和え物という意味だそうです。」 

7月11日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇かぼちゃのそぼろに
〇ごますあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「かぼちゃを料理に使う時は、種とワタをきれいにとってから使うのが普通です。このワタは胎座と言い、よく見るとひとつの種から一本、細い糸のようなものが出て、果肉とつながっています。この胎座を通して、種は果肉から栄養をもらっているので、ワタにも栄養がたくさんあるようです。種も、はだ、鼻はのどの粘膜を強くするカロテンや、疲れをとるビタミンB群、脂肪などが多く含まれています。フライパンで乾煎りし、殻を割ると、種の中身はおいしく食べられるそうです。」 

7月8日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇なめし
〇やきそば
〇ブロッコリーのサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「ブロッコリーは、明治時代の初めごろにヨーロッパから伝わりました。黄色の花が咲く前のきれいな緑色の固いつぼみと茎を食べる花野菜の仲間です。冷凍品もあり、一年中売られていますが、秋から冬が旬の野菜です。肌やのどを丈夫にしてくれるカロテンや、血液のもとになる鉄、おなかの調子を整える食物繊維が含まれています。」

7月7日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇アップルパン        *おほしさまゼリー
〇たなばたスープ
〇みやざきくろぶたメンチカツ *コールスローサラダ

≪ひとくちメモ≫
「今日7月7日は七夕です。天の川の両岸に離れ離れになった彦星と織姫が、年に一度七夕の夜に会うという中国のお話から生まれた行事です。庭に初物といってその季節に初めて取れた野菜や果物などをお供えしたり、笹飾りに願い事を書いた短冊を下げたりしてお祝いします。みなさんは、どんな願い事を書きましたか?今日はきれいな天の川が見られるといいですね。」  

7月6日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇かきたまじる
〇みやざきじどっこのにしめ 

≪ひとくちメモ≫
「にしめは、私達が住んでいる宮崎県の郷土料理です。昔、田植えは手で苗を植えていたので、同じ地区の人たちが集まって一緒に暮らしていました。その時に、大きな鍋でたくさんの野菜をしっかり煮しめた『にしめ』をつくって、それをみんなで食べていたのです。今では、田植えは機械でを使って少ない人数でできるので、昔のように田植えの後にみんなで食べることも少なくなってきましたが、お盆など人が集まる時につくられるようです。今日は、宮崎じどっこという地鶏を使ってつくりました。地鶏と野菜のだしで、おいしい煮しめができましたよ。」  

7月5日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇いももちじる
〇ぶたにくとたけのこのみそいため

 

≪ひとくちメモ≫
「いももちじるは、お餅を慌てて食べると、のどにつるっと入ることがあります。ゆっくりよく噛んで食べましょう。麦ごはんは、米と大麦を混ぜて炊いています。麦は、米に比べて火が通りにくく、大正時代に蒸気をかけながら押しつぶし、火が通りやすくした『押し麦』が開発されて食べやすくなりました。おなかの中をきれいにしてくれる食物繊維や、体の筋肉になるたんぱく質が米より多く、健康に関心のあった徳川家康は、麦ごはんをよく食べていたと言われています。」  

7月4日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇かわりマーボーどうふ
〇バンバンジーサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「バンバンジーは、蒸した鶏肉にゴマのソースをかけた中国四川地方の料理です。漢字で”棒”という字を書いて”バン”と読みます。これは、焼いた鶏肉を棒でたたいて、柔らかくしていたことからだそうです。中国では、鶏肉だけで他の具は使わないのが普通ですが、日本ではきくらげやキュウリを加えることがあります。これは、マーボー豆腐やエビのチリソース等を日本人向けにして紹介した陳建民という料理人さんのアイデアです。」  

7月1日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇コーンごはん
〇ジャージャーめん
〇キャベツのレモンあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「キャベツは、今から2600年ぐらい前に、地中海や大西洋の沿岸沿いでつくられていました。私達が食べたものを消化する胃や腸の働きをよくするビタミンUが多く、古代ギリシャやローマでは胃の薬として食べられていました。日本には、江戸時代中頃にオランダから伝わりましたが、その頃は見て楽しむ観賞用でした。第二次世界大戦後、洋風の料理が食べられるようになり、キャベツも広く食べられるようになりました。」  

6月30日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇あげパン
〇ポークビーンズ
〇フルーツポンチ

≪ひとくちメモ≫
「今日はみなさんが大好きな揚げパンです。長田パンさんから持ってきていただいたコッペパンを油で揚げて、きなこ、さとう、塩を混ぜた粉を一ひとつひとつ丁寧につけて作ります。揚げパンを作る以外に、牛乳をクラスごとに数えたり、食器を準備したり、野菜を切っておかずを作ったり、揚げパンの日は給食室の調理の方は大忙しです。みなさんがおいしく食べてくれて、空っぽの食缶がもどってくると、とてもうれしそうですよ。」  

