日誌

校長のつぶやき(2016~2017年度)

一貫校ならでは

 寒さが少し和らいだある日の昼休み。学校自慢のふれあいスペース「光の庭」で、なにやら楽しそうに遊ぶ子どもたちの姿がありました。

よく見ると、小学生と幼稚園生が一緒になって段ボールでつくった迷路や隠れ家で遊んでいます。じつはこれ、2年生が図工「だんだんダンボール」で作成した立派な作品。思い思いのアイデアで作られた作品がつながって、いつの間にか巨大なものになっていました。子どもたちがこれを見逃すはずはありません。昼休みを待って、他の学年や幼稚園生が大挙して遊びに参加したようです。下級生に丁寧に遊び方を教える2年生の姿も頼もしく感じました。わざわざ打ち合わせをしたり特設の機会を設けなくても、こうして自然にかかわり合える環境があることは、これからも大切にしていかなければなりません。
 ちなみに、ダンボールで遊ぶ子どもたちのそばを「楽しそうだなあ。入ってみたいなあ」といわんばかりの顔で通り過ぎる中学生がいたことも申し添えておきます。