令和6年度 学校の様子
授業改善に向けて~相互授業参観実施中 その②~
9月24日(火)
今日は9月19日(木)に行われた6年生(国語)の相互授業参観の様子を紹介したいと思います。
この日は、まどみちおさんの詩「せんねん まんねん」の授業の3時間目で、この詩を通して、作者のまどみちおさんが伝えたかったことは何かを考える授業でした。
全員で声を合わせ、音読をします。
【一斉音読の様子】
【読みたい部分を読みたい人が読む"竹の子読み”】
その後、担任の先生から、タブレットに教科書と同じ内容のものが送られ、一番伝えたことが表れている部分を選び、四角で囲みます。
一人一人の考えが電子黒板に映し出され、学級全体で共有します。
その後、自分が選んだ部分についてペアで意見交換を行いました。
意見交換後は、筆者の伝えたかったことを自分の言葉でまとめ、タブレットに書き込みました。
書き込まれたものは再度電子黒板に投影され、互いの考えを聞き合います。
いよいよ自分の考えを発表し、全体で共有します。
まど・みちおさんには、伝えたい主題、テーマがあったのでこの詩を作られたのですが、作品は受け取った瞬間から、読者のものになります。つまり、読んだ人自身の解釈でよいということです。
だからこそ、子どもたちは互いの意見を聞き合い、そこから新たに気づいたことやより考えを深めることができ、自分の考えを発表できたのだと思います。授業中の子どもたちの表情を見ていると、この時間のめあてを自分なりに解決しようとしていることがよくわかりました。
最後に、まど・みちおさんの詩「せんねん まんねん」を紹介します。
せんねん まんねん
まど・みちお
いつかのっぽのヤシの木になるために
そのヤシのみが地べたに落ちる
その地ひびきでミミズがとびだす
そのミミズをヘビがのむ
そのヘビをワニがのむ
そのワニを川がのむ
その川の岸ののっぽのヤシの木の中を
昇っていくのは
今まで土の中でうたっていた清水
その清水は昇って昇って昇りつめて
ヤシのみの中で眠る
その眠りが夢でいっぱいになると
いつかのっぽのヤシの木になるために
そのヤシのみが地べたに落ちる
その地ひびきでミミズがとびだす
そのミミズをヘビがのむ
そのヘビをワニがのむ
そのワニを川がのむ
その川の岸に
まだ人がやって来なかったころの
はるなつあきふゆ はるなつあきふゆの
ながいみじかい せんねんまんねん
授業改善に向けて~指導案検討~
9月20日(金)
9月11日(水)のHPに、「私たち教師の一番の使命は、授業を通して子どもたちに確かな学力をつけることにあります。そのためには日々の授業をより充実したものにする必要があります。」と書きました。
※ 詳細は↓をクリックしてください。
この思いは全ての学校の先生方に共通するもので、都農町では年間4回、町内の各校に勤務する先生方が一堂に会して教職員研修会を行います。そのうち1回は各校輪番で授業を提供することになっています。本年度は、都農小学校が会場校となり授業を提供することになっています。
会場校以外は、午前中で授業を終了し、子どもたちは下校し、先生方は研修会に参加されます。そのような中で行う研修会ですから、授業を提供する方にも参観する方にも、明日への実践につながる何かがあればいいなと思っています。
会場校となる本校は、都農町の子どもたちの学力向上のために、どのような研修会にすればよいかを考え1学期から準備に取り組んでいます。
私たちは授業をする際に、学習指導要領に記載された指導内容を、児童の実態を踏まえ、授業を通してどのような力を身につけさせるのかを考えて授業をしています。それを参観する先生方によりわかりやすく説明するための資料として「学習指導案」というものを作成します。
9月17日(火)の職員研修の時間には、都農町教育委員会及び中部教育事務所から指導してくださる先生方をお招きして、5つのグループに分かれ、先生方一人一人の学習指導案を見ていただき、より充実した授業になるよう協議を行い、指導助言をいただきました。
町内の先生方とともに、本町の子どもたちの学力向上のために職員一丸となって研修に励みます。
学校図書館のお話 その①
9月17日(火)
突然ですが、以下の問題を○か×かでお答えてください。
Q1 学校には図書館を置かなければならない。
Q2 学校図書館について定められた法律がある。
Q3 学校図書館に置く本の冊数や種類は決まっている。
Q4 都農小の学校図書館の蔵書数は、約6500冊である。
Q5 宮崎県は生涯にわたって読書に親しむ「日本一の読書県」読書県みやざき」をめざしている。
正解は…
Q1→○、Q2→○、Q3→×、Q4→×、Q5→○
これは、夏季休業中に行った学校図書館に関する職員研修で出した問題です。
学校図書館法(第3条)により、学校には図書館を置くことになっています。学校図書館とは、単に本を置いている場所ではなく、「本などのさまざまな資料を収集・分類・整理・保管して、利用者に提供する施設」なのです。都農町には学校図書館のお仕事をしてくださる先生(以下学校図書事務の先生)がおられ、町内の5つの小中学校を巡回されています。常駐されているわけではありませんが、週に一度、本校にも足を運んでくださり、学校図書館の整備をしてくださっています。従って、本校にあるのは「図書室」ではなく「図書館」です。ただ、「図書館」というと公共図書館(都農町であれば町民図書館)と混同してしまうので「学校図書館」と呼ぶように心がけています。
下の写真は、学校図書事務の先生が夏季休業中に学校図書館でお仕事をされている様子です。
今年の夏季休業中に職員研修を行い、学校図書館の蔵書構成(所蔵された本に偏りがないか、学習資料として相応しい内容かどうか等)や館内の本の配置の見直し等を行い、本年度町からいただく予算とPTA予算でどんな本を購入するかを先生方に決めていただきました。
先生方の研修の様子は写真に撮れていないのですが、全ての先生方で学校図書館に係る作業をしていただきました。
その②では、プチリニューアルした学校図書館の話などをお伝えしたいと思います。
運動会の練習~5年生~
9月17日(火)
今日の1校時、5年生が運動場でリレー選手を選出するためのタイム測定をしていました。
休み明けではありますが、全員、全力でゴールに向かって走っていました。
ゴール後は、テントに入り水分補給をしていました。
熱中症対策を取り、子どもたちの体調管理をしながら、安全に運動会の練習を進めているところです。
運動会に向けて~表現(ダンス)の練習の様子~
9月12日(木)
残暑厳しい中、少しずつ運動会に向けての練習が始まっているようです。
というのも、校舎内を巡回していると、時々、聞き覚えのある音楽や子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきます。昨日は、体育館と5年生の教室から「エイサー」が聞こえてきたので、覗いてみました。
【5年1組】
~6年生のお手本を見て学んでいます~
~6年生を見る5年生の表情は真剣です~
【5年2組】
~5年生の視線の先には…~
~振付のチェックする6年生の姿が…~
体育館を覗いてみると、大太鼓やパーランクーを手にした6年生の姿がありました。尋ねてみると、6年生は5年生に振付を教えるグループと大太鼓等を練習するグループに分かれて活動していたそうです。
結団式は9月30日ですが、少しずつ運動会に向けた準備が始まっています。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
27   | 28   | 29 1 | 30   | 31   | 1   | 2   |
3   | 4   | 5   | 6   | 7   | 8   | 9   |
10   | 11   | 12   | 13   | 14   | 15   | 16   |
17   | 18   | 19   | 20   | 21   | 22   | 23   |
24   | 25   | 26   | 27   | 28   | 29   | 30   |