6月29日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇わかめスープ
〇やきにく

≪ひとくちメモ≫
「わかめの歴史は古く、昔から日本で広く食べられてきたそうです。縄文時代の遺跡からは、わかめ等の海藻を食べていた跡が発見されています。また日本に残る一番古い和歌集『万葉集』にも出ています。みなさんがよく見るわかめは緑色ですが、海の中では茶色っぽい色をしています。ゆでて火を通すと、わかめがきれいな緑色になります。」  

6月28日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇ぶたじゃが
〇ひじきとごぼうのサラダ

≪ひとくちメモ≫
「ひじきは、海の中の岩等についている海藻です。春に柔らかいものをとって、煮たり、蒸したりした後に乾燥させたものが干しひじきです。根の部分を芽ひじき、茎の長い部分を長ひじきをいいます。骨や歯を強くするカルシウムがたくさん含まれています。炊き込みご飯や煮物、白和え等和風の料理に使われることが多いようです。今日のようにサラダにしてもおいしいですね。」  

6月27日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇とりごぼうごはん
〇とびうおのつみれじる
〇ブロッコリーのマヨネーズあえ

≪ひとくちメモ≫
「今日のつみれ汁は、とびうおのつみれを使っています。とぶうおは、体の長さが35㎝位の魚です。夏から秋が旬の魚で、西日本では『あご』と呼ばれます。背中は濃い青色をしていて、おなかは銀色です。むなびれがとても大きく、海を殿様バッタのように飛びます。卵は『とびっこ』『とびこ』といって、握りずしのネタにされます。宮崎県の海に卵を産む季節になってきます。串間市の都井岬では、夏に『とびうおすくい』が行われます。」  

6月24日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇キムチじる
〇いりどうふ

≪ひとくちメモ≫
「豆腐は中国で生まれた食べ物で、日本でも江戸時代の頃から広く食べられていました。豆腐という名の他、『かべ』『おかべ』『もみじ』等の呼び名があります。豆腐は水分が多い食べ物ですが、昔ながらの豆腐屋さんの作り方では、豆腐一丁を作るのに、木綿豆腐で大豆350粒、絹ごし豆腐で450粒使うそうです。豆腐を油で揚げて、油揚げや厚揚げも作られます。最近は、枝豆や黒豆からできた豆腐のように、新しい商品もできました。」  

6月23日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇チーズパン
〇クリームスパゲティ
〇かいそうサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「今日のクリームスパゲティは、牛乳や牛乳から作られるクリームやチーズを使って作りました。牛乳はもともと生まれたばかりの牛の赤ちゃんが初めて口にするものです。自然の栄養ドリンクといわれるほど、栄養ののバランスがよく、栄養たっぷりです。でも牛のお乳は、本当は子牛のためのものです。子牛が生まれなければ、お乳も出ません。それで、牛を人工授精させて、牛乳がとれるように管理しているのです。大事に飲まなければ、牛に申し訳ないですね。」 

6月22日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ポークカレー  (むぎごはん)
〇ひゅうがなつサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「日向夏は、宮崎県の特産品です。1820年、宮崎市のある家の庭に、自然に生えているのが発見されました。その頃は、すっぱくて食べられることはありませんでした。今では、高知県、愛媛県、熊本県、静岡県、神奈川県等でも作られ、小夏、土佐小夏、ニューサマーオレンジという名前で売られている事が多いです。白い皮の部分を残してリンゴのように皮をむき、黄色い果肉と一緒に食べます。そのまま食べるだけでなく、ゼリーやお菓子などの食品にも加工されています。今日のサラダのドレッシングは、宮崎県でとれた日向夏の果汁をたっぷり使っています。」 

6月21日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇じゃがいものみそしる
〇さばのてりやき  〇オクラのごまあえ

≪ひとくちメモ≫
「オクラはアフリカのエチオピア生まれの野菜です。明治時代の初めに日本へやってきました。広く栽培されるようになったのは、昭和40年代かららです。10㎝ちょっとまで大きくなった実を食べます。サヤの色が濃い緑色で、五角形の『アーリーファイブ』という種類が一番多く、6月から11月頃まで収穫されます。緑色が濃く、表面に細かいうぶ毛がたくさんあって、ヘタがいきいきとしていて、五角形がはっきりしているものが多いしいオクラです。」 

6月20日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇しらたまだんごじる
〇ごもくまめ

 

≪ひとくちメモ≫
「大豆は、昔から日本の食卓に欠かせないものです。もともとは東南アジア生まれで、中国から日本へ伝わりました。日本では弥生時代にはすでに作られていて、奈良時代になると、中国からみそやしょうゆの作り方も伝わりました。平安時代には大豆は税金として納められ、鎌倉時代には広く栽培されるようになりました。その頃は肉を食べることが禁止されていたので、大豆は大切な栄養のもとでした。大豆は漢字で大きい豆と書きます。これは大切な豆という意味からで、当時の人たちにとって大豆がいかに大切であったかを知ることができます。今日は大豆をたくさん使った五目豆です。よくかんで食べましょう。大豆の甘みが口いっぱいに広がりますよ。」  

