日知屋っ子日記(令和4年4月~)

2022年5月の記事一覧

アジサイの花

 北校舎の植え込みの一角にアジサイがあります。今、そのアジサイに青い花が付いています。

 アジサイには、赤や青、紫などの色がありますが、この色のベースになるのは「アントシアニン」という色素だそうです。このアントシアニンは通常赤色ですが、土の中から溶け出してきたアルミニウムと反応すると青色の変化するそうです。このアルミニウムをたくさん吸収したアジサイは青色、しなかったものは赤色、その中間が紫色になるのだそうです。なお、アルミニウムが溶け出す量は、水の酸性度によって決まり、酸性だとよく溶けて、中性~アルカリ性だとあまり溶けないそうで、土が吸収した水が酸性=青色、中性=紫色、アルカリ性=赤色になるということになります。

 富島中学校のプール横のアジサイも青色ですので、日知屋小や富島中の土は酸性土壌ということが言えそうです。

【北校舎の植え込みにあるアジサイの花】

アジサイの花

【富島中プール横のアジサイの花】

富中プール横のアジサイの花

たねをまこう(3年生)

 3年生は、理科の学習で種まきをしました。

 この「たねをまこう」の単元では、

○ 植物を育てる中で、これらのようすや周辺の環境、成長の過程や体のつくりに着目して、それらを比較しながら植物の成長のきまりや体のつくりを調べる活動を通して、それらについての理解をはかり,観察などに関する技能を身につけるとともに、おもに差異点や共通点をもとに問題を見いだす力や生物を愛護する態度、主体的に問題解決しようとする態度を育成する。

というのが目標となっています。

 3年生は、友だちと協力し合ってホウセンカやマリーゴールドなどの種をまきました。これからホウセンカやマリーゴールドが芽を出した時の違いについて記録したり、2つの草花の生長の違いについて調べたりしていくことになります。

 ホウセンカやマリーゴールドの生長はもちろん、観察記録を進める中での子どもたちの成長も楽しみです。

【3年生 種蒔きの様子】

種蒔きの様子

種蒔きの様子

給食受入れ室前の光景(給食委員会)

 本校は、毎日午前中5時間授業で進めています。5時間目が終わると、給食着に身を包んだ当番の子どもたちが、給食受入れ室にやってきます。

 給食受入れ室前で活躍しているのが、給食委員会の子どもたちです。まず、給食委員会の係の子どもが、当番一人一人の手にスプレーで消毒液をかけます。その後、受入れ室前で給食当番が整列・あいさつをして、給食委員会がその日の配膳で気を付けることを説明します。そして、給食受入れ室では、給食主任や技術員の先生方が、食器やおかず等、持ち運ぶものに間違いがないか優しくサポートしています。

 給食は、子どもたちの楽しみの1つですが、給食委員会や給食当番の子どもたち、そして先生方のこうした取組が安心・安全な給食へとつながっています。

【給食受入れ室前の様子】

給食受入れ前での手指消毒

給食受入れ室の様子

給食受入れ室の様子

非行防止教室(1年生)

 1年生を対象に非行防止教室を行いました。

 今回の授業では、宮崎県警察署生活安全部少年課、日向地区少年サポートセンターの署員の方と、日向警察署スクールサポーターのお二人に外部講師としておいでいただき、主に万引き防止に関するお話をしていただきました。

 授業の中で、1年生担任とサポートセンター署員の方が役割演技(ロールプレイ)をする場面がありましたが、息もピッタリで子どもたちもその場面に引き込まれていました。物を盗むと「窃盗罪」という罪になるほか、本人が盗まなくても友だちに物を盗んでくるように頼んでも「窃盗教唆」という罪になることも学習しました。

 とてもいい学習ができました。警察署の講師の先生方、どうもありがとうございました。

 

【1年生、非行防止教室の様子】

非行防止教室 1年生

非行防止教室 1年生

非行防止教室 1年生

地震・津波想定避難訓練(全学年)

 地震・津波想定の避難訓練を行いました。

 宮崎県では、南海トラフ巨大地震が発生すると、県内全域強い揺れに襲われ、日向市を含む13市町が最大震度7になると想定されています。さらに、本市では最大津波高が約17m、最短津波到達時間は14分となっています。(宮崎県 南海トラフに関するHPより)

 本校は、海や川が近くにあり、津波の被害を受けやすい地域にあります。そこで、今回の避難訓練では、地震が収まってから全校で学校の近くにある高台まですばやく避難することに焦点化して訓練を行いました。無駄話をすることなく全員が真剣に避難することができました。

【地震・津波想定避難訓練の様子】

地震想定避難訓練の様子

地震想定避難訓練の様子

地震想定避難訓練の様子

 なお、県では家庭での備えとして、次のことを呼びかけています。

最低3日分、推奨1週間分の食糧や飲料水などを備蓄しておく。
・ラジオ、懐中電灯、医薬品など非常持出品を準備する。
・テレビや夕ンス、食器棚などの家具の転倒防止をする。
・避難所の位置や安全な避難経路を確認しておく。
・災害時における家族間の連絡方法を確認しておく。

 備えあれば憂いなし!

 日頃から万が一に備えて準備をしておくといいですね。