6月17日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇やさいスープ
〇ハンバーグ  *ポテトサラダ

≪ひとくちメモ≫
「スープに入っているパセリは、もともと地中海沿岸の野菜です。ヨーロッパでは古くから食べられているセリ科の野菜です。日本には、18世紀にオランダから伝わり、明治時代から作られるようになりました。香りを生かして、スープやサラダ、ぐつぐつ煮込む料理に使われます。長野県、千葉県、静岡県、茨城県等でたくさん作られています。ヨーロッパでは、にんじんのように大きくなった根っこの部分も食べる『ハンブルグパセリ』という種類もあるそうですが、残念ながら、日本ではほとんど見かけないようです。」

6月16日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇こくとうパン
〇カレービーフン
〇ほうれんそうとコーンのあえもの

≪ひとくちメモ≫
「今日16日は、『ひむかの日』献立です。この日の給食は、宮崎県内でとれた食べ物や宮崎県の郷土料理をみなさんに紹介します。今日は、宮崎県産の豚肉、キャベツやニラを使って、カレービーフンを作りました。にらは、紀元前から作られていたといわれ、長い歴史を持つ野菜です。日本で一番古い歴史の本といわれる『古事記』に、『加美良』という名で書かれているほど、古くから作られてきました。いろいろなビタミン、無機質がたくさん入っていて、疲れをとるのを助けてくれるので、『スタミナ食材』といわれます。新しい葉が出てくる3月から4月ごろがおいしい季節『旬』とされていますが、根元から刈り取ると次々に葉が生えてきて、1年に何度か収穫することができます。暑さにも寒さにも強い野菜です。」 

6月15日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇おやこどん  *むぎごはん
〇せんぎりだいこんのすのもの


≪ひとくちメモ≫
「千切り大根は、冬の寒い時季に大根を細く切って、すのこの上に広げて太陽の光に当て、乾燥させて作ります。よく乾燥させることによって、大根の甘みと風味が増し、食べた時にこりころとした歯ざわりも生まれます。今日のように酢の物やあえ物にしたり、炒めたり、煮たり、みそ汁に入れたりしてもおいしいですよ。宮崎県では、国富町や宮崎市田野町でたくさん作られています。」

6月14日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇じゃがいものそぼろに
〇ごますあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「みなさんが食べているじゃがいもは、実、茎、根のどの部分を食べているのでしょうか。答えは茎です。土の中の茎の部分が大きくなったところを食べています。世界中でいろいろな種類のじゃがいもが作られています。『男爵』はホクホクとした、『メークイン』は煮くずれしにくく、ねっとりとした、『キタアカリ』は中が黄色く、時間が経つと甘みが増すなど…。でんぷんやビタミンCがたくさん含まれていて、主食として食べる国も多いそうです。」  

6月13日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇マーボーどうふ
〇バンサンスー


≪ひとくちメモ≫
「たけのこは竹の子どもですが、竹のどの部分を食べているか知っていますか?答えは『芽』です。竹の若い芽を食べているのです。たけのこを食べる習慣があるのは、日本と中国だけのようです。中国では『タイマウチ』という種類のものを乾燥させて『メンマ』として使うことが多いようです。それにしても、まだ土の中にある竹の芽を食べ、それがおいしいということを発見した人はすごいですね。」 

6月10日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇もずくスープ
〇タラのレモンふうみ グリーンサラダ

≪ひとくちメモ≫
「もずくは、海藻の仲間です。太さは数ミリと細く、長さは数十センチになり、表面にぬめりがあります。フコイダンという食物繊維が多く、おなかの中をきれいにしてくれます。今日のようにスープにしたり、酢の物にしたりして食べることが多いですが、他にも納豆やそうめん、サラダに入れたり、豆腐に乗せて冷ややっこにしたり、いろいろな料理に使われます。」 

6月9日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇こめこパン
〇にくだんごのあまずに
〇ゆでとうもろこし ミニリンゴゼリー

≪ひとくちメモ≫
「今日は宮崎県産のトウモロコシを塩ゆでにしました。トウモロコシという名は、昔の中国『唐』から来た『もろこし』というのがその由来です。もともとはメキシコやアメリカを中心に作られていました。日本には16世紀ごろポルトガル人によって長崎に伝えられたと言われています。食用のトウモロコシはみずみずしく、甘みが強い種類です。野菜の中では糖質が多く、エネルギー源になります。主食代わりにもなり、米、麦にならぶ世界三大穀物です。宮崎県では、ゴールドラッシュ、めぐみ、メルフィーユ、プレミアム等いろいろな品種のトウモロコシが作られ、5月から6月中ごろまでたくさん収穫されます。トウモロコシは、朝、太陽が出る前に収穫するといいので、生産者の方は朝3時ごろから収穫するそうですよ。」 

6月8日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇なめし
〇わかめうどん
〇こまつなのいそかあえ

≪ひとくちメモ≫
「いそか和えは、野菜を海苔で和えて作ります。海苔は古くは奈良時代の本に登場するほど、日本の食文化として昔から親しまれています。昔は、天然のものをとるだけでしたが、江戸時代に海苔を育ててとる養殖の技技術ができました。昭和になると、海苔について詳しく研究が進み、養殖も全国に広まり、宮城県、千葉県、伊勢湾、瀬戸内海、九州で作られるようになりました。冬に収穫され、乾燥や加工されたものが店で売られています。」 

6月7日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇ごまみそに
〇かみかみサラダ

≪ひとくちメモ≫
「みなさんは、よくかんでいますか?よくかむと唾液がたくさん出て、葉が溶けるのを防いだり、口の中をきれいにしたり、ミュータンスという虫歯を作るばい菌を弱らせたりします。6月4日の虫歯予防デーから6月10日までは、歯と口の健康習慣です。歯の健康について考える良い機会です。今日のかみかみサラダは、するめやゴボウ、千切大根など、噛み応えのある食べ物を使って作りました。よくかんで食べましょう。」 

6月6日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ハヤシライス *むぎごはん
〇おさかなサラダ

(写真の角度を変えてみました…)

≪ひとくちメモ≫
「サラダという名は、ラテン語の塩という意味の『サル』という言葉からきています。昔、レタスなどの野菜は生で食べられていましたが、食欲を満たすために生の野菜に塩をかけて食べたのがサラダの始まりとされています。いろいろなドレッシングがあって野菜をおいしく食べることができますね。今日のサラダは、宮崎県の海でとれた小さなちりめんじゃこと、大きなマグロから作られるツナフレークの2つの魚を入れて作りました。」 

 

6月3日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇はっぽうさい
〇あげぎょうざ、もやしのレモンあえ

≪ひとくちメモ≫
「高鍋町と言えばぎょうざ!と言われるほど、町内にはぎょうざのおいしい店があります。ここ数年は『毎月3日はぎょうざの日』ということで、おいしいぎょうざをアピールする取組が行われているようです。今日、6月3日はぎょうざの日です。今日は、町内のぎょうざの店から高鍋町の小、中学校の給食にぎょうざが提供していただきました。給食室で油でこんがり揚げましたよ。感謝しておいしくいただきましょう。」 

6月2日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇しょくパン     *メープルジャム
〇パンプキンポタージュ
〇コールスローサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「日本で作られているかぼちゃは大きく分けて『西洋カボチャ』『日本カボチャ』『ペポカボチャ』の3つです。広く食べられているものは『西洋カボチャ』で、濃い緑色の皮の中はきれいなオレンジ色をしています。ほくほくとして甘みがあるものが特徴です。煮物や天ぷら、サラダ、ポタージュなどいろいろな料理に使われ、甘みを生かしてお菓子も作られます。日本カボチャには、宮崎県でたくさん作られている黒皮カボチャがあります。甘みが少なく、煮物や蒸し物に合います。ペポカボチャは、ゆでると実がそうめんのようにほぐれるそうめんカボチャがあります。ズッキーニもペポカボチャの仲間です。」 

6月1日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ゆかりごはん  
〇やきぶたラーメン
〇ちぐさあえ

≪ひとくちメモ≫
「ラーメンが日本にやってきたのは、江戸時代の鎖国から開国された明治時代のころです。神戸や横浜の港の周りにできた中国人街に中華料理の店ができたのがきっかけです。大正時代ごろから日本各地に広まりました。それから日本の好みにあう味、スープが作られ、今では大人気の料理です。塩ラーメン、味噌ラーメン、醤油ラーメン…今日はとんこつラーメンです。」 

5月31日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん  
〇さわにわん
〇いわしのうめに、きゅうりのコロコロづけ

 

≪ひとくちメモ≫
「沢煮椀は、豚の背脂を細く切り、塩でもんで湯通ししたものと千切りした野菜をだし汁で煮て、塩と醤油で薄く味を付けた汁物です。沢煮椀の『沢』には、たくさんという意味と、あっさり薄味という意味があり、『椀』という漢字は、汁物というのを表しています。給食の沢煮椀は、豚の背脂の代わりに、豚肉の細切りを使って作ります。たけのこやごぼう、にんじんなどの野菜のおいしさもたっぷりです。よくかんで味わってくださいね。」 

5月30日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん  
〇じゃがいものベーコンに
〇なっとうサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「ベーコンという名前は、フランス語の『バコン』、またはドイツ語の『バッホ』から来たと言われています。豚の脇腹の肉や肩の肉を塩漬けにし、燻製にして作られます。燻製はサクラなどの香りのよい木材に火をつけ燃やし、その煙に食べ物を当てて風味付けや殺菌をすることです。今日はじゃがいもの煮物にベーコンを使いました。ベーコンのうまみで、いつもと少し違った味になりましたよ。」 

5月27日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん  
〇いももちじる
〇ぶたにくとたけのこのみそいため

 

≪ひとくちメモ≫
「春は草木が芽を出し、どんどん伸びます。たけのこも1日に70センチ伸びると言われるほど、一気に成長します。また、たけのこは『朝掘ったものをすぐ食べよ』と言われるほど、掘って時間が経ったり、大きくなって地上に伸びだしたりして空気に触れると、えぐみという苦みが増えます。この苦みのもとは、カルシウムで和らぎます。今日の若竹汁のように、カルシウムの多いわかめとたけのこを合わせる料理が多いのは、たけのこの苦みを消す、昔の人の知恵なのです。」 

5月26日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇チーズパン  
〇ミートソーススパゲティ
〇グリーンサラダ 

≪ひとくちメモ≫
「スパゲティという言葉は、イタリア語の『ひも』という言葉からできました。太さがだいたい2ミリぐらいで、ひものように長いものを言います。太さの細いものから、カッペリーニ、フェデリーニ、スパゲットーニという種類があります。日本で最初にスパゲティが作られたのは、1920年代のことで、兵庫県尼崎市の会社によって作られました。スパゲティ料理というと、イタリア料理だと思われますが、ナポリタンスパゲッティは、日本で生まれたスパゲッティ料理です。」 

5月25日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇チキンカレー  
 (むぎごはん)
〇ごぼうサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「今日はみなさんの大好きなカレーライスです。カレーはインドの家でそれぞれ違った味で食べられていましたが、イギリス人がインドで使われていたスパイスを混ぜ合わせて『カレー粉』を発明しました。そのカレー粉が、明治時代の初め頃、イギリス人によって日本に伝わりました。その後、日本のお米に合うようにとろみをつけたり、そばやうどんのだしにカレーを加えたカレーうどん、カレー南蛮、パンでカレーを包んだカレーパンなどいろいろなカレー料理ができました。みなさんも。カレーを使った新メニューを考えてみませんか?」 

5月24日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん  
〇だいこんのみそしる
〇かつおフライ

≪ひとくちメモ≫
「かつおはたくさんの魚が集まって群れを作って泳ぎ、季節ごとに移動します。今の時期に取れるかつおは『初がつお』と言い、春に太平洋を北の方へ上って行く時に取れたものです。秋に取れるかつおは『もどりがつお』と言い、海の水温が低くなったので、南の温かい方へ下っていく時の取れたものです。初がつおはさっぱりしていて、もどりがつおはえさをたっぷりと食べて脂がのり、こってりとした味です。かつおのたたき、刺身、唐揚げなどいろいろな料理に使われます。今日はみなさんの好きなフライにしました。」 

5月23日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん  *ふりかけ
〇かきたまじる
〇とうふチャンプルー

≪ひとくちメモ≫
「チャンプルーは、野菜や豆腐などを炒めた沖縄県の料理です。『チャンプルー』という言葉は、沖縄県の方言で『まぜこぜした』という言葉です。もともとは、家にあった野菜と、安くて毎日手に入る豆腐や塩漬けの豚肉を炒めて作る沖縄県の家庭料理ですが、テレビなどで紹介され、沖縄県以外でも広く食べられるようになりました。今日は豆腐と野菜を炒めた『豆腐チャンプルー』です。」 

5月20日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ぶたどん
 (むぎごはん)
〇ちぐさあえ

≪ひとくちメモ≫
「ぶたどんは、おかずをご飯にかけて食べましょう。給食でも家でもよく食べられている豚肉ですが、もとは野生のイノシシを飼いならしてのが始まりです。肉から内臓、耳や足まで捨てるところなく使えるので、世界でもよく食べられ、いろいろな料理があります。また、豚肉からハムやベーコン、ウィンナーも作られます。給食は、宮崎県産の豚肉を使っています。」 

5月19日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇こくとうパン
〇ビーフシチュー
〇あおまめサラダ

≪ひとくちメモ≫
「シチューは、野菜や肉、魚やいか、えびなどをだし汁やソースで煮込んだ料理です。16世紀から17世紀前半に、フランスで生まれたと言われています。日本にいつシチューが伝わったかははっきりわかっていませんが、明治時代初めには東京の洋食屋さんのメニューに『シチウ』とあったそうです。ビーフシチューも、明治時代の中ごろにレストランのメニューにありましたが、シチューが今のように広く食べられるようになったのは、第二次世界大戦後からです。」 

5月18日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇ちゅうかうまに
〇かいそうサラダ

 

≪ひとくちメモ≫
「さといもは、山にできる『やまいも』に対して、里にできる『さといも』と言われるようになりました。また田んぼでも作られるので、『たいも』という所もあります。さといもは、親芋から子芋、孫芋とどんどん増えるので、子孫繁栄のおめでたい食べ物として平安時代から正月料理に使われていたそうです。」 

5月17日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇けんちんじる
〇とりにくのからあげ(2こ)、ゆでブロッコリー

≪ひとくちメモ≫
「けんちん汁は、もともとは肉や魚などを使わずに作る精進料理です。だし汁はいりこや鰹節ではなく、こんぶやしいたけからとって作られていました。名前の由来は、建長寺というお寺のお坊さんが作っていて、建長汁と呼ばれていたのがなまったという説と、精進料理のひとつ、けんちゃんという料理から生まれたという説があります。いろいろな野菜や豆腐を使って作られ、栄養たっぷりです。」 

5月16日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ピースごはん
〇ごもくうどん
〇じゃこサラダ

≪ひとくちメモ≫
「今日16日は『ひむかの日』献立です。この日の給食は、宮崎県内でとれた食べ物や郷土料理をみなさんに紹介しています。今日はピースご飯です。今が旬の県内産のえんどう豆を入れて炊きました。えんどう豆は、グリンピースとも言います。冷凍や缶詰に加工したものは一年中売られていますが、さやから出したばかりの新しいものが味わえるのは今だけです。もともとは地中海沿岸の植物で、ヨーロッパでは石器時代から食べられていたと言われています。日本へは9世紀から10世紀ごろに中国から伝わったそうです。ピースご飯が苦手な人がいるようですが、今しか味わえない季節の食べ物を楽しんでくださいね。」 

5月13日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇なめし
〇マーボーはるさめ
〇バンバンジーサラダ

≪ひとくちメモ≫
「バンバンジーは、蒸した鶏肉にごまのソースをかけた中国の四川という地方の料理です。漢字では『棒』という字を書いて『バン』と読みます。これは、焼いた鶏肉を棒でたたいて、柔らかくしていることからだそうです。中国では、鶏肉だけで他の具を使わないのが普通のようですが、日本ではくらげやきゅうりを加えることがあります。これは、マーボー豆腐やエビのチリソースなどを日本人向けに作って紹介した『陳健民』という料理人さんのアイデアです。」 

5月12日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇セルフドック
 ※スティックカツ、ゆでキャベツ
〇ポトフ

≪ひとくちメモ≫
「セルフドックは、ドックパンにキャベツをはさんで、その上にスティイクカツをのせます。上からソースをかけたら出来上がり。キャベツは。今から2600年くらい前に、地中海や大西洋の海岸沿いで作られました。私たちが食べたものを消化する胃や腸の働きをよくするビタミンUが多く、古代ギリシャやローマでは胃の薬として食べられました。日本では、江戸時代中頃にオランダから伝わりました。その頃は見て楽しむ観賞用でした。第二次世界大戦後、洋風の料理が食べられるようになり、キャベツも広く食べられるようになりました。」 

5月11日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇あじそぼろうどん
 (むぎごはん)
〇わふうワンタンスープ

≪ひとくちメモ≫
「あじそぼろうどんは、小さいおかずをご飯にかけて食べましょう。あじは、春から秋に取れるのがとてもおいしい魚です。まあじ、むろあじ、じまあじなどの種類があります。体の左右中央には『ぜいご』という固いうろこがあります。塩焼き、さしみ、煮魚、あげものなどいろいろな料理で食べられます。日本は、周りを海に囲まれ、いろいろな魚が取れます。でも、今は前より魚を食べる量が減っていることが心配されています。今日は味の魚を小さくほぐしたものを甘辛く味付けして、そぼろうどんにしました。ごはんにかけて食べると、魚が苦手な人もおいしく食べれますよ。」 

5月10日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇さつまじる
〇れんこんのきんぴら

≪ひとくちメモ≫
「れんこんは、ハスの葉が土の中で大きくなった部分です。穴がたくさんあいていますね。なぜ、この穴があるのは知っていますか?れんこんは、どろどろとした土の中で育ちます。このどろどろとした土の中では、空気を取り入れることができません。れんこんの穴が、地上に出ている花や葉、茎につながっていて、この穴を通して呼吸をしているのです。」 

5月9日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇カレーぶたじゃが
〇ほうれんそうとコーンのあえもの

 

≪ひとくちメモ≫
「ほうれん草は西アジアのイランで生まれました。イランは昔ペルシャと呼ばれ、ほうれん草の『ほうれん』は、中国語でペルシャという意味です。ペルシャからシルクロードを通って中国へ、そして16世紀ごろ日本へ伝わりました。このように伝わったのは、葉がギザギザで根元が赤い東洋種で、これとは別に江戸から明治時代にかけて欧米から伝わった西洋種もあります。西洋種は丸みがある葉で、炒めるものに合います。他に、生で食べられるサラダほうれん草など、今ではいろいろな種類が売られています。」 

5月6日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇わかめごはん
〇ジャージャーめん
〇キャベツのレモンあえ

≪ひとくちメモ≫

「ジャージャー麺は、中国の北の北京市辺りの家庭料理です。豚の挽肉とたけのこなどを炒めた肉みそを使います。細く切ったキュウリやねぎをのせたり、北京では大豆ものせるそうです。日本でよく見るジャージャー麺は、日本向けにアレンジされたものです。韓国や台湾にも、中国のジャージャー麺から生まれた麺料理があります。韓国では、チュンジャンという黒い味噌を使い、台湾ではそぼろを使うそうです。」 

5月2日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ごもくずし
〇わかたけじる
〇つくね・ゆでもやし  ※こどもの日デザート

≪ひとくちメモ≫
「五月五日はこどもの日です。子どもの日は端午の節句とも言います。空に泳ぐこいのぼりは、子ども達の健やかな成長を願って揚げられます。みなさの家の周りにも、こいのぼりが泳いでいますか?この日は、昔からしょうぶ湯に入ったり、ちまきや柏餅を食べる習慣があります。柏餅に使う柏の木の葉は、次の若葉が出ないと古い葉が落ちないので、『家が絶えないように』と縁起を担いだと言われています。今日は少し早い子どもの日のお祝い給食です。デザートはサイダー、レモン、リンゴ味のさわやかな三食ゼリーです。」 

4月27日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇じゃがいものみそしる
〇タラのたこやきソースがらめ  もやしのレモンあえ


≪ひとくちメモ≫
「みそは、微生物にこうじ菌、乳酸菌、酵母菌の働きで作られる発酵食品です。中国で作られていた穀物を発酵させた『しょう』や豆を発酵させた『し』という食べ物をもとに、500年代終わりから作られるようになりました。作り方は、大豆を蒸したり煮たりした後、こうじ菌を混ぜた米や麦、塩を混ぜてつぶし、容器に詰めて寝かせます。九州では、麦を使った麦みそを使うことが多いようです。」 

4月26日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ゆかりごはん
〇みそラーメン
〇こまつなのサラダ


≪ひとくちメモ≫
「小松菜はほうれん草と比べて、アクが少なく、みそ汁や炒め物等に下ゆでしないで使うことができます。さっと手早く調理できるだけでなく、熱を加えることによって栄養が減ることも少なくてすみます。骨や歯を丈夫にするカルシウムや血液のもとになる鉄、体の調子を整えるビタミンがたくさん含まれています。東京都の江戸川区小松川でたくさんとれたので、この名がつきました。」 

4月25日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇マーボーどうふ
〇バンサンスー


≪ひとくちメモ≫
「麻婆豆腐は、中国の四川という地方の料理です。『マーボー』の『ボー』は、おばあさんという意味で、『マー』と呼ばれたおばあさんが作ったことからこの名がつきました。ピリッとした辛さは、豆板醤(トウバンジャン)の辛さです。豆板醤はそら豆から作られる香辛料の辛さが食欲をそそります。」 

4月24日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇ハヤシライス(むぎごはん)
〇はるやさいサラダ


≪ひとくちメモ≫
「今日はハヤシライスです。大きいおかずを、ご飯にかけて食べましょう。アスパラガスは筆のような形をしていて、長さが20センチ位の若い茎を食べます。みなさんの体の血や筋肉になるたんぱく質の一つ、アスパラギン酸が多いので、この名がつきました。芽に土をかぶせて、太陽の光をあてずに土の中で育てるホワイトアスパラガスと、地上で太陽の光をたくさん浴びて育てるグリーンアスパラガスとがあります。季節ごとに日本各地でとれ、外国から輸入されるものもあるので、一年中売られています。春には、九州で作られたものが収穫の時季『旬』をむかえます。」  

4月22日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇ぶたじる
〇ひゅうがどりコロッケ  ゆでキャベツ


≪ひとくちメモ≫
「コロッケという名は、フランス語の『クロケット』という言葉がなまってコロッケと呼ばれるようになりました。もともとは、形がコルク栓に似ているので、この名がついたそうです。今日のようにジャガイモを使ったポテトコロッケ、ホワイトルウで作るクリームコロッケ等があります。今日のコロッケは、宮崎県産の日向鶏を使って作られています。脂肪やコレステロールが少なく、低カロリーな鶏肉です。えさに無機質等の栄養たっぷりの海藻類を混ぜて育てられてます。」  

4月21日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇コッペパン いちごジャム
〇やきそば
〇もやしのナムル

≪ひとくちメモ≫
「ジャムは果物に砂糖を加えて煮つめて作ります。果物の中のペクチンという成分とすっぱい酸が砂糖と合わさってゼリーのようにトロッと固まります。ペクチンが多い杏、いちご、りんご、ブルーベリー、オレンジ、イチジクなどから作られることが多いですが、かぼちゃやトマト等、野菜から作られるジャムもありますよ。ヨーロッパでは古くから作られていましたが、日本で作られるようになったのは、明治時代からです。」 

4月20日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇にくだんごのあまずに
〇マカロニサラダ

≪ひとくちメモ≫
「マカロニはイタリア料理に使われる麺類で、パスタの仲間です。小麦粉に塩を加えてこねて作ります。イタリアでは、16世紀ごろには食べられていたそうです。日本には明治時代ごろに伝わり、フランス人宣教師のマルク・マリー・ド・ロが長崎に工場を作り、マカロニを作り始めたそうです。穴の開いている形が面白いですね。」 

4月19日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇ぶたじゃが
〇かいそうサラダ

≪ひとくちメモ≫
「じゃがいもは、卵のような形をした『メークイン』と、丸い形でくぼみのある『男爵いも』が有名です。男爵いもは、明治時代に川田男爵という人がアメリカから取り寄せたことから、この名がついたそうです。男爵いもは煮崩れしやすくホクホクしているので、コロッケや粉ふきいも、ポテトサラダを作るのに向いています。メークインは煮くずれしにくいので、シチューやカレーに向いています。日本で多く作られる北海道では、夏の終わりから秋に収穫されます。長崎県など九州では、冬に植え付けて春に収穫されたものが出回ります。」 

4月18日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇チキンライス
〇ラビオリスープ
〇ツナサラダ   (^^♪おいわいデザート付

≪ひとくちメモ≫
「ラビオリは、イタリアのパスタの一つです。小麦粉をねって作ったパスタ生地に、ひき肉や野菜のみじん切り、チーズなどをのせ、上からパスタをかぶせてはり付けて切り分けます。ゆでてトマトソースやおろしチーズをかけたり、ソースやチーズをかけてグラタンのようにオーブンで焼いたり、スープに入れたりして食べます。今日は、ひとくちサイズの小さなラビオリを使って、スープを作りました。」 

4月15日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇はくさいスープ
〇とりにくとさつまいものあげに

≪ひとくちメモ≫
「さつまいもは、今から400年位前に中国から今の沖縄県宮古島に伝えられ、その後、鹿児島県や長崎県で作られるようになりました。さつまいもという名は、さつま(今の鹿児島県)でたくさん作られていたからついた名だそうです。転機や土等の環境に左右されずに育つので、食料不足の時にたくさんの人を救ったそうです。今日は、宮崎県でとれたさつまいもを、鶏肉と一緒に揚げ煮にしました。」 

4月14日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇チーズパン
〇ナポリタンスパゲティ
〇ブロッコリーのサラダ

≪ひとくちメモ≫
「毎週木曜日の給食は、パンです。高鍋町のパンは、宮崎市の長田パンさんが作ってくださっています。パンの歴史は古く、今から6000年位前にエジプトで作られていました。その頃は小麦を石でつぶして粉にして、それを水で練って平らに伸ばし、熱く熱した石の上で焼いていました。日本へは400年位前にポルトガル人によって伝えられました。今のようにたくさんの人が食べるようになったのは、学校給食でパンが食べられるようになった昭和30年より後のことです。」 

4月13日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇ポークカレー
〇ひゅうがなつサラダ

≪ひとくちメモ≫
「1年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。新しい教室、クラスのお友達にまだ少し緊張しているかもしれませんね。給食を食べて、楽しい時間を過ごしてください。高鍋町の小学校の給食は、月・火・水・金曜日がご飯の日です。高鍋町でとれた『夏の笑み』というお米に麦を少し混ぜて炊いています。麦はおなかの中をきれいにしてくれる食物繊維や、体のの筋肉になるたんぱく質が米より多く、健康に気を付けていた徳川家康は、麦ごはんをよく食べて、当時としては長生きの75才まで生きました。」 

4月12日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇むぎごはん
〇ちくぜんに
〇ごますあえ

≪ひとくちメモ≫

「筑前煮は、福岡県博多の郷土料理です。昔、豊臣秀吉の軍が博多に来た時にすっぽんがこの地方で『がめ』といわれるところからついた名です。その後、すっぽんの代わりに鶏肉を使うようになり、にんじん、ごぼう、たけのこなどいろいろな野菜を使って作られます。」

4月11日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。
〇さんさいおこわ
〇とうふとわかめのすましじる
〇さばのごまみそに、なのはなとほうれんそうのおかかあえ

 

≪ひとくちメモ≫
「おこわは、もち米を炊いたり蒸したりするご飯のことです。もち米の甘みともちもちした触感が特徴です。おこわという名前は、『強飯』という言葉から来たと言われています。こわめしとは固いご飯を意味し、江戸時代に庶民が食べていたおかゆに比べて、もち米を蒸す料理が固かったことから名づけられました。おこわと呼ばれるようになったのは、宮中に仕える女官が使っていた言葉が始まりで、丁寧さを表す『お』を頭につけて、おこわと呼んだことが由来とされています。」

4月8日の給食

【今日の献立】※牛乳は毎日つきます。

〇さけなめし

〇おいわいうどん

〇ブロッコリーのマヨネーズあえ

≪ひとくちメモ≫

「新しい学年が始まりました。ご進級、おめでとうございます。今日から給食が始まります。給食では、私たちの血や肉になる赤の食べ物、熱や力になる黄色の食べ物、体の調子を整える緑の食べ物の仲間をそろえて、栄養のバランスに気を付けています。また、その季節においしくなる「旬」の食べ物を使った献立、行事食やふるさとに伝わる郷土料理が出ます。おいしい給食を作ろうと、調理員さんも張り切っていますよ。楽しみにしていてくださいね。」